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「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」

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 第23話「人間ナメクジ作戦」(1983年7月9日)

 本編開始10秒で、バスに乱入してきたナメクジシンカのナメクジガスによって乗客が人間ナメクジにされると言う、相変わらずスピーディー過ぎる展開である。

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 ナメクジシンカは手当たり次第に住民を、ナマコの干物のような人間ナメクジに変え、それをシッポ兵たちが手際よく広口ビンに詰めて回収していく。

 小さな公園で木に登っていたサトシは、目の前で母親がナメクジにされた上、ナメクジシンカたちに追いかけられる。

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 そこへ颯爽と駆けつけたのが、今回の主役の立花レイであった。

 レイ「サトシ君、大丈夫?」

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 サトシ「お姉ちゃん!」

 どさくさ紛れにレイの胸に思いっきり抱き付くサトシ。羨ましい……。

 レイはサトシを逃がしてからダイナピンクに変身して戦う。すぐに他の4人も応援に来る。

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 しかし、ナメクジシンカは、あらゆるものを溶かすナメクジ液を吐いて、ブラックのクロスカッターすらぼろぼろにしてしまう強敵だった。

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 ナメクジシンカ「お前たちも溶かしてやる」
 イエロー「待て、ナメクジの化け物、溶かされるのはお前のほうだ! ナメクジには塩、塩をかければ一巻の終わりだぁっ」
 4人(……なんでそんなもん持ち歩いてんだコイツは?)

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 ナメクジシンカ「馬鹿め、進化獣は完全に強化されてるんだ、塩なんかなぁーんだっ」
 イエロー「効かない?」
 ナメクジシンカ「俺様には大切な任務がある、お前たちの命はそれまで預かるぞ」

 ナメクジシンカはそう言って自分から退却する。

 そのまま戦っていれば勝てたような気がするのだが……。

 その後、サトシ少年は母親がナメクジにされたショックで熱を出して寝込んでしまう。

 レイ(ナメクジシンカ、許せない!)

 一方、グランギズモでは、今回の作戦を指揮するメギド王子がプレゼンをしていた。

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 キメラ「ふん、馬鹿馬鹿しい、いやらしい人間どもがもっといやらしいナメクジになったからって喜べやしないわ」
 メギド「だからこれまでの作戦は第一段階だと言った筈、ナメクジシンカ、人間ナメクジの威力を見せてやれ!」
 ナメクジシンカ「始めろ!」

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 シッポ兵たちが、そのキメラの座っている椅子に人間ナメクジをべたべたと張り付けていく。

 キメラ「う、うう……」

 気持ち悪そうに椅子から離れるキメラ。

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 人間ナメクジは、ナメクジシンカと同じく、強力な溶解液を体から分泌し、あっという間に頑丈な椅子をぼろぼろに崩してしまう。

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 メギド「なんでも溶かしてしまう恐ろしい力を持った人間ナメクジを使って、人間どもの世界を大混乱に陥れてやる!」

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 メギド「これがこの作戦の最終目標!」

 キメラ(お前はいちいちカメラを見んと喋れんのか?)

 もっとも、プレゼンの感触は上々で、

 カー「うーん、まさに一石二鳥の作戦と申せましょう」
 アトン「うむ、メギド、必ず作戦を成功させろ!」

 上司たちも、メギドの作戦に感心する。

 ナメクジシンカたちは街へ繰り出し、銀行の金庫室の扉や、コンビナートのガスタンクなどに人間ナメクジを張り付かせる。

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 作業員「早くこいつらを退治して下さい」
 ピンク「それは出来ません」

