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命が燃える赤射!「宇宙刑事シャリバン」第37話


 第37話「不思議な毒花を熊狩りじいさんは見た」(1983年11月18日)

 剣山の分校。
 放課後、家路につこうとする数人の子供たちを、凶暴なカラスが襲う。

 そのうちのひとり、祖父と二人暮しをしている吾一少年、帰宅してご飯を食べていると、今度は一羽の鳩が家の中へ突っ込んできて少年に向かってくる。

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 と、ハンター風の男が無断で座敷に入り込み、鳩を掴んで持って行ってしまう。

 男は、魔怪獣クマビーストの人間態なのだが、演じているのはスーツアクターとして著名な中屋敷鉄也さん。

 ちょうど、小次郎さんと千秋がその村に来ていた。

 小次郎「イケてるよー、千秋ちゃん、ロマンチックでファンタジックでオートマチックだぁっ! 宇宙人にそっくりだ」
 千秋に恥ずかしい服を着せて、色々なポーズを取らせ、カメラに収めている小次郎さん。

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 千秋「小次郎さん、早くしてよー」

 小次郎さん、金に困って「熱烈投稿」に千秋のあられもない写真を送って小遣い稼ぎを目論んでいる……訳ではなく、千秋を囮にしてUFOを呼び寄せてスクープ写真を撮り、それで「スペースフォト賞」なるものを狙っているのだ。

 だが、千秋の背後に現れたのはUFOではなく、オレンジ色の目を光らせた獰猛なクマであった。

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 一目散に逃げ出して、村の神社に避難した二人を、村人たちが取り囲んでいる。
 千秋「何がUFOよ。もうこんな撮影たくさん!」
 小次郎「もしかしたらあれは、宇宙から来たクマでねえべかー」

 電は小次郎から知らせを聞き、すぐに剣山へジープを走らせる。

 だが、森の中を探索中、誰かが仕掛けたクマ用の罠に足を挟まれてしまう。
 そこへ、吾一少年と、少年の祖父でマタギの源造が駆けつけ、罠を外して電を自宅へ連れて行く。

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 源造「これでよし」
 電「どうもありがとうございました」
 源造「あんたの体は普通の人と違うな。普通なら骨がぐちゃぐちゃになる。何者かね?」
 電「あ、いや……」

 源造の鋭い指摘に、俯いて言葉を濁す電。
 でも、宇宙刑事としての訓練は受けていても、電はあくまで地球人なんだから、その辺は普通の人間と同じだと思うんだけどね。イガ星の末裔だから、常人より丈夫なのだろうか?

 源造は、今年は木の実は豊富で、クマが腹を空かして人を襲うとは考えられないと言う。
 源造「もしかして、あの花のせいかも知れねえなぁ」

 老人は何か知っているらしい……。

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 一方、幻夢城では、ポルターがあのハンターを従えて誇らしげに魔王サイコに報告していた。
 ポルター「ご覧下さい、惑星ガニメデスの花の実です。これらはいずれも、暴れ死にした鳥どもの中から取り出したものです」
 サイコ「ガニメデスの花がとうとう咲いたのだな」
 ポルター「はい、8年ぶりに」
 ガイラー「しかし、惑星ガニメデスは数百年前に消滅した筈だ」
 ポルター「消滅する前、宇宙からの隕石に運ばれ、地球に運ばれたのだ」

 ガイラーはファイトローのひとりに「食ってみろ」と、その実を与える。ファイトローは躊躇なくそれを口に含むが、突然暴れ出して、同僚を殴ったり、ミスサイコ2にセクハラしたりする。

 ポルター「ガニメデスの花には凶暴化する毒が隠されているのだ」
 サイコ「その花を使って凶暴なビーストを続々と誕生させるのだ」

 と言うのが、今回の作戦の目的らしいが、わざわざそんなものの力を借りずとも、魔怪獣はすべて十分に凶暴だと思うんだけどね。凶暴になるだけで、別にパワーアップする訳でもなさそうだし。

 その後、吾一少年は滝の上に赤い花が咲いているのを見て、岩をよじのぼってその花を取ろうとする。だが、近くに潜んでいたクマビーストに脅かされ、滑り落ちて重傷を負ってしまう。

 電と源造は、ジープで吾一を町の病院へ運ぶ。

 手術室の前の廊下で、不安そうに待っている電と源造。源造はやおら振り返ると、

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 源造「あの花(ハナ)のことを話(ハナ)そう」

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 電(ダジャレ……なのか?)

