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「ケータイ刑事 銭形泪」セレクション 第27話 前編


 第27話「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(前編)」(2004年7月4日)

 何ヶ月ぶりだか思い出せないくらい休んでしまいましたが、「ケータイ刑事」のお時間がやって参りました。来なくて良いと言っても来るのです。まるで恐怖新聞ですね。

 さて、今回は初のミュージカル仕立てと言うことで、要所要所で突然登場人物が歌ったり踊ったりする実験的な内容なのだ。しかも、古い言い伝えの残る山村を舞台に猟奇殺人事件が起こるという、シリーズでは珍しく横溝作品を意識したストーリーになっていて、随所にそのパロディ精神も窺える。

 本編の前に、シリーズも最終盤に差し掛かり、OPが衣替えされる。夏服バージョン後期とでも呼ぶか。

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 「007」を思わせる導入部から、

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 昔の射撃ゲームを思わせるようなコミカルなタッチ。

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 更に初めて、準レギュラーの佐藤二朗さんがOPに登場する(今回は出ないけど)。

 個人的には3つのOPの中で一番好きだ。

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 物語は、柴田の「お二人はたたりを信じますか?」と言う質問から始まる。

 高村「それは日本的な一種の迷信だね。たたりとは心の弱い人間が囚われる一種のシック!」
 柴田「なるほど、私も鑑識の立場上、たたりなどの存在については否定的な見解を持っています。……しかし、もろこし村のポン踊りだけは謎なんです」
 泪「なんですか、それ?」
 柴田「村に古くから伝わる雨乞いの儀式です。村の名産はとうもろこし、英語で言うと?」

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 泪「ポップコーン!」
 高村「ノーノーノー、ポッココン!」

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 柴田「そう、そのポカカン! が訛って、ポン踊りとなった訳です」
 泪(カメラに向かって)「訛ってないじゃん!」

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 柴田「先を続けます」
 泪(カメラに向かって)「いや、だから訛ってないって!」

 黒川芽以ちゃんの可愛い画像を貼ることが自分に課せられた天命なのだと管理人は信じたい(好きにしろ)。

 柴田「50年前、村が大干ばつに襲われた時、雨乞いのポン踊りを行ったら村の若者三人が謎の死を遂げたんです。25年前も同じように……」
 高村「死因は?」
 柴田「息詰まり。鑑識用語で言うところの窒息死……、しかも原因不明」

 柴田によれば、全員踊りの最中に衆人環視の中で、突然苦しみだして死んだという。しかも、首には何者かに絞められた手の跡が残っていたと。
 柴田「以来村人たちは、それを神の手様のたたりだと恐れ、ポン踊りを封印したんです。ところで今年は極端な雨不足でとうもころしは不作、ですから……」
 泪「あーっ! 思い出した。もろこし村って柴田さんの出身地ですよね。季節になると柴田さんから美味しいとうもろこしが送られてくる……」

 ここでいきなり、

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 「た、す、け、て、泪ちゃん、高村さん~♪」
 と、鑑識バックダンサーを従えて歌いだす柴田。これがミュージカル仕立ての具体例である。

 ちなみにこの歌、後に柴田からのケータイの着信に使われるようになる。

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 その曲の終わりと同時に、三人はそのもろこし村に飛んでいる。柴田は二人に、たたりの謎を解明してくれるよう個人的に頼んだのだ。

 すぐに、村の青年団の面々が出迎えに現れる。みんな柴田の幼馴染みである。
 泪は、すぐにポン踊りの会場に案内してくれるよう頼む。その途中、彼らの目の前に、

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 こぉーんな人が登場する。

 「もぉーろこし、大明神のたたりじゃ、たたりじゃ、たたりじゃ!」

 オババは、たたりでみんな死ぬぞと朗らかに宣言して森の中に姿を消す。

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 (何も見なかったことにして)泪たちはやがて空き地に設けられた本格的な櫓の前に到着する。

