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「バトルフィーバーJ」 第30話「悪食雑食の料理長」(リテイク版)

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 第30話「悪食雑食の料理長」(1979年8月25日)

 楽しい楽しい「水着ギャル三部作」(管理人命名)の掉尾を飾る爆笑エピソードである。

 やっぱり、戦隊シリーズは、夏場、少なくとも三回は女性レギュラーの水着姿を披露すべきであると、この作品を見ていると強く思う。

 冒頭、いつものように怪人製造機から新たな怪人が誕生しようとしていたが、今回はいつもと違い、事前にヘッダーが「気をつけろ、皇子(みこ)は飢えておる。決して食いつかれてならんぞ」と、戦闘員たちに警告していた。

 やがて、無事、ヒトデを基にして作られたヘンショク怪人が生れ落ちるが、

 ヘッダー「押さえろ!」

 何を思ったか、ヘッダーは部下に命じて、鎖でその体をぐるぐる巻きにさせる。

 
 サロメがその剛力で、怪人の体を押さえつけている間に、ヘッダーが説明を加える。

 ヘッダー「皇子はこの世に生まれて初めて口にした味を生涯忘れることが出来ず、一生その味だけを追い求める。それゆえ、バトルフィーバー以外の変な味を教えてはならん」
 怪人「食べたい~」

 空腹のあまり、口から粘液上のよだれを垂らすヘンショク怪人。

 そう、今回の作戦は、特殊な食性を持つヘンショク怪人にバトルフィーバーの味を覚えさせ、文字通りバトルフィーバーを食い殺させようと言う、冷静に考えたらかなりえげつない内容だった。

 もっとも、一口にバトルフィーバーと言っても、性別・年齢・体臭はバラバラなので、狙いはひとりに絞ることになり、選ばれたのが、どういう理由か不明だが、バトルケニアこと曙四郎だった。

 ケニアはその日も、森の中でターザンごっこに興じていたが、半裸になって木登りしている間に、戦闘員に服と靴を盗まれてしまう。

 
 ヘッダー「うん……うっ、うわっ……皇子よ、バトルケニアのシャツです、お食べください」

 戦闘員の持ち帰ったシャツをつまみ上げ、その臭いを嗅いで思わず顔をしかめるヘッダー。

 悪の大幹部の顔をしかめさせるとは、ケニアの服も相当きつい臭いが沁み込んでいたと思われる。まぁ、ケニア、どう見ても年に1度くらいしか洗濯しなさそうな顔(どんな顔だ?)してるからね。

 ヘッダーは即座にヘンショク怪人にそれを食べさせるのだが、その場合、ヘンショク怪人はケニアじゃなくて、シャツが好物になるのでないかと言う気もするのだが……。

 ともあれ、よほど腹が減っていたのだろう、ヘンショク怪人はためらうことなくシャツをむしゃむしゃと食べてしまう。

 
 ヘッダー「……」

 これにはヘッダーも、自分ですすめておきながら、「ゲッ」と言う顔になり、

 
 サロメ「ようく、こんなまずそうなものが食べられるわね」

 サロメに至っては、率直な感想を口にして、露骨に呆れて見せるのだった。

 今回、一応、目上(註1)だと言うのに、ヘッダーとサロメの、ヘンショク怪人に対する態度がぞんざいなのも、爆笑ポイントのひとつとなっております。

 註1……この番組の怪人はすべて支配者エゴスの子供なので、大幹部のヘッダーやサロメより、階級は上なのである。もっとも、サロメは、相手のキャラにもよるが、しばしばタメ口を利くこともある。

