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「赤い絆」を再利用 その7 斉藤とも子さんLOVE

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 「赤い絆」のコンテンツ再利用企画の掉尾を飾るのは、これが一番やりたかった、小島明子役の斉藤とも子さんの特集です。

 ただ、前にも言ったが、明子はヒロインの義理の妹(ヒロインの養父母の娘)と言う割と重要なポジションにありながら、途中から「最初からいなかったこと」にされてしまう為、出番は限られている。だから1回で全て紹介することも可能である。

 第1話「雨の朝のめぐり逢い」

 まず、記念すべき初登場シーンは、恵子(山口百恵)が信夫たちと運命的な出会いをした後、家を飛び出して以来友達と住んでいる安アパートへ戻ってきたところ。

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 アパートの階段の上で、りんごを齧りながら姉を待っている明子。

 管理人、最初にDVDを見た時、こんな可愛い女の子がこの世にいるのかと(大袈裟)自分の目を疑ったほどだ。
 当然、彼女がこのままレギュラーとして出るんだろうと、期待に鼻息を荒くさせたものだが……。

 明子「お姉ちゃん」
 恵子「アッコ……どうして来たの? 来ちゃいけないって言ったでしょ、帰りなさい」

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 明子「いやっ、お姉ちゃんと一緒じゃなきゃ帰らない。ねえ、帰ろ。一緒におうち帰ろっ」

 潤んだ瞳で熱っぽく訴える明子。自分だったら速攻で帰るのだが、そうするとドラマが終わってしまう。

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 恵子も、むげに追い返す訳にも行かず、一緒にラーメン屋へ向かう。

 当時、斉藤さんは16才くらいか? あれ、山口百恵さんが18才(途中から19才)? 2つ3つしか違わなかったのか……。恵子はドラマでは既に20才を超えている設定だが、確かに百恵さん、異様に大人びて見える。

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 明子「久しぶりね。お姉ちゃんとこんなにして食事するの」
 恵子「……」
 明子「ねっ、おうち帰ってさ、元通り保母さんの学校通ってよ。何故? どうしてうちを飛び出したり、保母学校辞めたりしたの?」

 明子は恵子が家を飛び出した理由を知らず、無邪気に尋ねる。
 恵子「人のことにいちいちお節介焼くモンじゃないわ」

 それでも恵子は明子に引っ張られるようにして家に戻ってくるが、またすぐに飛び出す。
 その後、懸命に姉の姿を探す明子を陰ながら見守る恵子だった。

 第2話「秘められた過去」

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 学校から元気良く帰ってきた明子、こぼれるような笑顔を父親(小林昭二)に見せて、また姉のところへ行こうとするが、明子を不良少女になった恵子から遠ざけたい母親(園佳也子)に止められ、すごすごと家に上がる。

 ボーリングのボールみたいだ……。

 第3話「鉄格子の彼方へ」

 実母らしき女性・志津子のことで、養父母に話を聞こうと家に戻ってきた恵子。
 家の外で明子に止められる。

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 恵子「どうしたのよ?」
 明子「お父ちゃんとお母ちゃんが喧嘩してるの!」

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 明子「お母ちゃんがどっかのおばさんからお金貰ったって! お父ちゃんがぶったり叩いたり……」
 恵子「お母ちゃんがお金を?」

 第4話「あなたの愛をありがとう」

 何と、4話続けて明子が登場。後半と比べると、夢のような出演率である。

 恵子が、異父弟の洋一(斉藤さんと共演したこともある長谷川諭)の罪を庇って警察に逮捕され、その面会にひとりで訪れる明子。
 が、結局姉に会わせて貰えず、警察署の外で顔見知りの荻野(石立鉄男)に会い、思わず泣いて縋り付く。

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 明子「せんせい!」

 萌えるシーンであるが、これ以降、プツッと明子の出番が減る。減ると言うか、なくなる。

 ストーリーが、小島家と関わりない方へ進んで行ったということもあるが、それにしても不自然である。明子だけじゃなく、養父母もほとんど出なくなる。

 第12話「ふたりだけの結婚」

 それから一気に12話まで飛び、やっと明子が再登場。

 恵子が人生に絶望して信夫と心中しようとして、山崩れに巻き込まれた後、父親と一緒に迎えに来るシーン。

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 明子「お姉ちゃん! 無事なのね、だいじょぶなのね」

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 明子「ねえ、帰ろう! お願い!」
 恵子「ごめんね、アコ」

 恵子は、明子たちの言葉に耳を貸さず、行方不明の信夫を探しに行こうとする。

 しかし、まだ体力の回復していない恵子、途中で倒れ、やむを得ず久しぶりに小島家に戻り、休む。

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 明子「ねっ、今、向こうの役場に電話してみたんだけど、暗くなったから今夜は捜索を打ち切るって……」

 ずっと前から恵子は小島家に戻るつもりは全くなかったようで、すぐ起き上がる。
 明子「どうしたのお姉ちゃん?」
 恵子「すいませんでした。もうご迷惑お掛けしません」
 明子「お姉ちゃん……」

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 恵子は明子の手をしっかり握り、しかし何も言わず、出て行く。

 この後、1話と同じく、街中を姉を捜し歩く明子を物陰から明子が「アコ、ごめんね……」と見守っているシーンとなる。

 結局、これが恵子と明子の最後の別れとなった。

 第14話「あなたのために耐えぬきます」

 そしてこの14話で早くも明子は事実上、降板となる。

 まず、実の父親・清川(高橋昌也)の養子になる為、その家に寄寓している恵子のところへ、明子が会いに来る。
 明子の声「お姉ちゃん! お姉ちゃん! お姉ちゃぁーん!」

 ただし、ここは斉藤さんの声だけで、実際に顔は出さない。
 さすがに恵子は心動かされる風情だったが、清川に阻止されて会わずじまい。

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 代わりに明子、信夫と恵子のかりそめの新居へ現れる。
 明子、詳しい大人の事情は分からないが、信夫に明子を取られたのだと恨みを言いに来たのだ。

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 明子「あたし、おねえ……小島恵子の妹の明子です」
 信夫「なんだい?」
 明子「お姉ちゃんを返して下さい! あれじゃお姉ちゃんがあんまり可哀相だわ」
 信夫「どういうことだい?」
 明子「お母ちゃんに聞いたわ。あなたたちが、自分の体面を守ろうとして、お姉ちゃんをひとの養女にして、うちから取り上げて……!」

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 信夫(むかつくほど爽やかな笑顔で)「明子ちゃん、そのことはね、君の姉さんが言い出したことなんだ。僕だってね……」
 明子「うそっ! そんなの嘘だわ。みんなはよってたかってお姉ちゃんを悪者にするんだわ!」

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 明子「偽善者! もういいわよ!」

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 バタン!
 強烈な一言を叩き付け、ドアを閉める明子。

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 信夫(ぎ、偽善者……)

 信夫にかなりのダメージを与えたこの罵声が、残念ながら明子の最後の台詞となってしまった。

 これ以降、明子は顔を出すどころか、恵子たちの会話にその名が出てくることもなくなる。と言うより、恵子が小島家でつい最近まで幸せに暮らしていた事実そのものが「なかったこと」にされてしまう。

 そして、明子の退場と共に、ドラマのストーリーもとめどない迷走の渦に落ちて行くのであった。

 と言う訳で、「赤い絆」に関する全てはこれでおしまい!


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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