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「少女コマンドーいづみ」第10話 その1

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 第10話「花を売る女戦士」(1988年1月14日)

 誰も読んでないと思うが、まだまだ続くのである。

 冒頭、埠頭の倉庫に忍び込んだサバイバルゲーム好きの少年イサオが、そこに保管されていた特殊な形状をした銃を盗み出したことから、今回の物語が幕を開ける。

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 さて、今日も今日とてバーガー・インにたむろしているいづみたち。だが、今日は少し雲行きが怪しい。
 恵子「そんなに怒ることないじゃーん! いづみのこと考えてやったげたんだから」
 いづみ「だからって、勝手に保険に入れちゃうことないでしょう?」

 どうやら恵子と佐織が、勝手にいづみを保険(傷害保険?)に加入させてしまったらしく、そのことでいづみが機嫌を悪くしているのだ。

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 と、恵子たちより少し年上の綺麗が女性が入ってくる。
 マリコ「あのー、事件を解決してくださる方はこちらでしょうか?」
 恵子「私は営業取締役の湯浅だけど」
 マリコ「どうも……、実は、弟のことでちょっとご相談したいことが……」

 恵子は最後まで言わせず、マリコの肩を押すようにして店の奥の彼らの遊び場へ連れて行く。いづみも、恵子に手招きされて渋々移動する。

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 マリコ「三日前、弟のイサオが夜遅く帰ってくると、それっきり部屋に閉じこもってしまって学校へも行こうとしないんです」
 いづみ「自閉症なら、ここじゃなく病院ね」

 当時の「自閉症」に対する認識がどの程度のものだったか、良く分かる問題発言。ま、今でも似たような偏見を持つ人はたくさんいる。

 マリコ「いえ、それが、昨日からお店の周りを変な男の人たちがうろうろし始めて何か探ってるようなんですけど……」
 恵子「分かった、弟さんに事情を聞いて、店の周りをうろつく男たちを調べ、撃退する……」

 ゲストの中でも特に美形のマリコを演じるのは、布瀬智子さん。

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 前年の「スケバン刑事3」16話で、由真のライバル太田涼子を演じていた人である。得意技はWハサミ。

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 いづみ「どうしろって言うの?」
 恵子「とりあえずぅ、お店を手伝って様子を見る」
 いづみ「お店ぇーっ?」
 マリコ「弟と二人で、小さいんですけど、花屋をやっています」
 いづみ「花屋……」

 横で聞いていた佐織が突然目を輝かせ、「やります! 私手伝います! いいな、いいなぁ、私チューリップだぁい好き!」
 はしゃぐ佐織に「やれやれ」と言う顔をするいづみと恵子。

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 だが、イサオが盗み出した銃は、実は石津の「謎の組織」が開発していた最新鋭の武器だったのだ。
 滝沢「奪われたサーモセンサースコープガンは一両日中に回収できると……」
 石津「他の武器も、至急別の場所へ撤収させろ」

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 石津「我々が独自に開発してる兵器は、全て『来るべき日』の為の物だ。まだ実験段階の物もある。それまでは、静かに眠らせておかねばならん」

 意地でも素顔を見せたくない石津さん。

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 マリコ、いづみたちを連れて花屋兼自宅にやってきて、鍵を開けようとするが、路地に潜んでいた二人の男がいきなりマリコに襲い掛かり、「弟を出せ!」と迫る。

 ……しかし、彼らはイサオが銃を盗んだことを知ってるのだから、何もマリコが帰るのを待たないでも、さっさと家に押入って銃を奪い返せば良いのでは?

 当然、彼らはいづみに撃退される。恵子は「闇学中の連中で奴らを探すわ」と、その場を離れる。

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 マリコは二人を新しい従業員としてイサオに紹介するが、イサオは敵意を含んだ視線を向けるだけだった。

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 ここでまた場面が変わり、晴海署の少年課。
 暇を持て余している署員たちを眺めて、「やー、暇そうだねえ。ふふっ、警察が暇だってことは、それだけ世の中が平和だってこった」とつまらなそうにつぶやく藤原。

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 藤原「ね、むーちゃん?」
 爪の手入れに余念のない武藤萌の前に座り、机の上にどかっと足を乗せる無作法な藤原。

 むーちゃんはその足を手で払い落とすと、
 武藤「藤原さんはまた五条いづみですか?」
 藤原「あーっ、あいつまた、なんか似合わねえこと始めやがった」

 藤原、既にいづみが花屋でバイトを始めたことを知っていた。

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 武藤「なんでそんなに目の色変えて追いかけるんです? ……分かったぁーっ!」
 藤原「えっ?」
 武藤「俺ももう42だ。何か弱みをつかんで五条いづみと結婚でもしよう!」

 実に嬉しそうに藤原の本音を代弁して見せるむーちゃん。可愛い……。

 年齢差を考えればかなり突拍子もない発想だったが、意外に、藤原は痛いところをつかれたように言葉に詰まる。

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 武藤「わっ、照れてる、照れてる」
 藤原の顔を覗き込んで冷やかすむーちゃん。

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 藤原、机をバンと叩いて立ち上がると、
 「あいつはなぁ、俺がたった一人捕まえられなかった相手だよ。それだけだよ、他になにもないよ」

 だが、むーちゃんは馴れ馴れしく藤原の肩を指先でぐりぐり押しながら、「そうかしら?」としつこい。

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 藤原「ふっ、嘘だと思うなら、今度、俺とデートしようか? ね?」
 照れ隠しのように唐突にむーちゃんを誘う藤原。照れ隠しと言っても、むーちゃんのことを憎からず思っていたことは確かだろう。

 が、むーちゃんはバカにしきった顔で後ろを振り向き、
 武藤「誰がー? 誰と?」
 藤原「俺と」
 武藤「誰っ?」

 藤原「ふざけるなっ!」
 遂に藤原も切れるが、むーちゃんは相変わらずケロッとした顔をしている。なかなか大したタマである。

 この藤原とむーちゃんのやりとり、ストーリーには全く関係ないが、とても好きなシーンである。

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 さて、マリコの花屋。
 佐織「大丈夫ですから、ちゃんとやるんですよー」

 お仕着せの制服を着させられたいづみを、店先に押し出す佐織。
 ぶりっ子で年下だが、佐織はこういう場合、とてもしっかりしている。少なくとも、この3年間戦闘訓練に明け暮れてきたいづみよりは、よほど社会性がある。

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 佐織、自分の仕事に戻るが、いづみが厳しい顔で仁王立ちしているのを見て、
 佐織「いづみ先輩……、花を売ってるんですよ、分かってます?」
 いづみ「分かってるわよー」
 佐織「じゃ、もっとニコニコして下さい。折角可愛いカッコしてるのに、いづみ先輩、喧嘩売ってるみたいです」

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 佐織に注意され、いづみ、素直に笑顔を作る。
 佐織「そーそー、そういう顔ならお客さん来ます」

 と、ちょうど「すいませーん」と男の客の声がする。
 佐織「ほらねー」

 二人は待ってましたとばかり飛び切りのスマイルを並べて「いらっしゃいませーっ」と頭を下げるが……。

 つづく。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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