 源造「あれは吾一が生まれてすぐのことじゃった……」

 その時も、源造の息子夫婦、つまり吾一の両親が凶暴なクマに殺されたのだと言う。源造はそのクマを殺して仇を取ったが、その胃の中から、奇妙な花の実が出て来た。

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 源造「息子夫婦を殺したクマは勿論憎い。だがワシはその花の実が、クマを凶暴にしたに違いない。そう思った。だからワシはそれ以来、花を求めて剣山一体を、クマなく歩き、そして見付けた」

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 電(くっ、またも……)

 電が突っ込むべきかスルーすべきか迷っている間に、源造は、見付けた花を全て焼き払ったと語り終えていた。

 そこへリリィがガニメデスの花についての資料を持ってやって来る。
 源造にその写真を見せたところ、間違いなくその花の実だった。

 手術は無事終わる。
 源造の「吾一、だいじょぶか?」と言う問い掛けに対し、
 付き添いの看護婦さんの「だいじょぶですよー」と言う台詞が実に軽い。

 源造が、ひとり部屋に寝かされている吾一の枕元に座っていると、部屋が暗くなり、吾一が「暗いよー怖いよー」と、面堂終太郎のような声を上げる。

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 そこへ婦長と看護婦が入ってくる。源造は「婦長さん、孫を助けて下さい!」と、どさくさ紛れに婦長の豊満ボディにしがみつこうとするが、邪険に押し返される。

 それはポルターとミスアクマ2が変装した姿だった。
 二人は正体を現わし、吾一を人質にして、ガニメデスの花が咲いていた場所を教えろと強要する。

 その頃、電とリリィは、病院の地下道で、マドーと戦っていた。

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 クマビーストの攻撃をかわして一回転する間に「赤射」し、ガイラーにキックを放つ電。

 相変わらず惚れ惚れするようなアクションシーンである。

 源造は、ポルターたちに連れて行かれ、花のところへ案内させられる。電は、彼らの愛犬タロウと一緒にその後を追いかける。

 洞窟の奥深く、遂にポルターたちは開花しているガニメデスの花に辿り着く。
 冷酷なポルターは、用済みとなった源造を殺そうとするが、そこへタロウが飛び込んできて、剣を持つガイラーの右腕にむしゃぶりつく。

 ただのワンコ相手に「うわっ」とか言ってうろたえるガイラー将軍。

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 その醜態を目の当たりにして、ポルターもびっくり仰天。

 続いて電も走りながら「赤射!」する。

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 で、マドーの皆さんが8年越しに巡り合えたガニメデスの花をいとも簡単にクライムバスターで焼き払ってしまう。
 ポルター「あーあ」
 ガイラー「あーあ」

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 場所を変えて、元気良く「宇宙刑事シャリバン!」といつものポーズを決める電。

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 しかし、さすがに今回は二人とも作戦が失敗した直後で覇気が感じられず、ほとんど無反応。
 恐らく、今日の晩御飯は何かなぁと考えていたに違いない。

 作戦が失敗した上は、さっさと退却すべきなのだが、ガイラーは「抹殺ぅ!」と機械的にクマビーストに号令するのでありました。

 後は、いつもの戦闘シーンを消化して終了。


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コメント

>スーツアクターとして著名な中屋敷鉄也さん
この少し後に「ZX」の特番で、主人公・村雨のライバル・三影(とスーパー1)を演じます。
三影の飛び蹴りは惚れ惚れするほどカッコいいです。

>「暗いよー怖いよー」と、面堂終太郎のような声を上げる。
「うる星やつら」はアニメよりも原作の方が好きですね。
原作の面白さがアニメでは消えてしまうんですよね。

>その頃、電とリリィは、病院の地下道で、マドーと戦っていた
リリーのスカートから出てる足が色っぽいですね。素敵な画像をありがとうございます。
ミミーとアニーの間に挟まれて影が薄いけど、リリーもエロいです。

しかし、このブログの記事を読ませていただいて
「80年代」って幸せな時代だったなぁ・・・といつも思います。実際、名作が多いですしね。
管理人さまの作品のセレクトにはいつも感謝しております。

Re[1]:命が燃える赤射!「宇宙刑事シャリバン」第37話(09/29)  

影の王子様
>リリーのスカートから出てる足が色っぽいですね。素敵な画像をありがとうございます。

言われて見れば確かに……。自分で貼っておいて気付きませんでした。
ミミーやリリィはあまり戦闘に参加しませんが、だからこそ宇宙刑事の孤独な戦いが引き立つのではないかと思います。アニーは、ちょっと目立ち過ぎだったかな。

>しかし、このブログの記事を読ませていただいて
>「80年代」って幸せな時代だったなぁ・・・といつも思います。実際、名作が多いですしね。
>管理人さまの作品のセレクトにはいつも感謝しております。

こちらこそ、いつもコメントが励みになってます。
自分でもレビューして、作品の面白さを再発見すると言うことがしばしばあります。

ところで最近、RXを1話から見てますが、これも改めて見るとなかなか面白いです。でも、シャドームーンとか過去のライダーとかは、出さない方が良かったかなとも思います。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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