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「ウルトラマンレオ」第26話 後編


 第26話「日本名作民話シリーズ! ウルトラマンキング対魔法使い~一寸法師より」(1974年10月4日)
 の続きです。

 ゲン(レオ)の行方が分からず、MACステーション内で焦燥に駆られて(何もしない)ダンであったが、不意に足元から「隊長」とゲンの声がする。

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 声のするほうを見ると、手の平サイズのレオがしきりにその存在をアピールしていた。
 ゲン「ここですよ。ここ!」
 ダン「ゲン、お前……」
 ゲン「見て下さい、この通りですよ」
 ダン「お前は2分30秒しか変身できない筈なのに……」

 いや、驚くとこが違う。

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 レオは空を飛んで机の上に飛び乗る。
 巨大サイズの受話器の横で、「小さくされた分だけ、長く(変身して)いられるらしいんです」と説明する。

 ダン「それでお前、大きくはなれないのか」
 ゲン「ええ何度もやってみたんですけど、星人の魔法が解けないんです」

 何度も何をやったと言うのだろう?

 それにしても、そんな体で地球からMACステーションまであっという間に来るのは、さすがに無理があるなぁ。

 その頃、嫌々机に向かって勉強していた哲雄少年、下品な笑い声に窓を見ると、あのプレッシャー星人が街の真ん中に立っているではないか。慌てて母親にも見せようとするが、次の瞬間にはもう星人の姿は影も形もない。

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 で、「気のせいだったのかなぁ」と振り向くと、再び現れるというお約束。

 それにしても、このひと(星人)、一体何をしに地球に来たのだろう? 営業かしら。

 星人は再び手当たり次第に建物を破壊して行く。

 ダンは、レオを制服に引っ掛けて、車で現場へ向かう。

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 ダンの制服に入っているレオ。可愛い。

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 超能力で貨物車両を持ち上げ、爆破させるプレッシャー星人。

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 ダン「MACの力ではあの星人は倒せん」

 註・「どの星人も倒せん」が正しい。

 星人は執念深い性格で、取り逃がした哲雄と母親を執拗に追いかける。

 健気にも自分が囮になって母親を逃がそうとする孝行息子の哲雄君。
 追い詰められた哲雄を救うべく、小さいままでレオが出撃する。

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 と言っても、蚊のようにその頭の周りを飛び回って注意をひきつけたり、手の中に入って覗き込もうとした星人の顔にパンチを見舞ったり、その程度しか出来ないレオ。

 ダンが、松葉杖に仕込んだマシンガンで援護するが、今度はそのダンが狙われる。

 このままでは、本当にレオもダンも殺されてしまうところで、はっきり言ってプレッシャー星人最強説を唱えたい管理人である。

 だが、

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 ここで時ならぬ稲光が走り、星人をおののかせる。

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 そして現れたのは、今まで見たこともないウルトラキャラであった。

 ダン「ウルトラマンキング……」

 ナレ「ウルトラマンキングとはレオの星でも光の国でも必ず何処かにいると言われながらまだ誰も出会ったことのない不思議な力を持った伝説の人なのだ」
 だそうです。

 ウルトラマンキング、2000年以降の新作にも登場しているようだが、これが最初の登場となる。
 ウルトラの乳、いや父と混同してしまいがちだが、ウルトラの父を遙かに凌ぐ超能力の持ち主で、ウルトラ世界の神様のような存在なのだ(多分)。

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 とりあえずキングは「打ち出の小槌」を取り出し、レオの頭上で何度も振る。

 ここで再び「一寸法師」の童謡が流れる趣向になっている。

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 昔話と同じように、レオの体がどんどん大きくなっていく。

 元のサイズに戻ったレオは、星人と改めて戦う。
 キングは、身に付けていた銀色のマントを外し、レオに投げる。

 それはウルトラマント(まんま)と言う、強力なアイテムであった。

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 レオはそれを傘の形にして、星人の火炎攻撃を防ぐと、星人の頭上を飛び越え、振り向いたところを傘の先で突き刺す。

