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ああ「大戦隊ゴーグルファイブ」 第25話

[DVD] 大戦隊ゴーグルV VOL.3

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 第25話「恐竜は悪魔の使者」(1982年7月31日)
 引率の先生と、数人の子供たちが富士山麓の湖に、林間学校で訪れる。

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 ヒロシ「先生、僕、林間学校って大好きさっ」
 先生「先生もよ」
 ヒロシ「1年中ここで勉強できたらいいのになぁ」
 先生「あらあら、それじゃますます昆虫博士になっちゃうじゃない」

 この先生を演じているのは朝丘あゆみさんと言う人だが、最近まで全然気付かなかったのだが、どうも「快傑ズバット」に出ていた大城信子さんと同一人物らしい。他に同年の「ギャバン」36話にもゲスト出演されている(ただし、こちらは麻丘)。

 どっちにしても、いい具合に熟れ始めた大人の女性の魅力が濃厚で、是非もっと活躍して貰いたかった。

 さて、ヒロシ、ひとりで森の中を昆虫を探して歩き回っているうちに洞穴に落ち、その中にたくさんの大きな卵があるのを目撃する。

 心配した先生がヒロシを探しにやってくる。

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 偶然、近くののっぱらを、RX-7が走っていた。……相当に不自然であるが、乗っていたのはゴーグルファイブの赤間なので、パトロールでもしていたのだろう。

 怪我をしたヒロシを抱いた先生が赤間に助けを求める。

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 そこへデスダークの戦闘員たちが殺到してくる。赤間は変身することもなく彼らを撃退し、二人を乗せて麓の病院へ急ぐ。

 ヒロシは入院先のベッドで、「洞窟の中に恐竜の卵……」とうわごとを繰り返していた。

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 赤間「富士山のあのあたりは確か……」

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 赤間の脳裏に、怖いと言うよりむしろ愛くるしい恐竜たちの姿が浮かび上がる。

 そう、1977年の膝カックン映画「恐竜・怪鳥の伝説」の一場面である。同時上映「ドカベン」!

 そして、あの忌まわしい記憶が甦る……。

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 赤間「ぐわーっ、それだけはやめてくれーっ!」

 じゃなくて、映画のフィルムを使って、赤間が恐竜たちの生きていた頃を想像する、と言うシーンでした。
 (追記 そう言えば昔ネタにしていました)

 赤間「最近、恐竜の化石が出て有名に……」
 先生「そう言えば、テラノドンの化石でしたかしら?」
 赤間「まさかその卵が……」

 目覚めたヒロシに詳しく話を聞くと、卵の近くにドクロのカブトを被った変な奴がいたと言う。

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 コイツ↑のことである。谷村新司じゃなくて、デスギラー将軍である。

 彼らは卵からDNAを採取し、それを素材にして翼竜怪人テラノモズーを誕生させる。

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 デスマルク「テラノモズーよ、空を飛べるか?」

 デスマルク大元帥の一口メモ
 ・デスマルク大元帥は2000年間眠り続けていた伝説の英雄なんだ。
 ・つい最近、総統タブーによって起こされて、「あ、あと5年、5年だけ寝かせて」と駄々をこねたんだ。

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 大元帥の言葉に、その場で羽ばたいて浮かんでみせるテラノモズー。
 ちなみにテラノモズーの声は、エヴァでお馴染み清川元夢さん。

 デスマルク「その口から火を吐けるか?」
 テラノモズー「モズードラゴン!」

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 即座に口から火炎を吐き、広間は大混乱。

 デスマルク「ふーむ、なかなかやるのう」
 タブー「卵の孵化はいつだ?」
 デスギラー「はっ、あと数日もすれば……」

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 デスマルク「数日では遅い! ヒナがかえり次第、改造して、火を吐くテラノドンを早く作るのだっ」

 デスマルク大元帥の一口メモ
 ・デスマルク大元帥は(何故だか)スマホが使えないんだ。

 デスマルク大元帥の一口メモ
 ・デスマルク大元帥は(何故だか)耳が遠いんだ。

 彼らはテラノドンを改造して、東京を火の海にしようと計画しているのだった。
 ……いくら改造しても、戦闘機に瞬殺されそうな予感。
 それより生きたテラノドンで大儲けして、その金で戦闘機を買った方が良いのでは?

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 赤間たちが卵を探す一方、テラノドンについて調べているコンボイたち。
 コンボイ「翼を広げると7、8メートルもあって、急降下で獲物を襲うのが得意なんだ。嘴も爪も鋭くて、視力は千里眼!」
 コンボイ「こんなのがもし生き返ったら大変だわ」
 さゆり「赤間さんたちだいじょぶかしら」

 「視力は千里眼」てどういう意味?