 ヘッダー「皇子は悪食で雑食、そのうえ、人間が食べるものは嫌いと言う、偏食でもあるのだ」
 怪人「もっとほ、もっとちょうだい、もっとほー」

 で、このヘンショク怪人の声が、またなんとも表現しがたい、人を小馬鹿にしたような声で、このぶっとんだストーリーにふさわしい。

 ヘッダー「もう放して良いぞ」

 怪人がケニアの味をインプットしたのを見て、鎖を外させるヘッダー。

 
 怪人「マヨネーズもかけちゃおう、ついでにこれもかけちゃおう。おいしそほー」

 まだ食い足りないヘンショク怪人は、今度はケニアの臭そうな革靴に、あろうことかマヨネーズを塗りたくってうまそうにバクバク平らげるのだった。

 チャップリンの映画で、空腹のあまり靴を食べると言うのはあったが、靴にマヨネーズをかけて食った奴は、古今東西見渡しても、このヘンショク怪人だけだろうなぁ。

 ヘッダー「……」
 サロメ「……」

 豪胆なヘッダーも、ふてぶてしいサロメも、そのあまりに異様な光景を声もなく見守っている。

 ヘッダー「これで良い。皇子はもうバトルケニアの味のトリコとなった。バトルケニアを食わずにはいられなくなったのです」
 エゴス「食え、バトルケニアを食え!」

 ヒーローを食えなんていう命令を下す「悪の組織」の首領と言うのも、古今通じてこれくらいだろうなぁ。

 ヒーローに何か(毒とか)を食わせる……と言うのは、たまに見られるけど。

 一方、ケニア、服を取られても全く気にせず、半裸のまま、スナックケニアにやってきている。

 
 ケイコ「ね、ゲームに夢中で一日中ここを動かないのよ」
 ケニア「なんだこりゃ?」
 ケイコ「夏休みなんだからさぁ、表へ連れてって欲しいの」

 ケイコに、マサルの世話を頼まれるケニア。

 で、マサルが彼らの会話も耳に入らないほど熱中しているゲームと言うのが、

 
 当時、大流行していたインベーダーゲームなのである!

 昔は、こんなゲームに熱中していたのだから、のどかなものであった。

 もっとも、以前は、そのケニアたちだってインベーダーゲームに嵌まりまくってた記憶があるんだけどね。

 ケニア、マサルが泳げないと知ると、目を丸くして、

 ケニア「なに、泳げない? そりゃいかん、そんなことでどうするんだ?」

 いや、どうするんだって言われても……

 ところが同じ頃、店の外ではとんでもないことが起きていた。

 
 怪人「これは柔らかくて上手そうだ。いただきまーす」

 そう、店の前にとめていたケニアのバイクに、ヘンショク怪人がタバスコをかけて食っていたのである!

 ケニアが嫌がるマサルの体を抱えて店から出てきたときには、既に、ハンドルもサドルも跡形もなく消え失せていた。

 普通なら、服を盗まれたこととあわせて、何か陰謀が企まれているのではないかと警戒するものだが、基本的に細かいことに拘らないケニア、正夫たちにも報告せず、予定通りマサルたちとプールへ行く。

 もっとも、これだけではただの悪戯の可能性が高いし、まさか、エゴス怪人が自分を食べようとしているなどと思いつく筈もなく、一概にケニアの迂闊さを責めることは出来ないだろう。

 さて、ケニアたちがやってきたのは、まさに芋を洗うがごとき人出で賑わう、後楽園ジャンボプール。

 
 景気付けに、まずウォータースライダーを楽しむケニア。

 ……

 野郎のワキとか、股間とか、そんなもん見せられてもちっとも嬉しくない。

 勿論、我々が見たいのは、

 
 ケニアの肉体美ではなく、一緒に来ているマリアたちのビキニ姿なのだった。

 肝心のお尻があまり見えないのは残念だが、マリアが合計三回もビキニ姿を披露してくれたことには感謝の言葉しかない。

 
 ついで、大きなプールへ移動し、体をコマのように回転させつつ、見事な飛び込みを見せるケニア。

 ケニア「どうだー? これが蛇泳ぎ……次はワニ泳ぎだ」

 ケニア、色んな泳ぎ方の模範演技を披露するが、

 
 マリア「まぁ、あはは、うふふ……」
 マサル「バカみたい」

 マサルに一言で斬り捨てられる。

 無論、我々の目は、マリアとトモコの胸に釘付けである。

 ケニア「最後はとっておきのカバ泳ぎだ」

 意地でも普通に泳ごうとしないケニア。

 
 彼らのそばには、一般客(あるいはスタッフ?)の女性がいるのだが、彼女たちを見た後で、

 
 マリアたちの顔を見ると、まさに別次元の美しさなのだった(どう言う意味だ?)

