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「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その3

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 第7話「嵐の新学期」(1984年11月17日)
 の続きです。

 放課後、ラグビー部がロードワークをしていたが、当然、イソップは大きく遅れていた。

 その前にふらりと大木が現れる。

 大木「おい、イソップ、お前にゃ無理だ、やめちゃえやめちゃえ」
 イソップ「でも滝沢先生が頑張れって」
 大木「センコーの言うことなんか真に受けてんじゃねえよ! 中学の時だって体の弱いお前や、ワルの俺の心配を本気でしてくれたセンコーがひとりでもいたかよ! センコーなんてのは全部敵だ!」

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 滝沢「じゃあ、俺も敵か? 俺は職員会議でお前を庇ったが、そう言う言葉を聞くと庇い切れなくなるな」
 イソップを探しに戻ってきた滝沢、聞き捨てならない言葉を聞いて、大木に迫る。

 大木も負けておらず、
 大木「誰が庇ってくれって頼んだ?」
 滝沢「お前の態度は間違ってる、どう間違ってるか話してやるから、ちょっと来い」

 滝沢、前回、水原を風呂に誘った時と同様、実にさりげなく大木の肩を掴んで、何処かへ連れて行こうとする。が、大木は「あんた刑事かよ?」とカバンを足元に叩きつけていよいよ激昂するばかり。

 一触即発の状態になるが、イソップが二人の間に割って入り、何とか衝突は回避される。

 滝沢の最初のアタックは見事に空振りに終わる。

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 帰宅するや、滝沢は、「俺たちの頃はまず教師は偉いもんだと素直に尊敬したもんだ」と、昼間の怒りを妻にぶつける。

 曲がりなりにも一年間教師を勤め上げたと言う自信がそうさせるのか、滝沢にしてはちょっと驕りの感じられる態度であった。

 節子「教師は偉くなきゃいけないの?」
 滝沢「当たり前だろう。親や教師が子供より偉くなくてどうして教えられるんだ?」

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 節子「じゃあゆかりはパパのこと、偉いと思う?」
 ゆかり「ううん」
 滝沢「どうしてだ?」
 ゆかり「だってパパ、おならブーッてするんだもん! ママも偉くないと思うな。いつもお金がない、お金がないって言ってんだもん」

 そう言った後で、滝沢に甘えて抱き付くゆかりであった。
 (このシーンの節子の澄ました顔がめっちゃ可愛い!)

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 節子「ねえ、あなた、別に偉いと思われなくなって、うちは結構うまくやってるじゃない。教師だってそうよ、何も生徒に媚を売れって訳じゃないけど、あなたは教師と言う鎧兜で身を固め過ぎているような気がするの……」
 滝沢「……」

 自分でも思い当たることがあったのか、妻の忠告に黙りこくる滝沢であった。

 こうやって、生徒のみならず、滝沢自身も教師として人間として少しずつ成長していく姿を描いているのが、このドラマの素晴らしいところである。

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 放課後、タバコをくわえながら、グラウンドの端っこからラグビー部の練習を見ている大木。

 松村さんの演じる役って、あまりタバコを吸う印象がないので、ちょっと珍しいシーンかもしれない。

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 と、イソップと一緒に練習していた星が、イソップがあまりに下手糞なので「なにやってんだよ~」と文句を言う。その星を捕まえて、また滝沢が得意の説教を垂れる。

 滝沢「星、ラグビーにとって一番大事なものは何だと思う」
 星「そりゃ、一にタックル、二にタックル……」
 滝沢「そりゃ技術的なことだろ、その前にもっと大事なものがあるだろ。お前らにも言っておく、ラグビーにとって一番大切なのは思いやりだ!」
 星「思いやりぃ?」
 滝沢「そうだ、パスを例に取る、相手がどんなボールを欲しがってるか、それを思いやって相手が一番投げやすいボールを投げてやる。それが良いパスなんだ。イソップがまだ胸元のボールしかキャッチできないの、お前も知ってるだろう。もっと取りやすいボール、投げてやれよ」
 星「だけど、こいつ一人のために練習メニューは遅れっぱなしです」

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 星はイソップのことばかりでなく、まともなゴールポストすらないラグビー部の現状にも不満を鳴らす。

