「科学戦隊ダイナマン」 第20話「追え！天草の太陽」 後編

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　第20話「追え！天草の太陽」（1983年6月18日）
　の続きです。

　下田海岸で、マイクロフィルムを探すダイナマンたち。

　キメラたちは、彼らがフィルムを発見するのを待たず、友子が博士のライターを見付けた時点で一斉に襲い掛かる。

　イカシンカとシッポ兵が北斗と友子を、メギドたちが竜と耕作を（ただし、場所は天草ではなく、いつものところ）、そしてレイと洋介を、

　
　今度は海水浴客（って、まだ6月だけど）に扮していたキメラが、それぞれ攻撃する。

　ダイナマンが分散したところを個別に襲撃するという分断作戦であった。

　5人揃わなければスーパーダイナマイトが使えないので、有効な戦略と言えるだろう。

　
　ムチで洋介を攻撃するキメラのお尻は、尻フェチの管理人としては押さえておかなくてはならないショットである。

　
　ムチが良く似合うキメラ。

　すぐいつものコスチュームにはならず、しばらくそのままの姿で戦うのが、「スタッフ、分かってるなぁ～」と感心してしまうところである。

　
　レイも負けておらず、大股開きを披露しつつ、シッポ兵たちを叩きのめす。

　そして、防波堤の上でキメラとレイによる一騎打ちが行われる。

　
　嬉しそうにムチを振り回し、レイのパーカーを剥ぎ取るキメラ。

　レイも負けじとフェンシングの剣（どっから出したんだ？）を振り下ろし、キメラの上着を剥ぎ取る。

　どうやら、見てる方には大変嬉しい、服剥ぎデスマッチが始まったようですよ、奥さん!!

　と言う訳で、洋介とシッポ兵たちもとりあえず戦うのをやめて、二人の対決を下心を込めて見守る。

　
　互いに突進し、防波堤の中央で交差し、位置を入れ替える両雄。

　
　キメラ「うえわっ」
　レイ「どう？」

　手に傷を負ったキメラがムチを取り落とし、レイの勝利、と思いきや、

　
　レイの腰のパレオがスルッと滑り落ち、下腹部がかなり大胆に露出してしまう。

　映像ではほんの一瞬だが、こうやって静止画でしげしげと見ると、実に生々しい。

　パンツがもう少し下がったら映してはいけないものが映りそうで……

　
　レイ「やだぁ～」

　
　恥ずかしそうに叫びながらも、下腹部は隠さないのがポイント高い（200万点）

　
　洋介、そしてシッポ兵も思わず顔を手で覆ってしまうほど、エッチな光景であった。

　
　その後の、

　
　キメラがクルッと体を回転させていつものコスチュームに戻るカットも素晴らしい（400万点）

　
　レイ「ダイナピンク！」

　レイも、そのまま格好で変身する。

　これ以降の戦隊シリーズについては知らないが、ここまで露出の高い衣装での変身シーンは初めてだよね。

　その後は、いつもの戦闘シーンへ移行。

　いちいち観光名所を選んで戦いが行われているが、無論、天草観光協会の差し金である。

　戦いの後、友子が、ライターのあった近くでマイクロフィルムの燃えカスを発見する。

　……しかし、さすがに2年前の燃えカスが残っていると言うのは？

　
　レイ「中島博士はフィルムを燃やしたのね」
　耕作「友子ちゃんが信じていた通り、君のお父さんはやっぱり心ある人だったんだよ」

　
　北斗「見ろよ、あの夕陽を。日本で一番美しい天草灘の夕陽だ」
　竜「中島博士はこの美しさに心を打たれ、あの恐ろしい発明を燃やしたんだ」
　友子「パパーッ！」

　こんな場合、間違っても、「タバコ吸おうとして間違ってフィルム燃やしたんじゃねーの？」などと口走ってはいけないのだ。

　ナレ「少女の天草の旅は、信じていた父を確かめる旅であった。日本で一番美しい夕陽にダイナマンも明日の平和を祈った……」

　ナレーションも含めて、三回も「天草の夕陽は日本一ィィィィィ！」と言わせているのは、そう、天草観光協会の仕業である。