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獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第24話 後編


 第24話「美しいおとめ座の少女」(1974年9月20日)
 の続きです。

 さて、いつになく上機嫌で口笛など吹きながらシャワーを浴びているゲン。
 トオルが来て、みんなで映画に行くから一緒に行かないかと誘うが、「わりぃ、今日は行けないんだ」とすげなく断る。

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 トオル「オオトリさん、行けないんだってさ」
 百子「そう」

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 後から、タオルで頭を拭きながら、ゲンが現れる。
 百子「MACのお仕事?」
 ゲン「えっ? えへっ、ちょっとね……」
 視線を反らして言葉を濁すゲン。

 子供たちは不満タラタラだったが、結局三人だけで出掛けて行く。

 無論、仕事と言うのは嘘で、こっそりカロリンのところへ通っているのだった。この浮気者!

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 口笛を吹きながら、弾むような足取りで彼らの「家」に向かう。中に入る前に、髪を整える。

 ゲンって、いつの間にかケーハクになっちゃったなぁ。

 だが、中から「どうぞ」と言う枯れた老人の声がして、ゲンのテンションは地の底まで落ちる。

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 ドドル「オオトリ君じゃな、話はあの子から聞いています」
 ゲン「お体、如何ですか?」
 ドドル「ああ、この分ならあと10日もすれば起きれるじゃろう。これもみなあなたのお陰だ」
 ゲン「いや、僕なんか。きっと彼女の祈りが通じたんですよ」

 そこへ、カロリンが花を持って「おじいさまーっ」と元気に現れる。近くで花を摘んでいたのだ。

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 ゲン「やあっ」↑テンション急上昇↑
 カロリン「この花綺麗でしょう、河原に咲いてたのよ」
 ゲン「ああ、この花はね、野菊って言うの」
 カロリン「野菊ぅ? まぁ、可愛い名前ね」

 だが、平穏も束の間、MAC本部から再び宇宙船接近の知らせが入る。

 カロリン「ロボット警備隊だわ」
 ドドル「とうとうここまで追って来たか……」
 ゲンは二人にここを動くなと強く言ってから、本部へ向かう。

 その後、ゲンも含めてマッキー各機が迎撃に上がる。
 ダン「命令するまで決して攻撃するな」

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 ダン「こちら宇宙パトロール隊、至急応答したまえ」
 声「我々はサーリン星ロボット警備隊だ。逃亡者を追ってやってきた。地球に危害を加えるつもりはない。逃亡者、ドドルとカロリンを引き渡しなさい」

 いかにも機械的な声が返って来る。こういうのカタカナで書くと雰囲気が出るが、読みにくいので普通に書きました。各自の脳内で変換してください。

 ゲン「ちくしょう、勝手なこと言いやがって! よし、見てろ」
 カッとなったゲン、ダンの命令を気持ちが良いくらい無視して、いきなり宇宙船に向かって攻撃する。

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 攻撃を受けて、宇宙船はその中から頭部を出し、すぐさまビームを放ってゲンの乗る機体を撃ち落とす。
 声「我々の力が分かっただろう、1時間だけ時間を与える。それまでに逃亡者、ドドルとカロリンを連れてきなさい。さもなくば、地球を破壊する」

 その宇宙船こそ、ドドルが作ったけど叛乱を起こしたロボット・ガメロットであった。

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 頭上に響く通告に、しっかり抱き合うドドルとカロリン。

 命令を無視したゲンは、当然ダンから怒られる。
 ただ、初期と比べてダンもすっかり丸くなってしまい、「命令を無視する奴があるかっ!」の一言だけ。

 それに対してゲンも「あー、すーません」(註・多少脚色してあります)と、かるーく応じている。

 ダン「一刻も早くサーリン星人を見付け出すんだ」
 隊員「彼らを探し出してどうすんですか」
 隊員「決まってんじゃないか、ロボット警備隊に引き渡すのさ」

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 ダン「地球の安全を守る為だ。仕方あるまい」
 ゲン「でも、そんなひどい!」
 隊員「ひどい? 何がだ? 逃亡者を捕まえて引き渡す。どこがひどいんだ?」

 ダンは、長い付き合いなので、すぐゲンが彼らを匿っていると察する。
 ダン「お前、サーリン星人の居場所を知っているな? 言うんだ!」
 ゲン「やです!」
 ダン「なにぃ」

 ゲンはそれだけ叫ぶと、何処かへ行ってしまう。自由な社風ですね。

 ダンは二人のところへ戻り、すぐ別の場所へ移動しようと、そこを離れる。

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 彼らの前にダンが現れるが、
 ダン「私はMAC隊長モロボシダンです。さぁ、急いでください、脱出用ロケットが用意してあります」

 うーん、あんまり物分りが良いのも、かえって物足りないなぁ……。
 それに、こんなに早くどうやってそんなものを用意したのだろう?

