第14話「ハエジゴクジン 仮面ライダー危機一髪」(1980年1月4日)
新年一発目の放送であると同時に、初期の設定ががらっと変わってしまう、第二期の幕開けとなるエピソードなのである。
あえて書く必要もないが、メンバーの拠点(溜まり場)が、志度ハンググライダークラブから、喫茶店ブランカに変わり、キャストも大幅に変更されることになる……と言っても、キャストが交代するのはもう少し先だが。

さて、新年と言うことで、二人の女性が晴れ着姿で羽根突きをしていると言う、今では見られなくなった奥床しい「絵」をぶっこんでから、そのハンググライダークラブに、カウボーイスタイルのみどりが、ジーパンに包まれたお尻をぷりぷり動かしながらやってくる。
入り口の前でミチやユミと会い、新年の挨拶を交わすが、事務所から弟のシゲルが出てきて、

シゲル「それどころじゃないよ、会長がどっか行っちゃったんだよ」
みどり「ええっ?」
しかし、それこそ新年なのに、三人とも普段着と言うのは淋しいなぁ。
まあ、晴れ着では動きにくいからと言うことだろうが、ユミたんの和装姿、見たかったなぁ。
志度会長の残した手紙をいそいそと広げるみどりたち。

みどり「行き先は秘密、ネオショッカー対策委員会の要請で当分海外に行きます。あとはよろしく。大原のブランカと言う喫茶店に行って、谷源次郎と言う人に会いなさい。この人は私の友人で頼りになる人です……」
と言う訳で、たった一枚の手紙で、洋にとっては命の恩人である志度会長は番組から卒業させられてしまうのである。
まあ、志度会長演じる田畑さんの体調のせいなので仕方ないが、せめて洋たちとの別れのシーンぐらいは見せて欲しかったところだ。
しかし、あんなに元気そうだったのに、田畑さんがこの番組の終了を待たずに亡くなってしまうとは、人の運命と言うものは分からないものである。
ちなみに遺作は「西部警察」の22話だそうです。
閑話休題、みどりたちが手紙のことを伝えるより先に、既に洋はそのブランカと言う店を訪ねていた。

沼「いらっしゃい」
洋「筑波ですが、谷さんてかたいらっしゃいますか?」
沼「今マスターいないんだけどね、これ渡してくれって頼まれてますよ」
メモには「富士急ハイランドでネオショッカーが悪さをしているので来なせえ」と書かれてあった。
だが、正月早々働きたくない洋は自宅に帰って「かくし芸大会」を見て寝たと言う。
嘘である。

新年にふさわしく、溜息が出るほど美しい富士の銀嶺をバックに富士急ハイランドに向かってバイクを走らせている洋。
途中、富士急ハイランドの方から流れてきた色とりどりの風船を見かけるが、まさかそれがネオショッカーの実験とは知らず、そのままやり過ごす。
それらは富士急ハイランドの地下に、ネオショッカーが勝手に作ったアジトから放たれているもので、細菌入りの風船を気流に乗せて東京上空で破裂させるためのものであった。

怪人「みな聞けい、今度の計画は私の体から出る地獄液を元にして猛毒細菌ドクダーをこの装置で作りあげ、それを風船に詰め、日本中に飛ばして日本中の人間をドクダーの猛毒で全滅することだ」
そこへ今回の怪人ハエジゴクジンが入ってきて、部下たちに改めて作戦の概要を説明する。

洋、子供たちで一杯のスケートリンクの前に立ち、鋭く周囲を見回す。

と、童話に出てくるような白塗りのお城の下に、サングラスをかけた怪しい男がいて、自分を双眼鏡で見ているではないか。
洋(怪しい奴、ネオショッカーか?)
洋、男を追いかけて城の周りをぐるっと回るが、男は城を出た曲がり角の向こうで立ち止まり、洋が来るのを待ち受けていた。