 櫓を囲む村人の中に、妙に踊りが本格的な一団(手前のジャージの女性とか)が見えるが、プロのダンサーか、ダンサーの卵だろう。

 青年団長が櫓の上に上がり、威勢良く音頭を取って踊り始める。

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 そんな様子を苦々しく見ている者もいた。さっきのオババ、そして村長も。
 村長「たたりの恐ろしさを知らん、哀れな奴らよのう」

 愉快なネーミングの村長を演じるのは、ケータイ刑事シリーズ常連の諏訪太郎さん。

 で、「レインレイン雨さ降れ~♪」と踊り歌う青年団を中心とする村人たち。
 その軽快なリズムに、泪も高村も楽しそうに輪に加わって一緒に踊るのだった。

 ……が、

 櫓の上で踊っていた団長が、突然苦しみだしてその場に倒れてしまう。
 そう、まさかと思ったたたりが本当に起きてしまったのだ。

 柴田「死因は窒息死」
 高村「どういうことなの? 自分で自分の首を絞めたってこと?」
 泪「それは無理ですよ。死ぬ前に気絶してしまいます」

 村長やオババは、ここぞとばかりに「神の手様のたたり」だと吹聴し、騒ぎ立てる。無論、泪たちはそんな安易な結論に飛び付く訳には行かない。

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 村の公民館を臨時の捜査本部として、捜査を開始する。

 ちなみにこのシーンで、

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 貼り紙が剥がれてずり落ちるのだが……、

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 これは、草刈正雄氏も出ている横溝映画「病院坂の首縊りの家」の、このシーンを模したものなんだよね。

 それにしてもマニアックなパロディだ。

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 「村人がもろこし大明神を恐れるようになったのも400年前の出来事が始まりなんです……」

 「もろこし大明神」の由来について話し始める照子(ひふみかおり)だったが、突然「今から400年前~丹羽一族に滅ぼされた林一族の落ち武者様がこのもろこし村に逃げ延びてきました~♪」と、歌いだすのだ。

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 で、その落ち武者を草刈氏が演じている。

 落ち武者が村人たちの世話になり、そのお礼にとうもろこしの栽培を教えたこと、とうもろこしで村が栄えたことから、落ち武者が「神の手様」と尊称されるようになったこと、丹羽一族が攻めて来た為、落ち武者が自ら命を投げ出したこと(息詰まりの刑)、村人が落ち武者を「もろこし大明神」として手厚く祭ったこと、50年前に「もろこし大明神」への御供えを怠った為に村が干ばつに見舞われ、さらに三人の若者が原因不明の死を遂げたことなど、すべて歌で説明されるので、頭に全然入らないのだった。長過ぎるし、はっきり言ってこの演出は失敗だろう。

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 その歌の途中、同じく歌で相槌を打つ泪の画像を貼りたいと言う欲求に勝てない管理人。

 果たして今回の事件もたたりによるものなのか?

 後編へ続く。続くなと言っても続く。


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コメント

久々の「ケータイ刑事」で嬉しいです!!
(「恐怖新聞」・・・懐かしい!最終回は悲しい)
黒川芽以ちゃん、本当に可愛いですね。
1995年~2005年頃にアイドル雑誌「BOMB」をよく買っていて、芽以ちゃんの特集号もありました。
芽以ちゃんはメタルヒーロー最終作「テツワン探偵ロボタック」(観たこと無いですが)
のレギュラーでそれも写真入りで紹介されてました。

「ケータイ刑事」は実験的で自由な作風ですが、BSだからこそ出来たのでしょうね・・・

Re[1]:「ケータイ刑事 銭形泪」セレクション 第27話 前編(07/30)  

影の王子様
>久々の「ケータイ刑事」で嬉しいです!!

てっきり誰も読んでないと思っていたので、そう言われると大変勇気付けられます。
ちょっと前に出演者の方にご不幸があったので、しばらく書くのを控えてたんですけどね。

>(「恐怖新聞」・・・懐かしい!最終回は悲しい)

救いのないラストでしたね。

>芽以ちゃんはメタルヒーロー最終作「テツワン探偵ロボタック」(観たこと無いですが)
>のレギュラーでそれも写真入りで紹介されてました。

凄く見たいです。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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