 それにしても、生きたテラノドンと言う学術的に極めて貴重な存在に、彼らがほとんど興味を示さないのが不思議である。

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 山の中で、赤間はテラノモズーと遭遇し、激しい火炎攻撃を受ける。

 赤間はゴーグルレッドに変身して応戦する。
 マズルカは卵を孵化させるのが先だと、すぐに退却させる。

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 マズルカ「ゴーグルレッド、また会おう」

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 テラノモズーに持ち上げられて去っていくマズルカ。

 このマズルカ、妙にスレンダーだな……。

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 一方、ヒロシは健気にも松葉杖をついて赤間たちをあの洞窟に案内しようとする。
 先生「それは先生が……」
 ヒロシ「だって先生にはあの目印の木が分からないんでしょう?」
 赤間「ヒロシ君、その気持ちだけで十分だ。恐竜の洞窟は必ず僕らの手で探し出す」
 ヒロシ「じゃあ僕、地図を描いてあげるよ」

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 ヒロシ「ここが湖でしょ、ここが白山林道でしょ……」
 赤間「ああ」
 ヒロシ「この辺に樹海があってこれが目印の大きな木なんだぁ」
 赤間「……」

 赤間、病室を出た後、その地図をクシャッとまるめてゴミ箱に放り投げると、何事もなかったような顔で引き続き捜索に当たるのだった(註・断じて管理人の妄想です)。

 実際には、ゴーグルファイブはヒロシの描いた地図を元に洞窟を探し当てる。
 卵は孵化直前だったが、それもテラノモズーの火を利用して全滅させる。

 彼ら、ものすごーく貴重な物を失ったことに気付いているのだろうか?

 とにかく、後はテラノモズー、敵ロボットを倒して事件解決。


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コメント

山奥の洞穴の中に、翼竜の怪人がアジトを構えていると言うシュチエーションが「仮面ライダー」のプラノドンのお話の様だったため最初、その洞穴に迷い込んだ人間たちの耳の中に受信機を仕込み、テラノモズーの怪音波で意のままに動かすお話かとも期待しましたが、やっぱり違いましたね!それでも受信機を仕込まれたさゆりさん、若しくはあかねちゃんがテラノモズーの怪音波でデスダークの手先にされてしまう処や、同じく怪音波で操られたブラック若しくはブルーがロケット工学の博士が乗った車の狙撃に利用される処等を想像すると、そんな場面も観てみたかった気もします。
反対に後半の立ち回りでは、ゴーグルファイブ全員がスカイライダーのお株を奪った様なセイリングジャンプ(その名もゴーグルスカイ!)を披露してテラノモズーを叩き落とす事に成功しており、デスマルク大元帥も魔神提督時代(?)の悔しさがフラッシュバックした事でしょう(笑)!!

Re[1]:ああ「大戦隊ゴーグルファイブ」 第25話(02/27)  

笑太郎様
>山奥の洞穴の中に、翼竜の怪人がアジトを構えていると言うシュチエーションが「仮面ライダー」のプラノドンのお話の様だったため最初、その洞穴に迷い込んだ人間たちの耳の中に受信機を仕込み、テラノモズーの怪音波で意のままに動かすお話かとも期待しましたが、やっぱり違いましたね!

そう言えば似てますね。

とばっちり

アジト内での実験は成功のようですが、戦闘員は毎回毎回とんだとばっちりを受けていますね😅

Re: とばっちり

気の毒ですね。

元祖・「ジュラシック・パーク」?

こんばんは。

>彼らはテラノドンを改造して、東京を火の海にしようと計画しているのだった。
 ……いくら改造しても、戦闘機に瞬殺されそうな予感。

>卵は孵化直前だったが、それもテラノモズーの火を利用して全滅させる。

彼ら、ものすごーく貴重な物を失ったことに気付いているのだろうか?

そう考えると、卵は「テラノモズーが能力で作り出した分身体の卵」あたりの方が(「仮面ライダーBLACK」のカニ怪人や「電磁戦隊メガレンジャー」のガマネジレのそれぞれ同族の卵みたく)撃破する展開がより自然だった気がします。

Re: 元祖・「ジュラシック・パーク」?

こんばんは。

> そう考えると、卵は「テラノモズーが能力で作り出した分身体の卵」あたりの方が(「仮面ライダーBLACK」のカニ怪人や「電磁戦隊メガレンジャー」のガマネジレのそれぞれ同族の卵みたく)撃破する展開がより自然だった気がします。

そうですね。「ジバン」にも本物の卵が出てましたね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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