忍「俺は死ぬんだ、名もわかんない難病で……」
自分が不治の病に冒されていると思い込み、ひとりで勝手に絶望している忍。
と、そこへ、友江が見舞いに来たと、もと子の声が聞こえてくる。
忍「部長が? 冗談じゃないよ、おたおたするな、おたおたするな、男は一匹『忍』の一字、部長に不治の病だということを悟られては不味いんだよっ」
忍、慌てて居住まいを正し、必死に自分を落ち着かせようとする。
忍「あの人の胸の中に凛々しい花として生きていかなくちゃならないんだ……どうぞー」
榎本「せんぱーい」
忍「あんにゃろ、くっついてきたな」
友江「こんにちは、具合どう?」
やがて、友江が花のような笑顔を咲かせながら入ってくる。
忍「あ、どうも、わざわざどうも……」
榎本もいそいそと上がり込んで見舞いの品を差し出しながら、
榎本「なんだ、案外、元気そうじゃない」
忍「……」
気楽に声を掛ける榎本に、ぎろりとした目を向ける忍。
なお、例の弁護士の問題は、映像では省略されているが、万事うまく片付いたらしい。
二人が妙にうきうきしているのは、ややこしい宿題をなんとか処理した直後だったからなのだろう。

友江「起きてても良いの?」
忍「え、ああ、まあ……すいません、いろいろご迷惑かけちゃって」
友江「あら、大丈夫よ、会社のほうはなんとかなるから」
榎本「先輩の留守中はね、この僕が引き受けますからね……」
榎本、にこやかに言いながら忍の腕に触ろうとするが、
忍「寄るな、触るな、いじるな!!」
榎本「えっ?」
邪険にその手を払いのけて叫ぶ忍に、
榎本「僕と、部長に対する態度が違いますねえ」
忍「黙れ、エノイチ」
榎本「えーっ?」

忍「お前とはもう先輩でも後輩でもない、絶交だ!!」

友江「どうしたの、加茂さん?」
榎本「うーん、熱のせいじゃねえかなあ」
突然の絶交宣言を受ける榎本だったが、怒るよりも忍の体のことを心配し、友江と顔を見合わせる。
忍「……うんっ?」
鬼の形相から一転、叱られて泣きそうになっている子供のような情けない顔をしていたかと思うと、頭の中にキスをしている二人の姿を思い浮かべ、世にも悲しそうな顔になる忍。
榎本「はぁ、やっぱり熱のせいですよ」
傍から見れば、熱に浮かされて一時的に錯乱しているようにしか見えないのだった。
忍「あのー、もしもですよ、僕が死ぬようなことがあったら泣いてくれますか」
友江「いやだ、加茂さん、加茂さんトンカチで叩いてもケロッとしてるって噂よ」
忍「人間なんて物凄い儚いもんですからね」
榎本「なるほど、そう言う手がありましたか」
忍「なに?」
榎本「ああ、いえっ」
忍「部長、もし僕がいなくなっても強く美しく逞しく生き抜いてください、決して、決して、こんな榎本みたいなスットコドッコイな男には絶対引っ掛からないように」
榎本「先輩、それはないでしょう」
忍「黙れ、スットコドッコイ!!」
榎本「……」
相手が病人では怒るに怒れず、忍に一喝されて白けたような顔で黙り込む榎本。
やがて、渚がお茶を持ってくる。
渚「どうぞ……お見舞いありがとうございます」
友江「いいえ」
渚「綺麗、ほんとに綺麗」
渚、二人にお茶を出してから、まじまじと友江の顔を見詰めていたが、独り言のようにつぶやく。
友江「あら、ありがとう……あなたこそ可愛いわ、ううん、お綺麗よ」
渚「……」
友江に褒め返されて照れる渚であったが、横から忍が混ぜっ返す。
忍「冗談じゃないですよ、こんなガキ……」
渚「……」
忍「いや、そうなんですよ、この子もね、ほんとにいいとこあんですよ、実の兄のように心配してくれましてね、ずっと徹夜で看病してくれましてね……」

