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「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」セレクション 第27話 前編


 第27話「雪乃復活!暗くなるまで待てない」(1986年6月5日)
 サブタイトルで分かるように、15話で目を負傷して以来、ずーっと入院していた雪乃が漸く完全復帰を果たすエピソード。ほぼ1クールまるまる入院していたことになるのか。

 城南大学附属病院に入院している雪乃。
 夜な夜な、何者かが気配もなく彼女の病室へ忍び込み、

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 包帯の上からペンライトで左右の目に光を当てていた。

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 その作用によるものか、雪乃は夢の中で、数名の刺客と戦う夢を見る。

 最後は眩しい光に包まれ、敵に取り囲まれ、叫び声を上げて目を覚ます雪乃。

 雪乃(どうして毎晩あのような夢を見るのだろう? どうして?)
 今回、雪乃に悪夢を見させている人物の正体が誰かと言うことが、物語のキモになるのだが、

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 大森「おはよう」
 雪乃「大森先生、おはようございます」
 大森「昨日は良く眠れた?」

 一目でコイツが犯人だと分かるようなキャラを出さないで頂きたい。

 大森はインターンで、とても優しく雪乃に接する。演じるのは竹内信明さん。

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 その日の午後、主治医の加藤医師によって、退院の許否を決める検査が行なわれる。
 部屋には、運転手の宮本に、サキとお京の姿も見える。

 お京「だめなのかなぁ?」
 お京、つぶやくが、サキに肘で小突かれる。

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 加藤医師がペンライトを雪乃の目に向けると、雪乃は「いやっ」と激しく拒否反応を示す。

 加藤「どうしたんだね」
 雪乃「光が、当たるとイヤなのです」
 加藤「ふーむ」

 結局、雪乃の目ははっきり見えず、退院は見送りとなる。

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 その後、加藤医師から話を聞いているサキ。

 普通は、家族が聞くものだと思うが……、まぁ、いいか。

 加藤「矢島さんが何かこう、精神的な圧迫を受けていると言うようなことはありませんか」
 サキ「精神的に?」
 加藤「ごく稀にあるケースなんですがね、手術は成功して目も完治しているのに見えない、と言うよりもむしろ、当人が見ようとしていない。こういう場合、患者が何か強い恐怖を感じているとか、あるいはまだ現実に戻りたくないと言ったような精神的な場合が多いんですよ」

 加藤医師、癖なのか、話しながらペンライトをやたらカチカチと鳴らす。
 これは、視聴者の目を加藤医師が犯人ではないかとミスリードしようという意図だろうが、あまりに何度もカチカチやるので、逆効果である。

 ちなみに加藤医師を演じているのは声優として活躍された渡部猛さん。このブログ的には、無論、「宇宙刑事ギャバン」のドンホラーの声の人である。

 一方、お京と宮本は雪乃をあれこれ慰めていた。

 お京「あんまり気にすんなよ、学校だって堂々と休めるんだしさ」
 雪乃「そんなー、私はお京さんとは違います」
 お京「なんだとこいつ、人が慰めてやってるのに」

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 大森「おいおい、君、病人と喧嘩してはいけないね」
 そこへ大森が入ってきて、穏やかな口調でお京をたしなめる。お京も大人しく頭を下げる。

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 大森「残念だったね」
 雪乃「すみません、ご心配かけて」
 大森「ほんとのことを言うと、僕は嬉しいんだ、雪乃さんがこの病院にいてくれた方が……」
 雪乃「まあっ」
 大森の率直な言葉に、思わず恥ずかしそうに顔を背ける雪乃。

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 そんな二人の様子を見て、自然と笑みがこぼれるお京。

 大森「いけないな、インターンの僕がこんなことを言っては」

 サキとお京、病院から出てくる。
 サキ、加藤医師から聞いた話をお京にも聞かせる。
 お京「精神的なものってなんだよ」
 サキ「ひょっとしたら、退院したらまたうちの戦いに巻き込まれていくことへの恐怖が……」
 お京「そんなぁ、雪乃はそんな奴じゃないよぉ」

 お京、立ち止まって雪乃の病室を見上げていたが、

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 お京「分かった! あいつ、大森って言うインターンに惚れてんだよ!」

 雪乃、ひとりで屋上へ行き、ぼんやりと柵にもたれて立っている。
 その肩を、いつの間にかやってきた大森がポンと叩き、
 大森「元気がないなぁ。そんなことではいつまで経っても目は良くならないよ。加藤先生から聞いたけど、何か悩んでることがあるの?」
 雪乃「……先生、先生の何か好きなお話を聞かせて下さい。雪乃は先生のお話を聞くと、元気が出そうです」
 大森「しょうがないなぁ、雪乃さんは甘えん坊で……はい、座って」

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 大森、雪乃を車椅子に乗せて押し、
 「じゃあねえ、チャップリンの『街の灯』と言う映画の話をしてあげよう」

 白衣をたくしこみ、そばにあったモップをチャップリンのステッキに見立ててひょこひょこ歩く大森。

 「街の灯」と言うのは、無論、大森と雪乃の関係から連想されたものだろう。ただし、実際に大森が映画について話す台詞はなく、

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 吉沢秋絵の挿入歌「季節はずれの恋」をバックに、二人が可愛らしく踊る姿を映すにとどめている。

 まぁ、ほんとに映画の話を始めたら、視聴者がチャンネル変えちゃうからね。

 その後も、夜になると何者かが雪乃の目に光を当て、同じ悪夢を見せていた。

 一方、青狼会の美智雄、「一体あの男は何をしているのだ」と、部下に苛立たそうに聞いている。

 部下「その、矢島雪乃の目が完全に見えるようになるので、待ってくれと申しておりますので」
 美智雄「どういうことだ」
 部下「見えぬものと戦うのは刺客として気持ちが許さぬと」
 美智雄「バカモン! たかが刺客風情が何を偉そうに……もうすぐ総統がお帰りになる。その前にせめて矢島雪乃だけでも倒しておかねば、留守を預る我々の立場がないのだぞ!」

 当然のことだが、今回の一件も青狼会の仕業であった。

 つづく。


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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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