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愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第44話 後編


 第44話「不思議ランプ物語」(1980年12月6日)
 の続きです。

 夢うつつの青梅の記憶から、デンジランドへのシークレットルート7(具体的な経路は不明)を探り出したアラジンラーは、戦闘員たちと共にエレベーターで降りて行く。

 だが、彼らの侵入は直ちにデンジランドの赤城たちに警報で知らされる。
 あきら「ルート7……」
 赤城「ピンク、ルートチェンジせよ!」
 あきらが、コントロールパネルを操作をする。

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 ア「ふふふふ、いよいよデンジランド、敵の本陣だ」
 エレベーターが一番底に到達し、意気揚々と箱から出てくるが……、

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 店員「いらっしゃいませ、こちらスポーツ用品売り場でございます」

 いつの間にか、彼らはデパートのフロアに転送されていた。デンジランドの防御機能が働いたのだ。

 どうでもいいが、店員さん、普通に応対してんじゃねえよ。

 ベーダーの侵入は未然に阻止されたが……、

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 黄山「バッキャロウ! デンジランドが襲撃されてたって言うのに、一体なにやってんだ!」

 次のシーンでは、意外と体育会系のイエローが、青梅をぶん殴っていた。青梅はその頃、まだ催眠状態にあったのだろう。

 青梅「あれ、おかしいな……」
 あきら「ブルー、しっかりしてよ」

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 道々話しながら、青梅のマンションを引き揚げる4人。
 こうして並ぶと、あきらの背が高いのが良く分かる。ブーツを履いてるとは言えね。

 黄山「全く弛んでるよな、あいつ」
 緑川「おかしいな、少し」
 あきら「変な感じね」
 赤城「グリーンにピンク、青梅を見張れ」

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 赤城に言われ、二人は向かいのビルの屋上へ行き、双眼鏡で青梅の部屋を監視する。

 撮影は、11月か、10月下旬だろうか? いかにも寒そうである。

 ひとりで考えていた青梅も、さすがに「もしかして、あれはベーダー?」と怪しみだす。

 金属バットで、ランプを叩き壊そうとするが、中からあの女が出てきて、じっと青梅を上目遣い。
 女「乱暴はいけません、ご主人様……」
 青梅「お前は……何者だ?」
 女「私はランプの精です」
 青梅「違うっ」

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 あきら「煙の中から出て来たわ、あの娘!」

 緑川がデンジスパークして変身し、デンジスコープで女の正体を探る。
 青梅、結局まるめこまれて、肩をモミモミされていたが、グリーンの目にははっきりとアラジンラーの姿が映っていた。あきらも変身し、二人で青梅の部屋へ急行する。

 アラジンラーは逃亡し、ベーダー城へ戻ってくる。
 ア「女王様、手掛かりをなくしてしまいました」
 へドリアン女王「もう一息でダイデンジンを手に入れることができたのに」
 ヘドラー「諦めるのはまだ早いぞアラジンラー」

 ヘドラー将軍は、アラジンラーにもうひとつの作戦を伝授する。

 一方、デンジマンはシークレットルートの点検を行っていた。ひとり青梅だけは、デンジランドの奥深くに保護されて、出して貰えない。

 青梅が部屋でイライラしていると、赤城とあきらが入ってくる。
 あきら「どうしたの、ブルー?」
 青梅「(アイシーが)ロッカールームまで連れて行ってくれないんだよ」
 赤城「ロッカールーム?」
 青梅「ああ、俺さ、アンパンがないとイライラするんだ」
 身悶えして訴える青梅。これがほんとのアンパン中毒。……いえ、なんでもないです。

 赤城「それならピンクに行って貰え。お前はベーダーに狙われてるんだ」

 その頃、アラジンラーと戦闘員が、ロッカールームに入り込み、ランプの中に全員で入り、さらにランプごと、ひとつのアンパンに変身する。そして、青梅のロッカールームに備蓄してあるアンパンの山の中に紛れ込む。そう、今度はアンパンに化けてデンジランドへ侵入しようという作戦なのだ。

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 あきら「アンパンなんてそんなに美味しいのかしら? 気が知れないわ」
 ぶつぶつ言いながら、あきらがロッカールームへやってくる。

 あきら「アンパンねえ……」
 ア(トロイの木馬作戦、上手く行ったぞ!)