 考えたら、今は総体的に女性が美しくなって、一般人でも目の醒めるような美女がゴロゴロしてるから、美形女優にとっては損な時代なのかもしれない。

 マサル「だから四郎さんと来るのイヤだっていったんだ」
 マリア「じゃあ私が教えてあげるから、行きましょう」

 不人情なマリアたちは、必死に泳ぎを見せているケニアを放置して、さっさと別の場所へ移ってしまうのだった。

 もっともケニアはそんなこと気にせず、泳ぎ疲れたのか、休憩所のチェアに横たわって、うたた寝を楽しんでいた。

 と、そこへ入って来たのがヘンショク怪人であった。

 怪人「いよいよバトルケニアにありつけるぞ。どの辺から食べちゃおうかな」

 舌なめずりをしながら、ケニアの美味しそうな体を眺め回していたヘンショク怪人、とりあえず、その臭そうな足をつかんでかぶりつくが、

 怪人「ぺっ、まずい!」

 ケニアが大好物になっている筈の怪人すら思わず吐き出したほどのまずさだった。

 ……って、なんか矛盾してるような。

 
 怪人「よし、今度はおへそ食べちゃお、七味唐辛子なんかパラパラ……」

 ならばと、へそに七味唐辛子をふりかけて、フォークで食べようとするが、ケニアは寝返りを打って背中を向けてしまう。

 
 怪人「ようし、今度は丸焼きにしてやる。焼肉のタレをつけて……」

 懲りないヘンショク怪人、今度はその胸板に焼肉のタレを擦り込み、

 
 ライターの火を近付けて、炙り焼きにしようとする。

 ケニア「暑い、焼け付くようなこの暑さ、まさにアフリカの太陽だ……」

 が、暢気なケニア、ライターの火を太陽の暑さと勘違いして、気にせず眠り続ける。

 いや、さすがにライターの火を押し当てられたら、死人だって飛び上がって目覚めると思うんですが……

 しかし、これ、ギャグとして撮ってるから笑えるシーンになってるけど、やってることはシャレにならない拷問or処刑方法と同じだよね。

 ちなみに、中国の古代王朝・西晋の「八王の乱」の際には、戦いに敗れた司馬乂(しばがい)は、実際に、生きたまま炙り殺されたそうです。ヒィイイッ!

 もっとも、そこへ京介がケニアを呼びに来たので、結局ケニアは食い殺されずに済む。

 
 京介「おい、ケニア、起きろよ。……なんだこりゃ? おい、お前、焼肉のタレなんかつけて日焼けするのか?」

 それを見た京介が、これまた爆笑必至の台詞を放つ。

 ケニアよりは頭の回転の速い京介も、さすがに怪人がケニアを食べようとしていたとまでは気付かず、ケニアをマサルのところへ連れて行く。

 ところで、このシーン見てて思うのは、別にヘンショク怪人にケニアを食べさせずとも、完全に無防備なケニアの体に毒でも注射してやれば、あっさりケニアを抹殺できたのではないかと言うことだ。

 
 さて、マサルは、マリアたち三人の美女に囲まれて、手取り足撮り優しく泳ぎを教えられると言う、恐らく、彼の人生においてもピークだったと思われる至福の時間を過ごしていた。

