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強い奴ほど笑顔は優しい「宇宙刑事シャリバン」第20話


 第20話「荒波が呼ぶ七色水晶の孤島」(1983年7月15日)
 前回から引き続き、奥伊賀島にて、イガクリスタルを求めて森の中をピョンピョン飛び跳ねている電と、イガ星人の末裔である少女たち。

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 そんな少女たちの逞しい太腿を、ローアングルで捉えるカメラ。
 そしてそれをいちいちコマ送りしてキャプする管理人(←バカ)

 ナレ「娘たちが空を飛ぶのは、反重力物を使用しているからだ」
 だそうです。「反重力物」が具体的にどういうものなのかは、説明されない。

 (追記……物じゃなくて、靴と言ってたみたいです。テヘヘ)

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 前回マドーに殺されたジイから託された地図を手に、イガクリスタルが眠ると言う魔境岬の入り口まで来た電とみゆきたち。
 みゆき「あれが魔境岬の入り口だ。こっから先はあたしたちも入ったことがないんだ」
 電「君たちはここまででいいよ、これから先は俺ひとりで行く」
 みゆき「大丈夫かい、あたしたちも一緒に行くよ」
 電「これから先はマドーが入り込んでるに違いない、危険だ」
 みゆき「平気だよぉ」
 電「残ってるんだ、いいね、これはジイの命令なんだよ」
 電は渋るみゆきを説得し、単身、魔境岬に進入する。

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 ま、岬と言っても、山、あるいは谷間みたいなんだけどね。
 とにかく、電が進んでいくと、目の前に山を登る上條恒彦の姿が……。

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 電「お、上條恒彦だ。サイン貰お」

 ……じゃなくて、それは電の父、電一郎と幼き日の電の幻だった。
 電「お父さん!」

 その後、マドーが大挙して電を襲う。

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 マドーの攻撃を退けて、なおも先に進むと、見知らぬ男と出会う。
 電「何をしてるんです、こんなところで」
 男「コケですよ、コケ、杉苔、ミズゴケ、癌の特効薬として注目を集めているのがこのゼニゴケだ。銭になるからゼニゴケだな……」

 如何にも胡散臭い男を演じるのは、うえだ峻さん。

 電「あの、ジャングルの中で、獅子の像見ませんでした? これなんですが」
 電はジイから貰った地図を広げて見せる。
 男「見たな、こりゃ、どこだったかな? ……思い出した!」

 ここ、ジャングルはなかったと思うんですが……。

 男は地図に記してあるような滝の前に電を連れて行く。
 地図を広げて「間違いない!」と興奮する電。

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 と、男がいきなり電の背中を突き飛ばし、崖から落とそうとする。
 男「ヒントは貰った、もうお前なんかには用はないわ! ああああーっ!」

 男は奇声を発し、盛んに手を振っていたかと思うと、前回登場したカタリベビーストに変身する。
 つまり、カタリベビーストは、斎藤晴彦とうえだ峻と言う、二人の俳優を人間態に持つビーストになる訳で、こういうのは割と珍しいのではないかと思う。

 ただ、19話とまったく同じパターンなのが、ちょっと残念だ。
 それに、正体を暴露するのが早すぎて、うえださんの出番が少ない。

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 電はそのまま谷底へ突き落とされる。
 ガイラー将軍たちは、電の地図から得た情報で、割と簡単にイガクリスタルへの道を示すと言われるイガ獅子とイガ獅子の剣を発見する。

 が、ガイラー将軍が無理矢理剣を抜こうとすると、イガ獅子の目からビームが放たれ、岩に反射して爆発を起こす。

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 地震でも起きたように山肌が崩れ、パニック状態になるマドーの皆さん。

 マドーが退却後、傷付きながらも電がそこへ到達する。岩に刺さっている剣を見て、死ぬ間際の父親の言葉「大きくなったら奥伊賀島へ行け、そして獅子の剣を……」を思い出す。

 電の父、電一郎は、グリズリーに素手で喧嘩を売って死んだどてらい男だった(註・ほぼ嘘です)。

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 電一郎の声「イガ獅子の剣を抜けるものはただひとり、正義の心を持つ真の勇者のみなのだ。息子よ、勇気を、そして剣を抜くのだ!」

 電、力強く剣の柄を握る。
 (父さん、力を貸して下さい!)

