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「俺たちは天使だ!」 第14話


 第14話「運が良ければリッチ・マン」(1979年8月5日)
 喪服を着た若く美しい女性、京子が麻生探偵事務所を訪ね、心臓発作で亡くなったばかりだという婚約者三田村の写真を見せる。
 麻生「しかし、亡くなった方を生き返らせると言うことは……」
 京子「いいえ、そんなことお願いに来たんじゃないんです」

 三田村は辻大介と言う大物フィクサー(死語)の秘書をしていたらしい。
 京子は三田村の遺体に会いに行ったが門前払いされたので、火葬にされる前に是非もう一度三田村と二人きりで対面したいと、目を潤ませながら嘆願する。
 麻生「つまり、三田村さんの死体を辻大介の家から盗み出して欲しいと言うことですか」

 珍しい依頼だったが、相手が美人で、しかも報酬が100万と言うことで、麻生は引き受ける。
 とりあえず、ダーツと二人で敵情視察へ向かう。
 麻生「浮かれるのは早いぞ、相手は辻大介だ」
 ダーツ「へっちゃらへっちゃら、そんな大ちゃんだろうがなんだろうが、もう俺、死体大好きなんだから!」
 麻生「怖いことを知らない奴ほど怖い物はない」

 二人は辻の屋敷の近くから様子を探るが、秘書の葬儀にしては妙に大掛かりで、しかも警戒厳重だった。さらに、新妻署の金沢の姿を見掛けた麻生、一旦事務所に引き揚げる。

 ダーツ「辻の方は全然ダメ、屋敷から死体を盗み出すのは不可能」
 麻生は、作戦を立てる。それは、

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 ダーツが本物の霊柩車をニセの水道工事で迂回させ、その間に、別の霊柩車に乗ったナビさんが正面から堂々と屋敷に行き、三田村の遺体を回収すると言うもの。

 同じ頃、三田村の死因に疑いありとして、金沢とゴリラが辻に三田村の死体を見せてくれるよう屋敷を訪ねていた。が、辻はそれをはねつけ、警察の目から隠すように出棺時刻を早めて死体を(ナビさんの)霊柩車に積んでしまう。金沢は急いで追いかけようとするが、いつの間にかタイヤがパンクしていた。
 頭に血が昇ったゴリラが辻に飛びかかる。それを制止しようとした金沢、思わず辻を突き飛ばしてしまう。

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 ナビさんはスピードを上げて後続の車を引き離し、見事に遺体をゲットする。
 待ち合わせの場所へ、麻生が京子を連れてやってくる。

 だが、ナビさんが三田村の死体が殴り殺されたようだと麻生に話している隙に、何者かが霊柩車ごと、死体を横取りしてしまう。

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 麻生は、三田村が辻の部下に殺され、それを隠す為に火葬を急いだのではないかと推測する。

 ダーツ「早く会わせときゃ良かったんだよ」
 ナビ「そればっかりじゃないんだよ、霊柩車まで盗まれちまった」
 ジュン「えーっ? 霊柩車ってのはカスタムカーだからねえ、損害賠償1500万はいっちゃうよ」
 ジュンの言葉に、一同、色を失う。

 と、辻の腹心・大月と手下が事務所にやってくる。
 彼らはジュンが霊柩車を借り出したことを早くも突き止めて来たのだ。

 麻生たちはあくまでそらっとぼけて死体のことなど知らないと言い張る。

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 ちょうどそこへ、久しぶりに登場の南雲(江守“初めての方にはお売りできません”徹)から電話がかかってくる。南雲は、死体強奪の件、霊柩車が乗り捨てられていたことなどを話す。
 麻生「警察も死体を捜してるようだ。あんたからもよく頼んだらどう?」
 大月「帰るわよ」

 南雲は、三田村が他殺だと証明されないと、金沢とゴリラのクビが危ないと麻生に告げる。
 麻生たちはすぐにでも死体を捜しに行きたいところだが、辻の手下がビルの周りを見張っていて、容易に動けない。

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 とりあえず、ユーコが非常階段から、双眼鏡で手下達の動きを探る。

 と、ちょうど大月が公衆電話で誰かと話している。読唇術のスキルを持つユーコが、それを読み取る。
 ユーコ「……ポルノフィルムには傷がついていない?」

 麻生が、謎の言葉を、マイクロフィルムと解読するのにそれほど時間はかからなかった。
 麻生「だとすると、傷か付いてないじゃなくて、気付いてないじゃないのか?」
 ダーツ「じゃああいつらが探してるのは、マイクロフィルム、死体の他に?」
 麻生「いやいや、他にじゃない。恐らく死体に隠してあるんだ」

