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「ケータイ刑事 銭形泪」セレクション 第18話 前編


 第18話「盗まれた李の秘宝?~銭形泪探偵団vs怪人十面相事件」(2004年5月2日)
 次の「零」以降も登場する怪人十面相が初登場したエピソード。

 冒頭、警視庁の泪と高村のところへ、頼んでもいないうな重が届けられる。
 能天気な高村は、警視総監からのご褒美だとはしゃぐが、蓋を開くと、うなぎではなく泪宛てのビデオテープが入っていた。
 再生すると、仮面を付けた怪しい男、怪人十面相が現れ、
 「ふぁーはっはっはっ、本日午後3時、李の三宝のひとつ、幻の絵画を頂く。名探偵の諸君、是非、茶沢美術館に集まり給え!」
 と、ふざけた犯行予告をする。

 泪「怪人十面相、世界を股にかけた怪盗……」

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 早速二人が美術館に行くと、既に別の探偵が来ていた。
 泪「名探偵ボームズさんに、銀田一さん、もしかしてあなたたちにも挑戦状が?」

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 ボームズ「あーはぁ」

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 銀田一「その通りです」

 いっそ清々しいほどベタなキャラ。
 と言う訳で、今回は珍しく鑑識の柴田は出てこない。今回は珍しく殺人事件もないので、必要もないんだけどね。

 高村「あの二人、どっかで見たことない?」
 泪「ああ、そう言えば……」
 銀田一「気のせいです! なんてこと言う、もう、びっくりするなぁあなたたち」
 この愉快な二人も、十面相シリーズの際には必ず登場するキャラである。

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 泪たちは、館長の茶沢に、十面相が狙っている「幻の絵画」を見せて貰う。
 茶沢「これが、李の『幻の絵画』です。どれも似ておりますが、他は李の弟子たちの絵です」
 高村「李の三宝のひとつか」
 茶沢「はい、この『幻の絵画』とダイヤモンドの原石、そして七宝焼き、この三つが中国三千年の歴史を持つ、李の三宝と呼ばれていました」
 高村「何故、過去形なんです」
 茶沢「残念ながら、モスクワ美術館が所蔵していた李の七宝焼きは、先日、怪人十面相に盗まれてしまったんです……ボームズさんと銀田一さんもいらっしゃった筈ですが……」
 銀田一「面目ない!」
 ボームズ「メンボウ下さい」
 銀田一「ちょっ……、うるさい」

 展示室に出入り口はひとつだけと言うことで、泪たちは予告時間までその場に待機して、絵が盗まれないように見張る。

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 だが、午後3時ジャスト、突然部屋が真っ暗になる。闇の中から、十面相の高笑いが響く。
 すぐに照明がつき、泪がハッとして振り向くと、

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 その一瞬の隙に、「幻の絵画」が消えていた。

 絵の代わりに、十面相からのメッセージが残されていた。
 泪「ヘッポコ探偵たちへの予告状その2、予告どおり、李の三宝のひとつ、絵画を頂いた。この挑戦状を読んでいるあなた方は、本当に間抜け、腰抜け探偵ですね

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 銀田一「ヒィィィィッ!」

 二朗さん、いいなぁ。

 十面相は更に、5分後に、今度はダイヤモンドの原石を頂くと予告していた。

 泪は、車椅子の茶沢を残して、2階の特別展示室へ急行する。

 そんな場合でも、泪、現場写真をケータイでしっかりカメラに収める。

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 ボームズ「これが李の三宝のひとつ、シーザーがクレオパトラに送り損ねたと伝えられる、幻の、ダイヤモンドの原石」
 高村「壮大な話だね。……なんね、これ、金平糖じゃないか、これ」

 ガラスケースに飾られているのは、紛れもない金平糖であった。
 一同「えーっ?」
 高村「えっ」
 ボームズ「似てるのは当たり前だよ。金平糖がモデルなのだよ」
 泪「はぁーっ、もう、高村さん、古代ローマ時代に、金平糖をモデルにダイヤモンドの原石を加工する技術がどれほどのものか分かりますかぁ?」
 高村「分からない」
 ボームズ「その技術が認められての世界遺産なのだっちょ」

 急に「世界遺産」になってるぞ。
 あと、「中国三千年」と関係ない気が……。

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 と、ひとりで考え込んでいた銀田一が奇声を上げる。
 銀田一「あーっ! 分かりました。『幻の絵画』が盗み出されたトリックが分かりました」
 泪「なんですかぁ」
 銀田一「共犯者がいたんです。犬神さんちもそうでした」
 泪「共犯者? それって、誰ですか?」
 銀田一「えっ」
 泪「何処に隠れてたんですか?」
 銀田一「えっ、なに、えっ?」
 高村「どうやって絵を持ち出したんだ?」

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 次々と突っ込まれて、たちまち答えに窮する銀田一、本家と同じように、もじゃもじゃの髪(カツラ)をかきむしり、しまいには髪の毛が顔面を覆ってしまう。
 銀田一「息が出来ない!」

 いいなぁ、二朗さん。

 今度も、結局、時間まで宝の周りを囲んでガードする泪たち。

 だが、3時5分になっても何も起きず、拍子抜けする。

 と、再び十面相の高笑いが響く。
 「はははははっ、お約束どおり、ダイヤモンドの原石も頂いた。これで李の三宝は全て私の物だ」

 高村「いや、まだあるぞ。銭形君、これ本物だよな?」
 高村が慌ててガラスケースを持ち上げる。警報ベルが鳴り響く。

 それを待っていたように、頭上から、たくさんの金平糖が降ってくる。
 金平糖そっくりの原石、本物の金平糖と混ざって見分けがつかなくなる。

 泪たちが本物はどれだと右往左往していると、突然扉が開き、怪人十面相が現れる。
 十面相は、駆け寄ると、迷うことなく金平糖のひとつを拾い上げ、
 「美しい、中国三千年の輝きだ。李の三宝は全て頂いた。ははははっ、さらばだっ」

 泪たちは、十面相にまんまと逃げられる。

 後編に続く。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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