渚「おっちゃんが私のこと褒めてくれたの初めて」
忍「何言ってるんだよ、いつも心の中じゃそう思ってるんだよ、だけどね、男はこういうことは口に出さないから」
渚「おっちゃん!!」
本気とも冗談ともつかぬ忍の褒め言葉に素直に感激してみせる渚であったが、
渚「おっちゃん、だけどさぁ、おっちゃん、私のお兄ちゃんじゃないよ」
忍の言葉を文字通り受け取って、それこそ子供のような疑問を口にするが、忍も慣れたもので、
忍「決まってるじゃないか、君の兄貴じゃないよ」
と、平然と受け流す。

忍「でもなぁ、渚、俺がもっと長生き出来て、お前が一人前の娘になったら俺たちの二人の将来のことを考えてもいいなぁって思ったこともあるんだよ」
渚「おっちゃん……」
だが、いつもと違って、忍、遠回しながら、渚へのプロポーズとも受け取れるような大胆な発言をする。
大胆と言うより、忍にしては軽率、あるいは無責任な発言であったが、無論、自分の命があと僅かだと思い込んでいるからこその発言であった。
が、そんなことは知らない渚は感動して涙ぐみ、逃げるように部屋から出て行く。

榎本「先輩、あの子と結婚するんですか?」
忍「いや、俺はそんな気は全然ないよ」
榎本「いまそう言ったじゃないですか」
あっさり否定する忍に、榎本が咎めるように追及するが、忍は慌てず騒がず、むしろ榎本に言い聞かせるように、
忍「あのな、エノ、俺は今な、仏様みたいに限りなく透明に近いくらい優しい気持ちになってるんだよ、それでなきゃお前の腕一本へし折ってる」
榎本「えっ?」
忍「仏様か、弁天様か……まだ成仏したくねえなぁ、助けてください、神様、イエス様、なむあみだむ、なみあぶだむ」
友江「……」
榎本「……」
あらぬことをつぶやきながら宙を見据え、遂には念仏まで唱え出す忍の奇態に、再び怪訝そうに顔を見合わせる二人であった。
その後、真っ赤な夕陽に照らされた歩道橋の上を歩いている榎本たち。

榎本「加茂先輩、ちょっとおかしかったですね」
友江「そうね」
榎本「まあ、あまりまともなところのない人ですけどね」
友江「あの子、ほんとに可愛いわね」
榎本「え?」
友江「渚ちゃん」
榎本「ああ」
友江「あの子、加茂さんのこと愛してるんだわ」
榎本「意外と良いコンビかもしれませんね……まあ、そんなことはどうでもいいや、今夜は盛大に恋人解散式をやりましょうよ」
榎本が嬉しそうに飲みに誘うが、友江はなんだか寒気がすると言って断る。
友江「解散式、延期して」
榎本「いいですよ、一生延期して欲しいなら」
友江「何言ってんの、真紀ちゃんと言う人がいるくせに……今日のことは感謝してるわ、でも仕事の白黒は別よ。じゃ、さよなら」
このシーン、絵に描いたような夕陽をバックに、美男美女の姿が完全なシルエットになっていて、シリーズの中で一番綺麗なビジュアルかもしれないなぁ。
その頃、忍に負けないくらいにおっちょこちょいの真紀は、

真紀「うう、何が巴御前だ~っ!! ちくしょう、ううーっ!!」
早くも荷造りを始めていて、友江の悪口を言いながら全力で荷造り紐を引っ張っていた。
秋野さんのこういう漫画チックな顔、実に可愛らしい。
そこへ友江が帰ってくる。