 さらに、「イソップを取るか、自分を取るか?」と、滝沢に選択を迫る。

 滝沢「俺は誰も辞めさせたくない……しかしあえてどちらかを選べと言われたら、素質が優秀なお前よりも、イソップを選ぶ!」
 星「そうですか、お世話になりました!」

 星、その場にボールを叩き付けると、そのままグラウンドを走り去る。
 (ちなみにそのボールが跳ねて、イソップの顔に当たっている……)

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 イソップ「星君を連れ戻してください、僕がダメだから、みんなに迷惑かけちゃって」
 滝沢「いいんだ、イソップ、俺は正直言って、お前は三日で辞めると思ってたんだ。しかしお前は一日も練習を休まなかったし、遅刻もしなかったな。それにお前はみんなの嫌がる下準備や後片付けを黙々とやってた。運動能力はともかく、ラグビーを愛する気持ちは誰にも負けない。お前は立派なラガーマンだよ!」
 イソップ「先生!」
 滝沢「星のことは心配するな、俺が説得して、いずれ連れ戻すからな……」

 滝沢はそう約束するが、多分、イベントが多過ぎて度忘れしていたのだろう、星を説得することはなく、後に星のほうから謝罪してラグビー部に戻って来ることになる。

 直後、一部始終を見ていた大木が滝沢に近付き、

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 大木「先生よ、あとでひとっ風呂浴びにいかねえか?」

 と、(滝沢にとって)夢のような誘いをしてくる。

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 滝沢「大木! ……喜んで(ニヤリ)

 今回も、どーっしてもそっちのほうに話を持って行きたい管理人であった。

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 次のシーンでは早くも、滝沢が甲斐甲斐しく大木の背中を擦って上げているという鼻血モノの光景が繰り広げられていた。

 大木「少し見直したぜ、イソップの面倒をとことん見ようってセンコーは初めてだ」
 滝沢「お前もほんとは素直なんだな」

 ……しかし、まだろくに互いを知りもしない男性教師と高1男子が、いきなり一緒に風呂に入って背中の流しっこするかね?

 そっちの妄想は別にしても、なんか違和感があるんだよね。

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 滝沢「どうした、今度はお前の番だぞ」
 大木「ああ……」

 滝沢の広い背中を擦りながら、大木は改まった調子で、自分の処分のことについて教師たちに一言話したいことがあると告げる。

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 翌日、大木は職員室へ来て、自分の気持ちを率直に表明する。

 大木「沢に大怪我させたのは俺だからよ、俺はどんな処分でも受けるぜ。ただよ、今度の事件のことは親には言わねえで欲しいんだ。お袋、ちょっと心臓の具合が悪くてよ……ショック受けるといけねえから。約束してくれねえか?」
 教頭「ようし、約束する。構いませんね」
 校長「ああ、まぁ、事情が事情だからね」
 大木「じゃあ頼んだぜ」

 大木が退室した後、校長は大木の態度神妙なりと、厳重注意で良いのではないかと提案する。

 真っ先に賛成したのは無論、滝沢であった。
 他の教師たちも賛同し、満場一致で処分が決まる。

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 そこへ、加代が手紙を滝沢に届けにやってくるのだが、入り口の窓ガラスが、まだ直ってない……。

 さすがにわざとらしいのでは?

 それは意外にも富田圭子からのものだった。近くの公園で待ってると言うのだ。

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 滝沢「君、田舎から帰ってきたの?」
 圭子「いいえ、この間の手紙で光男さんが落第した(笑)って書いてあったものだから、心配になって」

 二人はベンチに座って少し話をする。

 圭子は、自分の父親が「暴力団もアゴで使える大変な資産家」だと打ち明ける。

 そして、極端に落第生を嫌う父親に、光男との仲を猛反対され、無理矢理親戚の家に預けられたのだとも。

 と、そこへ、光男を先頭に部員たちが血相変えて飛んでくる。
 滝沢は光男に会って行けと勧めるが、圭子は「光男さんに迷惑がかかるから」と、光男に見付からないうちにさっさと行ってしまう。

 光男たちは、部にいきなりツルハシを持った内田が現れたので、何事かと急いで滝沢を呼びに来たのだった。

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 「もしや、今頃になってお礼参り?」と一瞬思う滝沢だったが、内田は手にしたツルハシでやおら折れたゴールポストの下を掘り始める。

 滝沢「おい、なにやってんだお前」
 内田「こないだ先生の顔見たら、し残したこと思い出しちまって……このゴールポスト、面白半分にへし折ったの俺たちだからよ。立て直そうと思ってよ……」