 マイクロフィルムには辻の汚職の証拠が入っていると麻生は睨む。

 辻たちは、三田村が証拠を持っているとは知っていても、それが体の何処にあるのか分からず、死体ごとマイクロフィルムを燃やそうとしていたのだ。

 ナビさんとダーツがこっそりビルの駐車場へ降りると、いつの間にかワゴンの中に三田村の死体の入った棺桶が戻されていた。辻の手下たちは、ワゴンごと死体を奪い返して逃走する。

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 麻生とジュンが必死にワゴンを追いかけるが、すったもんだの挙句、ワゴンは爆発炎上する。死体と一緒に。

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 麻生「申し訳ありません。とうとうあなたを三田村さんに会わせることが出来ませんでした。契約を守れなかった以上、この金はお返しします」
 麻生、事務所で京子に謝罪し、100万円を返そうとする。

 ナビ「ご立派」
 ジュン「さよう、巨人軍の栄光と、麻生探偵事務所の良心は不滅である」
 ナビ「江川は巨人、映画は東宝……」
 ユーコ「せめて必要経費だけでも……」
 他の4人、隣の部屋で未練たらしくぶつぶつ言っている。

 だが、京子の「いいんです、皆さん一生懸命やってくださったんですもの、どうかこの100万円はお受け取り下さい」と言う仏様のような言葉に、たちまち目を輝かせる。

 ナビ「さすが」
 ダーツ「貞女の鑑!」
 ジュン「さよう、巨人軍の栄光と香村京子の愛は不滅である!」

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 京子が帰った後、ダーツたちは一人20万だと単純に喜んでいたが、怜悧な麻生は「どうもおかしい、気前が良過ぎる」と、疑惑を抱く。

 麻生「死体が燃えて、他殺の証拠もマイクロフィルムもなくなったとなると、金沢とゴリラがのっぴきならない立場に追いやられるんだ。しかしだな、死体をかっぱらった奴は、マイクロフィルムを既に抜き取っていたんじゃないのか。だからそれを奪い返して暴き立てれば辻大介は逮捕できる。金沢とゴリラは助かる」
 ユーコ「お金にもなるかしら」
 麻生「そうだ、そうだ、100万とか200万じゃないよ、1億2億、いや、数十億」
 一同「億ぅ!?」

 ジュンは三田村の死体を調べた科捜研の館野のところに行き、それとなく死体の状況を聞きだす。館野は怪しみもせず、ある筈の義歯がなくなっていたと教えてくれる。

 それを聞いた麻生、即座に義歯にフィルムが隠されていたと断定する。さらに、死体を奪ったのは京子とその仲間だと推理する。
 京子は最初から三田村の義歯の中のフィルムが狙いだったのだ。

 麻生の見抜いたとおり、京子は仲間の男と二人で、フィルムで辻からいくら巻き上げようかと相談していた。辻から大金を得られる見込みがあればこそ、100万をポンと麻生に渡したのだ。

 しかし、最後は麻生の仕掛けた策略で、彼らの野望も潰える。フィルムはやっと麻生の手元に。

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 事務所で、辻の方から取引の電話がかかるのを待っている麻生たち。
 辻から5億巻き上げたらと、それぞれの夢が映像化される。

 ダーツはビキニ美女たちと踊り、ジュンは札束の山に囲まれ、ナビさんは高級スポーツカーに乗り、そしてユーコは麻生と結婚式を挙げる……。

 やがて電話が鳴る。
 麻生「決断の時だ!」

 しかし、次のシーンでは、麻生、金沢と会っている。マイクロフィルムを委ね、
 麻生「大物フィクサーなんかがのさばっていたんじゃ、こっちも仕事がやりにくくてしょうがないんだ。今度こそそいつを証拠にしてがっちり手錠をかけるんだ。しっかりやれよ」
 金沢「はいっ!」

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 後輩を見送りつつ、手をピラピラさせる麻生。実に素敵な笑顔だ。

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 が、5億の夢が消えたダーツたちは面白くない。
 最初の麻生の「俺たちは天使だ!」の決めポーズに乗ってこない。それでも、

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 麻生「ううんっ、せーっの、俺たちは」
 一同「天使だ!」
 いつもとは別のポーズで仲良く締め。

 それでも、5億は手に入らなかったが、100万を見事ゲットしたのだから、今回はマシな方だろう。

 書いておいてなんだが、今回もあまり面白くなかった……。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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