友江「何やってんの、真紀ちゃん」
真紀「見れば分かるでしょ、引っ越すの」
友江「何故? 私たちずっとうまく行ってたじゃないの……何が不満なの?」
真紀「ご自分の胸に聞いてみたら?」
友江「ええっ?」
全く心当たりがなく、目をパチクリさせるばかりの友江であったが、
真紀「なによ、夫と別れてから一度も男の人を愛したことなんかありませんでした。でもあなたにお会いして、私……」
真紀が、友江がホテルで言っていた台詞を繰り返して見せると、
友江「あっははははっ、あははははっ……」
漸く真紀が誤解していることに気付き、おかしくってたまらないという風にケタケタ笑う。
真紀「おかしくもなるわよねえ、榎本コンツェルンの御曹司と結婚できるんだから」
友江「真紀ちゃん、実はねえ」
真紀「なによー」
友江が真紀に説明するシーンは省略され、次のシーンでは、早くも翌日の朝に飛び、公園で真紀と榎本が会っている。
二人の間がなんでもなかったと知り安心する真紀だったが、榎本が友江のことばかり話すので、再び苛立ちを募らせるのであった。
さて、ここから、管理人がこのドラマの中でも特に好きなシーンのひとつ、ぶっちゃけ、このシーンを書きたいがために今回のエピソードをレビューしたと言っても過言ではないシーンとなる。
もう布団から起きている忍が机の中などを引っ掻き回して探し物をしているところに、榎本がやってくる。
忍に大事な用があるから来るように言われていたのだ。

榎本「先輩、お待たせしました、あれ、何探してるんですか? へそくりでも隠してるんですか?」
忍「ああ、似たようなもんだ。あのババアに見付かったら大変だからな」

忍「なにしろあの万引きババアが通った後にはペンペン草も生えねえんだから……おお、こんなところにあった、あった」
榎本「へーっ、信じられないね、先輩が貯金通帳なんか持ってるなんて」
綾乃「……」
綾乃、たまたま廊下に出て来ていたのだが、忍の部屋から漏れてくる自分の悪口を聞き、たちまち険悪な相になる。
もっとも、綾乃が万引きの常習犯なのは、悪口じゃなくて単なる事実なのだが……
と、ちょうどそこへ渚がお盆にコーヒーを載せて階段を上がってくるが、綾乃はその背中を引っ張って自分たちの部屋に引き摺り込む。
渚「おばあちゃん、コーヒー持ってかないと」
綾乃「加茂なんかに親切にしてあげることないわよ、あんちくしょう、人を泥棒呼ばわりしやがって」
渚「おばあちゃん、言葉が悪いよ」
綾乃「なんだ、あんな、肺炎と蕁麻疹でくたばっちまえばいいんだわ!!」
かつてないほど激しい怒りを滾らせる綾乃、渚にたしなめられてもやめず、大きな声で悪態をつく。
ま、正直、襖一枚隔てただけの隣なので、普通に忍たちにも聞こえそうだが、一応このドラマの約束として、襖が閉まってる限り、互いの会話は聞こえないようになっているのである。

忍「ああ、もう少しで5万円か……」
一方、忍、やっと出て来た通帳の表面をいかにもいとおしそうにドテラの袖で拭くと、中を開いてニンマリする。
榎本「ああ、僕に借金を返してくれるって訳ですか」
忍「借金、あったっけか?」
榎本「何言ってんですか、そう言うことになるとすぐ忘れっぽいんですからね、えーっと、先輩は、あ、43310円」
忍「なんだ10円て?」
榎本「電話代」
榎本、貸した金額をメモした手帳を取り出し、たちどころに忍の借金残高を教えてくれる。
忍、榎本の守銭奴ぶりに呆れつつ、
忍「あ、それね、香典と差っぴき」
榎本「香典? 誰の?」

