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「仮面ライダー」 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」

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 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(1971年11月13日)

 若駒山中に隕石のように落下して来たのは、ショッカーの新たな怪人アルマジロングさんであった。
 彼らは近くにいた村人たちを「弾丸スクリューボール」と言う必殺技で山小屋ごとバラバラにする。

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 その様子をアジトのモニターで「てえしたもんだ」と言う風に感心しながら見ている戦闘員の皆さん。

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 ゾル「諸君、見たか、ブラジルから日本へ派遣されたアルマジロングの威力を」
 戦闘員「大佐、攻撃目標は?」
 ゾル「ガスタンク爆発! 東京、大阪中のガスタンクを爆破させ、その吹き上げる炎によって東京、大阪を焼き払ってしまうのだ」
 首領「待て、ゾル大佐、アルマジロングの力を以てすればそれくらいのことはたやすい仕事だ、その前に我がショッカーの宿敵、仮面ライダーを倒すのだ!」

 だが、村人のひとりが生き残っていた。ゾル大佐はアルマジロングを差し向けて、その男の抹殺を命じる。

 翌日の早朝、若駒山での事件を知った隼人はバイクで現地へ向かう。

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 同時刻、ユリが数人の子供たちを引き連れてレーシングクラブのおやっさんのところへ顔を出す。

 立花「なんだなんだ、その格好は」
 ユリ「あら、見てわかんない?」
 子供「早朝稽古、えいっ、やーっ!」
 立花「へー、それにしても朝っぱらからご苦労なこった」

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 進「おじちゃん、ちょっとちょっと……」
 立花「ふんふん、なにぃ、稽古が終わったら仮面ライダーのペンダントが貰えるのか」
 進「うん!」
 立花「へーっ、なるほどね」

 そういう裏があるのかと、ニヤニヤしながらユリを見るおやっさん。

 さて、隼人、若駒山に入るなり、生き残った村人を目の前でアルマジロングの人間態に刺し殺されてしまう。

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 殺人者を追いかける隼人だったが、横合いから突然アーチェリーの矢が飛んで来て、邪魔するように隼人の足元に突き刺さる。

 コニー「待って、あの男は私が追ってんのよ。あなたには関係ないわ」

 ハーフっぽい顔の女性は、そう言うとバイクで男を追走する。

 一方、ユリは、子供たちを引き連れ稽古場までランニングしていたが、

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 そこは偶然にも、ショッカーが爆破しようと画策しているガスタンクの真ん前なのだった。

 さすがに偶然にも程があるだらう……。

 大方の予想通り、ユリと進少年が戦闘員に捕まり、手際よく車に積まれて拉致される。

 その前に、おやっさんたちの様子を監視している戦闘員のカットがあったので、最初からユリたちをさらうつもりだったのだろう。

 そのすぐ後、ユリたちの稽古を見物しに滝がやってくる。

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 滝は、ユリが車からわざと落としている仮面ライダーのペンダントを頼りに、ショッカーの車を追跡する。

 これ、一見バッヂのようだが、ユリの手の平と同じくらいのサイズなのだ。

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 滝「よし、この道だな」

 と言う、バイクにまたがる滝のショットにつなげて、

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 崖の上からこちらに向かってくるバイクを見下ろしているアルマジロングのカットになるので、一瞬、バイクに乗ってるのが滝かと思ってしまうのだが、滝ではなくさっきの謎の女性であった。

 怪人「親孝行な娘だ、コニー、日本まで俺を追ってくるとはな」

 アルマジロング、その場からジャンプしてコニーの前に着地し、彼女を殺そうとする。

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 コニー、ナイフを手に果敢に応戦するが、アルマジロングの敵ではなく宙に投げ飛ばされる。

 が、その体を追いついてきた隼人がガッチリ受け止める。

 隼人「私は一文字隼人、君のかなう相手じゃない、下がっていたまへ」
 カッコイイ台詞を放って、アルマジロングに向かっていく隼人であったが、コニーが見ているので変身できない。

 アルマジロングの「弾丸スクリューボール」(アルマジロのように体を丸めて回転しながら突っ込んでくる大技)はなんとか回避するが、その衝撃で崖崩れが置き、隼人はその下敷きになってしまう。

 アルマジロングは何故かコニーには目もくれず、近くにとめておいた赤い車に駆け込む。

 コニー、すぐに命の恩人である隼人を助け出す……と思いきや、

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 コニー「一文字隼人、アディオス!」

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 そう言うと、さっさとバイクに乗って行っちゃうのである!

