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「ウルトラマンタロウ」 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」 後編

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 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」(1973年11月2日)
 の続きです。

 お化けキノコに寄生されて行方知れずとなった大介のことを案じている両親。

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 母親「あの子ったら、私を喜ばせたくって勉強してたのね。パートなんかするんじゃなかった」

 母親、大介が残した80点の答案用紙を手に、激しく悔やんでいた。

 父親「お前のせいばかりじゃないさ、さ、元気を出してもう一度探すんだ」

 優しい父親は、そう言って紅茶を勧める。
 父親を演じるのはウルトラシリーズではちょくちょく目にする山本廉さん。

 ……が、紅茶を飲んだ二人も、

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 光太郎が訪ねて来た時にはキノコ人間になっていた。

 さらに、南原が慌てて駆け込んできて、団地の住人が全員キノコになっていると知らせる。

 だんだん、「マタンゴ」みたいな感じになってきたなぁ。

 もっとも、キノコ人間はお化けキノコの命令がない限り、その場から動かないので差し当たり危険はない。

 南原「こんなことってあんのかな」
 光太郎「この形はこないだのお化けキノコそっくりです。多分、あいつが生き残ってるんです」

 明敏な光太郎、ポタポタと水滴の落ちる蛇口を見ているうちに、何故、団地の住民がキノコになったのかを推察する。

 光太郎「原因は水です。この水にキノコの毒素が入ってるんです」
 南原「そうすると、お化けキノコの潜んでいる場所は?」

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 当然、考えられるのは給水塔しかない。

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 キノコ人間があちこちに立っている奇怪な団地へ、他のZAT隊員も駆けつける。

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 が、お化けキノコは攻撃を察知すると、先手を打って自らタンクを突き破って、

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 成長しきった巨大なキノコ……怪獣マシュラとなって現れる。

 このマシュラのデザイン、かなりの可愛らしさである。
 そのまま、長野県あたりのゆるキャラとして通用しそうなほどだ。

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 マシュラは毒液を吐き散らし、荒垣たちはまともにそれを浴びてあっという間にキノコ人間になってしまう。

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 ひとり助かった光太郎に向かってくるマシュラ。

 ね、かーいいでしょう?

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 光太郎、ウルフに乗り込んで、毒液から身を守ろうとする。

 この、フロントウィンドウにマシュラの映像が映っている合成、凄いよね。

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 やがて、本部に残っていた森山いずみ隊員が戦闘機で応援にやってくる。

 この時点で、ZATは光太郎と森山隊員の二人だけが健在となったわけだ。

 二人きりでZAT司令部で話し合うシーンなんてのが見たかった。
 (もっとも、エキストラ女性隊員たちはいるけどね)

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 マシュラは、森山隊員の攻撃など物ともせず、特殊な光線をキノコ人間たちに浴びせる。

 と、それまで動かなかったキノコ人間が、両手両足を動かして行進を始める。

 森山「東さん、変よ、キノコになった人間が動き出したわ」
 光太郎「なんだって」
 森山「みんな怪獣の後について近くの浄水場の方へ行くわ」
 光太郎「しまった、キノコの毒素が浄水場の水に入ったら、東京中の人間がキノコになってしまうぞ!」

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 道を塞ぐようにして、キノコ人間たちが無言で行進している図。

 タロウの中でも、極めてインパクトの強いシーンである。

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 奴隷たちを引き連れ、障害物を壊しながらドタドタ進むマシュラちゃん。

 ううー、この尻尾がまた可愛いのだ。

 光太郎、必死に彼らを止めようとするが、「この際だ」とばかりに、荒垣たちによってたかって殴る蹴るの暴行を受ける。彼らの潜在意識下に、光太郎に対する反感が渦巻いていたのかも知れない……と言うことではなく、マシュラに操られているのである。

 ひとしきり殴ると、荒垣たちはまた平然と歩き出す。

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 他の住人も、うつ伏せになった光太郎を踏みつけてマシュラの後を追う。

 ドMの光太郎、小学生の女の子に踏まれるのが、泣くほど嬉しかったのだろうか?

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 結局、光太郎がタロウに変身し、錐揉みキックを連発する。

 この手前の住宅の石垣とか、相変わらず職人芸の光るミニチュアである。

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 マシュラ、とにかく可愛いのだが、普段は見えない傘の下のひだもきっちり作ってあるのがこだわりの造型なのである。

 タロウ、最後はキングブレスレットからドライヤー光線を放ち、マシュラの体から水分を放出させ、カラカラに干からびさせる。

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 灰の塊のように朽ち果てるマシュラと、そのそばに立つタロウ。