 ダン「ゲン、何をしてるんだ、早く二人をロディに」

 1時間が経過したのか、あるいはカロリンたちに気付いたのか、ガメロットが地上を攻撃し始める。
 ダンは、二人をロディに乗せて走り出すが、上空から激しいビーム攻撃を受ける。

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 変身しようとしたゲンも、攻撃を受けて砂山を落ちる。

 このシーン、妙にカッコイイ。

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 そして、攻撃を受けながら、「レオーっ!」と雄叫びを上げて変身する。

 レオの出現に、ガメロットは手と足を出して完全なロボットになり、地上に降りてレオと戦う。

 ガメロットは強く、と言うか、レオが弱っちいので、ガメロットは一方的にレオを攻める。

 その様子を見詰めるカロリンの脳裏に、短いけれど楽しかったゲンとの思い出が甦る。

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 カロリンは意を決して走り出す。
 ドドル「カロリン、やめろ、カロリン!」

 カロリンは走りながらガメロットに銃を撃つ。
 ガメロットもビームで応戦する。

 カロリン「レオーっ、レオーっ!」

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 仁王立ちしたカロリンは、レオを救う為、バトルモードに移行する。

 そう、カロリンはドドルの孫娘ではなく、彼に作られたアンドロイドだったのだ!

 ドドル「あ、ああ~」
 悲しげな声を上げるドドル。

 いやぁ、松岡さん、「アマゾン」の前にこんなことやってたのね。

 ただし、映るのは一瞬で、すぐにガメロットに向かって突っ込んで行く。
 で、腹部の集積回路に体当たりして、ガメロットに大ダメージを与える。

 レオ、起き上がると怒涛のラッシュ攻撃を見舞い、最後はレオキックでメガロットの首を剃り落とす。

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 ラスト、夕焼けの下、カロリンの墓に彼女が好きだった野菊を供えるゲン。
 涙を堪えるゲンの胸には、いつまでもカロリンの明るい笑顔が輝いていた。

 ドドル「たとえアンドロイドでも、この子は私の孫です。これからずっと一緒にいるつもりです」
 ゲン「じゃ、ずっとこの地球で暮らすんですか」
 ドドル「この子がここに眠っている以上、ここが私の故郷です。なぁ、カロリン……」

 と言う訳で、「レオ」の中でも屈指の感動作でありました。


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コメント

この話を観たくなってDVD借りました。

い~やぁ、松岡まり子さん、本当に「可憐」ですね・・・

同じ故郷を追われた者同士の交流というのがいいですし
自分たちを助けてくれたゲン=レオを助けるために特攻する。
これは「レオ」の良作ですね。

でも、この回は一にも二にも、松岡さんの魅力あってこそ。
「アマゾン」を観返す時は、しっかり松岡さんをチェックしようと思いました。

Re[1]:獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第24話 後編(07/29)  

影の王子様
>「アマゾン」を観返す時は、しっかり松岡さんをチェックしようと思いました。

松岡さんの魅力を分かって貰えて嬉しく思います(えらそうだな)。

丘野さんもですけど、あの素朴な感じは今の女優さんには出せないと思うのです。

松岡まり子さん  

「特撮秘宝」という雑誌(小さくて分厚いです)の最新号に
松岡まり子さんのインタヴューが掲載されています。
この回のエピソードが多いです。

Re:松岡まり子さん(07/29)  

影の王子様
>「特撮秘宝」という雑誌(小さくて分厚いです)の最新号に
>松岡まり子さんのインタヴューが掲載されています。

情報ありがとうございます。買おうかなぁ。

Re:獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第24話 後編(07/29)  

松岡まり子さんはアマゾンの前にレオに出演されていたようですね😅地球侵略のアンドロイドと云うのが何とも皮肉で悲劇的な結末でしたね

天本英世さん

松岡まり子さんの影に隠れてしまいましたが、今回は天本英世さんもゲスト出演されていたようですね😅出来れば、2人揃って故郷(おとめ座)に帰れれば更によかったのですがね😅

Re: 天本英世さん

悲しい結末でしたね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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