 一文字改め岩下隼人「……」

 今まで数多くの人をショッカーの魔手から救ってきた隼人だが、こんな腐れ外道な恩知らずは初めてであった。

 その後いろいろあって、滝とコニーが偶然出会い、一緒に戦闘員たちとバトルを繰り広げる。
 しかし、再びアルマジロングが出てくるとたちまち追い詰められる二人。

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 コニー「父、母、そして弟の仇!」
 滝(知らんがな……)

 そこへ、岩に下敷きになっていた隼人が駆けつけ、ライダーに変身する。

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 空中回転してからのこの着地ポーズ、カッコイイよね。

 しかし、アルマジロングは鋼鉄のように強靭なボディを誇り、ライダーの攻撃をことごとく跳ね返す。
 必殺の「ライダーキック」すら通用せず、ライダーはそのまま川へ転落する。

 滝とコニーも続いて突き落とされるが、何とか斜面にしがみついて水没を免れる。

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 CM後、かなり不安定な吊り橋の上を進んでいるコニー、そしてそれを追いかける滝の姿。

 ここで漸く、コニーが自分の身の上話を始める。

 コニー「私はコニー山田、半年前、ブラジルでアルマジロングに家族が皆殺しにされたの……私たちは幸せな生活を送ってたわ」

 そう言いながら、ロケットに嵌め込んだ家族写真を滝に見せるのだが、

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 コニーさん、あんまり幸せそうでもない顔でした。チーン。

 一応、ブラジルでの回想シーンも出てくる。

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 コニー「ある夜突然、あの化け物がやってきたの」
 滝「何故ショッカーの改造人間が君たち一家を狙ったんだ?」
 コニー「理由なんかないわ、ショッカーがアルマジロングのテストをしたのよ。たったそれだけの理由よ!
 滝「理由があるのかないのか、どっちなんだーっ!」(滝の魂の叫び)

 コニーは奇跡的に助かり、以来、家族の復讐をするべく、アルマジロングを付け回しているのだと言う。

 コニー「私は絶対アルマジロングを倒すわ」
 滝「よし、俺も行く!」

 さて、ショッカー本部では、仮面ライダーが死んだと思い込んだ首領が、アルマジロングの殊勲を褒め称えていた。

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 首領「よくやった、アルマジロングよ、お前のその栄光の名は永遠にショッカーの歴史に刻まれるのだ」
 ゾル「……」

 ゾル大佐、ライダーを倒すという最高の手柄を部下に上げられ、ちょっぴり悔しそうなご様子。
 (気を取り直して)本来の計画であるガスタンク爆破計画を推し進めようとする。

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 怪人「大佐、人質に取ったあの娘とガキの始末は?」
 ゾル「ショッカーの掟により、華麗なる処刑を行う。そして立花藤兵衛をこれに招待する」
 怪人「招待? それは良い考えですなぁ(註1)」

 (註1……全然良くない)

 例によって、わざわざおやっさんを呼ぶと言う余計な色気を出して、後の敗北を招くことになるゾル大佐であった。その前にとりあえずガスタンク爆破させれば良いのに。

 さて、滝とコニーのコンビはアルマジロングのアジトらしい地点に辿り着く。
 入り口には戦闘員が5人ほど見張りをしていた。

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 コニー、すぐに矢を放とうとするが、
 滝「慌てるな、奴らだけなら俺たちだけで倒せる。しかしアジトには二人の人質がいるんだ。下手に騒ぎを起こすとまずい」

 ……しかし、騒ぎを起こしたからってショッカーがユリたちを殺そうとするとも思えないんだけどね。
 そもそも、彼らにはユリと進が無事かどうかなのもわかりゃしないんだし。

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 それはそれとして、滝はコニーの矢を使い、少し離れたところに火矢を放つ。

 戦闘員たちの注意をそこにひきつけようという計略であった。

 ならば、戦闘員たちが動いた隙に、二人はアジトへ潜入するのかと思いきや、

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 滝がフツーに突っ込んでフツーに戦うのである……。

 果たして、今の作戦に何の意味があったのだろう?

 多分、尺稼ぎかな。

 もっとも、滝たちの存在はショッカーも先刻承知で、アジトに忍び込んだところを、あっさり捕まってしまう。
 で、ゾル大佐の言葉どおり、麗々しくおやっさんのところへ処刑の案内状が届けられる。

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 翌日、北峰山のふもとに連れてこられる滝たち。

 おやっさん、彼らを助け出そうと岩陰に潜んでいたが、アルマジロングに見付かって、自分も拘束されてしまう。

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 その頃、隼人はなんとか助かってレーシングクラブに戻ってくるが、そこであのハガキを目にし、滝たちの処刑を知る。

 ゾル大佐が気取ってこんな招待状さえ送らなければ、少なくとも滝とユリは殺せていただろうに……。

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 滝たち、数珠繋ぎに縛られて水門の上に渡された橋の真ん中に立たされる。

