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「青春オーロラ・スピン スワンの涙」 第5話「ゼロからの出発!」

 第5話「ゼロからの出発!」(1989年5月8日)

 なんだか良く分からないまま、ミカはバレリーナの夢をポイと捨て、森谷コーチの指導の下、シンクロの選手として再出発することとなった。

 4話まで丹念にストーリーを追いかけてレビューしたつもりの管理人でさえ、なんでミカがシンクロをやらなければならないのか、いまひとつピンと来ないのが、このドラマの最大の弱点である。

 
 冒頭から、無駄毛の剃り跡も生々しいワキを全開にして、プールサイドでストレッチをしているミカ。

 ナレ「数奇な星の下に生まれた運命の子、ミカは今、クラシックバレエを断念し、未知の世界であるシンクロナイズドスイミングの選手になることを決意していた。それは顔も覚えていない自分を捨てた母に対する挑戦であった」

 重々しくナレーションが語るのだが、「数奇な~」と言うのは明らかに盛り過ぎだろう。

 単に、幼い頃に両親が離婚して、その後、水恐怖症になったと言うだけのことなんだから。

 往年の大映ドラマなら、さらに、節也とミカに血の繋がりがなかったとか、ミカと健吾が血を分けた兄妹だったとか、稔の正体が竹内力だったとか、そんなドロドロした設定も出てくるところだが、この作品にはその手の仕込みはあまりない。

 やがて、順子とコーチたち、ミカと同じ水着を着た涼子たちがぞろぞろやってくる。翔子は、改めてミカが正式にシンクロのクラブ員になったことを発表する。

 
 景子「ミカさんもシンクロをやるんですかー」
 翔子「ええ、そうよ、今日からあなたたちの仲間になります」
 冴子「先生は、水恐怖症の子にシンクロをやらせるつもりなんですか」

 
 翔子「ミカさんは自分自身の意志の力で水恐怖症を克服したわ」

 
 ミカ「……」

 さらりと言ってのける翔子に、「え、そうでしたっけ?」とでも言いたげな視線を向けるミカ。

 今までの経緯を見る限り、誰がどう見ても、翔子が無理矢理克服させたようにしか見えないのだから当然であろう。

 
 ミカ「私はバレエをやっていたけれど、シンクロをやるのは初めてなので皆さんの練習の邪魔にならない様に一生懸命頑張りたいと思います」
 景子「こちらこそ」

 ミカの控え目な挨拶を受け、景子が反射的に拍手するが、涼子をリーダーとする主流派は、憮然とした表情を崩さない。

 
 そんな中、以前からの友人である千絵や、性格の良い景子が真っ先に進み出て握手を求めてくれる。

 天才バレリーナとしてちょっとした有名人であったミカと握手しようと、ミーハーな気分で明子も積極的に話しかける。

 
 ミカは押し黙っている女王的存在の涼子に自分から手を差し伸べるが、涼子は差し出された手には見向きもせず、「頑張れるだけ頑張ってみるといいわ」と、素っ気無い返事をする。

 涼子はミカなど眼中に無いと言う感じで、母親でもあるオーナーの順子に、翔子を自分たちの専任コーチに戻して欲しいと頼み込むが、順子は却下する。

 
 前々からミカのことを邪魔者扱いして来た涼子や冴子たちは、本格的にミカが自分たちと同じ舞台に立つことを知り、忌々しさと同時に脅威を感じていた。

 とても器の小さい涼子たちは、ストレッチの最中、本当に水恐怖症が治ったのかどうか試そうと、わざとミカをプールに突き落とす。

 
 最初はさすがに戸惑っていたミカだったが、以前のように取り乱すことなく、逆に自分から水の中に潜り、さらに見事な泳ぎを披露して涼子たちにギャフンと言わせるのだった。

 涼子「ギャフン」
 冴子「ギャフン」
 加奈子「ギャフン」
 典子「ギャフン」

 で、この4人および明子が、前半における、ミカいじめの中心グループとなる。

 
 千絵「先生、ミカさん、楽しそうに泳いでいますわ!」
 翔子「……」(シカト)