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 作業員「ぬわぁぜだっ?」

 小峠ばりの全力ツッコミをかます作業員に、「このナメクジは人間なんです! 人間ナメクジに姿を変えられてるんです!」と説明するダイナマンたち。

 この作戦の巧妙なところは、そのナメクジを迂闊に殺すことが出来ない点にあった。

 人間ナメクジは、空港や交通管制センターなども破壊する。

 メギドの目論みは(恐らく番組開始以来初めて)見事に図に当たり、東京は大混乱の渦に巻き込まれる。

 ちなみに、最初に銀行の金庫に穴を開けたのは、それによって住民たちが群がって金の奪い合いをするよう仕向ける為だった。

 北斗「ナメクジシンカにも弱点はある、それを見付け出すんだ」
 レイ「ナメクジシンカの弱点……」
 夢野「私はナメクジにされた人々を食用にできないか研究をする」

 ……

 間違えました。「人間に戻す方法を研究する」でした。

 レイは、サトシの母親が襲われた公園に行く。

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 レイ「ねえ、サトシ君、怪物が現れた時、あなたは何処にいたの?」

 サトシ、黙って木の上を指差す。

 レイ「木の上?」
 サトシ「うん、買い物籠をぶつけたら怪獣に当たったんだ。そしたら……」

 ナメクジシンカは恐慌状態になって、慌ててシッポ兵に水で体を洗わせたと言う。

 レイ「……目だわ、目だけは強化できなかったんだわ!」

 レイは、サトシが頭上から塩(買い物籠に入っていた)をかけた為、頭のてっぺんから生える触角の先端についている目に当たって、ナメクジシンカがダメージを受けたのだと推理する。

 その後、ダイナマンたちは銀行でナメクジシンカたちを待ち受ける。

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 と、レイだけ人間のままフェンシングのような衣装をまとい、「悔しかったら私を倒してごらん」と、ナメクジシンカを挑発する。

 逃げるピンクを追って、ナメクジシンカたちはその場を離れる。

 ブルー「ピンク!」
 レッド「待て、ピンクには何か考えがあるようだ。俺たちは人間ナメクジを保護しよう」

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 レイは逃げに逃げて、いつもの採石場へ敵を誘い込む。

 その際、どう考えても普通に走ったほうが速いと思うのだが、連続バク転で移動している。

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 で、最後に着地してからアップになると、ちゃんと萩原さん本人になっているではないか。

 無論、実際にバク転しているのは男性スタントで、2枚目と3枚目の間で、フィルムが繋ぎかえられているんだけどね。その繋ぎ方がとても自然なので、一瞬ハッとしてしまうのだ。

 施設内をあっちこっち動き回り、散々ナメクジシンカたちを翻弄した挙句、

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 ロープにぶら下がって、いつの間にか用意されていた薬玉に近付き、剣でそれを割る。

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 その中には、普通の紙吹雪や垂れ幕と一緒に、大量の塩が詰められていた。

 頭上から塩をたっぷり浴びたナメクジシンカの目は、ぐずぐずに解けてぽろっと落ちる。

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 レイ「やっぱり目が弱点だったわね、強化されたナメクジシンカにも塩に弱いナメクジの性質が一箇所だけ残っていた!」

 ロープにぶら下がって滑空しているのはスタントマンだが、割れた薬玉に乗っかって喋っているのは、萩原さんなんだよね。がっちり命綱が支えているとは言え、なかなか大したものである。

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 しかもそのままナメクジシンカのところまで降下して、剣を振るうのだからますます尊敬してしまう。

 ここまで来ればもう事件は解決したも同じ。

 残る4人も現れて、いつもの長い戦闘シーンに突入する。

 ちなみに今回、レイがピンクに変身してから巨大ロボットバトルが終わるまで、時間を計ってみたら4分30秒だった。本編は約17分だから、実に1/4が最後の戦闘シーンに使われていることになる。

 その後、夢野博士の開発した薬によって、ナメクジも元の人間に戻る。

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 当然、サトシ少年も、母親と涙の再会となるのだった。

 レイ「良かったね、サトシ君」
 サトシ「うん、世界一の科学者がお薬を作ってくれたんだね」
 子供「誰なんだろう、その世界一の科学者って」

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 夢野「うっ、うふっ」

 子供の言葉に、わざとらしく咳払いをしてみせる夢野博士。

 夢野「それはこのワシ……」
 北斗たち「じゃあ、ないよねー」
 夢野「じゃ、ないよな」

 まぁ、別に自分が作ったんだと声高に言っても特に問題はなかったと思うが、あくまで夢野は市井のしがない発明家でいた方が、いろいろと都合がいいのだろう。

 しかし今回のメギドの作戦、最後にナメクジシンカを倒されたとは言え、それまでに十分社会に混乱を巻き起こしているので、成功したと言えるのではないだろうか?


