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「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その1


 第7話「嵐の新学期」(1984年11月17日)

 まだ7話だが、ドラマの中では早くも1年が過ぎ、滝沢にとって2年目(昭和54年度)の教師生活が満開の桜の下でスタートする。

 その日は入学式であったが、校門から校舎までの道には、各クラブの部員たちがところせましと立ち並び、部員の勧誘を行っていた。邪魔である。

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 その中には、この1年間、滝沢の目のリゾート地になってきた女子バレー部員のブルマ姿もあった。

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 無論、内田たちが卒業して生まれ変わったラグビー部の面々もいて、熱心に声をかけていた。

 滝沢「うん、なんだこれ? ……くたばれ点取り虫、男の中の男ならおいでよ、花のラグビー部?」

 様子を見に来た滝沢、自分のユニフォーム姿の等身大パネルに軽く目を見張る。

 玉川「部の売り物は先生しかいないもので……」
 滝沢「困るよ、こんな勝手にぃ」

 照れる滝沢であったが、「しょうがない、お前たちのダシになるか」と、そのままにしておく。

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 滝沢「入学式の準備があるから……あ、そうだ、何人入ったんだ?」
 加代「あ……5人!」
 滝沢「そんなに入ったのか! おーし、頑張れよ!」

 滝沢は光男たちを激励して、講堂の方へ消えていく。

 だが、

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 加代「まさかまだひとりも入ってないとは言えないもんねえ~」

 と言うことなのだった。

 でもねえ、パンフレットに「クソフォアオール~」とか書いてたら、そりゃ新入生も寄り付きませんよ。
 (本当はワンフォアオール~)

 その後も、全く収穫がなく、焦った光男は手段を選んで入られないと、強引に加代を台の上に立たせ、

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 光男「新入生諸君、注目~! 彼女が川浜高校の華、美人マネージャーの山崎加代ちゃんでぇす! 他のクラブはブスばかり、みんな彼女に面倒見て欲しくないの?」

 加代(今年で20)を餌にして、男子生徒の気を引こうとする。

 もっとも、効果は覿面で、すぐに助平そうな顔の男子がひとり引っ掛かる。
 最終的に、数人の新入部員を獲得することが出来たのだった(後述)。

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 滝沢、職員室に元気良く入ってくるが、親友の甘利先生が朝っぱらから頭を抱えて悩んでいる。
 甘利「今日から僕は一年の担任なんですが、生徒の中に川浜一のワルがいるんですよ。それを思うと……」
 滝沢「川浜一のワル?」
 甘利「ええ、大木って子です」

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 中学から送られた調査書に添付された顔写真を見れば、松村雄基だった。

 心配性の甘利先生は、既に大木のことを調べていて、彼の関与した暴力沙汰の新聞記事の数々を滝沢に見せる。

 滝沢「これを全部、この子が?」
 甘利「ええ、それで、教護院を出たり入ったりって子でしてね。下手をすりゃ人を殺しかねません」
 滝沢「甘利先生、しっかりしてくださいよ、教師が生徒を迷惑だなんて思ったらおしまいですよ」

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 と、ここで、主役の一人である大木大介が初めて視聴者の前に登場する(厳密には1話の冒頭に出てるんだけどね)。

 とても高1には見えない威厳と風格と落ち着きを持つ生徒であった。

 まぁ、オンエア時の年齢で、松村さん、21だからね。

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 大木には、川浜一のワルには似つかわしくない二人のおまけがついていた。
 中学生っぽい女の子たちで、紙吹雪を大木の頭から撒き散らして、大木の高校入学を祝っている。

 清美「おめでとう、先輩!」
 大木「うるせえなぁ、帰れったら帰れよ」
 明子「だってえ、私たちの不良仲間で高校入ったの先輩が初めてだも~ん」
 清美「入学式付き添ってあげる。ねえ、いいだろう」
 大木「帰らねえとぶっ飛ばすぞ!」

 右側のメッシュガールが杉本清美(諏佐理恵子、後に山本理沙)、左側のおもろい顔が西村明子(坂上亜樹)である。
 どちらも、「不良少女~」に、相模悪流会のメンバーとしてレギュラー出演していたのは御存知のとおり。

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 清美「頑張って大木先輩ーっ!」
 明子「頑張ってーっ!」

 怒鳴りつけられてもめげずに大木にエールを送る二人。彼女たちも後に川浜に入学して、ラグビー部のマネージャーとして奮闘することになる。

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 同時に、前半の主役と言っても良い、イソップこと奥寺浩(高野浩和)が初登場。

 いかにもひ弱な体つきで、熱心に部員の勧誘していた加代も、最初から「君の友達に声かけてくれない?」と、本人を誘おうとはしないほどだった。

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 そして意外にも、あの大木とイソップは友人同士であった。

