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命が燃える赤射!「宇宙刑事シャリバン」第34話 後編


 第34話「総毛立つ幽鬼は死霊界への案内人」(1983年10月28日)
 の続きです。

 魔王サイコは、いつものように「幻夢界に引き摺り込め」と命じると共に、「レイダー、行け」と傍らのレイダーに命じる。

 幻夢界で、シャリバンはヒャクメビーストとレイダーを相手に奮闘する。
 しかし、どちらの敵も一筋縄では行かず、シャリバンは苦戦を余儀なくされる。

 とりわけ、レイダーの幻術は強烈で、

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 戦いの最中、シャリバンは再び、自分自身の死体を見せ付けられる。

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 シャリバンが近付こうとすると、十字架にかけられた電の顔がドクロに変わり、シャリバンに掴みかかってくる。

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 無論、それは、レイダーが化けたものだった。
 シャリバン「誰だ、貴様?」
 レイダー「死神さ、貴様を地獄へ送る為にやってきた」

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 幻術のみならず、強力なビーム攻撃を繰り出すレイダー。
 紫色の爆発が印象的である。

 シャリバンは傷だらけになりながら、なんとかヒャクメビーストを撃破する。
 同時に、幻夢界から現実世界に戻るが、シャリバンはその場に、崩れるように倒れてしまう。

 サイコ「トドメを刺すべきだったぞ」
 レイダー「奴は死ぬ、最早、屍も同然」

 レイダーの言葉どおり、電は意識不明の重体に陥る。リリィがグランドバースの最新設備で、懸命の治療に当たる。

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 そのリリィから報告を受けたコム長官やマリーンと一緒に、久しぶりに月子が登場。
 月子「かわいそうに。相当ひどくやられたのね」
 烈「マドーめ」

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 コム長官「ギャバン、もう一度地球担当に戻って貰うかもしれないぞ」
 烈「えっ」
 コム「無論、シャリバンの容態次第だが」
 烈「大丈夫ですよ。シャリバンならきっと!」

 今や太陽系地区隊長に昇進した烈、平の宇宙刑事には死んでも戻りたくないのであった(嘘)。

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 意識不明の電、夢の中で、何処とも知れぬ山を登っていた。

 電の目の前に、謎の人物(聖なる者)が現れる。
 聖なる者「若者よ、何処へ行く?」
 電「はい、私はイガ星への道を探してるんです」
 聖なる者「やめた方が良い。イガ星への道は遠く険しいぞ」
 電「じゃあ、やめときます」
 聖なる者「お前なんか死んでしまえ!」

 じゃなくて、
 電「いいえ、たとえどんなに険しくても私は行かなくてはなりません。イガ星の再興は私の使命なんです」
 聖なる者「これを使うが良い」

 聖なる者は小さなクリスタルを取り出し、空へ投げる。
 電「そうだ、コンパス、あれはコンパスだ!」

 電はクリスタルを追って、険しい山道を突き進む。

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 やがて、「生の国」「死の国」と書かれた道標に辿り着く。
 その先は、明るい「死の国」と暗い「生の国」とに分かれていた。

 電はふらふらと、明るい光に満ち、美しい音楽が流れる「死の国」へ向かう。

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 そこには、美しい……、

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 う、美しい……女性たちがよりどりみどりで、舞い踊り、様々な楽器を奏でていた。

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 女性が、電に赤い液体の入ったグラスを差し出す。この右側の子がちょっと可愛いが、はっきり見えない。

 電は無意識的にグラスに口をつけようとするが、
 (ハッ、そうだ、俺にはやることがある。イガ星を再興しなければ……その為には生きなければ)

 電がグラスを投げつけた瞬間、美しい女性の顔が醜く変貌する。

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 電は辛く苦しい「生の国」へ入り、石に齧り付くようにして山頂を目指す。

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 そして遂にイガクリスタルを発見するが、青白く光るドクロの群れが飛び交い、電を行かせまいとする。

 電(ここでくたばってたまるか、俺は、俺は……)

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 電は、霊気を振りほどくと、イガクリスタル目掛けて飛びつく。

 電がイガクリスタルに右手を伸ばした瞬間、現実世界でずっと電の右手を握っていたリリィが、電の心電図が正常に戻っていくのを目にする。

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 電がうっすら目を開けると、涙に濡れたリリィの顔があった。
 リリィ「シャリバン、シャリバン!」
 電「リリィ……」

 そう、電はリリィの愛に救われるように、かろうじて死の世界から引き戻されたのだ。

 しかし、レイダーの毒牙はなおも電の命を狙っていた……。


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コメント

幻夢界での戦闘シーンは最高の迫力!
故・小笠原監督によると「"勝負作”と気合いを入れて演出した」ら「合成の費用で赤字が出た」とか。

>電がグラスを投げつけた瞬間、美しい女性の顔が醜く変貌する。
この顔がメチャクチャ怖いです・・・

とにかくテンションの高さと迫力、怖さと「宇宙刑事」3作の頂点だと思います!

しかし、視聴率の低下により、次作「シャイダー」で上原先生は
「「ドラえもん」の視聴者を逃がすな」と言われたそうです。

Re[1]:命が燃える赤射!「宇宙刑事シャリバン」第34話 後編(08/14)  

影の王子様
>しかし、視聴率の低下により、次作「シャイダー」で上原先生は
>「「ドラえもん」の視聴者を逃がすな」と言われたそうです。

ハードな展開に子供たちがついていけなかったと言う感じですか。今見直すとそのハードさが最高なんですけどね。

レイダーの強敵感  

「こんなのどうやって倒せるんだ?」というレイダーの強敵感ですが
同じ安藤さんが演じたプロフェッサー・ギルの狂気、ガイゼル総統の冷酷さとは違い
「狡猾な戦略家」という「余裕」がさらに強敵感を増している気がします
(前2者と違ってレイダーは人間ではないですが)。

結局、シャリバンVSレイダーは決着をみることはなかったのですが
「レイダーがマドー乗っ取りに成功した」シナリオではどう決着が描かれたのか気になります。

Re:レイダーの強敵感(08/14)  

影の王子様
>「こんなのどうやって倒せるんだ?」というレイダーの強敵感ですが
同じ安藤さんが演じたプロフェッサー・ギルの狂気、ガイゼル総統の冷酷さとは違い
「狡猾な戦略家」という「余裕」がさらに強敵感を増している気がします

個人的には、ブラックサタン時代のジェネラルシャドウを髣髴とさせる気がします。

ま、そもそもレイダーって死霊ですからねえ。倒しようがないんじゃないかと。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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