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 電は見事剣を引き抜く。さっきと同じようにイガ獅子の目からビームが発射されるが、その光は今度は剣に集まり、さらにそこから別の場所へ飛んで行く。

 先ほどと同じく、山肌に爆発が起き、地面が揺れる。
 揺れがおさまった後、電の前にはイガ獅子をかたどった洞窟の入り口がぽっかりと開いていた。

 電が洞窟を進むと、
 声「ようこそ勇者よ、獅子の剣を抜けるのは全宇宙にただ一人、それがお前だよ。勇者よ、剣をかざせ」

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 電が言われるまま剣をかざすと、石組みの扉がひとりでに開く。

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 その奥には、イガ獅子の像が安置してあった。
 声「我が口に手を」

 電が手を入れると、石棺のようなものの中から、剣の鞘が突き出る。
 声「剣をおさめよ」
 
 言われるまま、電が剣を鞘に入れると、

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 棺の蓋が開き、ゴツゴツした円錐形の物体が出現する。

 電「これがイガクリスタル?」
 声「そうだ、イガクリスタルは光子が圧縮されてできたものだ。太陽にも匹敵する無限のエネルギーを秘めている。マドーはイガクリスタルを手に入れ、全宇宙の支配に乗り出そうとしたのだ。我がタテガミを見よ、このタテガミに触れると、転送装置が作動し、イガクリスタルは瞬時に他の惑星に移動するのだ」

 獅子の声を演じるのは、「ギャバン」のドンホラーの声でお馴染み、渡部猛さん。

 そこへ、電の後をつけてきたみゆきたちが「あれー」と言う感じで、コマ送りで入ってくる。

 みゆき「これが……」
 電「これが、そうだ、イガクリスタルだ」
 声「シャリバン、我々はお前に期待する。いつの日かこのイガクリスタルを持ってイガ星へ帰ってくれ。そしてイガ星を再興するのだ」

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 電「イガ星を再興?」

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 みゆき「イガ星を再興?」
 声「いや、二回言わなくていい……」(註・嘘です)

 そこへどやどやとマドーの皆さんが乱入してくる。

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 電、咄嗟にみゆきに「タテガミに触れ」と命じる。イガクリスタルをマドーの手から守る為だ。

 みゆきが触ると、転送装置がオンになり、イガクリスタルは後方へ飛んで行き、そのまま消えてしまう。

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 が、転送装置に巻き込まれたのか、みゆきや他の少女たちも引っ張られるように別世界へ飛ばされてしまう。
 みゆき、「なにそれチョーウケる」とでも言ってるみたいだが、「シャリバーン」と叫んでいるのである。

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 その後は、いつものバトル。
 カタリベビーストを倒した後、剣を持ってポーズを取るシャリバン。

 電(みゆきさん、君は何処へ行ってしまったんだ。イガクリスタルと共に……)

 こうして、みゆきたちはしばらく物語から姿を消し、次に現れるのは31話となる。


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コメント

この回は映像が綺麗で見応えがありました。
さすがは小林監督です。

父・電一郎の初登場は13話でしたね。
この話も結構好き。

渡部猛さんは「シャイダー」最終回スペシャルの「天の声」(?)もされてましたね。

しかし、ギャバン・シャリバン・シャイダーとそれぞれ因縁のある敵と闘いましたね。
物語としては当然なのですが、「宇宙刑事」という設定上、
地球への赴任時期とか、敵の出現時期とかがずれてたら
それぞれ別の敵と闘った可能性もあるワケで・・・

Re[1]:強い奴ほど笑顔は優しい「宇宙刑事シャリバン」第20話(01/27)  

影の王子様
>父・電一郎の初登場は13話でしたね。
>この話も結構好き。

レビューしようかと思ったんですが、飛ばしました。

>しかし、ギャバン・シャリバン・シャイダーとそれぞれ因縁のある敵と闘いましたね。

さすがに地球、因縁がありすぎ星ですね。

Re:強い奴ほど笑顔は優しい「宇宙刑事シャリバン」第20話(01/27)  

カタリベビーストは斎藤さんとうえださんの二人に化けており、仰る通り一人の怪人が二人以上の人間に化けるのは珍しいですね。他にはヒルカメレオンがブラック将軍であったのと同時に、序盤でゲルショッカーからのニセ脱獄囚(演じるは東隆明さん)にも化けていたぐらいでしょうか(Xライダーのカメレオンファントマは変身そのものがウリなのでちょっと事情がちがいます)?
後、うえださんが演じた怪人の人間態と言えばシャリバンのこのお話以上に、シャイダーの「ヤーダ 珍獣家族」と言うお話に登場した不思議獣の化けた写真師の方が見せ場も多く、うえださんの妙味が発揮されていた様な気がします。

Re[1]:強い奴ほど笑顔は優しい「宇宙刑事シャリバン」第20話(01/27)  

笑太郎様
>カタリベビーストは斎藤さんとうえださんの二人に化けており、仰る通り一人の怪人が二人以上の人間に化けるのは珍しいですね。他にはヒルカメレオンがブラック将軍であったのと同時に、序盤でゲルショッカーからのニセ脱獄囚(演じるは東隆明さん)にも化けていたぐらいでしょうか

ブラック将軍ってそんなこともしてたんですね。

>後、うえださんが演じた怪人の人間態と言えばシャリバンのこのお話以上に、シャイダーの「ヤーダ 珍獣家族」と言うお話に登場した不思議獣の化けた写真師の方が見せ場も多く、うえださんの妙味が発揮されていた様な気がします。

そうでしたね。そのエピソードは近々公開予定です。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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