 見ろよ、この、世界を掌中におさめたような、勝ち誇った顔を……

 ちなみにこの画像は、本編にはなく、予告編にだけあるカットである。

 
 ケニア「どいた、どいた、見てられん、どけっ」
 トモコ「ああっ」

 が、そこへケニアが乱暴に割り込んできたので、至福の時間もおしまいとなる。

 ……

 いやぁ、この、トモコの、飾り気のない黒いビキニが、実にイイのである。

 
 ケニアは、無理矢理マサルの体をプールから押し出し、両手で持ち上げると、

 
 マサル「ああーっ!」

 思いっきりその体をプールに叩きつける。

 今だったら、児童虐待だ、などとしょうもないクレームが入って炎上するんだろうなぁ。

 マリアたちがすぐ手を差し伸べようとするが、ケニアはそれを邪険に払うと、再びマサルの体を水中に放り出す。

 
 ケニア「ほらっ、男はこうして鍛える」
 ケイコ「そんなこと言ったって」
 ケニア「うるさいっ」
 ケイコ「溺れちゃう、かわいそうよ」

 ケニア、外野の抗議を無視して、ひたすらマサルをしごく。

 マサルも死にたくないので必死で手足を動かす。

 ケニアが、立ち上がろうとするマサルの頭を水中に押し込むのを見て、

 
 ケイコ「マサル、大丈夫?」

 
 トモコ「何すんのよ!」

 三人は口々にケニアを責め、マサルを気遣うが、ケニアは一歩も譲ろうせず、

 ケニア「君は弟を鍛えたくはないのか」
 ケイコ「そんなこと言ったって……かわいそうよ、苦しがってるじゃない」

 それにしても、マリアとトモコのおっぱいが眩し過ぎる!

 マリアの、自重で零れ落ちそうな巨乳と、トモコの、大き過ぎず小さ過ぎない美乳と、同時に二種類のおっぱいを堪能できる、もう、おっぱい星人が泣いて喜ぶお宝シーンとなっております。

 さて、彼らが泳ぎの稽古に夢中になっている隙に、こちらもビキニ姿のサロメが、ヒトデに化けたヘンショク怪人をそっとプールの中に落とし、ケニアの体に張り付かせようとするが、なかなかうまく行かない。

 
 ケニア「ほら、泳いでいるじゃないか」
 ケイコ「ああ、ほんとだっ」

 マサル、スパルタ指導のお陰か、そのうち本当に泳げるようになる。

 と言っても、佐藤たくみさん、27話で見たようにほんとに泳ぎが苦手だったらしく、あくまで上達したように見せているだけである。

 漸くプールの中で立ち上がり、息をつきながら、

 
 マサル「四郎さんの鬼!」

 と、罵るのだが、なんとなく、演技じゃなくて実感の篭った台詞である。

 演技とはいえ、ある程度は実際に大葉さんに厳しく鍛えられたものと思われる。

 ケニア「あ、そんなこと言うなよ」
 ケイコ「あははははっ」
 トモコ「ほら、ちゃんと泳げるようになったじゃない」

 
 マリア「やっぱり男の子は男の人に任せた方が良いみたいね」

 
 ケイコ「そうねえ、よし、今年の夏は四郎さんに鍛えてもらうことにするわ」
 ケニア「ようし、そうこなくっちゃあ!」

 マサルにとって不幸なことに、目の前でスパルタ教育の成果を見せられたケイコが、たちまち態度を翻してそんなことを言い出してしまう。

 もっとも、マサルは水の中でもがくのに精一杯で、彼らの声など届かない。

 やがて、ケイコが、ケニアのお尻にくっついていたヒトデに気付き、とりあげる。

 
 ケイコ「何かしら」
 マリア「これ、ヒトデじゃない?」
 ケニア「うん、海でもないのにおかしいな」

 そんなことはどうでも良くて、管理人、今回のレビューで、マリアの白いビキニの下に、その神聖な乳首が割りとはっきりと透けて見えることに気付いて感激しているところなのである!(註2)

 註2……と思ったけど、前のレビューを読み返したら、ちゃんと乳首について言及してました。さすが俺。

 ともあれ、ヒトデは京介の手であえなくプールの外へ投げ飛ばされ、

 
 おまけに車に轢かれてペッチャンコになってしまう。

 
 サロメ「皇子はこの通り」

 ぺらぺらになったヘンショク怪人の死体を持ち帰り、淡々と広げて見せるサロメ。

 
 ヘッダー「うーん、なんと変わり果てたお姿……」

 それを手の上に乗せ、しみじみと見詰めていたヘッダーだったが、こともあろうに、それをくしゃくしゃに丸めると、壁際においてあるゴミ箱にポイと投げ捨ててしまうのだった。