 翔子、基本的に、自分の利益になる人間としか口を利かないことにしているのである(註・違います)。

 やがて、千絵を皮切りに、あの4人を除くメンバーが次々とプールへ飛び込み、ミカの周りに集まってその勇気と泳ぎを賞賛するのだった。

 それを見た涼子が、悔しそうに唇を結び、眉間に深い縦皺を寄せたのは言うまでもない。

 
 その後、学校へ行く為に、更衣室で着替えをしている選手たち。今のは早朝練習の時間だったのである。

 冴子「千絵さん、あなたって割とミーハーなのね」
 千絵「なんのことかしら?」
 加奈子「ちょっとマスコミに載ったことがある子見ると、すぐ友達になりたがる人っているわよね」

 ミカのことが目障りでしょうがない4人は、彼女と親しくしている千絵にも攻撃の鉾先を向ける。

 
 千絵「ミカさんは私のクラスメイトよ、それに私、ミカさんが好きなの」

 が、ミカと違って雑草育ちで気が強く、涼子もその実力に一目置いている千絵は、怯まずに公言する。

 
 典子「驚いた、千絵さんにレズっ気があったなんて知らなかったわ」
 千絵「失礼なこと言わないで!」

 千絵、強く言い返すと、憤然とロッカールームを出て行く。

 残った4人組は、引き続きミカの悪口を言い合う。

 
 冴子「ミカもフェアじゃないわよ、水恐怖症だなんて言っちゃってさ、なに、泳げるんじゃない」
 加奈子「私たちみんなバカにされたような気分よね」
 典子「ミカなんか問題にすることないわよ」

 
 涼子「問題になんかしてないわ。ただ、私はあの子が嫌いなの、あの子見てるとむしょうに腹立たしいのよ」

 武田久美子さんのお下げ髪、はっきり言って似合ってないが、でも可愛い。

 
 典子「そのうち音を上げて逃げ出すわよ」
 冴子「逃げ出さなかったらこっちで音を上げさせてやってもいいんだし」

 早くもミカに対するイジメが始まりそうな、冴子の不気味だけど可愛い笑み。

 一方、別室で翔子と話しているミカ。

 
 翔子「楽しそうな顔して泳いでたわ」
 ミカ「楽しくて泳いだんじゃありません。負けたくなかったんです、水にも、あなたにも」
 翔子「泳げると分かって安心したわ、トレーニングマニュアルを作っておいたわよ」

 その練習メニューは、ごく初歩的な内容だったので、かつてスイミングスクールに通っていて多少自信のあるミカは、不満そうだったが、

 翔子「1からじゃないわ、0から始めるのよ、あの程度の泳ぎではシンクロには通用しないわ。少なくとも5年間はみんなより遅れてると思ったほうが良いわね」

 と、厳しい現実を突きつける。

 そして翔子は、ミカがシンクロの有名選手として活躍するようになれば、きっと、彼女を捨てた母親の目に留まるであろうと、強引にミカの闘志を焚き付ける。

 と言う訳で、まずはシンクロを習う前に、基礎となる泳ぎを鍛錬すべく、ミカと翔子のマンーツーマンの特訓が開始される。

 選手たちの一日は、早朝から深夜まで、シンクロの練習以外にも、ウェイトトレーニングやジャズダンスなど、休む間もない過酷なメニューで埋め尽くされ、その一方、きちんと学校にも行かなくてはならず、