谷「筑波君かね?」
洋「筑波洋だ」
洋、険しい顔つきで名乗るが、

谷「久しぶりだな」
洋「先輩!」
振り向いてサングラスを外した相手の素顔を見た途端、思わず叫ぶ。

谷「志度君から話はすっかり聞いた、仮面ライダーのこともな」
洋「いやー、谷さんと言うのは先輩のことだったんですか」
しかし、前にも書いたと思うが、塚本信夫さんと村上さんの年齢差では、先輩後輩と言うより、恩師と教え子のほうがしっくりくるよね。

谷「昔の俺は死んだ、筑波、ネオショッカーがこの辺りで何かを企んでいるらしい」
洋「先輩もネオショッカーを知ってるんですか」
谷「知ってるとも、俺の家族はネオショッカーにやられたんだ」
谷の悲痛な告白に、

洋「家族って、あの、いつも自慢してた金魚のことですか?」
谷「ちゃうわ!!」 じゃなくて、
洋「先輩……」
谷「一緒に頑張ろう」
洋「こちらこそ」
谷はそれ以上詳しいことは言わず、洋も聞かなかったが、よほど肝胆相照らす間柄だったのだろう、互いの手をがっちり握り、共にネオショッカーと戦うことを決意するのだった。
ちなみに彼らのやりとりから察するに、谷源次郎と言うのは偽名で、本名は別にあるらしいのだが、劇中、洋が本名で呼ぶことは一度もない。
その後、二人は母親と娘の親子連れと擦れ違うが、その娘が落ちていた風船を拾い上げ、

娘「ママー、風船拾ったよ」
母親「あら、良かったわね」
娘「大きい風船でしょう」
これも今更だが、娘を演じるのは「おしん」の小林綾子さん。

母親「ほんとに大きいわねえ、あらぁ、変なものがついてるわ……さ、いっこ」
そして、その母親を演じるのが、毎度お馴染み八百原寿子さん。
母親は、風船の紐の先に何か機械の部品のようなものが付いているのに気付くが、さして気にせず歩き出そうとするが、
怪人「それを返してもらおう、ネオショッカーの秘密を見たものは死ぬ!」
何処からか声がしたかと思うと、茂みの中から巨大なハエジゴク(食虫植物)が飛び出てきて、二人を食い殺そうとする。
でも、実験用の風船はいくつも飛ばしているのだから、遊園地内に落ちて拾われることは予想されてしかるべきであったし、既にもう誰かに拾われてるんじゃないのかなぁ?
ともあれ、彼らの悲鳴を聞いた洋たちが慌てて駆けつけたのは言うまでもない。
ハエジゴクは一旦茂みの中に引っ込むが、今度はハエジゴクジンとなって出てくる。

洋「やっぱり来たか、ネオショッカー」
怪人「貴様、なにものだ? 俺の邪魔をする奴は生かしてはおけん」

洋「変身!」
しばらく戦ってから、これまた正月らしく富士山をバックに変身ポーズを決める洋。
ライダーが、戦闘員たちと戦っていると、

今太「と、と、特ダネーっ! す、凄い」
たまたまそこに居合わせたカメラマンの今太が、花時計の上で興奮気味にシャッターを切るが、
ゴーン! 今太「おっ!」
背後から来た巨大な秒針に後頭部を痛打され、ひっくり返る。
東隆明さん、オールアップです!
……と思ったのだが。

んで、ここから、走行中のジェットコースターの上でのバトルと言う、今ではまず無理なシーンとなる。

お互いの目線映像で、座席をぴょんぴょん移動して相手に向かっていくライダーと戦闘員たち。
冷静に考えたら、めちゃくちゃ危ないことしてるよね。
まあ、場所によっては速度がだいぶ落ちるところもあるから、そこで撮影してるのかなぁ?
ハエジゴクジン、ライダーの能力を計算して作られた怪人と言う触れ込みの割にヘタレで、コースターから投げ落とされ、一方的にボコボコにされる。
このまま一気に倒されそうな勢いであったが、なんとか地中に潜って逃げるのだった。
一方、みどりたちも、洋を追って富士急ハイランドにやってくる。

