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獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第14話 前編


 第14話「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」(1974年7月12日)
 冒頭から、ハサミムシのような姿をした怪獣アンタレスとレオが戦っている。
 周辺には、マッキー2号と3号が飛んでいる。
 ダン「レオと怪獣が離れた時、攻撃だ」

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 しかし、レオ、戦ってるうちに腕を掴まれ、身動きが取れなくなる。さらに、怪獣のおっぽが、サソリの尾のようにはねあがって、レオの脳天目掛けて振り下ろされる。

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 それを見ていたダン、何も言わずに機器を操作する。

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 と、キャノピーが吹っ飛んで、ダンの体が空に打ち出される。

 咄嗟に、脱出装置をオンにしたのだ。
 ……座席の位置が明らかに違うんですが。

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 ダンは別にマッキーが撃墜される前に逃げようとしたのではなく、パラシュートで降下しながら爆弾付きの杖を投げ、怪獣の尾に当ててレオを援護しようとしたのだ。

 その為、尾は軌道を外れ、レオの頭ではなく肩に刺さる。
 レオは負傷するものの、怪獣もマッキーの猛攻を受けて地中に潜る。

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 その後、城南スポーツセンターの空手道場に、ひとりの美少年(と言う設定)が現れ、道場破りよろしく、次々と門下生をぶちのめしていく。

 最後に、コーチらしき一番強そうな人が対戦する。さすがに簡単にはやられず、美少年と互角に渡り合うが、

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 正面から向き合った状態から、美少年が怪獣のような雄叫びを発したかと思うと、尻の辺りから黒い尻尾がにょきにょきと伸びて、

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 その先端がコーチの無防備の脳天を直撃する。コーチはそのまま崩れ落ちる。

 その場にはトオルたちもいて見物していたが、あまりに速い動きだったのか、誰も尻尾には気付かなかった。

 ダンがやってきて「他流試合は禁止されてる筈だ」と、門下生たちを制する。美少年はそれをしおに道場を出て行くが、ダンと擦れ違いざま、目をピカッと光らせ、タダモノではないアピール。

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 直後にやってきたゲンに、ダンは「見ろ」と、腕時計を見せるような仕草をする。
 ゲン「怪獣反応!」

 具体的に何を見せたのか不明だが、腕時計のような探知機でも付けているのだろう。
 あるいは、マジックで手の甲に「怪獣反応」と書いてあったのかも知れない。

 ダンは、怪獣が少年の姿になってやってきたのは、レオが尻尾攻撃への対抗策を編み出す前に先制攻撃を仕掛けてきたのだと言う。しかし、人間に化けると言う時点でもう怪獣と言うより星人だよな。

 ダンは時を移さず、道場をMAC専用の稽古場として借り受けた上で、男性隊員に招集をかける。集まった隊員に空手着を着せる。……と言うことは、

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 はい、毎度お馴染み、地獄の特訓の開始じゃあ!

 ダンは隊員にペアを組ませ、ひとりがゲンと打ち合っているところへ、後ろから別のひとりが飛び蹴りを放つと言う鬼のような攻撃をさせる。

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 一撃で、壁際までぶっ飛ぶゲン。

 勢いのあまり、たてかけてあった木刀掛けがぐらっと倒れるほどだ。

 しかも、ダンの「立て! 立って続けるんだ!」と言うありがたいお言葉付き。

 その後、全ての隊員を相手にひたすら特訓を続けるゲン。
 しかし、隊員たちはなんでこんなことをしなきゃいけないのか、疑問に感じないのだろうか?

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 まだ怪獣との戦いの疲れも癒えていないのに、こんなところへ叩き込まれて、早くもへろへろのゲン、

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 「いやぁーっ!」
 と、ヤケクソ気味にカメラに向かって来る表情は、かなり危ない。

 そこへ、天の助けか、怪獣出現と言う知らせが入る。みんな練習を中断して出動しようとするが、

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 ダン「待て、ゲン、青島、明石はそのまま練習を続けるんだ」

 と言う、地獄の鬼も半泣きになりそうな無情の宣告。

 当然、青島と明石は自分たちだけ出撃でないので残念がる。

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 まぁ、出撃したマッキーは漏れなく撃墜されたので、青島と明石が悔しがる必要は特にない。