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 こうして、すんなりとデンジランドへ運ばれるアラジンラーと本物のアンパン。

 あきら「ブルー、おまちどおさま、さあどうぞ、召し上がれ」
 青梅「おおっ、サンキュ、アンパン、アンパン……お、フクロ被ってないからちょうどいいや、あげないもん……」
 青梅、待ちかねたようにアンパンをテーブルの上に広げ、アラジンラーが化けたアンパンに手を伸ばす。

 他のメンバーたちは呆れ顔。

 そのアンパンを一口齧った青梅、「このアンパンには骨がある……」と、放り出す。
 アンパンは爆発を起こし、部屋が煙に満たされる。

 その混乱に乗じて、元の姿に戻ったアラジンラーと戦闘員は、司令室を出て行き、割とあっさり、デンジタイガーを強奪し、デンジランドを出発する。

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 怪人たちにヒーローのメカがのっとられるという、前代未聞の事態。

 アラジンラー(と言うか上層部)、色気を出さずにデンジタイガーを内部から破壊するとか、デンジタイガーごと噴火口に突っ込むとか、とにかくデンジタイガーを再起不能にすれば良かったのだが、あくまでダイデンジンを自分たちの物にすることに拘り、四苦八苦してダイデンジンに変形する。

 が、アラジンラーがデンジマンを攻撃しようとした瞬間、足元がパカッと開いて、アラジンラーたちがダイデンジンから排出される。

 ナレ(ダイデンジンの武器回路は、デンジマンの操作以外は、全て拒否するのだ!)

 だそうです。

 後は、いつもの戦闘シーンをテキパキとこなして事件解決。

 エピローグ。

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 最初に座っていた石橋に再び腰を下ろし、「可愛い子だったなぁ」と、いまだにアラジンちゃんのことをしみじみと思い出している青梅。

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 すると、ぼーっとしている青梅の前に、ほかでもないアラジンちゃんのにこやかな笑顔が……!

 青梅「あら、アラジンちゃん!」
 青梅、手にしたアンパンを放り投げて飛んで行く。

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 が、近付いてよく見れば、それは同じ衣装をまとったあきらだった。
 あきら「私よ!」
 青梅「なんだ、あきぼん君か……」

 この時のあきらの映像が、43話の予告編に紛れ込んでいたのではないかと思うのだ。

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 その後、仲良くじゃれる5人の姿を映しつつ、幕。

 それにしてもアラジンちゃん(演・武田美智子)、そんな美人じゃないんだけど、モロ好みだ(知るか)。


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コメント

>ダイデンジンの武器回路は、デンジマンの操作以外は、全て拒否するのだ!

次作「サンバルカン」第48話「奪われた巨大空母」でも
サンバルカンロボを操縦しようとしたイナズマギンガーが強制排除されましたね。
これも上原脚本。

同じく上原氏メインの「レッドバロン」も健の指紋と声紋でしか操縦できませんね。
現在では生体認証は当たり前になっていますが、40年前の発想としては先を行ってましたね。

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第44話 後編(02/09)  

>次作「サンバルカン」第48話「奪われた巨大空母」でも
>サンバルカンロボを操縦しようとしたイナズマギンガーが強制排除されましたね。
>これも上原脚本。

そう言えば、最近初めて「サンバルカン」のDVDを見ております。「サンバルカン」は何故かほとんど見たことがなかったので、新鮮です。

Re:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第44話 後編(02/09)  

>怪人たちにヒーローのメカがのっとられると言う、前代未聞の事態。

これも、ロボットアニメではしばしば見られる光景です。代表例としては以前別記事でも述べた「マジンガーZ」の「悪魔の手に渡ったマジンガーZ]と言うお話でブロッケン伯爵に操縦されてしまったマジンガーZ。そしてもう一つは劇場版「グレンダイザー対グレートマジンガー」でベガ星連合軍のバンドレス親衛隊長(声は柴田秀勝さん)にロボット博物館に展示されていたグレートマジンガーが強奪され、デュークフリート(声は富山敬さん)が、グレンダイザーでやり合うはめになると言う物でした~僕はこの映画の実作品は残念ながら未見ですが、本等の解説であらすじを見た事があります~!!
なお、後者のグレートマジンガーには、ここに観るダイデンジンよろしく機能停止システムがあり、兜甲児がこれを作動させたためにグレートマジンガーは無事奪回されています!それは地球の科学力もデンジ星のそれに一歩も二歩も近付いたと言う事でもあり、また同時に
「これでは私は、ベガ大王と似た者同士ではないかーーーーっ(泣)!!」
となるヘドリアン女王も想像できます(笑)!!

Re:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第44話 後編(02/09)  

また、このお話の前半の記事でのコメントでアラジンラー→ハクション大魔王とも書きましたが、大魔王は近所の家に飼われる仇敵・ブル公に尻をかまれ折角の魔法がパーにされると言う憂き目に再三に亘り遭ってしまっています。そのためアラジンラーもデンジマン本部にまんまと潜入したまでは良かったものの、アイシーがブル公の様に尻をガブリとやったため、ダイデンジン強奪計画もおじゃんなんて言う展開~「あのね、みなしゃん、わたしゃとってもかなわんよ~!!」等とこぼすアラジンラー?!~もあったら腹筋崩壊です(笑)!!
そして、そんなお話の中にあって、渋めの青紫色の服をビシッと着こなすピンクが、ピンク色の夏服と好対照でかっこかわいくて好きです!!

Re[1]:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第44話 後編(02/09)  

笑太郎様

詳しい解説ありがとうございます。

Re:愛と勇気の炎を燃やす「電子戦隊デンジマン」第44話 後編(02/09)  

すっかりとアラジンラーの虜になった青梅ですね😅アンパン中毒って相当ヤバいですね

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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