洋「おお、来たのか」
ミチ「ひどいわ、黙って来ちゃうなんて」
洋「ごめんごめん」
みどり「ブランカで聞いてきたの」
洋「そうか」
ユミ「谷さんてひと見付かった?」
ユミたんがキンキン声で聞いていると、その谷源次郎があらわれる。
谷「筑波、手掛かりあったか」
洋「いや、ありません」
初回だけ、谷は洋のことを「筑波」と呼ぶのである。
洋はともかくみどりたちを谷に紹介する。

ミチ「ミチです、よろしく」
谷「おう」
みどり「みどりです」
谷「はい」
改めて見ると、みどりもなかなか可愛いんだよね。典型的なキツネ顔で。

ユミ「ユミでーす」
谷「はい」
シゲル「シゲルです」
谷「おお、元気がいいな」
ああ、かわええ……
洋「じゃ、先輩、僕はあっちを探します」
谷「おう」
ミチ「探すってネオショッカー?」
みどり「私たちも探そう」
谷「あー、いんだいんだ、君たちはここで遊んでなさい」
谷、みどりたちをまるっきり子ども扱いして洋と別方向へ走り去るが、好奇心旺盛で怖いもの知らずのみどりたちは手分けをして園内を探索することにする。
そんな中、ミチと一緒に行動していたシゲルが、手摺に絡まっている緑色の風船を見付け、持って行ってしまう。
その様子は、園内に設置された監視カメラでばっちり見られていた。

戦闘員「風船が見つけられました」
戦闘員「なに、まずい、すぐに破壊しろ」
だが、彼らがもたもたしているうちに、二人はみどり、ユミと合流する。

シゲル「この風船見付けたんだ」
みどり「ダメよ、人のもの拾ったりしちゃ……それにしても大きな風船ねえ」

みどり「ああっ!」
喋っている最中、いきなり風船が破裂したので、びっくりするみどりたち。
怪人「秘密を知られては不味い、あいつらを始末しろ」
戦闘員「あの少年です」
些細な目撃者の口封じにかまけて、肝心の作戦をおろそかにするという、歴代「悪の組織」の轍を思いっきり踏んでいるネオショッカーの皆さん。
しかも今回は、まだみどりたちが全然風船の秘密に気付いていない段階から動き出しているのだから、絵に描いたようなヤブヘビであった。
おまけに、「あの少年です」って言ってるけど、シゲルは単に風船を拾っただけで、何も知らない点ではみどりたちと同列なんだけどね。
CM後、再び洋と会ったみどりたちは、洋に勧められてスケートを楽しむことにするが、みどりが捨てて行った風船の残骸に奇妙なものが混じっていることに谷が気付く。

谷「おい、なんで風船にこんなものが付いてるんだ?」
洋「これは……」
それを見ていたハエジゴクジンは、目撃者は後回しにして、洋をここから遠ざけるため、スピーカーで語りかけ、富士の風穴で戦おうと呼びかける。
谷「どうする?」
洋「行きます」
谷「罠かも知れんぞ」
洋「罠でもきっかけはつかめます。みんなを頼みます」
洋、危険を承知で風穴へ向かうが、

先回りしていたハエジゴクジンは、仕掛けておいた爆弾を爆発させ、ライダーを岩石の中に生き埋めにすることに成功する。
でも、ハエジゴクジンたちも富士急ハイランドの地下にいた筈なのに、スカイターボで移動したライダーより先に風穴に到着し、あまつさえ爆弾を仕掛ける余裕まであったというのは、ちょっと変である。
ハエジゴクジン、ここまでは見事な指揮であったが、