 しかしまあ、毎回毎回飽きもせず撃ち落される機体だ。もう最初から墜落してろと思うのである。あるいは、戦車に改造してしまえば、少なくとも撃墜される心配はない。

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 一方、ダンがギロリングしている前で、延々とゲンを攻撃し続ける青島と明石。

 もう、ほとんどいじめの領域にまで突入している。

 高度なアクションはスタントがやっているにしても、多くは俳優本人が演じているのだろうから、体力的にかなりきつい撮影だったことは想像に難くない。

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 攻撃する側も疲労困憊、救いを求めるようにダンを見るが、鬼軍曹も裸足で逃げ出すダン隊長、むんずと二人の道着を掴むと、「続けろ!」と無慈悲に押し戻す。

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 そこへ隊員たちが負けて戻ってくる。
 隊員「隊長、犠牲者8名、怪獣はほとんど無傷です」

 この犠牲者と言うのは、隊員のことか、民間人のことか、良く分からない。

 ダンはそれに対して何も言わず、
 「練習を続けるんだ」

 さすがに大島たちも納得行かず、
 大島「この練習は何の為ですか? 道場破りへの対抗策を会得させる為に何故MACが協力しなければならないんですか。行かせて下さい。このままでは怪獣は暴れ放題です
 と、直訴する。

 ダンは、(おめーらが行ったって暴れ放題だろうが)と、内心思いつつ、「練習を続けるんだ」の一点張り。

 ダンが道場を出て行くと、隊員たちも途端に非協力的になる。

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 ゲン「青島隊員、お願いします」
 愚直に頭を下げるが、大島はそっぽを向く。

 木刀を振り回してストレス発散している明石に至っては、「うるさい!」の一言。

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 切羽詰ったゲンは、「お願いしますお願いします」と、土下座までして頼み込む。

 これはねえ、さすがにちょっと見ていられないほど惨めな図だ。
 しかも、本人の発案じゃなくて、あくまでダンの命令でやらされている訳だから、つらすぎる。

 これじゃあ、当時の子供たちもチャンネル変える筈だ(今回はそれまでで最低の11.2%)。

 隊員たちはそんなゲンを放って、さっさと行こうとする。
 ゲン「青島隊員、お願いします」
 ゲンは尚も食い下がるが、

 青島「どけい、いつも特別扱いされてるからって、いい気になるな!」
 と、きつい一言。とほほ。

 つづく。


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コメント

今晩は。初めてコメントをさせて頂きます。
確かにあのゲンと隊員達の空手の特訓場面は、かなりダン隊長も強引でしたね。
土下座して特訓の継続をお願いするゲンの姿は今観ても酷な感じで、ちょっと引いてしまいまいます。
青島隊員の「いつも特別扱いされているからって、いい気になるな!」という台詞が物語っていますが、確かに劇中ではゲンとダン隊長との場面が多く他の隊員達の影が薄かったので、その不快感がよく現れている非常に印象的な青島隊員です。
この特別扱い路線がレオの低視聴率だった原因の様な気が致しますね。

Re[1]:獅子の瞳が燃えて「ウルトラマンレオ」第14話 前編(02/16)  

タカヒロ様

はじめまして。コメントありがとうございます。

>土下座して特訓の継続をお願いするゲンの姿は今観ても酷な感じで、ちょっと引いてしまいまいます。

ですよねー。大人になってから見ても「うわ」と言う感じなので、子供が見たら軽いトラウマになりそうです。しかも明るく爽やかな「タロウ」の後ですからねえ。

No title

今から47年前の今日、放送されました。
冒頭のウルトラマンレオとさそり怪獣アンタレスとの戦いが始まる中、マッキー2号のコックピットから飛び出し、パラシュートで降下したモロボシ・ダン隊長は、レオを助けて、アンタレスの動きを封じるウルトラ念力を使って欲しかったね。

Re: No title

47年ですか。

No title

この回から、ドラマ本編が始まる前のOP主題歌が今は亡きヒデ夕樹が歌う「戦え!ウルトラマンレオ」に変更です。「昭和ウルトラマンシリーズ」の主題歌変更があった今のところ、「レオ」と「80」の両作品ですな。そう思いますか?

Re: No title

思います。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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