 
 まだ慣れていないミカは、一日が終わると何も考える気力もないほど疲れ切っており、自室に入ると、泥のようにベッドに倒れ込むのだった。

 だが、その眠っているミカのところに翔子がやってきて、二人きりで合宿した時から続けている、ミカのアキレス腱の傷に日本酒を擦り込むと言う治療を、黙々と行うのだった。

 それにも気付かず昏々と眠り続けるミカを見る翔子の目は、娘を見守る母親のように優しかった。

 翌朝、涼子は自宅で両親の会話を立ち聞きして、ミカがナショナルチームに入れるほどの素質の持ち主だと翔子が考えていると知り、ショックを受ける。

 
 一方、スイミングクラブに寝泊りしているミカは、ひとりで朝食を摂っていた。

 その凄まじいボリュームを前に、ミカはいかにもゲンナリした様子であった。そこへ翔子がやってきて、

 
 翔子「何にも食べてないじゃない。残さないで全部食べなきゃ駄目よ」
 ミカ「こんなにたくさん食べられません」
 翔子「シンクロはバレエとは違うのよ、普通の人の二倍も三倍もカロリーを消費するの、その分、食事で補給しなければ体が持たなくなるのよ」

 
 ミカ「私は昔から少食なんです。それでもスタミナは十分持ちますから、大丈夫です」
 翔子「ミカの食事の献立は全て私がカロリー計算して作ったものよ。倒れたくなかったら、全部食べることね」
 ミカ「ブタのように私を太らせるつもりなの?」
 翔子「太らせやしないわ。食べた分のカロリーは全部私がプールの中で使い切ってあげます」
 ミカ「とにかく、食事まで強制されるのはごめんです!」

 翔子の説教も聞かず、ミカはほとんど食事に手を付けずに部屋を飛び出してしまう。

 それでも、練習は行うが、

 
 やはり翔子が言ったように体が持たず、途中で勝手にプールから上がってしまう。

 この競技用の水着はひたすら色気がなくてつまらないのだが、それでもこのいかにも育ち盛りという感じのふっくらしたボディ、おいしそうですね!

 
 翔子「プールの中に戻りなさい!」

 が、翔子は情け容赦なくミカをプールに突き落とし、練習を続行させるのだった。

 
 ミカ「千絵さん、凄いわ、どうしてそんなにたくさん食べられるの?」
 千絵「食べなければ持たないじゃないの」
 ミカ「私なんかとても……」

 学校の昼食時間、ミカは隣の席の千絵の健啖ぶりを見て、思わず嘆声を放つ。

 
 千絵「ミカさん、シンクロの練習で一番つらいものはなんだか知ってるかしら?」
 ミカ「……」
 千絵「驚くなかれ、食事なのよ」
 ミカ「食事ぃ?」

 シンクロ選手としてはずっと先輩の千絵、とにかく大量に食べることがシンクロ選手としての義務だと教えてくれる。

 
 ミカ「そんな思いまでして、千絵さんはどうしてシンクロをやっているのぉ?」

 不意に、ミカが根本的な質問をぶつけてくる。

 千絵「そうねえ、そう言うドラマだからねえ……」
 ミカ「なるほど」

 じゃなくて、

 千絵「私? そうねえ、好きで始めたんだもの、私だってシンクロの頂点に立ってみたいわ。一度で良いから世界選手権でメダルを取ってみたい。ふっ、夢かも知れないけど」

 千絵は笑顔で答えてくれるが、あまりミカの質問の答えにはなっていないのだった。

 
 ミカ「千絵さんなら夢ではないわ」
 千絵「何言ってるの、ミカさんも同じよ」

 放課後、ミカと千絵を除くメンバーが、クラブの一室で少し早めの夕食を摂っている。

 彼らは自宅通いなので、基本的にはお弁当であるが、弁当を作ってくれる家族もいないミカには、どこかのレストランから翔子が特別に作らせているというメニューがその都度届けられてくるようになっていた。

 冴子「でもお姫様は、ここんところ食欲がないみたいよ、少しは刺激を与えてやった方が良いみたいね」

 
 ミカをいじめることだけが生き甲斐の冴子は親切ごかしに言うと、届けられたミカの食事に、タバスコを大量に盛ると言う、自分の卑小さや幼稚さが浮き彫りになるだけのしょうもないいたずらを仕掛ける。

