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「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」

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 第26話「恐怖のあり地獄」(1971年9月25日)

 第3シリーズから、いよいよレギュラーの大幹部が登場して、作戦の指揮を取ったり怪人をぺしぺし叱ったりするようになる。

 記念すべき最初の大幹部はゾル大佐(宮口二朗)だが、

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 OPでは、なんと五郎やユリと並んでクレジットされている。

 なんか、ゾル大佐と言う産油国の交換留学生が、レーシングクラブのメンバーになったみたいでもある。

 さて、冒頭、夜のハイウェイをぶっ飛ばしていた若いカップル(トシキ&ユキコ)が、雨のように空から降ってきた砂に埋もれ、巨大なアリジゴクに飲み込まれると言う事件が発生する。

 間違っても、リア充め、ざまーみろ、などと思ってはいけないのである。

 無論、それはショッカーの仕業であった。

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 怪人「ケケケッ、この地獄サンダーのアリジゴクで、日本の幹線道路をズッタズタにしてその混乱の隙にショッカーの大攻勢が始まるのだ!」

 ヒョコッと砂の中から顔を出した怪人が大きな声で今回の作戦の概要を丁寧に説明してくれる。

 それにしても「地獄サンダー」って、今までと異なり、必殺技みたいな名前やね。

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 地獄サンダーはその後、悠然とアジトへ戻ってくるが、戦闘員たちの様子がおかしい。何かに怯えているみたいなのだ。
 地獄サンダー「どうした、何をビクついている。この地獄サンダーがいる限り日本のショッカーは……」
 戦闘員「首領の命令でありまして……ゾル大佐が日本支部の総指揮官として派遣されたとのことです」

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 地獄サンダー「ゾル大佐? ショッカーで最高の実権を持つというゾル大佐がぁ? ケケケケ……」

 地獄サンダー、「あっちゃーマジで?」と言う風に頭を押さえて鳴く。

 大佐なのに最高権力者と言うのもアレだが、これはモデルとなった「カダフィ大佐」から来てる設定だろう。

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 ほどなく、極度の緊張に覆われたアジトに、そのゾル大佐が到着する。
 畏まって出迎える戦闘員たち。

 が、その第一声は、
 「服装が乱れている! 服装の弛みは精神が弛んでいる証拠だ!」

 と、まるで新任の生活指導の先生のよう。

 これが「V3」以降になると、定番の着任挨拶シーンも段々過激になって、「態度が悪い」とか言って殺されるようになるのだが、最初の頃は悪の組織ものんびりしたものであった。

 もっとも、ゾル大佐と地獄サンダーの絡みはない。

 一方、隼人、滝、ユリの三人はバイクを連ねて地獄サンダーによる幹線道路陥没事件の調査に出掛ける。

 ユリ、いつの間にか二輪免許を取得しているのだ。

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 が、何の手掛かりも得られず、ドライブインでしばし休憩。
 ユリ「つまんないの、折角スリルが味わえると思ってドッキリコンだったのにぃ」
 隼人「何がドッキリコンだ、何もないのが一番さ」

 「ドッキリコン」って、当時の流行語なんだろうなぁ。

 隼人たちにとっては完全な無駄足だったが、ゾル大佐たちにとっては意義のあるツーリングであった。何故なら、行く先々にショッカーのスパイが潜んでおり、滝の顔写真や音声をゲットすることに成功したからである。

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 戦闘員「ゾル大佐、滝和也の声をテープで録音しました」
 ゾル「滝の写真、そして声、この二つが揃えば完璧だ。敵の中に味方を潜入させる。このやり方で俺は中近東におけるショッカーの邪魔をことごとく破ってきた」

 ゾル大佐はそのデータを元に、自分自身が滝に変装して敵の中に潜り込もうと言う大胆不敵な作戦に出る。

 大幹部が初登場からそう言うアグレッシブな行動に出るのは、なかなか面白い。

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 まず、撫で整えられていた髪をボサボサにする。

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 そして、滝の顔写真を見ながら、特殊なクリームを顔に塗りたくる。

 写真とゾル大佐の顔を見比べる戦闘員の驚き顔に続くカットで、

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 早くも滝本人と入れ替わって……いや、滝そっくりに変身している。

 さすがにこれは手抜きなのでわ?

