第32話「黒髪きって捧げます」 作画監督 田中英二・水村十司
前回、帰国した忍の部下たちから忍の戦死(行方不明)を告げられて悲しみのどん底に落とされた紅緒、雨の街をさまよううちに、軍人たちと喧嘩沙汰を起こして、警察に捕まってしまう。
紅緒はのちに反政府主義者と間違われて投獄されるという憂き目を見る(アニメでは描かれない)のだが、少女漫画のヒロインで、これだけ何度も警察の厄介になるキャラクターもいないだろう。
紅緒は、伊集院家の恥になるからと警察の取調べにも無言を貫いた為、なかなか解放して貰えず、留置所の中で一夜を明かす羽目となる。
だが、その日は忍の葬式が行われることになっていて、いつまでもそんなところで愚図愚図してはいられない紅緒だった。
牛五郎は早朝、警察署の門衛に頼み込んで、紅緒に鉄格子越しに会わせて貰う。

牛五郎「親分、何で名前を言わねえんです?」
紅緒「伊集院家の家名に瑕をつける訳にいかないでしょ」
牛五郎「そんなこと言ったって、明日は少尉のお葬式ですぜ」
紅緒「牛五郎、伊集院家の名前を出さずにここから出して貰う方法はないかしら?」
牛五郎、紅緒の頼みを引き受けたものの、何か良い思案があるわけでもない。仕方なく、蘭丸に事情を話してその才覚に頼ることにする。
ちなみに牛五郎の台詞では、葬式は明日と言うことになっているのだが、ナレーターははっきり今日が葬式だと言っていて、食い違いが見られる。

蘭丸も、何か妙策がある訳でもなかったが、当たって砕けろとばかり、メイド姿からピシッとしたスーツ姿に着替えて、警部(署長?)の部屋に飛び込む。
蘭丸「ごめんください」
警部「あんたが引き取り人かね? 全く困るのだ、ああいうことをされては。折角だが反省の為、一日や二日留置しておくつもりだから」

蘭丸「あのう、そこをなんとか……」
今回、作画は最上級なのだが、若干蘭丸の髪の量が多過ぎるような。
ま、原作に忠実と言えば忠実なのだが……。

それがアップになると、背景が全て髪の毛で覆われてしまい、見方によっては暗闇をバックにした、左右上下に切れ込みのある、変な形の顔に見えてしまう。

警部「君の名から聞こう、君の名から」
蘭丸「……しらざあ言って聞かせやしょう!」
蘭丸、歌舞伎役者らしく、いきなり「白波五人男」の弁天小僧の名台詞を張り上げて警部を驚かせると、ぴょんと机の上に腰掛け、

蘭丸「姓は藤枝、名は蘭丸!」
拍子木の音にあわせて見得を切る。

警部「なに、す、すると……なるほど、こりゃ本物だ」
警部、読んでいた芸能雑誌を急いでめくって、目の前にいるのが若手歌舞伎の人気者、藤枝蘭丸だと知り、嘆声を放つ。

警部「いやぁ、うちのカミさんが君のファンでの、あ、いや、つまり、本官もうっふふ、分かるだろう、君ぃ? いやっははっ」
蘭丸「……ええーい、もう紅緒さんのためだーっ!」
くねくねと気持ち悪く迫る警部に、蘭丸も一瞬「ゲッ」となるが、ほとんどヤケクソ気味にその要求に応じる。

蘭丸「じゃ引き取らせてもらいますよ」
警部「本官、しゃーせーっ!」
蘭丸「うふっ、今のはワイロ!」
と言っても、別にお茶の間に流せないような過激なことではなく、その頬にキスをするだけであったが、有頂天になった警部はあっさり紅緒の釈放を許可してくれる。
蘭丸は警官に留置所に案内される。檻の中で再会した二人はしばらく互いの目を見詰め合う。