 
 ヘッダー「ああなると皇子も、哀れなものですなぁ」

 これまた爆笑必至のシーンであるが、仮にも父親であるエゴスが見ている前で、さすがにそんな失礼な態度はありえないだろう。

 もっとも、エゴスは寛大なのか、あるいは何も考えてないのか、ヘッダーたちの態度を見ても別に怒り出さない。

 だが、ぺらぺらになったヒトデは、ゴミ箱の中で元通り膨れ上がると、ゴミ箱を内側から破壊しながら、ヘンショク怪人の姿となって蘇る。

 ヘッダー「むっ」
 エゴス「たわけ、ヘンショク怪人には再生能力があるのだ」
 ヘッダー「ははーっ」

 
 怪人「でもね、お父様、あのバトルケニアと言う男、どう料理してもまずくてほんと、食べられないの~」
 
 ヘンショク怪人、何事もなかったように、甘えた口調で父親に不満を訴える。

 しかし、シャツや靴まで美味しそうに食べていたにしては、人肉がまずくて食えないと言うのは、なんとなく釈然としない味覚である。

 ヘッダー「うほっ、そうでしょうなぁ、見掛けからしてまずそうだ」
 サロメ「しかし、見掛けがまずいものほど中身は美味しいと言います」

 サロメ、そう言って、新たな作戦を提示する。

 正直、管理人はもうお腹いっぱいだが、ここでやっとCMとなる。

 ケニア、ケイコに頼まれたとおり、森の中で、マサルを相手にサバイバル教習を行っている。

 が、その辺で取れた草などをごった煮にしたものを食べろと言われ、マサルは反発して逃げ出してしまう。

 そこへ人間に化けたサロメが言葉巧みに近付き、ケニアへの仕返しにこれを食べさせろと、ヘンショク怪人のヒトデを差し出す。

 マサル、そのヒトデをケニアの顔の前に突き出し、

 マサル「さあ食え、さっきなんでも食わなきゃいけないって言ったろ?」
 ケニア「言ってません」
 マサル「言ったやろっ!」

 じゃなくて、

 
 ケニア「ほうら、うまそうに出来たぞぉ。すげえ、あんまりうまそうで、よだれが出てくるぜぇ」

 ケニア、それを煮込んでから、まるごとひとつ平らげてしまう。

 ま、悪食と言う点では、ケニアもヘンショク怪人も、似たり寄ったりだよね。

 ケニア「こりゃあうめえや」
 マサル「大丈夫?」
 ケニア「ああ」

 だが、大丈夫ではなかった。

 食べて少しすると、ケニアは腹を押さえてひどく苦しみ出す。

 ケニアはすぐバトルフィーバー隊本部に収容され、診察を受ける。

 
 謙作「レントゲン写真が出来たぞ、ケニアの胃袋だ。これが噛み砕かれたヒトデだ。ところが後のを見てくれ」
 正夫「どうしたことだ。ヒトデがだんだん元に戻っているぞ」

 謙作は、レントゲン写真を並べてその原因を説明するのだが、ケニアが腹痛を訴え出したのは、たぶん、胃袋の中でヒトデが再生してからだと思われるのに、ヒトデが噛み砕かれてから再生する過程まで、レントゲン写真に捉えられているのは、ちょっと変である。

 サロメの作戦は、ヒトデになったヘンショク怪人を逆にケニアに食わせ、その体内で復活させてケニアを内側から壊し、粉々の肉片にしようと言う、これまたえげつないものだった。

 ま、さっきの事例から言うと、ケニアは本部に担ぎ込まれる間もなく殺されている筈だが、ケニアの強力な胃酸が復活を遅らせているのだろう。

 マサル「四郎さん、ごめんよ、俺が悪かったんだ。四郎さん、死なないで!」

 あんな憎まれ口を叩いていたマサルだったが、自分のせいでケニアが死んでしまうのではないかと、涙ながらにケニアに謝り、その無事を祈るのだった。

 
 謙作「ジャパン、どうする、手術してる時間はないぜ」
 正夫「こうなったら仕方ない、毒を飲ませて吐き出させる」

 

 
 マリア「そんなことしたら、ケニアの命が!」

 あまりに綺麗なので、同じような画像を二枚貼らずにいられないマリアのお顔。

 ああ、やっぱり、マリアってめっちゃ可愛い!

