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「ケータイ刑事 銭形零」セレクション 第23話

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 第23話「ケータイ刑事百回記念特別企画 ウマと呼ばれた男!~織田信長殺人事件(後編)」
 (2005年3月6日)

 100回記念の歴史超大作の後編。

 戦国時代にタイムスリップした零、五代、柴田の三人は、同じく過去にやってきている強盗犯人を捕まえて、現代に連れ戻そうとしていた。

 が、前編のラスト、五代の警察手帳を見られたことから、信長たちは三人を「南蛮の密使」ではないかと疑い、明智光秀によって捕縛されてしまう。

 陣幕の中で、信長は自ら三人を打ち首にしてやるのだと息巻いている。
 やがて、白装束になった三人が、信長の前に引き据えられる。

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 五代「お待ち下さい、お館様」
 信長「この期に及んで命乞いか?」
 五代「いいえ、これがそれがしの運命なら甘んじてお受け致しましょう。しかしながら、隣におりますおなごはまだ十と三歳(みとせ)、まだまだ子供です。どうかお館様の篤い御慈悲で命だけは!」
 零「五代さん!」

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 五代「あのな、こういう時はだいたいね、情に訴えれば助けてくれるの、ね、そう相場が決まってるのよ」

 カッコイイことを言った直後、情けない本音をささやく五代であった。

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 信長「ならばやむをえまい」
 五代「ははーっ」
 零「このバテレン娘の首を真っ先に刎ねようぞ」
 五代「はいーっ?」
 零「全然ダメじゃないですかー」
 柴田「さすが比叡山を焼き討ちにしただけのことはある……」

 変なところに感心する柴田であった。

 信長はマジのようで、ほんとに零の細い首をたたっ切る構えを見せる。

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 零「ふっふっふっふっ、はっはっはっはっ、ふっふっふっふっ、はっはっはっはっ……」
 五代「ど、どうしたんだよ銭形?」
 柴田「ショックで壊れちゃったんじゃないの?」

 籐吉郎(秀吉)に体を押さえつけられたまま、零が突然笑い出す。

 もっとも、まだ夏帆ちゃんには荷が重い演技だったか、不敵に笑っていると言うより、ラマーズ法をしていると言った方が近いのだが……。

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 信長「な、何がおかしい?」
 零「手をどかしなさい、木下籐吉郎!」
 籐吉郎「はっ、はいっ」

 籐吉郎、零の威厳に満ちた声に、あっさり手を離してしまう。

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 零、ぐっと上半身を起こす。
 零「織田信長、わらわを斬れば、必ずや汝の身に天罰が下るであろう。日の光は消え、この世は闇と化す。見るが良い、わらわの力を!」

 神託を受けた巫女のように、自信たっぷりに断言すると、顔を上げて中天に輝く太陽を見詰める。

 なお、前回も書いたが、撮影日はヤケクソに寒かったようで、零の口から途切れなく白い息が漏れている。その上、こんな薄着でゴザの上に座るのだから、凍えるほど寒かったであろう。

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 と、零が見詰めているうちに、本当に太陽が黒い影に侵食されていくではないか。

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 突然の闇の訪れに、信長たちは驚いて「おおっおおっ」とオットセイのように鳴くことしか出来ず、茫然と立ち尽くす。

 柴田「そうか、今日は日食だ」
 零「織田信長に、天罰を! 五代さん、柴田さん、一緒に」
 三人「織田信長に、天罰を! 織田信長に、天罰を!」

 繰り返しそう言う三人を前に、信長は慌てて三人の縄を解かせる。

 信長「お主の力はよう分かった。はよう光を戻せ」
 零「分かりました。織田信長を許したまえーっ」

 両手を広げ、再び空を仰ぎ見る零。
 その言葉に答えるように、今度は徐々に黒い影が消えて行き、明るく輝く太陽が復活する。

 と言う訳で、日食と言う天体現象を利用して、零はなんとか信長の誤解を解くのだった。

 ……って、さすがに戦国武将のことをバカにしてないか?
 日食くらい知ってるっつーの! しかも、たぐいまれな合理主義者として知られた信長だぜ?

 まぁ、日食の時刻をピタリと言い当てたことへの驚きはあったかも知れないが……。

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 その後、すっかり機嫌を直した信長は、五代たちと一緒に零のカメラ付きケータイ(死語)で記念写真を撮られたりする。

 こうして並ぶと、金剛地(柴田)さんの顔が意外とでかいことが分かる。下手すると山下さんよりでかい?