 まぁ、可愛らしいと言えば可愛らしいいたずらなんだけどね。

 
 加奈子も、後年の和久井映見さんのイメージとは懸け離れた性格なので、一緒になってトンカツに大量のマスタードを塗ると言う、これまたパンチの弱いいたずらをして、冴子と顔を見合わせてニンマリする。

 うう、可愛い……。

 
 それを目の前で見ていた明子、思わず、「ひどいよー、こんなの食べられる訳がないじゃない!」と、抗議する。

 だが、冴子たちはすかさず、なかなかシンクロが上達せず、そのことで悩んでいる明子に、「あなたがクビにされるかどうかは涼子の母親であるオーナー次第」と揺さぶりをかける。

 明子「私は大飯喰らいだけど、練習は真面目にやってます。涼子さん、オーナーに私をクビにしないように頼んでください」
 涼子「あなたが一生懸命なのはみんなが認めているわ。私が許せないのは練習を怠けたり、練習の邪魔になる人間なの、分かるわね?」
 明子「はい、分かります。あの、カラシもっと付けちゃいましょうか?」

 涼子にそうにこやかに謎を掛けられると、明子はたちまち態度を一変させ、自分も冴子たちと同じことをしてご機嫌を取ろうとするのだった。

 惨めったらしいほど最低の人間性をさらけ出してしまう明子だったが、組織や共同体を最も腐敗させるのは、涼子たちよりも、むしろこういうタイプの人間なのではないかと、管理人は考えている。

 もっとも、明子が実際に悪戯をする前に、ミカと千絵が連れ立ってやってくる。

 
 涼子たちがニヤニヤしながら見守る中、冴子のタバスコスパを何気なく口に入れたミカ、当然、こんな顔になる。

 もしこれが管理人だったら、とりあえずテーブルをひっくり返して暴れ回ってるところだが、基本的に耐え忍ぶキャラのミカは、

 
 千絵「ミカさん、どうしたの?」

 
 ミカ「ううん、なんでもないわ」

 親友の千絵に聞かれても、何気ない風を装って答えるのだった。

 冴子たちの仕業だと知りつつ、なおも料理を口に運ぶミカだったが、さすがに我慢できなくなり、口元を押さえて部屋を飛び出す。

 そんなミカを千絵が背後から心配そうに見守っている。

 
 冴子「ミカの奴、そろそろぶっ倒れるわ」

 ミカの苦しむ様子を愉快そうに眺めるいぢわる三人娘。

 いぢわるだけど、みんな可愛いんだよね。個人的には冴子が一番好みだなぁ(知るかハゲ)

 
 その後、なんとかいつもの練習メニューをこなすミカであったが、朝も晩もろくに食事をしていないので、傍から見てもいかにもしんどそうであった。

 さて、スイミングクラブの受付の前で、紙袋を抱えた健吾がうろうろしているのを、稔が見掛けて話し掛ける。稔は水泳選手としてクラブに所属しているのだ。

 
 稔「お前、こんなところでなにやってんだ?」
 健吾「ミカちゃんにこれを届けようと思って」
 稔「差し入れならフロントに預ければ済むことじゃないのか」
 健吾「顔を、見たいと思って……」

 
 稔「はっ、割と素直じゃないか。ミカならそろそろプールで始める頃だ、ついてこいよ」
 健吾「えっ」
 稔「はっ、顔ぐらい見せてやるさ!」

 稔、戸惑う健吾をプールの方へ連れて行く。なかなかのナイスガイである。

 
 稔「ミカのシンクロ、楽しみだな」
 健吾「ミカちゃんがシンクロを?」
 稔「なんだお前、そんなことも知らなかったのか? 情けねえボーイフレンドだなぁ」
 健吾「ミカちゃん、疲れてるみたいだ」
 稔「そりゃそうさ、鬼の森谷のしごきにあって、逃げ出さないのが不思議なくらいだ」