怪人「ようし、これで、よし、仮面ライダーの仲間は我々のものだ。ビビビ」
ライダーの息の根を止める絶好の機会をみすみす放棄し、岩山をそのままにして富士急ハイランドへ引き返すという大きなミスを犯す。
はっきり言って、ライダー抜きの谷やみどりたちなど放っておいてもなんら脅威にはならないのだから、ここは岩の上からさらにコンクリートでも流し込んで、ライダーを永久に閉じ込めてしまうのがネオショッカーにとっての最善手だったろう。
それはそれとして、楽しくスケートリンクの上を滑っているみどりたち。

シゲル「へぼーっ!」
みどり「なにぃ、追い抜くぞーっ!」
ミチ「頑張ってーっ」
ユミ「手ぇ放さないでよー」
みどりやシゲルはなかなかの腕前だったが、ユミだけは常にミチの手を掴んでないと滑れないと言うのが、めっちゃ可愛いのである!

ミチ「だいぶ上手になったわよ」

ユミ「ええ、そうー?」
ミチに褒められて照れ臭そうに笑えユミがめっちゃ可愛いのである!

谷「うまいぞ、うまいぞ」
その様子を
「やっぱり若い子はイイ!」と大書されているようなえびす顔で見守っている谷。
と、そこへどこからか数人の男たちがあらわれ、

みどりたちの周りをぐるぐる回り始める。
シゲル「なんだよ、お前たち」
男「ちょっと来てもらおう」
みどり「何すんのよーっ」
ついで、みどりたちに手を伸ばし、力尽くで連れて行こうとするが、当然みどりたちは激しく抵抗する。

みどり「いやだ、放してよ!」
なんとなく楽しそうなみどりさん。

ユミ「やめてーっ!」
ミチ「谷さん、助けてーっ!」
まだ男を知らない(希望)ユミたんが、むくつけき男たちに囲まれて、全力で怯えているのが可愛いのである!
谷が駆けつけ、みどりたちを逃がし、男たちを氷の上に投げ飛ばす。
無論、それは戦闘員が化けたものであった。

みどり「ほら、急いで」
今太「すいすいといかんもんやな」
最初は律儀に滑っていたが、途中から普通に走り出したみどりたちが、へっぴり腰で立っていた今太のそばをすり抜ける。
そう、今回は今太の出番が二回あるのである!
続いて戦闘員に突き飛ばされ、

今太「あー、ありゃりゃりゃ、お、こわ、こわ、押したらアカンアカン……すぺられんぞ」
見事にひっくり返って尻餅を突く。
東隆明さん、今度こそ本当にオールアップです!
今回も、スタッフが東さんに花束を贈呈しているところを想像して、ひとりで楽しみたいと思います。
にしても、毎回言ってる気がするが、これで主役よりギャラが高いってんだから、村上さんもやっとられんわな。

必死に逃げるみどりたちであったが、結局、ジェットコースターの下で追いつかれ、戦闘員に取り囲まれてしまう。
予告編には、同じことをリンクの上でしているが、あれは特写用のシーンだったのかなぁ。
シゲル「仮面ライダー、助けて!」
シゲルが思わず叫ぶが、
怪人「仮面ライダーは死んだ」
シゲル「ええっ」
それに答える形で、ハエジゴクジンが植え込みの中から出てくる。
谷「なんだと」
怪人「うぬら5人、猛毒細菌ドクダーの実験台にしてやる」
谷たちは有無を言わさず引っ立てられ、地下の通路を通ってアジトへ連れて行かれる。
その間、シゲルやみどりは抵抗する演技をしているが、

ユミ「……」
ユミたんだけ、フツーの感じで歩いているのは、さすがにどうかと思う。
でも、
可愛いから許す!(言うと思った)

