第15話「セーラー服戦士の伝説」(1988年2月18日)
の続きです。
佐織(いづみ先輩、先輩がいなくなってから、もう2週間も経ちます。佐織は今日も先輩の帰りを待ってます)
いづみの倒れる姿に、佐織のいかにも女の子らしい字で書かれた手紙の映像が重なる。

健「毎日、何書いてんだ? 佐織の奴」
恵子「日記みたいにいづみに手紙書いてるんだって……」
そこは恵子の入院している病室で、別の部屋にいる健も遊びに来ていた。
健「いづみの奴、もしかしたら……」
佐織「いづみ先輩は、必ず帰ってきます!」
健「そんなこと言ったってよー、なぁ、恵子?」
佐織「私には分かるんです! いづみ先輩は、生きてます!」

恵子、未練を断ち切るように佐織の手紙を破り取り、窓から捨てようとする。
恵子と佐織が取り合っているうちに、風に吹かれて手紙が空へ舞い上がる。
そして……、

建物の角からスッと現れた一台の車。
乗っていたのは、藤原、そしていづみだった。
藤原、頷いていづみを促す。

笑顔で歩き出すいづみ。
今回はEDタイトルバックがなく、このままクレジットが表示され始める。
いづみを体当たりのアクションで演じたのは五十嵐いづみさん。

いづみの姿に気付いた三人も、すぐに駆け出す。
恵子を演じたのは土田由美さん。「ホラー学園πR」が見たい!

佐織を元気一杯に演じたのは桂川昌美さん。

健を演じたのは湯江健幸さん。
結局、4人の中では一番長く芸能界で活躍することになった。

そしてお世辞にも完成度が高いとは言えないドラマを底から支えた故・地井武男さん。
いづみの前に立つと、恵子と佐織がクルッと一回転し、私服からセーラー服に変わる。
で、いづみ、約束どおり、スカーフを二人の制服に結んでやるのだった。

こちらも服装が変わっている健が、二人の肩をポンと叩き、笑顔を見合わせる。

当然、ラストカットは、いづみの笑顔。
このエンディング、見るたびにちょっと泣けちゃうんだよね。
内容だけじゃなく、1クール打ち切りの憂き目に遭ったことへの悲哀が重なって……
特別付録 美女10~「少女コマンドーいづみ」編
★五条いづみ(五十嵐いづみ)
本作の主人公。バイオフィードバック戦士、プロトタイプ1号、最終兵器、伝説のアイスドールなど、数々の異名を持つスーパー女子高生。
殺人の濡れ衣を着せられた上、謎の組織によってバイオフィードバック戦士に改造される。
が、洗脳直前に組織を抜け出し、自分の青春を取り戻す為、組織との過酷な戦いに身を投じることになる。

第1話より

第4話より
序盤こそ険しい表情ばかりだったが、恵子や佐織たちとの交流を経てこんな笑顔を見せるようになる。

第14話より
★湯浅恵子(土田由美)
いづみの親友。闇の学生中央委員会会長。
最初はいづみを強く敵視していたが、様々な出来事を通じて最後は一番の親友になる。
石津によって即席のバイオフィードバック戦士に仕立てられ、いづみと戦ったこともある。

第3話より

第8話より
★三枝佐織(桂川昌美)
かつて、いづみを殺人犯だと嘘の証言をした孤独な少女。
いづみと和解してからは、性格が明るくなり、いづみを追いかけて晴海学園に転校までしてくる。
一見ぶりっ子だが、妙にしっかりしていて生活力がある。

第2話より

第4話より
★祥子(山本恵美子)
★マーコ(助川ユキ)
★アイ(菅原仁美)
三人とも、闇学中のメンバーで、恵子のとりまき。

第5話より
刑事の藤原にそれぞれの悪事を暴かれ、青褪めているシーン。
左から祥子、マーコ、アイ。

第9話より

第14話より
余談だが、管理人は祥子役の山本恵美子さんが大好きである。
★宮園優子(久保田理香)
いづみが潜入した北洋学園の生徒。
いつも何かお菓子を食べているポッキー少女。

第7話より

第7話より
★如月智子(森村聡美)
如月財閥の智勇兼備のお嬢様。
たまたま街で見掛けたいづみと勝負しようと画策する。
森村さんは「スケバン刑事3」のオトヒ役の人。

第8話より

第8話より
いづみにあっさり負けて、わんわん大泣きしちゃう。可愛い……。
★北里マリコ(布瀬智子)
いづみたちにボディガードを依頼に来た花屋の女性。
布瀬さんも、「スケバン刑事3」にゲスト出演している。

第10話より

第10話より
★武藤萌(加藤麻里)
藤原の同僚の婦人警官。通称むーちゃん。
コンピューターに詳しく、最終話でその特技を生かして意外な活躍を見せる。

第10話より

第14話より
……以上、「いづみ」は15話しかない上、女性ゲストが少ないのでこれくらいしか貼る画像がない。
最後にもう一枚、いづみのとびっきりの笑顔で締めましょう。

第11話より
では、ブログ版「少女コマンドーいづみ」レビュー、この辺でお別れです。
長い間のお付き合い、ありがとうございました。