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愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第51話 前編


 第51話「ひびけ希望の鐘よ」(1981年1月31日)

 いよいよ最終回である。うーむ、さすがに感慨深いものがある。第1話を書いたのが、2013年の7月なので、まる2年ほど掛かった計算になる。

 さて、引き続きベーダー城を占領し、傍若無人に振舞うバンリキ魔王とバンリキモンスの最強タッグ。ヘドリアン女王にけしかけられて、デンジマンと雌雄を決すべく出撃する。

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 デンジマンは、巨大化したモンスとダイデンジンで戦うが、その強力な念力の前に、あらゆる技が通用せず、苦戦を強いられる。

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 その様子をモニターで見ていたヘドリアン女王は、こともあろうに「頑張れ、ダイデンジン!」と宿敵デンジマンを応援する。ケラーとミラーも驚きに目を見張る。
 女王「バンリキ魔王が憎い。ヘドラー将軍を死に追いやったのは魔王じゃ!」

 だが、モンスの念力攻撃の負荷に耐えかね、遂にダイデンジンのコンピューターが爆発してしまう。やむをえず、ダイデンジンは一旦退却する。

 デンジランドに戻った赤城たちは、口々にアイシーにダイデンジンを修理してくれるよう頼むが、アイシーは「司令回路のスペアはない」と無情の宣告を下す。

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 一方、ミニパトでパトロール中の千恵子と同僚の婦警。
 蛇行運転をしている車を見付けて警告するが、自分たちのミニパトも何かに操られるようにハンドルを失ってしまい、停車中の車に激突してしまう。

 この婦警、最終回だけに登場する、役名もない不憫なキャラであるが、演じる城山いづみさんはなかなかあだっぽいし、

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 リアクションも上々で、活躍が期待できる有望株だったが……。

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 その話を聞いた緑川、「居眠り運転かなんかしてたんだろう」と信じない。
 婦警「ひどいわ」
 千恵子「信じて頂戴よ、本当にハンドルがひとりでに」
 緑川「ひとりでに?」
 千恵子「本当よ! ……はっ、あれは何?」
 熱弁をふるっていた千恵子、上空に変なものが浮かんでいるのに気付く。

 それはモンスで、念力を使って手当たり次第に街に混乱を起こしていたのだ。
 緑川から連絡を受け、4人はすぐ出動しようとするが、アイシーに「やめろ。待つこと戦略だ」と、いつになく厳しい口調で止められる。4人はそれでも行こうとするが、アイシーはドアにバリアを張って、どうしても彼らを行かせようとしない。

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 やがて緑川が戻ってくる。
 緑川「おい、どうして出動しないんだ? めちゃくちゃだぞ街は……おいレッド、一体どうしたんだ? おい、青梅!」
 青梅「アイシーに聞けよ」
 青梅、はらわたから搾り出すような声で応じる。

 ベーダー城では、モンスの活躍に夢中になっているバンリキ魔王に、女王の目配せを受けてケラーが恭順を装って酒を注ぎ、その隙に「ヘドラーの仇!」と、女王が背後から魔王に切りかかる。

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 バンリキ魔王、女王めがけて剣を投げ返すが、ケラーが等身大の盾に変身して、咄嗟にそれを防ぐ。
 ケラー「ああーっ!」

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 ケラー、人間の姿に戻って、そのまま絶命してしまう。
 女王「ああっ、ケラーっ!」

 忠実な部下の死に、絶叫する女王。部下を本気で愛しているのが、悪の組織の総帥として、ヘドリアン女王の特異なところだ。

 女王「ミラー、ケラーに続いて戦うのじゃ!」
 女王が叫ぶが、何故かミラーは笑みを湛えたまま、動こうとしない。

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 ミラー「私は強いお方が好きでございます」
 魔王「おう、ふっふっふっふっ」
 女王「裏切りおったなぁ、ミラー!」

 ここに来て、ミラー、まさかの寝返り。続いて床がパカッと開き、再び女王は地下牢へ落とされる。

 戦隊シリーズにおいて、終盤、悪の組織内部で権力闘争や裏切りが横行すると言うのは、この「デンジマン」を皮切りに、「サンバルカン」「ゴーグルファイブ」「ダイナマン」「バイオマン」「チェンジマン」「フラッシュマン」……と、年中行事のように続いて行く。「マスクマン」以降は興味がないので知らない。

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 デンジマンは、街がモンスによって破壊されていくのを黙って見ていられず、
 レッド「デンジスパーク! 俺たちは行く、ドアを破壊しても!」
 アイシー「どうしても行くのか、諸君……」

 ひとりひとり、(劇中)最後のスパークをして、出撃するデンジマン。

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 ナレ「一体アイシーは何を考えているのであろうか?」

 多分、何も考えてないと思います。ばうばう。

 後編に続く。


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コメント

アイシー(🐶)以外に主人公の参謀として一緒に戦った動物はいるのでしょうか?今更ながらアイシーの貢献度は、もっと高く評価しても良いと思いますがね。この作品がレビューされた少し前に(個人的な理由ですが)会社を辞めたので印象に残っています

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第51話 前編(07/28)  

ふて猫様
>アイシー(🐶)以外に主人公の参謀として一緒に戦った動物はいるのでしょうか?

うーん、他にはいなかったと思いますが。「マシンマン」では、敵の方にオウムのロボットがいましたが。

Re:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第51話 前編(07/28)  

ヘイドリアン女王が正義の味方(デンジマン)を応援したのは、“敵の敵は味方”という発想からでしょうか?(んなワケないやろ😓)

ヘイドリアン女王

前にも言いましたが、何故ヘイドリアン女王はデンジマン達を応援したのでしょうか?“宿敵を倒すのは自分の役目”と考えていたのでしょうか?(だとしたらカッコイイですね😅)

Re: ヘイドリアン女王

それだけバンリキ魔王が嫌いだったんでしょう。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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