 零のケータイに表示されるその写真を見て、「な、なんと! これも南蛮の妖術か?」とたまげる信長であった。
 五代「400年後の日本中の、いや世界中の多くの民がこの道具を手にし、毎日楽しんでおります」
 信長「400年か……」

 この機を掴んで、零たちは自分たちが400年後の未来から来たこと、同じく未来から来た強盗犯が信長の命を狙っていることなどを説明する。

 などと話しているそばから、誰かが部屋の外からナイフを投げ付け、信長を殺そうとする。
 五代たちはすぐ追いかけるが、取り逃がしてしまう。

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 柴田「ナイフは明らかに現代の物と判明」
 五代「これで確定だな、俺が追いかけていた強盗犯は間違いなくこの時代に来てる」
 零「そして信長様の命を狙っていることも……」
 柴田「でも、一体誰に変装を?」

 ……あれ、前回、強盗犯が籐吉郎そっくりの顔をしていることはみんな見てる筈なのだが?

 天知茂じゃあるまいし、そう簡単に他人そっくりに化けられる訳ないんだから。

 そこへ光秀、籐吉郎、元康(家康)が揃ってやって来て、さっきのお詫び方々、釣りに行かないかと誘ってくる。五代と柴田がそれに同行する。

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 雪が積もり、しかも降り続いている川辺で、釣りをしながら「強盗犯は誰か?」と話し合っている二人。

 五代「一番怪しいのは明智光秀だな」
 柴田「ええ、ダークホースは松平元康、元康に化けてれば黙ってたって最後には天下が転がり込んで来ますからね」
 五代「そうかぁ」

 ……いや、現代人が家康に成り済ますことさえ無理がある上、そのまま天下を取るなんてことが出来る訳ないでしょう? それに、柴田の言い草では家康が何の苦労も努力もなしに天下をゲットしたように聞こえるではないか。

 籐吉郎が、ねねの作ったと言って、二人に握り飯を渡す。

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 五代はすぐかぶりつこうとするが、
 柴田「ふんふん、五代さん、待った、ウラリです、南米産の猛毒ウラリ!」
 五代「なにっ」

 五代が握り飯を川に投げると、たちまち魚が死体となって浮かんでくる。

 柴田「全てのお握りからウラリの臭いを検出」
 毒は、籐吉郎たちの握り飯にも塗られていた。

 どうでもいいんだけど……、ウラリって無味無臭無色の毒薬じゃなかったっけ?

 ついでに、実は真犯人は光秀たち三人の中のひとりなのだが、これでは自分も毒を摂取してしまうことになるではないか?

 とにかく、二人は、お握りを作ったねねが強盗犯なのではないかと、粗雑且つ無理のある推理を立てると、屋敷に残っている零とねねのところへ急行する。

 その頃、零はねねから折り入って話があると言われ、二人きりで対座していた。
 ねね、背中に抜き身の小刀を構えたまま、思い詰めた様子で零に相談する。

 これは、視聴者に「すわっ、ひょっとしてねねが強盗犯?」と言う風にミスリードさせるつもりらしいのだが、最初に籐吉郎に化けておいて、さすがにねねに化けるのはありえないだろということで、ミスリードになってないのが悲しい。

 ねね「うちの父様、もののけに取り憑かれているやもしれません……」

 ねねが言うには、深夜、籐吉郎がむっくりと起き上がると、目からキラキラ光る玉を取り出して、それを水で洗うと、また目の中に入れたと言う。

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 ねね「どうか零様のお力で、父様に取り憑いたもののけを退治して下され。できぬと申されるなら、私はもうあのような父様とは生きとうござりませぬ、この場で喉を掻っ捌き、自害する覚悟!」
 零「ちょっとお!」

 いきなり物騒なことを言い出すねねさん。

 ちょうどそこへ五代たちが踏み込み、当然のように「お前が強盗犯だ!」と決め付けるのであった。

 しかし、ここでやっと零が事件の真相に気付き、「謎は解けたよ、ワトソン君」と決まり文句を放つ。

 CM後、信長たちが待つ座敷に、籐吉郎が呼び出される。
 信長は、美濃を攻める前にまず光秀を討つと突然言い出す。

 信長「光秀が密かに世の命を狙っておるとの知らせが入った……討たれる前に討つ!」

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 彼らが手筈を整えたところに、光秀がやってくる。
 信長「遅かったなぁ、光秀ぇ」
 光秀「やはり、こんなことになるような気が……」
 信長「なぁにぃ?」
 光秀「お館様、安らかに成仏されよ!」

