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目覚めよ若き獅子たちよ「大戦隊ゴーグルファイブ」 第35話


 第35話「鉄喰い人間の襲撃」(1982年10月9日)

 冒頭から部下を叱り付けている総統タブー。
 「ゴーグルファイブは新しい必殺技を開発してしまった。一体暗黒科学2000年の科学力はどうしたのじゃ?」

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 デスマルク「畏れながら総統タブー、私とてただ爪を伸ばして腕を拱いている訳ではありません!」
 
 そこへ、侍女のベラとベスが、アフリカ産直のハイエナの遺伝子を持ってやってくる。
 ビスマルク大元帥は早速その遺伝子をスーパー増殖機にかけ、合成怪獣ハイエナモズーを誕生させる。

 だが、そのみすぼらしい姿を見るや、デスギラー将軍とマズルカ、

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 「なんだ腐ってるではないか!」「汚らしい!」
 と、あんまりと言えばあんまりなことを言う。

 デスマルク「たぁわけぃ! これがアフリカ大陸で飢え死にしたハイエナの恨みのこもった姿なのだ」
 ハイエナ「そーそー」
 デスマルク「ゴーグルファイブの武器でさえ喰い尽くす恐ろしいモズーなのだ」

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 あ、さて、コンボイの春男、友人のヨウスケの両親に、レストランで豪華な料理をご馳走になっていた。

 春男「星野君ちはいつもこんなご馳走なの?」
 ヨウスケ「まあねー」
 父親「もういいのか?」
 ヨウスケ「アイスクリーム!」

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 父親「あ、ちょっとー」
 と、ボーイを呼びつける父親を演じるのは、「ピンキーとキラーズ」のパンチョ加賀美さん。

 彼らのテーブルの前に、突然見知らぬ子供が立ち、
 「もったいないじゃないないか、こんなに残して! ほら、ほら、ほら」と、テーブルの上の料理を指差して行く。

 正康「君もだ!」
 春男「人参は嫌いなんだー」
 正康「好き嫌いなんて生意気だぞー」
 春男「よっけーなお世話だ」
 母親「そうよ、こっちはお金払ってるんですからねー、好きでないものは残すのは当たり前でしょ」
 正康「食べ物は大切にしないといけないんだ!」

 当然、少年はボーイにつまみ出されるが、去り際、「バチが当たっても知らないぞ!」と叫ぶのだった。

 春男たちは気分直しに別の店でアイスを食べようと車を出そうとするが、そこへハイエナモズーが現れ、親子三人に次々と「ハイエナキッス」をお見舞いする。

 「ハイエナキッス」をされた人間はハイエナ人間となり、食欲に突き動かされるまま、車でも交通標識でも、金属ならなんでも食べてしまうようになるのだ(なんで金属しか食べないのか、良く分からないのだが……)。

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 星野一家は、早速自分たちの車にかぶりつき、あっという間に食べ尽くしてしまう。
 母親(門谷美佐)、飲み過ぎて車によりかかって「うげー」となってるようにも見える。

 ひとり車の下に隠れて難を逃れた春男は、すぐ本部へ連絡する。

 春男はすぐ見付かり、「ハイエナキッス」されそうになるが、ゴーグルファイブが駆けつけ、ハイエナモズーを撃退する。

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 ハイエナモズーは、近くで開かれていたアフリカ展に入り込み、

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 剥製に化けてしまう。一応、劇中ではハイエナの剥製と言うことになっているようだ。

 ゴーグルファイブと春男も、モズーを追って展示場へやってくる。

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 ちょうどそこでパンフレットを配っていたのが、あの小憎らしい正康少年だった。

 正康「あっ、君は」
 春男「こいつ怪しいぞ、ちょっと来い」
 春男は正康を剥製の前に連れて行き、
 春男「これはなんだ、誰に頼まれたんだ?」

 春男は、正康が怪しいと訴え、取っ組み合いの喧嘩を始める。

 赤間たちは慌てて春男を引き離し、抱えるようにして展示場を後にする。

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 ハイエナモズーはその後も手当たり次第に付近の人を襲い、ハイエナ人間に変えて行く。

 また、デスギラーの発案で、その場にアフリカ展のパンフを残して行く。

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 短絡極まりない春男や住民は、それを証として、正康とその姉がデスダークと結託しているのだと怒鳴り込む。
 春男「君たちはデスダークとグルだよ!」
 正康「なんだとー」
 照美「バカなこと言わないでー」

 「お前たちの配ったパンフを持った人間だけが襲われたんだ」
 「こんな絵なんか飾ってぇ、みんなを呪う気か?」

 他の大人たちからも糾弾され、

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 照美「違います、聞いて下さい、この絵は……うちのパパから」

 照美は涙ながら訴えるが、集団ヒステリー状態にある彼らは聞く耳を持たない。

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 それを物陰から悪人ライティングで小気味良さそうに見ているデスギラーとマズルカ。

 この姉弟に疑いの目を向けさせて、彼らに何の得があるのか良く分からないが、とにかく人が苦しんでいる姿を見るのが好きなのだろう。ある意味、悪の組織の幹部として見上げた心意気である。