 翔子の鬼コーチぶりはスイミングクラブの中でも有名らしい。

 その翔子、10分遅刻したミカをそれこそ鬼のような形相で叱り飛ばしていた。

 
 遠藤「練習を休みたいといってるんですが……」

 翔子に比べると観音様のように優しい遠藤コーチがおずおずとミカの意見を伝えるが、

 翔子「練習を休む正当な理由がないわね! ミカ、プールに入りなさい」

 鬼の翔子がそんなことを許可する筈もなかった。

 ミカ、なんとかプールに入ろうとするが、あまりのつらさに、また水恐怖症が再発しそうになる。

 
 翔子「ミカ、水が怖いなんて言いだすんじゃないでしょうね? そんなものはとっくに克服した筈よ」
 ミカ「私を休ませて! せめて今夜だけでも」

 プールサイドにしゃがみこんで哀願するミカだったが、情け容赦のない翔子は、その背中を蹴ってプールに突き落とさんばかりの勢いで、ひたすら「練習しろ」と怒鳴りつける。

 
 だが、ここで、健吾が「ミカちゃん!」と叫んで、差し入れのレモンをミカに投げて寄越す。

 
 稔「ミカ、ボーイフレンドからの差し入れだ。そいつを食べて鬼コーチに負けるなよ!」

 二人はミカを励ますと、すぐにプールサイドから走り去る。

 
 ミカ(健吾さん、ありがとう)

 げに友情パワーは尊いもの、ミカは健吾たちの顔を見ただけで急に元気を取り戻し、レモンを齧ると、素直にプールに飛び込んで練習を始めるのだった。

 
 練習後、ミカの体は綿のように疲れ切っており、自室に戻っても、まともに歩くことも出来ず、床を四つんばいになってベッドに向かう有様だった。

 だが、ベッドに辿り着く前に、二本の足が立ちはだかり、ミカの行く手を塞ぐ。

 
 ミカ「コーチ……」
 翔子「ベッドに入る前にこれだけは食べて貰うわ」

 それは、料理を載せた大皿を手にした、恐怖の「飯食えお化け」であった。

 
 ミカ「そんなもの要らないわ、私は眠りたいの! 眠らせて!」

 ミカ、翔子の足にしがみついて必死でお願いする。

 
 翔子「その体で眠っても明日の練習についていけないわ。いい加減な食事がどんなにきついものなのか、ミカにはわかった筈よ、さ、これを食べなさい!」
 ミカ「だったらシンクロなんてやめてやる!」

 理不尽な要求の数々に、遂にミカが切れる。

 
 翔子「ミカ、0から始めたばかりなのよ、0から何処へ逃げるの? 何処へ逃げたって0は0よ。決して1にはならないわ。0から1に踏み出す為には物凄いエネルギーが必要なのよ。生きたかったら食べなさい、食べて0から頂点を目指しなさい!」

 だが、翔子はあくまで粘り強くミカに説き、遂にフォークを取らせるのだった。

 
 ミカ「やってやる、やってやるわ! こんなもん残らず食べてやる、こんなもん……」

 ほとんどヤケクソになったミカ、涙を流しながら、食べたくもない料理をガンガン口に放り込むのだった。

 ナレ「ミカにとって厳しい試練の日が始まった……」

 なるほど、「試練」ですか……。

 この映像を、世界の飢餓に苦しむ人たちに見せたらどんな感想を持つだろうか?

