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獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第16話 前編


 第16話「真夜中に消えた女」(1974年7月26日)

 ナレ「君たちは幽霊の話を聞いたことがあるね? それは幽霊好きな大人たちが作った怪談の場合もあるだろうし、ひょっとして恐ろしい事件の最初の1ページの場合もある」

 前回までで「特訓篇」が終わり、これから21話までが「怪奇篇」となる。まぁ、管理人が便宜的にそう名付けているだけだが。
 今回は、ナレーションが親しげに視聴者に話しかける導入部となっている。しかし、「幽霊好きな大人たち」って誰だよ。淳二のことか?

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 冒頭、満月に犬の遠吠えが重なり、いかにも不気味なムード。
 トオルとその友人マサオが、おっかなびっくり夜の温室に足を踏み入れる。夜な夜な、女(の幽霊)のすすり泣く声が聞こえると言う噂の真相を確かめに来たのだ。

 実際、すぐにすすり泣きのような声が聞こえ始め、用意していたカセットテープで録音するトオル。

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 カオル「やっぱり本当だったんだわ」

 妹のカオルは、温室の外の茂みにしゃがんで待っていたが、その耳にも女の声が届く。

 しかし、幽霊の正体を突き止める前に、トオルのシャツが何かに引っ掛かり、トオルは幽霊に掴まれたと思って悲鳴を上げて逃げ出してしまう。
 温室から出たところでカオルにぶつかりそうになり、その場にへたりこむトオル。
 カオル「お兄ちゃん!」
 トオル「ばっきやろー、急に飛び出すな」
 カオル「お兄ちゃん大丈夫ー?」

 パンツを丸出しにしながら兄に駆け寄るカオル。そのカオル(冨永みーな)が今、パンツを常に丸出しにしている妹ワカメの兄カツオの声を演じているのも、何かの因縁だろうか?(真顔で言うな真顔で)

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 その話を聞いて、ゲラゲラ笑い転げるMAC隊員。よほど笑いに飢えていたのだろう。気の毒に。

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 ゲンはトオルのことが気になって、下校中のトオルに声をかける。
 トオル「大人は嫌いだ。自分たちで言い触らしたくせに、僕の話を聞いて笑うんだ!」

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 その夜、トオルは隣のお兄さんを引っ張って、もう一度温室へ探検へ出掛ける。
 マサオ「聞いたでしょう、幽霊の鳴き声を録音したテープ」
 青年「あれは女の泣き声だよ。きっと何か悲しいことがあって温室で泣いてたんだ

 そんな奴いるか!

 だが、トオルと友人は直前になって怖くなり、さっさと帰宅してしまう。

 青年がひとり温室へ入ると、すぐ女の声が聞こえてくる。奥に進む青年の前に、

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 怪しい女が現れる……。

 (以下、ジュディ・オングにからめたネタを途中まで書いたが、破棄する)

 青年はあわれ、青白い光線を浴びて蝋人形のようにされて殺されてしまう。他にも被害が続出する。

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 ダン「とうとう地球に入り込んだな……ゲン、気を付けろ、恐ろしい奴が地球に来たんだ。アトラー星人だ」
 ゲン「アトラー星人?」
 ダン「うん」

 今回、ダンは話の途中で何度か鼻の横を触る。

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 ダンはパチッとスイッチを入れ、モニターにこんな映像を映し出す。
 ナレ「恐怖の星アトラー、死の星アトラー」

 てっきり、続いてアトラー星人に関するデータが表示されるのかと思ったが、

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 ダン、そのままスイッチを切っちゃうのである。
 ゲン(えっ、そんだけ?)

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 ダン「奴らは前に一度、地球に近付いたことがある。地球防衛隊の隊員たちが奴らを追跡したんだ」
 ゲン「追跡した隊員たちは?」
 ダン「…………」
 ゲン「隊長!」
 ダン「全員無事に帰ってきた」
 ゲン「帰ってきたんかい!」

 ……真面目にやります。

 ダン「蝋人形のような死体になって地球に帰ってきた」
 ゲン「死体がどうやって帰ってきたんですか?」

 ……本当に真面目にやります。誓います。

 ゲン「必ずアトラー星人をやっつけて見せます」
 ダン「大変な敵だぞ、今までの技ではアトラー星人を倒すことは出来ん。それどころかレオは……」

 しかし、ドラマだから気にならないけど、現実にこんなあさっての方向を向いたまま人と話す奴いないよね。

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 ゲン「隊長! お願いだからこっち向いてください!」
 なんてね。……あっ、お客さん帰らないで!