 怪人「お前たちをここから落としてやる。ここがショッカーの処刑場だ!」

 アルマジロング、この後、水門の係の人に「勝手に処刑場にするな!」と叱られたと言う……。

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 冷酷なショッカー、最初に進をそこから投げ落とそうする。

 が、そこへ既に仮面ライダーに変身した隼人が華麗に現れる。

 ライダー、ジャンプして橋の反対側に着地する。

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 それを見た途端、
 「ライダーだ、やれい!」と戦闘員に号令をかけ、ついでに自分も走り出しちゃうアルマジロングさん。

 なんで、ひとりくらい人質の見張りに残しておかなくちゃ、と言う程度の知恵が働かないのだろう。

 ……まぁ、馬鹿ばっかりだからこそ、さぁ世界征服しませう、なんて途方もない夢を抱いてしまうのかも知れないが。

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 ライダーにぶん殴られ、カメラに向かって情けない顔を晒す戦闘員……。全国放送だぞ。

 その間に、滝たちはさっさといましめを解いてトンズラする。

 ライダー、アルマジロングと三度目の対決となるが、相手の弱点が腹だと見抜き、そこにライダーキックを放って撃破する。

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 進「あ、ライダーがバケモンやっつけちゃった」
 コニー「パパ、やったのよ、アルマジロングを倒したのよ! パパの故郷、日本で……日本は素晴らしい国だわ」

 ライダーが倒したと隣で子供が言うてるのに、堂々と自分が倒しまひたと天国の父親に報告するコニー、なかなか良い根性してるよね。

 ちなみに今回、隼人はレギュラーキャラクターと一切絡んでいないのだ。
 (冒頭、バイクの上からおやっさんに手を振っているが、明らかに別の場所である)

 理由はひとつしかない、佐々木剛さんのスケジュールが厳しく、共演者たちと一緒に撮影できなかったのだ。
 コニーと言うキャラクターを登場させたのも、それを補う為の措置だったのかも知れない。


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コメント

Re:「仮面ライダー」 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(10/23)  

今回のゲストヒロインは「イタい」人でしたね。
主役を「動かせない」時こそルリ子さんが(12話のように)活きるのに‼

Re[1]:「仮面ライダー」 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(10/23)  

ふて猫様
>また招待状なんて送らないで早く殺さないのでしょうか?

悪の人たち、みんな寂しいんでしょうね。
かまって欲しいから、余計な招待状まで出すんでしょう。

Re[1]:「仮面ライダー」 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(10/23)  

影の王子様
>今回のゲストヒロインは「イタい」人でしたね。
>主役を「動かせない」時こそルリ子さんが(12話のように)活きるのに‼

なんか浮いてましたねー。
ユリやマリでは、隼人の代わりに活躍させるには存在感が足りないですね。

「イタい」人  

 そのコニーを演じた三枝 美恵子は、後に「レインボーマン」前半で死ね死ね団の女性幹部の一人を演じていました。そっちのほう(悪役)がよく似合っていた女優でした。

Re:「イタい」人(10/23)  

うんにゅるりん様
> そのコニーを演じた三枝 美恵子は、後に「レインボーマン」前半で死ね死ね団の女性幹部の一人を演じていました。そっちのほう(悪役)がよく似合っていた女優でした。

あー、そうなんですか。情報ありがとうございます。「レインボーマン」は子供の頃、再放送で一通り見てる筈なんですが、さすがに全く記憶にありませんでした。

Re:「仮面ライダー」 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(10/23)  

後半の滝とコニー会話のシーンで実際に矢を放ったのは隼人ではなく滝ではないでしょうか?今更ですがね〜😅

Re[1]:「仮面ライダー」 第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(10/23)  

ふて猫様
>後半の滝とコニー会話のシーンで実際に矢を放ったのは隼人ではなく滝ではないでしょうか?今更ですがね〜😅

あ、ほんとだ。書き間違えてますね。後で直しておきます。

お疲れ様です(^^)  

皆さんは気づいてましたか?

本話のサブタイトルは、次作でヨロイ元帥を演じる事になる中村文弥さんがコールしています。何故かは知りませんが…。

Re:お疲れ様です(^^)(10/23)  

あにあに様

そうでしたか。全然気付きませんでした。

No title

コニーはいらなかったですね。彼女がいなくても話が成立しますし。

Re: No title

そんなこと言ってたら、どんどんドラマが貧弱になりますよ。

No title

いやそういうことではなく、コニーの場合はいなくても話が成立してしまうのが問題なんです。いなければ話が成立しないキャラだったら良かったんですが。それにこの回は終盤随分足早に畳んだ印象があるので。

Re: No title

分かりました。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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