 しかもいつの間にか髪にパーマがかかっていると言うのも猛烈に変である。

 せめてカツラを被るカットが欲しかった。

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 とにかく、滝に成り済ましたゾルは、警察官に喧嘩を売って、大暴れする。

 ゾル「俺の顔をよく見ておけ……」

 その声はまさに滝そのものの声だった。

 これについても、どうやってそっくりの声を出しているのか説明がない。
 これでは、ゾル大佐が稀代のモノマネ名人だったとしか解釈しようがないではないか。

 たとえば、テープを元に人工声帯を作るとか、台詞による説明だけでも良いから欲しかったところだ。

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 その後、引き続き道路の調査を行っていた隼人を、地獄サンダーが襲撃する。

 隼人、ライダーに変身するが、必殺のアリジゴクに落ちてしまう。

 と、ベルトの横の遠隔装置を操作して、サイクロンを呼び寄せる。

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 そして、サイクロンから射出されたロープをたぐって、アリジゴクから見事抜け出すのだった。

 ま、単に直立しているサイクロンを引っ張ったら、サイクロンも落っこちてきそうだけどね。

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 滝とユリは、隼人に頼まれて道路を封鎖していたが、折悪しく、そこへさっきの警官たちがやってくる。
 警官「き、貴様」
 警官「殺人及び公務執行妨害で逮捕する!」

 滝、最初は抵抗する気色を見せるが、そのうち大人しくパトカーで連行される。

 隼人、ユリ、五郎が警察署に押しかけて滝に会わせろと訴えるが、門前払いを食らう。

 滝に怪我をさせられた警官までが「犯人は滝に間違いない」と言うのを聞いて、隼人も戸惑う。ただの人違いではなさそうだ……。

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 隼人は警察署の壁面に張り付いて、留置所の滝と接触する。
 滝「こいつはショッカーの罠かも知れん」
 隼人「うん、多分、お前と同じ顔の改造人間を使ったのだと思うが……」
 滝「隼人、俺をこっから出してくれ、俺のニセモノを捕まえて無実を証明する」
 隼人「そりゃまずい、今ここから逃げ出せば無実が無実でなくなる」

 隼人はしばらく大人しくしているよう滝に言ってから、マンションに戻る。

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 驚いたことに、部屋には滝が先回りして座っているではないか。

 物理的にどう考えても不可能なので、明らかにニセモノなのだが、隼人たちは怪しまない。

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 滝そっくりの男が、警察署を襲撃したので無実が証明されて釈放されたとブツブツ説明するニセ滝。

 この目付きが既にニセモノ感たっぷりなのだが、少なくともユリとゴロウは全く、これっぽっちも疑わない。

 その後、ニセ滝は隼人のバイクに時限爆弾を仕掛けようとするが、その現場を隼人に押さえられてあっけなく正体がバレる。

 本物の滝も現れるが、
 隼人によれば、「滝和也、その身分はFBIショッカー調査員、そっちの方から手を回して無事釈放」されたらしい。
 しかし、FBI捜査員だからって、ほぼ現行犯で捕まっているのにそんなにあっさり釈放されるもんかね?

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 とにかく、ゾル大佐はさっさと諦めて変装を解く。

 ゾル「改めて自己紹介させて頂こう。ショッカー日本支部に派遣された元中近東支部長・ゾル大佐」
 滝「ショッカーの大幹部!」
 ゾル「俺の名前を聞き、素顔を見たものは必ず死ぬ!」

 自分で名乗って素顔を晒しながら、身勝手なことを言うゾル大佐であった。

 無論、滝と隼人は必ず死なないので、ゾル大佐はジープでとっとと退却する。

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 ゾルを追う隼人の前に再び地獄サンダーが現れ、アリジゴクへ引き摺り込もうとする。

 隼人は変身すると同時に、バイクに仕掛けられた爆弾で吹っ飛び、またしてもアリジゴクから逃れる。

 地獄サンダー、特に見せ場もないまま、ライダーキックで倒され、事件解決となる。

 あ、結局最後まで地獄サンダーとゾル大佐は顔を合わさないままだった……。


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コメント

Re:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

ゾル大佐は毎日放送の上層部に不評で、1クールでの退場が即決されたそうです。
「キャラクターが常識的すぎる」のが理由らしいですが。
「V3」27・28話でもちょっと地味かな・・・