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コメント

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

萩原さん、凛々しくていいですよね。
それでいて女らしいですし・・・

「ウルトラマン80」で東條監督にしごかれた萩原さん
「ダイナマン」のクランクインで監督を見てパニくったそうです。

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

ふて猫様
>今回は中々の作戦でしたね。最初の段階で戦えば、勝利も可能だったのではないでしょうか?

そうですね。チャンスを逃してしまったと言う感じです。

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

影の王子様
>「ウルトラマン80」で東條監督にしごかれた萩原さん
>「ダイナマン」のクランクインで監督を見てパニくったそうです。

ああ、そんなつながりがあったんですか。知りませんでした。

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

「仮面ライダー」のナメクジラのお話を更にスケールアップさせた様なお話ですね!しかも住民たちを傀儡となるナメクジにしてしまうジャシンカ帝国の手口も巧妙かつ辛辣で、ショッカーをはるかに凌駕しています!反対にライダーが「塩」を思い付かなかったのは、死神博士は万全の塩害対策をとっていたと言う事でしょうか・・・(笑)?
またこのお話では、サトシくんを気遣うピンクの優しさがダイナマンにとっての大きな勝因となっていましたが、「シャイダー」のアニーや「バトルフィーバー」のマリア共々にちびっ子に優しく接するヒロインには戦う姿とは違うかっこよさを感じます!!

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

笑太郎様
>「仮面ライダー」のナメクジラのお話を更にスケールアップさせた様なお話ですね!しかも住民たちを傀儡となるナメクジにしてしまうジャシンカ帝国の手口も巧妙かつ辛辣で、ショッカーをはるかに凌駕しています!反対にライダーが「塩」を思い付かなかったのは、死神博士は万全の塩害対策をとっていたと言う事でしょうか・・・(笑)?

そう言えば定番の塩を使おうとはしなかったですね。

>またこのお話では、サトシくんを気遣うピンクの優しさがダイナマンにとっての大きな勝因となっていましたが、「シャイダー」のアニーや「バトルフィーバー」のマリア共々にちびっ子に優しく接するヒロインには戦う姿とは違うかっこよさを感じます!!

優しくて強いと言うのは特撮ヒロイン必須条件ですよね。

Re[2]:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

>zura1980さん

>そう言えば定番の塩を使おうとはしなかったですね。

ご返信ありがとうございます。また(またもや!)デビルマンの「妖獣ゲルゲ」と言うお話では、ナメクジシンカがピンクの追撃に夢中になるあまり塩攻撃を喰らってしまった様に、ゲルゲ(声は富田耕生さん)もまたデビルマンの追撃に夢中になるあまりゲルゲがナメクジ妖獣である事を知っていたデビルマンに海に叩き落とされ海水の塩分で絶命しています!その際のデビルマンの
「虎は死して皮を残し、人は死して名を遺す。ナメクジは死して跡形もなく溶けるか・・・!」
と言う台詞は耳に焼き付いており、「ダイナマン」のこのお話でもブラックあたりに言ってほしかった処です(笑)!!
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Re[3]:「科学戦隊ダイナマン」 第23話「人間ナメクジ作戦」(12/14)  

笑太郎様
>「虎は死して皮を残し、人は死して名を遺す。ナメクジは死して跡形もなく溶けるか・・・!」
>と言う台詞は耳に焼き付いており、「ダイナマン」のこのお話でもブラックあたりに言ってほしかった処です(笑)!!

毎度詳細な解説ありがとうございます。
確かにブラックが言いそうな台詞ですね。

命がけ

今回は萩原さんにとっては(ローブがあるとはいえ)命懸けのアクションでしたね😅
滅多に無いシーンだったのではないのでしょうか?

Re: 命がけ

まあ、仮に落ちても死なないとは思いますが。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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