忍「誰のってお前……なあ、エノ、お前には世話になった、あの、部長、友江さんなぁ、お前、結婚してちゃんと幸せにしてやってくれ」
榎本「ああ、いや、先輩ね、その件なんだけどね……」
忍「ああ、黙って聞けって、俺には時間がねえんだから!!」 榎本「何処行くの?」
忍「だから新幹線……ううんっ、地獄へ行くんだ、地獄へ」
榎本「先輩」
忍「俺の葬儀委員長、お前がやってくれよな」
榎本「なんだ、そんな冗談呼ぶために俺を呼んだのかい?」
榎本がうんざりしたように問い質すと、忍も遂に自分の命があと僅かだと告げる。
無論、榎本は1ミリたりとも信じてくれなかったが、
忍「もし嘘だと思うなら、うちのクソババアに聞いて見ろよ、病院に行ってちゃんと調べてきたんだから!!」

榎本「先輩……」
忍の具体的な説明に、初めて真剣な表情になる。
まあ、いくら忍が稀代のおっちょこちょいでも、冷静に考えれば、綾乃が自分の病状を聞きにわざわざ病院まで足を運ぶという不自然さに気付き、ひいては自分の勘違いにも気付いてしかるべきなのだが、何度も言うように、熱で頭がふらふらして、そんな余裕すらないのだろう。

忍「俺はねえ、もう時間の問題なんだよ、素晴らしい童話を一本も書けず、素晴らしい宣伝文句を一つも残さず、俺はね、永遠に旅立っていくんだよ」
榎本「……」
忍「エノ、エノ泣いてくれるなよ」
悲劇の主人公になりきって涙ぐむ忍であったが、
榎本「まだ泣いてませんよ」
忍「えっ? あ、そう……」
榎本はさすがにまだ半信半疑といった様子だった。
忍「ところでな、この預金通帳だけどな……」
榎本「……」
ここでやっと、榎本を呼んだ理由を打ち明ける忍であったが、その内容をこの場では視聴者には明かさないのが優れた演出。
再び綾乃たちの部屋。

綾乃「こんな侮辱を受けたの初めて!! こうなったらまぁ……」
綾乃のキャラクターにはちょっとそぐわない気もするが、ストーリーの都合上、綾乃の怒りは依然として収まらず、忍たちに持って行く筈だったコーヒーにドカドカ砂糖を入れながらヤケ飲みしていた。
渚「おっちゃんだって悪気があって言った訳じゃないんだからさぁ、この家出て行くなんて言わないでよー」
綾乃「あら、出るところか、一生あんちくしょうに面倒見させてやるから」
綾乃、世にも恐ろしい生涯寄生虫宣言をぶちかましていたが、そこへ慌しく榎本が飛び込んでくる。
どうでもいいことだが、榎本がこの部屋に足を踏み入れるのは、これが最初で最後のケースとなる。
榎本「おばあちゃん、ほんとなのかい?」
綾乃「え……まあ、なに、あなた、人のうちに黙って……」
居候の分際で、図々しいことを言う綾乃。
榎本「ほんとなのかよ、先輩が不治の病でもう長いことないって?」
綾乃「ええ、あんちくしょう、くたばっちまえばいいんだわ」
榎本「はぁー、やっぱりそうか……」
がっくりする榎本であったが、渚はこともなげに、
渚「榎本さん、何聞いて来たかしんないけどさ、おっちゃんただの流感だよ」
榎本「えっ?」
綾乃「そうですよ、あの野郎、猫と交代して死んでくれりゃ良かったんだ」
榎本「猫?」
綾乃「人を万引きババアだの、通った後はペンペン草も生えないだのと……」
榎本「あの先輩の話、聞いちまったのか」
綾乃「あたしゃね、他人の貯金通帳なんか欲しくないですよ!!」
散々悪態をついた挙句、とても綾乃とは思えない無欲な台詞を放つ綾乃であったが、
榎本「他人のじゃありません、おばあちゃんのだよ」 綾乃「……」
ここで、今回のクライマックスと言うべき瞬間が訪れる。
榎本の口から出た意外な言葉に、狐につままれたような顔になる綾乃。
榎本、懐からその通帳を取り出し、綾乃に渡すが、

