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「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」セレクション 第32話 前編


 第32話「決死の戦い! ウラ秘孔を突け」(1986年7月24日)

 気がつけば、「スケバン刑事2」も残り10話。放送期間はほぼ1年なのに42話しかないのは、ナイター中継でバキバキ潰れることが多かった為である。

 さて、前回、青狼会の差し向けた刺客・黒羽五人衆に秘孔(笑)を突かれ、体が自由に動かなくなり、悶え苦しむサキたち三人であったが……。

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 地獄のような一夜が明け、サキの部屋に白い朝日が差す。

 と、朝っぱらから電話が鳴り出す。

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 ベッドの下に横たわっていたサキ、すぐ電話に出ようとするが、両腕がほとんど動かせない為、電話に辿り着くだけでも一苦労。

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 そして、顎で受話器を外すという器用なことをする。
 西脇「もしもし」
 サキ「西脇、さん……」
 西脇「どうした、寝惚けてんのか?」
 サキ「違うっちゃ、誰かに肩を突かれて両腕が全く利かんようになってしもうた」

 西脇、出張先(長崎?)から赤電話で電話をかけているのだった。
 西脇「お前を襲ったのは黒羽衆だ。お前の父親も襲われたことがある」
 サキ「父上が?」
 西脇「俺が帰るまで、どっかへ身を隠せ」

 西脇によれば、かつてサキの父親(宮内洋)は壮絶な戦いの末、黒羽衆の頭目を倒したと言う。その頭目の息子・十徳が、今、黒羽五人衆の頭としてサキたちを狙っているのだ。

 また、体のどこかに裏秘孔と呼ばれる、黒羽衆の術を解くツボがあるらしい。
 西脇は、自分が帰るまで決して戦うなと念を押し、電話を切る。

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 その頃、朝からシャドーがばっちり決まっている影の総統、部下からサキの父、早乙女七郎についての調査報告を聞いていた。

 部下「早乙女の娘の名は、陽子ではなく、志織と言います」
 総統「志織? もしや、母の名は道子……」
 部下「ご存知でしたか?」
 総統「五人衆を止めろ。麻宮サキとの対決、まかりならんと伝えろ!」

 部下はすぐ五人衆の合宿しているお寺へ赴き、総統の命令を伝えるが、個人的復仇に燃えている十徳は「我ら黒羽五人衆、青狼会には属しておらんのでな」と、従おうとしない。部下は、青狼会の兵隊を繰り出し、腕づくで彼らを止めようとするが、五人衆は彼らを蹴散らし、予定を早めてサキたちを襲撃することにする。

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 次のシーンでは、早くもサキの部屋に突入している五人衆。

 だが、サキはお京と共に、雪乃の車で逃げた後だった。
 (ここで十徳が鉄仮面を持ち帰っていれば大手柄だったのだが……)

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 三人は、雪乃の河口湖の別荘に身を隠していた。窓から、運転手の宮本さんが双眼鏡で周囲を監視している。

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 木立に囲まれたバルコニーに憂鬱そうな顔を並べている三人。カッコーや小鳥の囀りがかまびすしい。

 雪乃「こんな体で五人衆と戦うというのですか」
 お京「だけどどうやって?」
 サキ「考えがあるがよ」
 お京「そんな! 今戦うのは殺して下さいって言ってるようなもんだぜ」
 雪乃「そうです、私たちに勝ち目があるとは思えません!」
 お京「死んじまったら、悲願だのなんだのって言ってらんないんだよ!」
 体がまともに動かない為、いつになく弱気発言を繰り返す二人。

 サキ「その時はその時じゃ」

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 サキ、立ち上がると、手すりのほうへピンと両手を伸ばしたまま移動し、
 サキ「動かん腕で五人衆と戦い死んでいくのも、うちの運命かも知れん。悲願を成し得ず、志半ばで倒れることあれば、それは天命……、けんどな!

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 サキ「うちは今死ぬ訳にはいかんちゃ! うちの悲願の前に立ちはだかる敵はどがいなことがあっても倒す、一度立てた志は貫き通す、それがうちに課せられた使命じゃき」
 目に涙を溜めて叫ぶサキ。

 その悲愴な覚悟を前に、お京も雪乃も、弱音を吐いている時ではないと闘志を甦らせる。

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 サキ「いずれはここも五人衆に知れるじゃろう。うちはここで五人衆を待ち構えるつもりじゃけん」
 雪乃「で、どのようにして?」
 サキ「うちの得意なゲリラ戦に持ち込む」

 ゲリラ戦が得意な女子高生って、なんか良いね……

 サキ「その為に仕掛けがいる。腕が使えるのは雪乃さんと宮本さんだけ」
 雪乃「分かりました。私も宮本もサキさんの仰せの通りに」

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 お京「あたいにもなんかやらせてよ。物が掴めなくたって、口や足だって使えるんだ。腕だって上がるし、ほら音符
 気丈に、手を上げてみせるが、

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 すぐ激痛に顔を歪めるお京。相楽さん、綺麗な手をされてますねえ。

 首の動かない雪乃も強いて明るい顔を見せる。サキは心の中で(すまん、うちの為にこんなになって……)と詫びる。

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 一方、十徳は托鉢を装って矢島家を訪れ、出てきた家政婦(八百原寿子)の額を突き、催眠状態にして易々と雪乃たちの行き先を聞き出す。

 ここまで来るとほとんど超能力者だな……。

 サキは、お京、雪乃、宮本さんの手を借りて、様々な罠を森の中に張り巡らせていた。足元のロープに引っ掛かると、たわませた枝が解放されて、物凄い勢いで飛んでくるとか、そういうものである。

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 動かない首の痛みに耐えながら、ロープを幹に縛る雪乃。

 私事だが、管理人も今週、ひどい寝違いに悩まされ、一昨日などはほんとに首がほとんど動かない雪乃さん状態であった。今はだいぶ良くなったが、雪乃さんの辛さが身を以て理解できるのである。

 お京も、手の激痛に苦しみながら、罠を仕掛けて行く。

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 そして今回、宮本さんが大活躍。ここだけの話、管理人、宮本さん(鎌田功)が割と好きである。

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 ただし、その夜、
 雪乃「あなたは帰りなさい」
 と、言われてしまうのだが。

 宮本「しかし、お嬢様、私も!」
 雪乃「あなたがいると、かえって足手まとい!」
 宮本「……お嬢様!」
 雪乃「お願いです、帰って下さい!」

 雪乃、厳しい口調で言い渡す。
 可愛そうな宮本さん、言われた通り、すごすごと車で引き揚げて言った模様。
 無論、雪乃は宮本の身を気遣ってそう命じたのであり、宮本もそのことは察していると思われるが、その辺のフォローが一切ないのがちょっと残念だ。

 ……ま、どうせ、宮本さんは後で三人を迎えに来なくちゃいけないのだが。

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 雪乃が建物の中に戻ると、お京が動かない指先で必死にビー玉を持つ練習をしていた。
 うまくいかず、テーブルクロスごとビー玉を払い落とすお京。
 お京「こんな手で、こんな手で……こんな手でどうやって戦えって言うんだよーっ! どうすんだよー、これから……」
 絶叫から、涙声に変わるお京。この辺の演技は、やはり相楽さんが一番上手い。

 雪乃、取り乱すお京を平手打ちすると、
 「サキさんを信じましょう」

 ところで、前回(前夜)、十徳は「明日は筋が硬直する」と豪語していたのに、むしろ三人の状態は前日より改善しているようなのだが?

 つづく。


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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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