 しかし、実際にこんなことしてたら、カロリーがどうのこうの言う前に、胃腸が受けつけなくて、吐いたりお腹を壊したりしそうだが……。

 最後にナレーターが重々しく「……青春を懸けて戦わねばならなかったのである!」と締め括るのだが、でも、やっぱり、なんでミカが好きでもないのにこんなことしなきゃいけないのか、根本的なところで首を傾げてしまうんだよね。

 バレエが駄目になったからって、何かスポーツに打ち込まないと生きていけないってワケじゃないんだから……。

 さて、今回はEDの後、

 
 五十嵐めぐみさんではなく、千絵役の小林彩子さんと、宮沢りえさんが出て来て、

 宮沢&小林「ジャーン!」
 宮沢「何これ?」
 小林「主題歌CDを200名の方に上げちゃいます」
 宮沢「で、あて先は?」
 小林「はい、郵便番号……」
 宮沢&小林「どんどん応募してね!」

 と言う、主題歌CDのプレゼント告知をするのだった。
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コメント

う~ん、なんか雲行きが怪しくなってきました

>なんでミカがシンクロをやらなければならないのか、いまひとつピンと来ないのが、このドラマの最大の弱点である。
翔子がミカに執着する理由が僕にはよくわかりません。
まさか「天才バレリーナだから一流のシンクロ選手になれるはず」という
短絡的思考ではないでしょうが?

>アキレス腱の傷に日本酒を擦り込むと言う治療
これって効果あるんでしょうか?
「素晴らしきバンディツ」(1979年、原作:史村翔=武論尊)という野球漫画では
壊れた肩に焼酎を擦り込んでましたけど。

>組織や共同体を最も腐敗させるのは、涼子たちよりも、むしろこういうタイプの人間なのではないかと、管理人は考えている。
自身の保身の為に、権力を持つ者に忖度する人間と考えてよいでしょうか?
それでしたら散々見てきました。

>いぢわるだけど、みんな可愛いんだよね。
最高ですね!ま、可愛くないのがいぢめても不快なだけですが。

>その体で眠っても明日の練習についていけないわ
「寝る寸前に食べる」のは胃腸に過剰な負担をかけ、睡眠が十分にとれず
朝食が食べれなくなる・・・とマイナス効果しかありませんが?
翔子さん、大丈夫か?

>なんでミカが好きでもないのにこんなことしなきゃいけないのか、根本的なところで首を傾げてしまうんだよね。
父親の借金のためとかってワケでもありませんしね。

しかし、クラブと学校の往復だけ、過密なスケジュール、いじめetc
閉鎖空間での試練の連続で、いささか萎えますね。

Re: う~ん、なんか雲行きが怪しくなってきました

> 翔子がミカに執着する理由が僕にはよくわかりません。

だいぶ後になって、一応、その理由が明かされるんですけどね。

> 父親の借金のためとかってワケでもありませんしね。

この辺は「スクールウォーズ2」の強引さに通じるものがありますね。

> しかし、クラブと学校の往復だけ、過密なスケジュール、いじめetc
> 閉鎖空間での試練の連続で、いささか萎えますね。

いや、まだまだ序の口で、これからもっとエスカレートしていくのです。ふふふ。

更新お疲れ様です

この回をまとめるなら、食事をきちんと摂って体力をつけなさいというところでしょうか。そして妨害するヤカラが存在している。

>稔の正体が竹内力だったとか、そんなドロドロした設定も出てくるところ
爽やか稔は竹内力氏と既に知ってますよ~(笑)それに正体はドロドロしてない(笑)

>逆に自分から水の中に潜り、さらに見事な泳ぎを披露して涼子たちにギャフンと言わせるのだった。
あれだけ、水恐怖症だったので、はじめくらいは慎重にというか、立ちすくみながらプールに入るものと思っていました。まさかもう泳げる段階だっとは。