蘭丸「何も言わなくていいんだよ、一番僕が分かってるつもりだもの」
紅緒「蘭丸……う、う、う、ああーっ! あ、あっああ……」
紅緒、不意に蘭丸の胸にむしゃぶりついて、今まで心の底に押さえていた思いを爆発させ、堰を切ったように涙を溢れさせる。
蘭丸はただ黙って紅緒の悲しみを受け止めてやった。ひとりの人間を真剣に愛したことのある蘭丸には、忍を失った紅緒の悲しみが、痛いほど分かるのだった。
紅緒は人目も憚らずひたすら蘭丸の胸で泣き続けた。涙が枯れ果てるまで……。
屋敷に帰った紅緒であったが、前日、土砂降りの中を歩いたせいか軽い風邪にかかっており、寝巻き姿でベッドに横になっている。

伊集院伯爵夫人が紅緒の様子を見に来る。紅緒は慌てて半身を起こす。
紅緒「あ、おばあさま」
伯爵夫人「あ、そのままでいらして……雨の中を濡れて歩くなんて無茶ですよ」

紅緒「ごめんなさい、かえってご心配を掛けて」
伯爵夫人「でも、思ったよりお元気そうで何より」
いやぁ、この紅緒の横顔、実に良く描けている。
紅緒「おばあさま、お客様が見えてるんですか」
伯爵夫人「ええ、親族が」
紅緒「明日のお葬式に備えて?」
伯爵夫人「いえ、忍さんが亡くなって財産をどうするか」
紅緒「なんですって?」
あら、ここでも葬式が明日になっている。
ま、別にどっちでもいいんだけどね。
階下の客間で、伯爵が数人の親戚たちと会っている。
強欲な彼らはひたすら伊集院家の財産のおこぼれに預かろうとしているようであった。
もっとも、死んだのはあくまで相続者の忍であって、戸主である伯爵はピンピンしているのだから、今すぐ伊集院家の財産をどうこうする話になるのはおかしいんだけどね。
伯爵「黙らんか! どいつもこいつも金の亡者になりおって……余計な詮索は無用にせい。紅緒は実家に帰すつもりじゃ」
紅緒を帰すと言う伯爵の言葉に親戚たちは安堵の表情になるが、次の言葉を耳にして仰天する。

伯爵「それに、伊集院家には財産などない!」
親戚たち「なんですってえ!」 ナイスリアクションの親戚たち。
原作では、親戚たちはアシスタントが描いているのでかなり適当な顔になっているが、アニメではしっかり個性が描き分けられている。
彼らのやりとりを引き取る形で、伯爵夫人が紅緒に財政事情について説明している。

伯爵夫人「そうなんですよ、今までは忍さんが跡を継ぐということで、一応の体面は保ってきましたけどね」

紅緒「おばあさま!
ちょっと何言ってるかわからない」
これは原作にもそっくり同じ文言が出て来るが、ほんとに何言ってるのかわからないのである。
要するに、屋敷の広大さほどには台所事情は芳しくないと言うことなのだろう。
実際、伊集院伯爵家は家柄華族で、しかも侯爵、公爵などに叙される名家・大大名でもない、ただの公家の出身なので、元々それほど財産はなかったと思われる。
金禄公債や旧堂上華族保護賜金、華族の利殖の為に設立された第15銀行(華族銀行)の株式などの配当金も、こんな屋敷を維持していく為には微々たるものだったのだろう。伯爵は、貴族院議員にも互選でなれるのだが、劇中では一切言及されていないので、貴族院議員としての収入もなかった筈だ。
もっとも、少し後に、伯爵夫妻の金銭感覚が庶民とかけ離れたぶっ飛んだものだったことが判明するので、伊集院家の経済的逼迫はそこにも原因があったのだろう。
一方で、だいぶ後になって、このどさくさに紛れて金の亡者の親戚たちが、伊集院家の土地や山林を掠め取っていたことが判明する(アニメでは描かれない)。
……と言うことは、しっかり不動産があるじゃないかと言うことになって、割と矛盾である。
それはさておき、夫人も紅緒に忍のことは忘れて実家に帰り、新たな人生を送って欲しいと頼む。
紅緒「おばあさま、私、いつまでもおばあさまのおそばにいます」
伯爵夫人「ありがとう、でもね、いつまでも死んだものを悲しむのは年寄りだけで十分」
翌日、如月が紅緒に喪服に着替えるよう促すが、紅緒はその喪服をしまうと、家を出る時に父親から渡された白い喪服……亡き母親の形見で、二夫にまみえずと言う誓いの証……を取り出して着ようとする。