 内田は、心を入れ替えて父親の経営する工務店の跡を継ぐ為、真面目に働いているのだ。

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 やがて、内田の父親もトラックやクレーンでグラウンドに乗り込んでくる。

 そして、折れたゴールポストを引き抜き、修理して奇麗に塗り直し、また立て直す作業が開始される。
 当然、部員たちも手伝う。

 このドラマではありがちなことだが、こんな作業をしていると、「あいつら」が何処からともなくぞろぞろと集まってくるのである。

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 下田「おうし、俺もちょっと手伝うか……さ、俺にも貸しな」

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 甘利「……」

 仕事をサボりたくしてサボりたくてしょーっがない大人たちが!

 その4へ続く。


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コメント

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その3(11/19)  

ふて猫様
>今度は銭湯でお互いの背中を洗ってましたね〜確か大木とゆかりは
>6年後のスクールウォーズ(舞台は少年院)で一緒にトランプしていました。

6年後と言うと2ですか? 見たことないので一度見たいなー。

Re:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その3(11/19)  

いやいや、内田が更生したようで一安心。ツルハシを正しいことに使っていただきたい・・・

おふくろ思いの朝男、素敵・・古いですが、金八先生の腐ったみかんの加藤優と重なってしまい、涙です。(管理人さんはご存じないかな~)

また風呂場のシーンも、つい、金八を・・・。

教師だから偉くなきゃいけない、こう思うのは間違ってはいないと思うのです。言葉はちょっと言いすぎですけど。やはり教える身としては、人として生徒に恥ずかしいことはできません。でも、偉いんだって考えてしまうのはまずい。偉くなれるよう(っていうか、先生として誇れるよう)努力するのはいいことですが、偉いんだっていう態度で生徒に接してはいかんです。滝沢を間違った方向に行かないよう諭す恭子さん(じゃないんですけど。節子っていうとどうしても「渡る世間」のお母さんを思い出しちゃうので)素敵です。恭子さんが、幸せになってよかった。。。そして、女の私も、ほれぼれしてしまうほどの美しさ・・・。うらやましいですわ。

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第7話「嵐の新学期」 その3(11/19)  

Biromi様
>おふくろ思いの朝男、素敵・・古いですが、金八先生の腐ったみかんの加藤優と重なってしまい、涙です。(管理人さんはご存じないかな~)

>また風呂場のシーンも、つい、金八を・・・。

ええ、金八はほとんど見たことないですね。ちょっと説教臭いのが鼻について。

>教師だから偉くなきゃいけない、こう思うのは間違ってはいないと思うのです。言葉はちょっと言いすぎですけど。やはり教える身としては、人として生徒に恥ずかしいことはできません。でも、偉いんだって考えてしまうのはまずい。偉くなれるよう(っていうか、先生として誇れるよう)努力するのはいいことですが、偉いんだっていう態度で生徒に接してはいかんです。滝沢を間違った方向に行かないよう諭す恭子さん(じゃないんですけど。節子っていうとどうしても「渡る世間」のお母さんを思い出しちゃうので)素敵です。恭子さんが、幸せになってよかった。。。そして、女の私も、ほれぼれしてしまうほどの美しさ・・・。うらやましいですわ。

長文のご意見ありがとうございます。
偉くないといけないけど偉ぶってはいけないって、実行するのは難しそうですね。

8話は来週中には公開するつもりです。

川浜高校ラグビー部新入部員が先輩と一緒に練習スタート!大木大助は滝沢賢治と意見が衝突するも後日滝沢賢治と一緒に銭湯に行きました。部活の方は星孝彦がイソップこと奥寺浩が下手だからと言って滝沢賢治と意見が衝突して一時退部を余儀無くされました。イソップは滝沢賢治に星孝彦を連れ戻す代わりに自ら退部を申し出ました。滝沢賢治はイソップが1日も練習を休まなかったし遅刻もしなかった事を認めました。内田玄治の長男内田勝は川浜高校卒業後父の後継ぎとしてラグビー部のゴールポスト等を新しく買い替えました。滝沢賢治が内田勝を叩き直したお陰で弟思いの兄貴に生まれ変わりました。不良少年が卒業したからと言って油断大敵です。だからと言ってスカート捲り等の回想シーン等と悠長な事を言ってられません。僕の前に道は無い、僕の後に道は出来ると言う気持ちで前進して下さい。

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