怪人「いいか、お前たちに猛毒細菌ドクダーの威力を見せてやる」
鎖で縛られ、一段高いところに並ばされている谷たちの前に、頭に風船を乗せた男性を立たせ、

その風船を叩き割ると、

男「うわーっ!」
風船に入っていた金粉のようなものが男性の全身にかかり、

黄色い光に包まれるが、

一瞬でその姿が消えてしまう。
いや、いくら猛毒だからって、一瞬で肉や骨、さらには鎖までが溶けるというのは乱暴な話である。
それにしても、この男性、そもそも何者だったのか、ハエジゴクジンが説明しようともしなければ、谷たちも聞こうとしないのが、その薄幸さに拍車をかけている印象だ。

ユミ「……」
で、それを見たユミたんが、声も上げずにじっと見ていると言うのは、さすがにどうかと思う。
でも、
可愛いから許す!(言うと思った)
もっとも、他のみんなも似たり寄ったりの反応で、

シゲル「……」
シゲルなどは、ほとんど「無の境地」に達したような、無感動な表情を浮かべていた。
怪人「なんだ、そのリアクションはーっ!?」 ハエジゴクジンが激怒したのはもっともであったが、嘘である。
これは、みどりがシゲルに鎖を外させようとしたのがバレ、ハエジゴクジンが激オコしているところなのである。
怪人「小僧、お前に地獄液を飲ませてやる」

谷「やめろ、子供には手を出すな!」
怪人「……」
ハエジゴクジン、谷に怒鳴られると、ほんとにシゲルに手を出すのをやめてしまう。
割と、イイ奴なのかも。

色々あって、自力で岩から抜け出したライダーが、いきなりアジトの壁を蹴り破って突っ込んでくる。
どうやら、アジトは富士急ハイランドの下ではなく、ライダーをおびき出した風穴の下にあったらしい。
ただ、風船はそのアジトで作られて地上に放出されているのだが、それは明らかに富士急ハイランドから出ているので、矛盾する。

それはともかく、ライダーは谷たちの鎖を解くと、メカに鋭い蹴りを入れてアジトを粉砕する。
こうなれば、あとはもうハエジゴクジンと戦うだけなのだが、この期に及んで、ハエジゴクジンたちがアジトの外へ出た谷たちを追い掛けているのが実に馬鹿馬鹿しく映る。
計画自体が破綻した今となっては、谷たちを殺すことに何の意味があるのか?

ぷりっとしたお尻を突き出して、その戦いを近くから見物しているユミたち。
ああ、この後ろに座って、じっくりユミたんのお尻を鑑賞したい……

シゲル「仮面ライダーって誰なんだろう?」
みどり「もしかしたら……」
ここで唐突に、シゲルがそんな根本的な疑問を口にして、みどりが心当たりがあるようにつぶやくが、
谷「さあ、今のうちに逃げるんだ」
みどり「はいっ」
それを誤魔化すために谷が大声でせかしたので、結局うやむやになってしまう。
まあ、この場にいないのは洋だけなのだから、前頭葉さえあれば誰にでも気付くことなのだが、全編通して、ライダーの正体がバレそうになったのは、この1シーンだけである。
さて、ハエジゴクジン、そこそこ善戦するが、最後はスカイキックを浴びて沈むが、

怪人「残念、ライダーパワーの計算違いかぁ……」
死ぬ間際に無念そうに叫ぶ。
まあ、怪人が自分で自分を改造したわけではないだろうから、「計算違い」をしたのはおそらくプロフェッサー・ドクであろう。

ラスト、改めてブランカに集まったみどりたちに、気前良くケーキやデザートなどを振舞う谷。
みどり「少しは遠慮しなさい」
谷「いいさ、いいさ、これからは一緒の仲間だ」
ミチ「じゃあ私も」
ユミ「まあっ」
ミチ「あら、あんた要らないの?」
ユミ「要る、要る!」
ミチ「良く言うと思わない?」
ユミとミチの掛け合いに、どっと笑うみんな。
しかし、これだけ太っ腹の谷が、少し後の16話では、みどりにコーヒーを奢ることさえ渋るようになるのだから、変われば変わるものである。
以上、新キャラクター谷のお披露目を兼ねた、見応え十分の快作であった。
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