さらに、畳の上に紙を広げて、その上で自分の髪をハサミで切り始める。
如月「べ、紅緒様、なにをなさいます!」
如月、ショックで紅緒がおかしくなったのではないかと狼狽するが、それは紅緒の忍に対する誠意の証であった。
つまり、別に尼さんになる訳ではないが、髪を切って出家したつもりになって、引き続き忍の妻としてこの伊集院家に留まろうと言う決意の表われであった。
紅緒(少尉、私は想いを伝えないままにあなたを死なせた。だから、だから……)

で、このハサミで髪を切ると言うどうってことのないアニメーションが、実に良く描けていると思うのだ。
思えば、もう15年くらい前になるが、初めてこの作品を見た管理人が、水村氏や西城氏のアニメーションの素晴らしさに気付いたのは、実にこのさりげないシーンがきっかけだったように記憶している。
そして今、やっとその画像をブログに貼ることが出来て、管理人は感無量である。
さて、忍の葬式が、忍の遺骨もないまま営まれる。

親戚「しかし、財産が全くないとは」
親戚「あるのはこの家だけか」
葬式の最中でも、金のことしか頭にない親戚たち。
と、そこへ現われた紅緒の姿を見て列席者は一様に驚きの声を上げる。

何故なら、紅緒が、死に装束のような真っ白な喪服を着ていたからである。

紅緒(少尉、これが私の花嫁衣裳……あなたへの生涯変わらぬ愛の誓い)
周囲の目など意に介さず、真っ直ぐ忍の遺影に向かって、心の中で語り掛ける紅緒。
で、これ以降、最終回まで、紅緒の髪型はショートになるのである。
紅緒はまた、忍の代わりに伊集院伯爵夫妻の面倒を見ると、遺影に手を合わせながら誓う。口に出さずとも、伯爵夫妻には紅緒の気持ちが手に取るように分かり、その優しさに胸が熱くなるのだった。
同じ頃、中庭の片隅で、紅緒に劣らぬ誠の愛を陰ながら忍に手向けている女性がいた。芸者・吉次である。

牛五郎「おめえさん、こんなところで……」
蘭子「何を遠慮してるのよ、さ、いきましょ。ご案内します」
牛五郎「そうだよ、親戚のガリガリ亡者どもより姉さんのお焼香の方が少尉はどれほど喜ぶか……」
吉次はあくまで遠慮するが、蘭子たちが半ば強引に彼女を屋敷の中へ引っ張って行く。
だが、葬儀場の入り口で、芸者のような下賎なものを通す訳にはいかんと、受付の男性たちと悶着になる。

牛五郎「うるせえっ、おめえなんか引っ込んでな!」
蘭子「そうよ、この方にご焼香して頂くのよ!」
吉次も、つと進み出て、
吉次「私のようなものが来てはいけないことは分かっております。でも、せめて若様にお別れだけでも……」
ちなみに原作でも吉次は焼香に訪れるのだが、そこではかなり派手な着物を着ているので、受付の男性が追い返そうしたのも無理はないと思わせてしまうのだが、アニメではちゃんと地味な喪服に着替えさせている。
そこへ紅緒が凛とした声で助け舟を出す。