なぜか、爽やか稔と健吾は一緒に登場しますね。
肝心なところに爽やか稔を登場させればいいのにといつも思うのです。

爽やか稔「うまそうなパスタじゃん、俺が食べる」
涼子(やべぇ」
冴子(やべぇ)
加奈子(やべぇ)
爽やか稔「なんじゃこりゃ」→竹内力降臨とか。

>主題歌CDのプレゼント告知
応募します。

ちなみにサブタイトルから彷彿したのが、私がコーチなら涼子軍団に
私「おまえたちはゼロの人間なのか、おまえたちのやってることは最低だー、悔しくないのかーー!!」
とどこかで聞いたセリフを言いたくなりますね。
現実は、2番目にある涼子の鋭い眼光で
涼子「何言ったんだよ、おっさん‼」
私「うっ」
ボコボコにされます。でも、どこか恍惚な気分を味わっている私でありました。
プールに蹴り飛ばされます、両足を天に向け真っすぐに(どこかでみた光景)
バッシャーン、浮いてるのか沈んでるのかはわかりませんが、うつ伏せになっているのは間違いないでしょう。ち~ん。。

以上、私がこの回を拝読しながらふとでてきた妄想でした。失礼しました。

Re: 更新お疲れ様です

コメントありがとうございます。

> あれだけ、水恐怖症だったので、はじめくらいは慎重にというか、立ちすくみながらプールに入るものと思っていました。まさかもう泳げる段階だっとは。

確かに、ちょっと突然の感じはありますね。もっとも、レビューでは省いてますが、ミカもプールに落とされた時は、多少動揺してるんです。

> 爽やか稔「うまそうなパスタじゃん、俺が食べる」
> 涼子(やべぇ」
> 冴子(やべぇ)
> 加奈子(やべぇ)
> 爽やか稔「なんじゃこりゃ」→竹内力降臨とか。

クラブ始まって以来の大惨事になっていたでしょうね。

> ちなみにサブタイトルから彷彿したのが、私がコーチなら涼子軍団に
> 私「おまえたちはゼロの人間なのか、おまえたちのやってることは最低だー、悔しくないのかーー!!」
> とどこかで聞いたセリフを言いたくなりますね。

一瞬、何のことか分かりませんでしたが、滝沢の鉄板ネタでしたね。

でも、精神論ばっかりとか、とりあえず人を殴るとか、冗談抜きで二人には共通点が多いですね。

翔子も昔は凄いシンクロ選手だったと後に分かるし。

ちなみにスワンの涙の主題歌は

仲村知夏さんという方の「ひとりぼっちに帰らない」 という曲で、米国の歌手・ティファニーのデビュー曲「I Think We're Alone Now(二人の世界)」の日本語カバーだそうです。大映ドラマのこの枠は洋楽カバーの主題歌が多かったですね。

Re: ちなみにスワンの涙の主題歌は

情報ありがとうございます。洋楽カバーとは知りませんでした。

No title

>序盤でミカと握手するシーンとミカが泳いでいるシーンを見て喜ぶ桜井さん(恵子)の笑顔はたまらないですね。

>典子「千絵さんにレズッ気があったなんて」
ギャグみたいで面白かったです。

>終盤の大皿のプレートを食べさせる翔子
寝る前に満腹状態では内臓に悪いので食わせるなら消化にいいものを準備した方がいいのではと?・・
それなら朝に食わせたほうがいいと思いますね。

No title

>選手たちの一日は、早朝から深夜まで、シンクロの練習以外にも、ウェイトトレーニングやジャズダンスなど、休む間もない過酷なメニューで埋め尽くされ、その一方、きちんと学校にも行かなくてはならず、

朝5時半~夜11時半までで、移動時間や家での食事や入浴、身支度の時間を考えると「睡眠時間」大丈夫なんでしょうかね?ましてはスポーツやる成長期の途中で・・
これだけハードだと学校の授業中爆睡です(笑)

Re: No title

> 寝る前に満腹状態では内臓に悪いので食わせるなら消化にいいものを準備した方がいいのではと?・・
> それなら朝に食わせたほうがいいと思いますね。

実際はどうなんでしょうね。

Re: No title

> 朝5時半~夜11時半までで、移動時間や家での食事や入浴、身支度の時間を考えると「睡眠時間」大丈夫なんでしょうかね?ましてはスポーツやる成長期の途中で・・

日本のスポーツ指導者は、基本的に選手の健康なんて気にしてませんから。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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