 イソップ「遅かったね、大木君」
 大木「イソップか、べたべた俺に付きまとうなよな」

 大木はいかにも鬱陶しそうな顔をするが、かと言って拒絶することもしない。

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 大木、ふと視線を向けると、

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 パネルの滝沢がこちらを見ていた。

 大木「……」

 このシーンで、たいていの人が吹きますね。

 光男が気さくに「ラグビー部に入らない?」と声をかけるが、大木は無言でチラシを丸めて投げ捨てるとさっさと歩き去る。

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 大木、ちょっと歩いただけで今度は川浜の番長グループに喧嘩を売られると言う、忙しい人であった。

 ちなみにこの場所、諏佐理恵子さんも出ていた「セーラー服反逆同盟」(1986)にも使われていたな。
 考えたら、「スクールウォーズ」と「セーラー服~」って、ほとんど同じ時期に作られてるんだよね。

 で、視聴者の予想通り、

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 沢「大木ってのはてめえか? 俺は今度番長になった、沢だ」

 今度の番長も、しっかり老けていたのであった。チーン。

 大木「……どうしてまぁ、次々にべたべたと寄ってきやがんだろうなぁ」
 沢「それが新入りの挨拶か? ツラ貸しな」

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 彼らは校舎の裏手に移動し、入学式だと言うのに喧嘩をおっ始めようとする。

 大木(ボタンを外しながら)「風はひとりで吹いている~月はひとりで照っている~♪」

 と、いきなり、訳の分からない歌(番組オリジナルなのかどうか知らないが)を歌い出す大木。

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 張り切っていた沢も、その様子を見て、キョトンとする。

 変な人に声かけちゃったかなぁ……と、沢の脳裏に不吉な影がよぎっていたと思われる。

 とりあえず木刀を振り下ろすが、大木は脱いだ制服でそれを巻き取ると、強烈な回し蹴りを沢の胸に叩き込む。さらに沢の顔面を何度も何度も殴り付ける。

 あまりの強さに、沢の仲間たちも唖然として手が出せない。

 そこへ揉め事が三度のメシより好きな滝沢が駆けつけ、急いで沢を医務室へ運ばせる。

 そして、滝沢と大木の運命的な出会い。

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 しばし睨み合ってから、
 大木「滝沢だなぁ……勝負しようじゃねえか」

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 滝沢「何言ってんだ、お前と勝負する理由などない」
 大木「いずれ戦うことになるって気がするからよ、ことのついでだぁ、ケリつけとこうぜ」

 想像以上に喧嘩っ早い大木、今この場で滝沢と決闘しかねない雰囲気だったが、滝沢を呼ぶ甘利先生の声がしたので、「またにしよう、てめえと勝負する時間はこれから3年ある」と捨て台詞を吐いて、去って行く。

 その2へ続く。


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コメント

Re:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その1(11/19)  

松村さんの学生服姿、強烈ですねぇ・・・
カッコいいことはカッコいいですが。

山本理沙さんは後にセミヌードを見た記憶がありますね。
あまりそそられませんでしたが・・・

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その1(11/19)  

babacchi様
またまたコメントありがとうございます。

>さて、大木の歌は、渡哲也の「東京流れ者」です。

ご指摘ありがとうございます!
てっきり大木のオリジナルソングかと思ってましたが。

>今後も鋭いツッコミ楽しみにしています。

ありがとうございます。今回はあまり突っ込むところがなかったです。

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その1(11/19)  

影の王子様
>松村さんの学生服姿、強烈ですねぇ・・・
>カッコいいことはカッコいいですが。

まぁ、水原に比べればまだ高校生っぽいですけどね。

Re:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その1(11/19)  

またまたすごい出遅れてしまいました・・・
朝男登場の回、もちろん速攻でコメントしようと思っていましたのに・・・不覚
これからものすご~く楽しみになってきました。

私の中ではいつまで朝男です。すみません。だって、大木大介なんていう、4番でキャッチャー、俺、ご飯は毎食3杯は食います、みたいなイメージの名前、似合わないんですもん。

爆笑ポイント
>変な人に声かけちゃったかなぁ……と、沢の脳裏に不吉な影がよぎっていたと思われる。

ほんとにそんな表情してますよね・・・・朝男、すげえ音痴だったのかしら・・・

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その1(11/19)  

Biromi様
いつもコメントありがとうございます。

>私の中ではいつまで朝男です。すみません。だって、大木大介なんていう、4番でキャッチャー、俺、ご飯は毎食3杯は食います、みたいなイメージの名前、似合わないんですもん。

確かにちょっと平凡ですよね。
このドラマ、実在のモデルがあるぶん、全体的に地味な名前が多い気がしますね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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