その名義は加茂忍ではなく、伊集院綾乃となっていた。

綾乃「……」
渚「おばあちゃんの名前じゃない」
榎本「先輩から頼まれたんだよ、俺が死んだらおばあちゃんに渡してくれって……」
このオチは、管理人も全く予想していなかったので、初めて見たときには綺麗なうっちゃりを掛けられたような驚きと共に、麗しい感動に包まれたものである。
まさに、このドラマのメインテーマだと管理人が勝手に決め付けている「人の善意の素晴らしさ」を体現したような見事なシーンである。
綾乃が中を見ると、1500円とか2000円とか、細かいお金が継続的に積み立てられていることが分かった。
榎本「先輩、よっぽどおばあちゃんたちのことが気になってたんだな、それで少しずつ貯金してたらしいんだよ……あんなにお金を貯めることが下手な人間が二人のためにこれだけ貯金してたんだぜ?」
綾乃「……」
渚「おばあちゃん、これでもおっちゃんがくたばったほうがいって言うの?」
渚になじるように聞かれ、

綾乃「……」
涙こそ見せなかったものの、綾乃、何とも言えない切なそうな目をしばたたかせるのだった。
最後にもう一度通帳の名前が映し出されるのだが、そこに綾乃の涙を落とさせる……と言うような陳腐な演出をしないのが、このドラマのエライところなのである。
この後、恩返し(?)の意味も込めて、綾乃が忍に会って誤解を解こうとしている。

忍「猫?」
綾乃「そうですよ、猫なんですよ、時間の問題なのは……おとついの晩、こんなちっちゃな野良猫が紛れ込んで来ましてね、病気だったんですのよ。うんで、獣医さんとこにお連れしたんですよ、したらなんとかいう難しい病気で治らないって……」
それこそ猫のような目をしながら淡々と説明するが、
忍「いいんだよ、バサマ、そんな下手な嘘をついて慰めてくれなくても……」
綾乃「いえ、嘘じゃありませんのよ、なんでしたら、あの、獣医さんと猫、ここへお連れしてもよござんすわよ」
忍「じゃあ、俺、死ななくていいんだな、ほんとなんだな、バサマ」
綾乃「あったりまえじゃありませんか……いいえ、加茂さんみたいな方にはもっと長生きしてもらわなくちゃ」
最初は容易に信じようとしなかった忍であったが、綾乃に重ねて言われて、やっと自分の勘違いだったと気付く。
そこへ榎本と渚が入ってきて、
榎本「先輩みたいな憎まれっ子、早死にできるわけがないでしょ」
渚「憎まれっ子じゃないわよ、おっちゃんは」
忍「あ、エノ、エノーっ!! ああ、ははははははっ」
感極まって榎本に抱きついて喜ぶ忍だったが、
綾乃「ほんとにもう、このたびは貯金通帳ありがとうございます、遠慮なく頂戴いたします」
綾乃がいけしゃあしゃあと懐に入れようとした通帳を毟り取ると、
忍「名義変更、名義変更する!! 絶対名義を変更する!!」
それを抱き締めて布団に潜り込み、念仏のように同じ言葉を唱えるのだった。

そんな忍を見ながら、ホッとしたように笑顔を見合わせる榎本と渚であった。
この後、忍の風邪を感染(うつ)されて往生している榎本と友江、そして渚に迫られて困っている忍の姿となるのだが、蛇足なのでカット。
そう言えば、もうひとつの誤解、榎本と友江の関係については、最後まで忍に説明されないままだったが、まあ、時間的にちょっと厳しいし、それこそ蛇足だからね。
以上、誤解から生じた二つのドタバタを描きつつ、最後に意外なオチでしんみりさせるという、ホームドラマのお手本のような素晴らしいシナリオであった。
と、同時に、今まで書いてきたエピソードの中でも格段に台詞が多く、途中で泣きそうになった管理人であった。
これでもだいぶ省略してるんだけどね。
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