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「少女コマンドーいづみ」第11話 その1


 第11話「明かされた秘密!」(1988年1月21日)

 かなり間が空いてしまったが、「いづみ」のお時間です。ま、誰も読んでないと思いますが……。

 初めてこの作品を見てからそろそろ2年が経とうとしているが、管理人の「いづみ」への愛着は衰えを知らず、今でも不定期にDVDを見返し、ホームページの更新も根気良く続けている。

 さて、11話にして早くもいづみの青春を奪った宿敵・石津がその正体をいづみに晒すことになるのだが、無論、これは視聴率の低迷による打ち切りの為の繰り上げで、本来なら第3クールの終わりか、第4クールの初めくらいに描かれる筈のエピソードだったのだろう。

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 さて、いづみの部屋で珍しくテスト勉強に励んでいる三人娘。

 つい最近高校に復学したと思ったら、もう卒業試験が始まるらしい。
 4話では、2年生だったんだけどね……。

 恵子と佐織が些細なことで喧嘩を始め、いづみが「うるさいっ」と一喝する。

 叱られてしょぽんとなる二人だったが、恵子は、騒いでいる時に偶然出てきたひとつの指輪をつまみあげてものといたげにいづみの顔を見る。いかにもそれはいづみに似つかわしくないアイテムだった。

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 次のシーンでは、いづみが二人を伴って住宅地を見下ろす小高い丘へ来ている。
 いづみ「もう人手に渡ってしまったけど、ずっと昔、あそこが私の家だったわ」

 と、建売住宅のひとつを指し示す。

 いづみ「そしてここが遊び場……、事故に遭った母は即死だったわ。父は病院でこれを書き残して死んだの」
 突然、今まで口を閉ざしてきた自分の過去について語り出すいづみ。

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 いづみは、その手紙を恵子に見せる。
 恵子「いいの?」
 いづみ「みんなに知ってて貰いたいの、初めて出来た私の友達だから」

 恵子、声に出して手紙を読む。「幼くしてひとりとなるお前は、これからたくさんの試練を受けるだろう、楽しさよりも苦しみ……喜びよりも悲しみが多いことだろう、けれどいづみ……お母さんと私はいつも君のそばにいる。そうして君がどう生きるか、じっと見詰めているよ。この世を愛し、友達を作りなさい。友達は君に幸せをもたらしてくれる。どんなことがあろうとも、決して世を拗ねてはいけない。君のお母さんこそそうした。何があろうと、決して挫けることのない優しくて大きな人だった……」

 娘を思う父親の感動的な文面に恵子も佐織も涙ぐむ。
 恵子「いづみぃ……、どうして今日急に話してくれる気になったの?」
 いづみ「今日が両親の結婚記念日だから!」

 恵子が見付けた指輪は、両親の結婚指輪だったのだ。

 恵子「同じ高校生になろっ、いづみ。同じ、ただの女の子に……」

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 その頃、謎の組織の偉い人、石津おじさんは、いづみの写真を見詰めながら自分の世界に突入していた。
 石津「いづみには野性の輝きがある。それは全ての人間が本来持っているものでありながら、我々には決して取り戻すことの出来ぬ、輝きなのだ。美しく、しなやかで……優しく、そして攻撃的……」

 石津の凄いところは、

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 石津「瞳だ、この瞳が全てを物語っている!」
 こういう恥ずかしい台詞を、同僚たちの目の前で堂々と口に出来るところだ。

 続く「我々はいづみを最終兵器として作り上げたつもりでいたが、実はいづみに教えられたのかも知れん。人間の持つ、本当の魅力、本当の力を!」と言う台詞に至っては意味不明である。

 名前もない同僚たちは石津の長広舌に辟易し、「君はいづみを洗脳することはおろか、その戦闘能力すら掴めんじゃないか!」などと一斉に罵る。石津は悔しさのあまり泣きベソをかく(註・かきません)。

 石津(拳でテーブルを叩き)「愚かな人間には、本物とイミテーションの区別もつかんのだ! 結論は俺が出す!」

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 さて、試験当日の朝、パンを咥えながら制服に着替えているいづみ。

 なかなか逞しい体をしてますね。

 と、朝からチャイムが鳴って来客を知らせる。

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 いづみの前に現れたのは、他でもない石津だった。
 いづみ「あなたは……」

 驚くいづみ。もっとも、いづみにとっての石津は、バーガー・インの常連客でビリヤードマニアの男性でしかない。

 石津「君に仕事を頼みたい」
 石津は挨拶抜きで、名刺を出しながら単刀直入に用件を話す。

 ここで石津が出す名刺に「石津麟一郎」と、肩書きは偽りでも本名が書かれているのが石津にとって致命的なミス。後に、いづみが組織を追う貴重な手掛かりとなってしまった。

 4話で、「いづみが我々を追及し得る手掛かりは一切消し去る!」と言い切ってたのにね。

 石津「明日、静岡まで私を安全にボディーガードして欲しい。報酬は百万だ」
 いづみ「百万?」
 石津「私の運ぼうとする企業秘密を奪わんとする者がいる。危険な仕事だ、安いくらいだ」
 いづみ「でもぉ」
 石津「返事は明日で良い。それまで、これを預って欲しい。頼む」
 石津は強引に、その秘密とやらが入っているらしいケースをいづみに押し付ける。

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 次のシーンでは早くも放課後の帰り道となっている。「いづみ」は元来、学園ドラマとして企画された訳ではないので、学校内のシーンが極端に少ないのだ。

 三人は試験後の解放感でいっぱいで、これからいづみの部屋ですき焼きパーティーを開くのだと張り切っていた。

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 だが、肝心の肉を買いに行った健がいつまで経っても現れず、三人は鍋や卓上コンロ、野菜などを前に待ちくたびれていた。
 恵子「おっそいなー、もう、健の奴ぅ、どこまでお肉買いに行ってんのかな?」
 佐織「私たちのこと、野菜でお腹一杯にさせちゃおうって魂胆じゃないでしょうか?」

 やっとチャイムが鳴り、いづみがいそいそと玄関に立つ。

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 健は肉の包みを手に入ってくるが、様子がおかしい。
 健「お前、なんか変な仕事受けなかったか?」

 いづみに訊きながら、ふらふらと部屋の奥まで歩くと、ばたっと倒れてしまう。

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 続けて、コートにサングラス、マスクをかけた、こいつぁ怪しい怪しすぎるぜぇーっ! と言うような男たちがどかどかと乱入してくる。健はここへ来る途中、彼らに襲われて気絶寸前だったのだろう。

 男A「お前がいづみか、石津は何処だ? 預った物を渡せ!」
 男B「預った物はなんだ?」←知らんのかい

 どうやら、彼が石津の企業秘密を狙っている連中らしい。

 いづみ、戦闘モードになりかけるが、

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 佐織が「きゃあああー、助けてー、誰か助けてー、泥棒ーっ!」と楽しそうに叫びながら、手当たり次第に食材などを男たちに投げ付ける。

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 野菜にひるむ男たち。野菜が嫌いなのかもしれない。

 ところが、こともあろうに佐織は石津が置いていったケースを男たちに放り投げてしまう。
 男たちはびっくりしたが、求めていた物が手に入ったのですぐに退却する。

 佐織「いづみ先輩、あたしやっつけました!」
 恵子「今の見たでしょ。佐織が初めて戦ったんだよ」
 誇らしげに言う二人に怒る訳にも行かず、力なく笑ういづみ。

 つづく。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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