でも、それが死神博士・地獄大使というエキセントリックなキャラを生み出し
「大幹部の交代劇」というイベントを「開発した」ワケですね。

Re[1]:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

ふて猫様
>地獄サンダーが存在を無視されて哀れです

スケジュールが合わなかったんでしょうかね。

Re[1]:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

影の王子様
>ゾル大佐は毎日放送の上層部に不評で、1クールでの退場が即決されたそうです。
>「キャラクターが常識的すぎる」のが理由らしいですが。

リアリティがあって私は好きですけどね。
宮口さんが変装するシーンとか見ると、つい師匠の天知茂先生のことを思い出してしまいます。こっちが先ですが。

Re:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

蟻地獄はアメリカの大学に相応しいですね。

アメリカの大学は日本と違って入試に受かるのは楽ですが、卒業するのが課題も桁違いなので至難で特に医学部で授業料を払えず停学処分を喰らうとストーンって留年するから極めて痛く、まさに蟻地獄です。

留年と言えば中ボスかラストボスが反則的に強く躓くプレイモアのKOFシリーズに登場して元々は倒産したデーターイーストのファイターズヒストリーに登場する溝口誠は頭が悪くても喧嘩が強く気も優しい以上に出席日数で29歳になる物の黴が生える10年も高校を留年しているからこれは馬鹿にするのを超越して感心させられちゃいますよ。

黴が生える10年も高校を留年して馬鹿にするのを超越して感心させられてしまう溝口誠
https://www.youtube.com/watch?v=YdMnIpebNz0" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=YdMnIpebNz0

ちなみに溝口誠のプロフィールは次の様になります。

頭が悪くても喧嘩が強く気は優しい溝口誠のプロフィール
http://game.snk-corp.co.jp/official/kof-mi-ra/character/chara_mizoguchi.html" target="_blank">http://game.snk-corp.co.jp/official/kof-mi-ra/character/chara_mizoguchi.html

Re[1]:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

クッカリス様

コメントありがとうございます。

Re:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

 地獄サンダーは、大幹部初登場の回の怪人なのにゾル大佐と絡みがありませんでしたね。さらに、撮影順の影響で前回の25話では4人いたライダーガールズが今回はユリ1人です。さすかがに減りすぎでしょう。尤も(もっとも)DVDやVHSでは、この2話は連続して収録されてはいませんが。  

 しかし、もう一方の悪役(ゾル大佐のことです)に主役の座を奪われたと言う意味では、仮面ライダーストロンガー第34話の隊長ブランクに通ずるものがあります(彼は、ヘビ女に主役の座を奪われました)。それでも、作戦のプラン自体はちゃんと立ててあった地獄サンダーの方がブランクより見せ場があった印象です。

Re:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

 連続してのコメントを失礼します。先程の私のコメントの「さすかがに減りすぎでしょう。」と言う文章ですが、正しくは「さすがに減りすぎでしょう。」です。細かい部分ですが、訂正させて頂きます。

Re[1]:「仮面ライダー」 第26話「恐怖のあり地獄」(08/16)  

エレクトロファイヤー様
>地獄サンダーは、大幹部初登場の回の怪人なのにゾル大佐と絡みがありませんでしたね。

そうそう、私もちょっとどうかと思いました。

こんばんは  

エレクトロファイヤーさんへ


前話まで登場していたひろみは、どういう訳か退場回となる34話まで登場しません( ̄▽ ̄;)


余談ですが、地獄サンダーの声を演じたのは仮面ライダーシリーズではZXまで活躍される山下啓介さんです。(ZXではXライダーの声を演じてました。)

アリジゴク

アリジゴクの傾斜40度は「アリ自身の重さで砂が崩れて這い上がれない」
絶妙なものだそうです。それが遺伝子情報で継承されていることに感動しちゃいました。

Re: アリジゴク

蜘蛛の巣とかも、考えれば凄いですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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