 今までだったら、どう考えても特訓フルコースがお待ちかねなのだが、ダンもゲンも、何故かそっちには話を持って行こうとしないのである。路線変更だからしょうがないけど、15話まで特訓に明け暮れていたことを思うと、どうにも解せない。

 鬼軍曹だったダンが(頼むぞ、決してお前ひとり死なせない手書きハート)などとゲンの後ろ姿を見詰めながらつぶやくのも、相当違和感がある。

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 その夜、今度は住宅街の壁に、ジュディ・オングみたいな影が映る。

 MACのレーダーは逸早くその出現をキャッチする。
 ダン「位置は?」
 青島「はい、東京BX102地区です!」

 昔の特撮ではちょくちょく出てくるシーンだが、その細かい数字って何処に書いてあるのだろう?

 さて、女は昔風の公営住宅のような建物の中へ入って行く。

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 で、嬉しいことに(?)、その一室に我らが百子さんがパジャマ姿でおられたのです。
 百子「はっ、はぁっ」

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 怪しい女の声を聞いた百子、すぐベッド脇の電話に飛びつく。

 この一連のシーンでは、百子さんが常に「はぁはぁっ」と色っぽい喘ぎ声を出しているのが高得点です。

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 また、これは丘野かおりさんの癖だと思うが、受話器を握った手が、話しながらパッと開くのも、なんか可愛いのである。
 百子「おおとりさん? トオルちゃんのテープと同じような声が……ええ、ええ、ここ、友達のマンション、友達が旅行中なの……それで勝手に住んで留守を頼まれて……」

 話していると、別の部屋から、住人の悲鳴が聞こえてくる。
 ゲンは、百子にとにかく隠れるよう指示し、直ちに現地へ向かう。

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 電話を切った百子、その部屋の外を、あの女が歩いていくのが見える。これだけはっきり見えると、あまり怖くないけど。

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 が、その直後、物が壊れる音と共に、大勢の人たちの断末魔の声が聞こえてくるのは想像力をかきたてられて、かなり怖い。
 無論、丘野さんの迫真の演技もそれに貢献している。

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 百子(隣の部屋の人はきっと殺されたんだわ。隣だけじゃない、何度も悲鳴が聞こえたわ)

 結局、何故か星人は彼女の部屋には来ず、ゲンが到着して無事保護される。
 だが、百子以外の住人は全員殺されると言う悲惨な結果に。

 女は、MACの戦闘機が上空を飛行しているのを見て微笑み、

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 いきなり巨大化するのである。

 つづく。


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コメント

今晩は。この度もコメントをさせて頂きます。
このアトラー星人の回は百子さんの場面が長いのがお気に入りです。
真夜中のマンションに現れる謎の女に百子さんが怯え、そして他の住民が襲われた際の恐怖感抜群の場面は中々見応えがありますね。
百子さん役の丘野かおりさんの演技力にも注目ですし、時折呼吸を乱す所も更に緊張感を感じさせます。
百子さんの魅力と演技力が冴え渡り、綺麗なお顔がアップで映る場面も長いので個人的には一番好きかも知れません。
丘野かおりさんのファンには是非観てほしいと思いますね。
そして幽霊の話を聞いた後のあの無理な(?)笑いをするMAC隊員達は一体何なんでしょうかね?
いきなり隊員達が笑う姿が出るので最初は意味が分かりませんでしたがw
この第16話を持って白川隊員を除く青島、桃井、赤石(あかし)ともう一人の隊員は理由なき降板をするんですよね。
笑いの輪に入っていた隊員4人がいっぺんに降板する回ですが、やはり予算削減の人件費削減だったかも知れませんよね。
理由なき降板をさせられるのであの作り笑いに等しい事になったんでしょうか?
個人的には青島隊員が存在感もあり登場場面や台詞も多かったので、16話以降も出演して欲しかった気が致します。
主演のゲンよりも印象的な青島隊員が今でもファンな一人です。それでは失礼致します。

Re[1]:獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第16話 前編(03/24)  

タカヒロ様
コメントありがとうございます。

>百子さん役の丘野かおりさんの演技力にも注目ですし、時折呼吸を乱す所も更に緊張感を感じさせます。
>百子さんの魅力と演技力が冴え渡り、綺麗なお顔がアップで映る場面も長いので個人的には一番好きかも知れません。

私も一番好きです。

>この第16話を持って白川隊員を除く青島、桃井、赤石(あかし)ともう一人の隊員は理由なき降板をするんですよね。

あ、そうでしたっけ。MAC隊員の扱い、あまりにひどくてかわいそうですね。最後は食べられちゃうし。

Re:獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第16話 前編(03/24)  

今日も簡易版でやんす(なんだその口のききかた)。

>冨永みーなさん
昔は子役だったんですね。知りませんでした。
私は冨永さんは「野明」 が一番好き(言うと思った)。

Re[1]:獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第16話 前編(03/24)  

妄想大好き人間様
>冨永みーなさん
>昔は子役だったんですね。知りませんでした。
>私は冨永さんは「野明」 が一番好き(言うと思った)。

昔のパトレイバーは面白かったですね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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