 正夫「すぐ解毒剤を飲ませる」
 謙作「そりゃ危険過ぎる!」
 正夫「このまま手を拱いて見てろと言うのか?」

 と言う訳で、正夫の一か八かの方法が試みられ、まず毒薬をケニアに飲ますと、ヒトデはあっさり口から飛び出てくる。

 すかさずケニアの口に解毒剤を流し込む正夫。

 ケニアは一声呻くと気絶してしまう。

 
 マリア「脈拍60」
 京介「心臓はだいじょぶだ、アフリカの太鼓みたいに動いてる」

 マリアが言えば、京介もケニアの胸に耳を当てて、太鼓判を押す。

 マサルに踏みつけられ、床に投げ付けられたヒトデは、漸くヘンショク怪人の姿に変わる。

 でも、考えたら、今まで果たせなかったバトルフィーバー基地への潜入を見事成功させた訳で、エゴスにとって千載一遇のチャンスだったと思うのだが、何をトチ狂ったか、ヘンショク怪人は何もせず、さっさと基地から逃げ出してしまうのだった。

 それでも、ケニアを欠く4人のバトルフィーバー相手に優勢に戦いを進めるヘンショク怪人だったが、さすが人並み外れた体力の持ち主であるケニア、ほどなく戦場に復帰する。

 
 怪人「貴様ぁ、まだ生きていたのかぁーっ」
 ケニア「たっぷりお返しするぜ、焼肉のタレや、七味唐辛子をよくも振りかけてくれたな!

 ……

 これほど締まらないヒーローのタンカが、かつてあっただろうか? いや、ない!

 でも、今回、バルトフィーバー隊は、ヘンショク怪人がケニアを食べようとしていたとは知らない訳で、ケニアも、自分に焼肉のタレを塗ったのがヘンショク怪人とは、知らない筈なんだけどね。

 こうなればもう書くことはない。

 ヘンショク怪人とその巨大ロボットを倒し、事件解決となる。

 ラスト、ケニアが強靭な体力で助かったのを見たマサルが、急に心を入れ替え、自らケニアに鍛えて欲しいと志願して、がりがりの半裸で木登りをしている微笑ましいシーンで幕。

 以上、笑いとお色気の両方を楽しめる、「バトルフィーバーJ」の魅力が満載の一本でした。
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コメント

どっちもどっちですね

管理人様、再度レビューして戴いてありがとうございます😊小生にとってはバトルフィーバーの中でもお気に入りの回ですね。変食怪人がケニアの身体に焼き肉のタレや七味唐辛子をかけたのに対して、ケニアもヒトデの丸焼きですか?どっちもどっちで😁必至でしたね😅確かにケニアのセリフ(“よくも焼き肉のタレをかけやがったな”)も締まらないですね。マリアの👙に👀が釘付けでした

興味なし?

透ける水着に目がいかなかったらもはや管理人さんじゃありませんからね(笑)。ケニアのタンカも「たっぷりお返しするぜ。お前のせいで死にかけたんだからな」くらいでいいのにわざわざ締まらなくしているのが面白いですね。
ところでヘンショク怪人はミスアメリカを食べようとしていましたが、そこには興味なかったですか?ミスアメリカなら調味料なしでも美味しく食べられるだろうなと思ったのですが。

Re: どっちもどっちですね

> 管理人様、再度レビューして戴いてありがとうございます😊小生にとってはバトルフィーバーの中でもお気に入りの回ですね。

喜んでいただけて私も嬉しいです。自分も書くのがとても楽しかったです。

Re: 興味なし?

> 透ける水着に目がいかなかったらもはや管理人さんじゃありませんからね(笑)。

え、私がそんな人間だと思われていたとは……光栄です。

> ところでヘンショク怪人はミスアメリカを食べようとしていましたが、そこには興味なかったですか?ミスアメリカなら調味料なしでも美味しく食べられるだろうなと思ったのですが。

そうですね。自分がヘンショク怪人だったら迷わずマリアを食べるところですが、ヘンショク怪人は悪食と言う設定なので、あえて一番まずそうなケニアを選んだのではないでしょうか。