紅緒「その方をお通しして!」
親戚「えっ、しかし、この人は芸者ですよ」
紅緒「たとえ芸者でも、吉次さんはあなたがたよりずっとご焼香して頂くにふさわしい方です!」
紅緒は吉次の前に立ち、親しくその手を取り、
紅緒「ありがとうございます、吉次さん、少尉もどんなに喜んでいるか分からないわ」
吉次「すいません、お嬢さん」
いわば「恋敵」とも言うべき吉次であったが、紅緒は何のわだかまりもなく彼女を招じ入れる。
考えてみれば、吉次は思いを寄せた男性を二人とも戦争で亡くしていることになる訳で、戦争の犠牲者と言えるだろう。まぁ、忍は後に生きていたことが分かるのだが、アニメ版では吉次と忍が再会することはなかった。原作では何故か、紅緒の父親の花村少佐と良い感じになっちゃうだけどね。
ところで、友人の多かった忍の葬式なのに、葬儀に家族と親戚しか参加していないと言うのはやや奇異に映る。最低でも、忍を愛していた環や、親友・高屋敷はこの場に来ていないとおかしいだろう。

その後、別室で、伯爵夫妻と紅緒が話している。
紅緒「おじいさま、私、少尉のお嫁さんとしてずっとここに居させて下さい」
伯爵「しかし、お前、若い身空で……第一、婚約しただけで籍も入っておらんし、お前は自由の身なのじゃ」
伯爵は、紅緒に実家に帰るよう勧めるが、紅緒の決意は揺るがない。
紅緒「一旦嫁したからには、私はもう花村家の娘ではありません。これからは少尉の代わりに紅緒はおじいさまたちの孫になります!」 伯爵「紅緒っ」
感動的な宣言であるが、「まだ嫁してねえだろっ!」と言うツッコミはとりあえず入れておきたい。

と、彼らの会話を盗み聞きしていた親戚たちがゴキブリのようにあちこちから湧いて、口々に異議を唱える。
親戚「それじゃ、この家はこの子の者になると言うのか」
親戚「この家だけでも大した値打ちだと言うのに横取りするとはけしからん」
親戚「我々は認めませんぞ!」
親戚「こんな大切なことを勝手に決められてたまるか!」
親戚「何処の馬の骨とも分からない者にこの家を渡せるか」
親戚「財産を独り占めしようなんて全く図々しい女だわ」
彼らは紅緒に屋敷を取られることを危惧しているようだが、彼らも知っているようにまだ入籍もしていない紅緒が、恐らく世襲財産に設定されている筈の屋敷を相続することなどありえないので、そのことでギャアギャア騒ぎ立てるのはいささか理解しがたい。
それと、伊集院家の親戚が、揃いも揃って金の亡者、と言うのも変である。ま、その辺をリアルに描写すると、描く方が疲れちゃうからね。
牛五郎「うるせえっ、さっきから黙ってりゃなんだい、遺産とか財産とかよー、おめえさんたち、華族さんだかなんだか知らないが、ひとりぐれえ少尉の為に泣いてやろうって奴はいねえのかよーっ」 そこへ牛五郎が飛び込んできて、親戚たちを頭ごなしに激しく怒鳴りつける。
乱暴な言葉遣いだったが、それは伯爵たちのありのままの気持ちであったろう。
紅緒(私、少尉が亡くなったなんて信じられないわ……)

紅緒「そうよ、証拠もないのに!」
牛五郎の言葉に再び忍の生死についての疑問が紅緒を撃ち、紅緒は思わず声を上げる。そして親戚たちの前に正座し、改まった口調で申し渡す。
紅緒「ご親戚の皆様方、少尉がはっきり亡くなったと分かるまで、この家は私が管理します。よろしいですね!」
親戚「ええーっ!」
結局、紅緒はその勢いだけで口うるさい親戚たちを黙らせてしまい、彼らはこれ以降、ストーリーに関わらなくなる。この辺も、あまりに簡単過ぎてやや物足りないが、そんな浅ましいいさかいなどを少女漫画の読者が読みたがるとは思えないので、妥当な処理だったと言えるだろう。
紅緒「言ってしまった、勢いに乗じて……でもほんとはわかんない、少尉が生きてるかどうかなんて……でも、生きていて欲しいと思う。そんな望みに縋っていたい。そうでなければ辛過ぎる」
親戚たちが帰った後、黄葉したイチョウの葉が舞い仕切る中、ひとりつぶやいている紅緒。
蘭子「紅緒さん、それで白い喪服を……」