 傘の先(石突)で敵を刺したウルトラ戦士って、他にいないだろうな……。

 レオはマントをキングに投げ返すが、キングはそれをもう一度レオに投じる。

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 マントは、今度はレオの左腕に、腕輪となって装着される。別にウルトラブレスレットなどと名称が変わる訳ではなく、あくまでウルトラマントのままである。

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 で、左右から呼吸を合わせて星人にビームを浴びせるレオとキング。

 こうして、さしものプレッシャー星人も爆発炎上する。

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 美しい夕陽を浴びながら、キングの腕を握るレオ。

 ナレ「ウルトラキングのくれたウルトラマント、マントにはまだまだ秘密が隠されてるんだよ。レオはますます面白くなるねえ

 最後のこの押し付けがましい台詞が、とても切ない。

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 ラスト、姿を見せたゲンに、母親が「私としたことがほんとに申し訳ございませんでした」と謝罪する。

 なんとなく全部解決したような感じだが、劇中、彼女に教育ママを反省させるような出来事は何もなかったので、この後、引き続き哲雄少年、母親にガミガミ勉強しろと言われたのではないだろうか。

 どうでもいいが、プレッシャー星人の顔を見ると、寺沢武一の漫画に出てくるクール系の悪役の顔を連想してしまうのは管理人だけだろうか?
 「コブラ」の異次元レースのジェイソンとかね(知るか)。


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コメント

http://animatorexpo.com/" target="_blank">http://animatorexpo.com/
(本日より配信)
このアニメ(-ター)見本市っていうのは基本的に7、8分のショートフィルムで
実験作とか、個々のアニメーターが作ってみたいアニメのパイロットフィルム的なものだそうです。

原作は故・内山まもる氏が「レオ」終了後の「小学3年生」で連載した「さよならウルトラ兄弟」で
1978年の「第3次ウルトラ・ブーム」で「コロコロ・コミック」で改題し再掲載されました
(私もこれで読みました)。

このアニメ、尺の関係上「ダイジェスト」なのは仕方ないですが
効果音やBGMが「オリジナル」なのが嬉しいところ。

補足)セブンは内山氏の漫画では既に死んでいたので、ジャッカルに倒されません。
再生すると、広告アニメが長いのですこし我慢ください。

久しぶりに「昭和ウルトラマン」ってやっぱりいいなぁ・・・と思えました。

Re:「昭和ウルトラマン」の新作です(08/22)  

影の王子様
情報ありがとうございます。
早速拝見させて頂きました。

なかなか燃えますね。

関係ないけどついさっき「セブン」のレビュー書いてて、半分書いたところでデータが吹っ飛び、泣く泣く最初から書き直しました。きーっ。

Re:「ウルトラマンレオ」第26話 後編(08/22)  

昔の特撮はおおらかでいいですね😅目の前に怪人(星人或いは怪獣)がいてもリアクションなしなんて有り得ないと思うのですがね😓

Re[1]:「ウルトラマンレオ」第26話 後編(08/22)  

ふて猫様
>昔の特撮はおおらかでいいですね

そうですね。

イベント編にはあまり出てない

梅田トオルは、ウルトラヒーロー客演エピソードをほとんど欠席しています。故にウルトラ兄弟セレクションにはレオ全編通しのレギュラーでいながら2回しか出てません。
キング初登場のこことアストラ初登場の回です。
アストラとキングの登場回はセレクションで放送されなかったハングラーとブニョの回以外は全て欠席です。
カオルはトオルの登場回に加えて1.2話がセレクションで放送されたので4回登場となり、2番目に少ないですね。

アクマニヤ星人

ここにはトオルも出ていたか。だからアストラ回は三回でたかたちですね。

Re: イベント編にはあまり出てない

> 梅田トオルは、ウルトラヒーロー客演エピソードをほとんど欠席しています。

それは気付きませんでした。やっぱり客演がある分、ドラマパートが削られるんですかね。

Re: アクマニヤ星人

懐かしいなぁ……

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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