ま、仮にマリアがターゲットになっていたら、もっとエロいシーンが見られたのではないかと、大変残念ですが、さすがに放送できなかったかも。

エロカワマリアとヘンショク怪人の味覚

水着に収まりきれないまでの、ムチムチボディーがその純白のビキニとも相まって真夏の太陽に燦然と輝く(?!)マリアのエロカワイさ全開のお話です!!もしプール内に水中カットマンの大群が登場し
「~♪」
とばかりに泳いでいたマリアをよってたかって纏わりついて溺れさせようとする処でもあったら、マリアもその水着姿のままで雄々しく水中戦を披露してくれる事でしょう!!しかし多勢に不勢、水中カットマンたち数人にがっちり水中肩車をされ
「汀マリア、生け捕ったりーーーーっ!!!」
と勝どきを挙げる水中カットマンたちと
「きゃーーーーーーっ!!、降ろせっ、降ろせーーーーっ(泣)!!!」
となるマリアを目の当たりにしたら、ケニアも
「くっそーーーっ、俺がやりたかった事、先にやりやがったなーーーーっ(怒)!!!」
と燃える事請け合いです!!
それにしても特筆すべきは、ヘンショク怪人(同じヒトデ怪人同士でも「仮面ライダー」のヒトデンジャーや「Xライダー」のヒトデヒトラーより明らかにタフ!!)の類まれなる味覚とケニアに対する料理方法です!以前にも述べた事ですが、その様子は「トムとジェリー」でジェリーを食べようとするトムそのものであり、特に「お好みサンド」と言うお話でジェリーをレタスとともにパンで挟んで食べようとしたり、「銀世界の追跡」と言うそれで、塩コショウして賞味しようとしたり、ケニア同様丸焼きにしようとしたり(さすがにトムは七味唐辛子や焼肉のたれは使いませんでしたが)するトムがヘンショク怪人と重なります(笑)!!

大葉さん

個人的に、大葉健二さんはデンジブルーとギャバンが同じ人と気付いてから現実と空想の区別がつくようになった人として思い出深い人です。
バトルフィーバーをオンエアで見ていた記憶は皆無ですが、今思えば暇さえあればアンパンを頬張ったり10円ハンバーカーを食い過ぎてハイパーアホになったヘンショク青梅大五郎には作品を越えた何かを感じます。サバイバルがどうこうって話もありましたね。
しかし青梅が異空間に迷い込んだ「ギャバン」ぽいあれはスルーでしたっけ?出来れば「ギャバン」ネタを交えたジョーク満載でお願いいたします。

Re: エロカワマリアとヘンショク怪人の味覚

> 水着に収まりきれないまでの、ムチムチボディーがその純白のビキニとも相まって真夏の太陽に燦然と輝く(?!)マリアのエロカワイさ全開のお話です!!もしプール内に水中カットマンの大群が登場し
> 「~♪」
> とばかりに泳いでいたマリアをよってたかって纏わりついて溺れさせようとする処でもあったら、マリアもその水着姿のままで雄々しく水中戦を披露してくれる事でしょう!!

ほんと、マリアの白ビキニはヤバいですよね……。

28話でプールの中で襲われた時は色気のないワンピースでしたが、是非そこも白ビキニで演じてポロリを見せて欲しかったですね。放送できないと思うけど。

> その様子は「トムとジェリー」でジェリーを食べようとするトムそのものであり、特に「お好みサンド」と言うお話でジェリーをレタスとともにパンで挟んで食べようとしたり、「銀世界の追跡」と言うそれで、塩コショウして賞味しようとしたり、ケニア同様丸焼きにしようとしたり(さすがにトムは七味唐辛子や焼肉のたれは使いませんでしたが)するトムがヘンショク怪人と重なります(笑)!!

そう言えば「トムとジェリー」では相手を実際に食おうとするシーンが結構ありましたね。

Re: 大葉さん

> バトルフィーバーをオンエアで見ていた記憶は皆無ですが、今思えば暇さえあればアンパンを頬張ったり10円ハンバーカーを食い過ぎてハイパーアホになったヘンショク青梅大五郎には作品を越えた何かを感じます。

確かに、青梅って一歩間違えればかなり危ないキャラですよね。

> しかし青梅が異空間に迷い込んだ「ギャバン」ぽいあれはスルーでしたっけ?出来れば「ギャバン」ネタを交えたジョーク満載でお願いいたします。

それは「白骨都市の大魔王」のことですか? それとも他にあったかな。

スパルタ方式

ケニアのスパルタ方式の方が上達が早いのは皮肉なものですね😅最後はマリア達もケニアのやり方に納得していたようですね

Re: スパルタ方式

児童虐待スレスレですけどね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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