 マシュラの死と共に、キノコ人間たちも元の姿に戻る。

 そして、マシュラの死体から、行方不明になっていた大介少年が無事生還する。

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 母親「大介、ごめんね、お母さんもうパートなんかやめてこれからはおうちにいるからね」
 大介「いいよ、遠慮しないで働きにいってよ、お母さんはうちでじっとしてるたちじゃないし、それにもう僕はひとりでも寂しくないんだ」
 母親「どうして?」
 大介「だって、タロウがいるもん!」

 大介、急に物分りのいい大人びた態度を見せるのだった。

 なんとなく唐突な感じがするが。

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 今回も、7話のカニや23話のミニカーと同じように、マシュラの滅びたあとに、大量のマツタケが生えていたというオチになる。

 ZATで、光太郎と森山隊員がそのマツタケを使ったマツタケ尽くしのご馳走を食べている。

 光太郎「みんな、どうして食べないんですか」
 森山「早くいらっしゃいよ、私が作ったマツタケご飯!」

 森山いずみ隊員手作りのマツタケご飯、小生も死ぬほど食べたいです!

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 だが、一度キノコ人間にされた荒垣たちは、キノコ恐怖症になっていて手を付けようとしない。

 荒垣「冗談じゃない、もうキノコなんか」
 南原「見るだけでぞーっとするよ、あー、やだやだ」

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 森山「そーお? 美味しいのにねっ?」
 光太郎「じゃあみんな食べちゃおう」

 笑顔でマツタケご飯を口にする森山隊員がめっちゃ可愛いのである!

 で、結局、荒垣たちもマツタケの香りに我慢できなくなって、マツタケ料理に突撃していくのだった。

 ……と言う訳で、ホームドラマやファンタジー、ホラーなどの要素がほどよくミックスされた珠玉のエピソードでありました。

 大原さんが書いているだけあって、なんとなく東映不思議コメディシリーズの雰囲気も感じられるんだよね。


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コメント

Re:「ウルトラマンタロウ」 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」 後編(11/27)  

う~ん、「人間が化け物に変化する」というプロットが苦手なので、私にはこの回は無理です。
まぁ「タロウ」だからまだいいけど。

しかし、森山いずみ隊員可愛いなぁ・・・
アンヌやエミのような巨乳ではないけど、スタイルが良くてミニスカが似合って最高ですね。

Re[1]:「ウルトラマンタロウ」 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」 後編(11/27)  

ふて猫様
>森山隊員の差し入れの松茸🍚美味しそうですね

でも、冷静に考えたら元はお化けキノコですからねえ。食あたりしそうな気がします。

Re[1]:「ウルトラマンタロウ」 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」 後編(11/27)  

影の王子様
>う~ん、「人間が化け物に変化する」というプロットが苦手なので、私にはこの回は無理です。

あら、そうなんですか。じゃあ「マタンゴ」は見られませんね。

>しかし、森山いずみ隊員可愛いなぁ・・・
>アンヌやエミのような巨乳ではないけど、スタイルが良くてミニスカが似合って最高ですね。

小柄だけど、大人っぽくて優しくて、もう最高ですね。

「マタンゴ」  

管理人様

「マタンゴ」はなんの予備知識もなく観ました(もちろんTVです)。無茶苦茶怖かったです。
クライマックスのヒロインが笑いながらキノコを食べ
マタンゴの群れがバルタン星人(こっちが流用ですが)の声で笑うシーン、
主人公が「彼女を愛しているなら自分も同じ姿になるべきだ」と語るラスト
怖くて二度と観れません・・・凄い作品ですね。

Re:「マタンゴ」(11/27)  

影の王子様
返信ありがとうございます。

>「マタンゴ」はなんの予備知識もなく観ました(もちろんTVです)。無茶苦茶怖かったです。
>クライマックスのヒロインが笑いながらキノコを食べ
>マタンゴの群れがバルタン星人(こっちが流用ですが)の声で笑うシーン、
>主人公が「彼女を愛しているなら自分も同じ姿になるべきだ」と語るラスト
>怖くて二度と観れません・・・凄い作品ですね。

怖いけど、極限状態に置かれた人間の本性が剥き出しになる心理劇としても秀逸ですよね。
DVDには久保明さんのオーディオコメンタリーが入ってて、色々貴重なお話が聞けます。

Re:「ウルトラマンタロウ」 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」 後編(11/27)  

改めて観るとホラー&コメディのような作品ですね。確かに光太郎以外の人間はキノコなんて見たくない程のトラウマですからね。森山隊員の差し入れは、いいタイミングでの演出ですね😅

Re[1]:「ウルトラマンタロウ」 第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」 後編(11/27)  

ふて猫様
>改めて観るとホラー&コメディのような作品ですね。確かに光太郎以外の人間はキノコなんて見たくない程のトラウマですからね。森山隊員の差し入れは、いいタイミングでの演出ですね

演出はホラーでもコメディでもなく、淡々とした感じで、それが独特の雰囲気を醸し出しているような気がします。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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