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優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第46話 後編


 第46話「呪いのワラ人形」(1979年12月15日)
 の続きです。

 公園の真ん中で、体が硬直して動けなくなったケニア。

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 エゴス本部では、ノロイ怪人が自らの体をロープで縛ってヘッダーたちに引っ張らせ、さらに胸の釘を木槌で打たせると言うシュールな呪いの儀式を行っていた。

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 マサル「四郎さん大丈夫?」
 マリア「ケニア、しっかり」
 トモコ「だから言わないことじゃないのにぃ!」

 「バトルフィーバー」は、初期戦隊シリーズの中ではほんとに女性陣が美人揃いである。嬉しいのである。

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 と、「八つ墓村」的な格好(註1)をした卓郎少年が「呪いだー、呪ってやる!」と喚きながら登場し、怖がるマサルを追い掛け回す。

 (註1……ほんとは全然違う。あくまでそれっぽいイメージ)

 卓郎は「呪いだ呪いだ」と叫びながら町を走り回り、その先々で、彼の母親や担任教師が胸を押さえて苦しむ姿が見られる。

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 その後、どんな宣伝をしたのか、卓郎少年に呪いたい相手の写真を渡して、呪いの代行を頼む人間が続々と現れる。

 ヘッダー「サタンエゴス様、呪いの注文が殺到しておりますぅ!」
 サタンエゴス「ウム、素晴らしいぞ、人間どもの呪いをもっともっと掘り起こせ! この世はもっと醜くなるぞ!」

 少なくともこの段階で、彼らエゴスにとって今回の作戦はなんら実利的恩恵をもたらさない。人間社会を混乱させ、不幸を撒き散らすのを窮極の目的とするエゴスらしい作戦ではあるが、そろそろ最終回なんだし、もう少し「悪の組織」らしい建設的な悪事を働いて欲しい気がする。

 卓郎少年、連れ戻そうとする母親と教師を呪いで脅して追い払う。

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 いい気分の卓郎であったが、それを物陰から見ていたユキが現れ「井川君、ねえ、井川君」と話しかけようとすると、顔色を変えてトンズラしてしまう。

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 マリアとケニアも姿を見せる。
 マリア「ユキちゃん、どうしたの?」
 ユキ「井川君、私のこと好きだったと思うの、前に私のこと付け回してたことがあるの」
 マリア「その時のことをずっと根に持っていたのね」
 ユキ「私が冷たくしたから井川君があんな風になったんじゃないかしら」

 実際、佐藤三千代さん、当時死ぬほどモテただろうなぁ……。

 その後、卓郎少年が呪う相手の写真をサロメに渡していると、強化スーツをまとったバトルフィーバーが現れる。戦闘員たちと戦うが、ノロイ怪人が自分の胸の釘を部下に打たせ、5人に呪いをかける。

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 5人は激しい頭痛を覚え、まともに戦えなくなる。

 何とか戦闘員は片付けるが、

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 サロメ「お前たちは3日後に死ぬのだ」
 怪人「3日殺しの呪いを掛けたのだ。苦しんで死ねい」

 こんな捨て台詞を残されて逃げられてしまう。

 マリア「ほんとかしら」
 コサック「間違いない、奴の呪いは利く」
 フランス「そんなこと保証してくれなくていいよ!」

 それを隠れて見ていた卓郎は、「大変だ、バトルフィーバーが死ぬぞー、3日殺しの呪いだー」と叫びながら学校周辺を走り回る。大勢の子供たちが卓郎の後について走り出す。

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 友達と話していたユキもそれを見て走り出す。

 こうして並ぶと、いかに佐藤さんが当時ずば抜けた美少女だったか良く分かる(失礼)。

 子供たちは、憎しみを込めて卓郎を追い掛け回す。
 卓郎「待ってくれ、呪ったのは僕じゃないよ」

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 子供「バトルフィーバーは僕たちの憧れなんだぞ」
 卓郎「なんだよ、さっきまで人を呪うのを僕に頼んだくせに!」
 子供「バトルフィーバーは別だ」
 子供「やっちまえーっ」

 子供たちは卓郎にリンチでもしかねない勢いだった。母親が飛んできて卓郎を守ろうとするが、子供たちの興奮は収まらない。

 この辺、たとえ子供たちの間でも群集心理によってとんでもないことが起こり得ることを描いた鋭いシーンだと思う……のは俺だけか?

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 そこへ当のバトルフィーバーたちがやってきて、リンチをやめさせようとする。
 ケニア「卓郎君はエゴスに利用されただけなんだ」
 マリア「そうよ、卓郎君には呪う力なんてないのよ」
 子供「だけど、バトルフィーバーの命が3日しか持たないって聞いたから」
 ジャパン「大丈夫だみんな、バトルフィーバーが負ける訳がない」

 彼らの自信たっぷりの言葉に子供たちは落ち着きを取り戻す。

 ついでに、ケニアが「お願いがあるんだ。みんな、卓郎君の友達になってくれないか? お願いだ」と手を合わせて頼むが、子供たちは急に白けた顔になって「そればっかりはね」とぞろぞろ帰ってしまうのが実にリアルでシビアな子供社会の有様を活写したシーンとなっている。

 もっとも、今までリンチに掛けようとしていた相手といきなり友達になってくれと言われてもね、と言う感じではあるが……。

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 卓郎「ふん、どうせ僕は嫌われ者さ。友達が欲しくても付き合いが下手だし、好きで嫌われ者になったんじゃないやい」
 ケニアの余計な一言でますます悲しくなった卓郎、ぼろぼろと涙を流す。

 ケニア「男が泣いたりしちゃあ、友達に笑われるぞ」
 卓郎「友達なんて!」

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 ここで、ユキが現れ、「井川君、友達が欲しいなんて自分の気持ちを言ったのは初めてね」と微笑みかけ、改めて卓郎と手を握るのだった。

 卓郎「ありがとう、これからはいじけたり、逆恨みをして人を呪ったりしないよ」
 卓郎の言葉に、母親も涙ぐんで喜ぶのだった。

 ジャパンはそもそもどうやってエゴスと知り合ったのか尋ね、ノロイ怪人が呪いを込めた釘によって誕生したことを聞き出す。

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 で、ノロイ怪人に戦いを挑み、問題の釘を引き抜いて、その呪力を奪うことに成功する。

 後は、怪人を倒し、巨大ロボットバトルをこなして事件解決。

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 ラスト、さっきの公園のアスレチックスで仲良く遊ぶユキと卓郎。

 もう遅いからと姉のトモコが迎えに来る。
 ユキ「もう少し」
 トモコ「明日にしたら?」
 ユキ「本当にあと少しだってば」
 トモコ「いけません!」

 しつこく促す姉に、

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 ユキ「もう、もてない女はうるさいわねえ」
 と、強烈な一言を返すユキ。

 もっとも、怒ったトモコが呪いを掛ける真似をすると、すぐ降参して仲良く一緒に帰るんだけどね。

 終わり。


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コメント

確かにエゴスの作戦はなんだかセコいですね😅どうせなら社会機能を麻痺させるような作戦を実行して欲しかったですね😓

Re[1]:優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第46話 後編(09/12)  

ふて猫様
>確かにエゴスの作戦はなんだかセコいですね

そうですね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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