 ハイエナ人間は増加の一途を辿り、ゴーグルファイブにも手の施しようがない。なにしろ、彼らの乗るゴーグルシーザーまで食べられそうになる始末なのだ。

 一方、アフリカ展は中止に追い込まれていたが、裏口からこっそり忍び込む正康と照美の姿があった。あくまで二人が怪しいと睨んでいる春男も、その後をつけていく。

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 春男「おい、何をしてるんだ?」
 正康「またお前か」
 照美「私たち、絵を取り戻しに来たのよ。無理矢理追い出されたから絵だけでも取り戻そうと……」

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 などと言っていると、春男の後ろにふらっとデスギラー将軍が現れるのだった。

 なんかこのシーン、妙に笑ってしまうのだ……。

 デスギラーは剥製に化けているハイエナモズーに、三人を捕まえるよう命じる。
 なんで、ハイエナ人間にしないのだろう?

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 ハイエナモズーは更に、コンビナートへ出向いて、作業員を片っ端からハイエナ人間にして行く。

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 虚ろな目で徘徊したり、カメラに向かって襲い掛かって来たり、この辺は完全にゾンビ映画のノリである。

 作業員達が工場のあちこちにかぶりつき、工場は大爆発を起こす。

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 縛られている春男は、
 照美「今でもパパとママはアフリカにいるの。アフリカは美しくて素晴らしいところだけど、こんなに飢えに苦しんでいる人がいることも知って貰いたかったの。一日に一杯のミルクも飲めない人がいるのよ、こんなに苦しんでる人がいるのに、日本には有り余るほど食べ物がある。だから正康は食べ物を残すと怒っちゃうのよ」
 と、説明され、潔く自分の非を認める。

 春男「おっちょこいちょいだからなぁ、俺、ごめんよ正康君」
 正康「いいんだよ、分かってくれれば」

 その後、ゴーグルファイブによってハイエナモズーは倒され、ハイエナ人間も元に戻って事件解決。

 正康たちの疑いが晴れ、アフリカ展は改めて大々的に開かれる。コンボイやゴーグルファイブたちも正康たちを手伝う。

 ナレ「この世から飢えが無くなるのはいつの日か……、コンボイは今こそ世界の子供たちが手を繋がなくてはと思うのであった」

 終わりです。


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コメント

「ゴーグルファイブ」って、こうした啓蒙的なエピソードが見受けられますね。
21話「 恐怖!魚が化石に」も「魚を食べてカルシウムを取るべき」内容だった気が?

>とにかく人が苦しんでいる姿を見るのが好きなのだろう。ある意味、悪の組織の幹部として見上げた心意気である。
前話の記事で「悪の組織の人ってだいたいみんな独身だよね。
」とありましたが
基本、スーパーどSな方々ですので、配偶者を見つけるのがかなかなり困難ではないかと思います。

Re[1]:目覚めよ若き獅子たちよ「大戦隊ゴーグルファイブ」 第35話(06/22)  

影の王子様
>基本、スーパーどSな方々ですので、配偶者を見つけるのがかなかなり困難ではないかと思います。

やっと見付けたと思ったら女装した三谷昇だったと言う悲劇もありました。

「ダイナマン」のメギドとキメラのカップルも、成立寸前でしたが。

Re:目覚めよ若き獅子たちよ「大戦隊ゴーグルファイブ」 第35話(06/22)  

序盤、星野さん一家がハイエナモズーに急襲されている事をブレスレットで本部に通報している春男を観ているとそっくり少年ライダー隊か「スーパー1」のジュニアライダー隊の様です。しかし全国組織でもある前者とならともかく、後者とコンボイとではやはりレベルが違う気がします。なんせコンボイはゴーグルシーザーまでも発進させる事も可能ですし、現にこのお話でもハイエナモズーの傀儡化音波(?)を即座に解析し、その音波の効果を中和してしまう装置を製造するヒントをブラックに与える等その「いい仕事」っぷりをは侮れませんね!さゆりさんもハルミ姉さんの様に、お道楽(失礼)でこの子たちの指揮にあたっている訳ではありません。
番組初期を除き、これまでのお話では縁の下の力持ち的な役回りに徹していたコンボイですが、今後はこの子たちにスポットが当たるお話が漸増していく様なので配信を観るのが楽しみです!

Re[1]:目覚めよ若き獅子たちよ「大戦隊ゴーグルファイブ」 第35話(06/22)  

笑太郎様

コンボイのプロフェッショナルな仕事ぶりと比べたらジュニアライダー隊のやってることはままごとですね。

ま、そのままごとにすら勝てないのが、ジンドグマなんですが。

作戦そのものは💮

作戦そのものは💮だったと思うのですが、最後の最後で作戦ミスが出ましたね😅春男少年の背後にフラッとデスギラー将軍が現れたのは、確かに笑えましたね😊一体何をするつもりだったのでしょうか?

Re: 作戦そのものは💮

惜しかったですね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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