 光秀、このことを既に予期していたのか、先手を取っていきなり信長に斬りつける。

 不意を衝かれた信長はあっさり斬り伏せられるが、

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 その直後、元康が光秀に斬りかかり、相討ちとなって両方とも絶命してしまう。

 ……歴史ドラマは数あれど、家康と光秀が斬り合ってどちらも死ぬ、なんてシーンはこれだけだろうな。

 飽きたので長くなったので後は簡単に。

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 矢継ぎ早に、今度はねねが、武田信玄と上杉謙信が連合して尾張に進撃中との急報をもたらす。

 五代「戦いましょうぞ、サル殿、我ら二人で尾張を守るんじゃーっ」
 籐吉郎「冗談じゃない、かなう筈がない。いやじゃ、わしゃ逃げる!」

 情けなくもトンズラしようとする籐吉郎に、いつもの零のお仕置きが加えられる。

 そう、この籐吉郎も強盗犯が化けたニセモノだったのだ。

 零「400年前の戦国時代に来てしまったあなたは木下籐吉郎に成り済まして天下を取ろうと考えた」(そんなこと考えるなよ……)

 零は、強盗犯が零たちを信長に始末させようと、元康の歓迎会の席から逃げる時、わざと五代の警察手帳を落として行ったのだと指摘する。

 零「その後、あなたは自分の体を柱に縛り(註1)、偽の籐吉郎さんに襲われたふりをした。そしてもう一度、信長様の命を狙った」
 ニセ籐吉郎「証拠があるのか? 俺がお前たちと同じ時代から来た人間だという証拠が?」
 零「証拠はあなたの目の中、あなたはコンタクトレンズをしてるんじゃありませんか? 取り外しているところをねねさんが目撃しています」
 ニセ籐吉郎「……」

 (註1……どうやって?)

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 すっかり観念した強盗犯、この時代に来た時、五代と本物の籐吉郎が話しているのを見て、籐吉郎が自分とそっくりだと知り、本物と入れ替わって天下人になろうとしたのだと説明する。

 五代は、強盗犯が本物の籐吉郎を崖から突き落としたと聞いて血相を変える。

 五代「とんでもないことをしてくれたなっ」
 ニセ籐吉郎「今更秀吉ひとり死んだくらいでびっくりするこたぁねえだろう。信長も光秀も家康もみんな死んじまったんだからさぁ」
 五代「三人は生きてるんだよ!」

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 強盗犯が振り向くと、な、なんと(わざとらしかったかな……)、死んだ筈の三人がにこやかにこちらに向かってくるではないか。

 そう、彼らの殺し合いは、CM中に零たちが考えてやらせた芝居だったのだ。
 無論、武田・上杉連合軍襲来もデマであった。

 それでも、秀吉が死んでしまっては、歴史が狂ってしまうと眉を曇らせる零であったが、そこへ本物の籐吉郎がひょこひょこ出てきた為、万事解決となる。

 本物の籐吉郎、崖から落ちたショックで一時的な記憶喪失になって数日間、山の中をうろついていたのだった。

 信長たちとたっぷり別れを惜しんでから、三人は強盗犯を連れて現代に戻る。

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 零と五代が連れ立って歩いていると、零のケータイが事件の発生を知らせる。
 ケータイ「今川義元と名乗る男が三万人の不審者を引き連れてBS-iに乱入した模様……」

 そう、すっかり忘れていたが、前編で突如消えた今川勢三万の軍勢は、逆に現代にタイムスリップしていたのである。

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 で、その義元を演じているのが、シリーズには欠かせない佐藤二朗さんなのだった。

 義元「なにこれ、100回記念なのにジローちゃんの出番、こんだけ? いくらなんでもあんまりにゃにゃーの、アンドリゥ、こうなったらね、パイ屋辞めて今川焼き屋になってやる……」

 零、無言でケータイを閉じると、「見なかったこと」にする。

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 零「1000回を目指して、銭形ファミリー頑張りまーす!」

 100回記念と言うことで、今回は最後に零が視聴者に向かって可愛く叫ぶのであった。


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コメント

Re[1]:「ケータイ刑事 銭形零」セレクション 第23話(11/17)  

影の王子様
>「ケータイ刑事」ってミュージカルやったり、今回といい
>かなりハジケていますね。
>やはり地上波ではなくBSだからこそ出来たのでしょうか?
>僕はこのハジケ方好きです。

最近は30分のドラマ自体、ほとんどないですからね。
かなり実験的なことも30分枠ならやれるから、作品の多様性につながると思うのですが。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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