蘭子「いやだっ、いやだよ、紅緒さん、そんなもの、そんなもの脱いじまえよーっ! こんなもんで、一生少尉に縛り付けられるなんて……紅緒さん、脱いじまえよーっ!」
これから一生、紅緒は忍の面影を抱いて生きているのか……、忍と同じくらい紅緒を愛している蘭丸、堪らなくなって紅緒に飛び付き、いつになく男っぽい語調で迫る。

紅緒「よして、よして、蘭丸! ……あっ」
その手を振り解こうとするが、思いがけない蘭丸の力に突き飛ばされる紅緒。

紅緒「……」
倒れた時のポーズと言い、しどけなく向き直ったポーズと言い、ここの紅緒は実に色っぽい。

蘭子「ごめん」
紅緒「蘭丸、いつの間にか私より背が高くなって、力もこんなに……」
襟元を直しつつ、つい最近まで自分の弟分みたいだった蘭丸の急成長ぶりに、驚きを隠せない紅緒。

紅緒「……蘭丸、家に帰りなさい。もうここにいちゃいけないわ」
蘭子「紅緒さん、どうして? 僕が嫌いになったの?」
紅緒「ううん、そうじゃないの。いつまでもこんなところにいて、私にくっついてばかりじゃいけないのよ。家に帰ってちゃんと修業して、立派な役者になるのよ、それがあんたの夢だったでしょう」
紅緒、きっぱりした口調で蘭丸に、ここを出て自分の道を歩き出すよう促す。
最初は駄々をこねていた蘭子だったが、紅緒の頑なな態度を見て、不承不承それに従うことにする。
蘭子「でも、紅緒さん、いつでも困ったら僕を呼んで、僕、いつでも、どんな時でもきっと紅緒さんを助けに来るよ」
紅緒「ありがとう」
蘭子「あなたが好きだ。好きだ、好きだ!」 蘭子、いや、蘭丸は、最後にイチョウの幹に両手を突いて、思いの丈を男らしく告白する。
アニメでは「好きだ」を繰り返させているが、原作は「あなたが好きだ」だけである。どっちかと言うと原作の方が良いかな。
蘭丸はそれだけ言うと、涙を流しながら、振り返らずに木立の向こうへ走り去っていく。
ひとりで屋敷への並木道を歩き出した紅緒だったが、数歩歩いては忍のことを思い出し、涙がこぼれるのを抑えられない。
そこへ伯爵夫人が来て、紅緒の心情を気遣うが、紅緒は無理に笑顔を作り、明るく振舞う。

紅緒「いいえ、なんでもありません。私、元気、このとおり! それにこの家のこれからのこと決めなくちゃならないし……ああ、忙しい忙しい」

紅緒(そうだ、泣いているばやいじゃないのだよ!)

紅緒(こらっ、しっかりしろ、紅緒! こんなことじゃ、はいからさんの名が泣くぞ!)
後から後から溢れる涙を拭こうともせず、自分で自分を叱り付けながら、屋敷へ駆けて行く紅緒であった……と言うところで33話へ「つづく」のであった。
さて、今回、妙にストーリーが充実していると思ったら、原作を一気に20ページ以上消化していた。
だから、余計な水増しシーンがないぶん、レビューするのが大変だった。
それにしてもほんと、水村氏・西城氏の描く紅緒の顔は良い!
ネットでこのアニメ(作画)の素晴らしさを訴えたいと思い立ってはや10年以上経ったが、漸くその一半を果たせたと言う思いを噛み締めている管理人であった。
・参考文献……「華族歴史大辞典」(新人物往来社)
(C)大和和紀・講談社・日本アニメーション
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