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「恐竜戦隊コセイドン」 第1話「行けコセイドン 白亜紀からの挑戦」 前編

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 第1話「行けコセイドン 白亜紀からの挑戦」(1978年7月7日)

 「恐竜戦隊コセイドン」は、「恐竜探検隊ボーンフリー」「恐竜大戦争アイゼンボーグ」に続く、円谷恐竜三部作の三作目である。近未来、時間航行が可能となった世界で、白亜紀の治安や時間移住者を保護するタイムGメン、通称「コセイドン隊」と、地球侵略を企むゴドメス軍との戦いを描いたSFドラマである。

 前2作が、実写特撮部分とキャラクターアニメーションを融合させたものだったのに対し、この作品は全て実写で作られている。

 例によって、管理人が見たのはつい1、2年前で、ほぼ何の予備知識もなしに見たのだが、これがとても面白く、猿のように繰り返しDVDを見て、今でも時々思い出したように鑑賞している。

 本当は、もっと早く紹介したかったのだが、諸々の都合で遅れてしまった。

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 まず、このDVDのメニュー画面のカッコよさにしびれてしまう。

 主人公であるコセイダーのマスクに、薄っすらと白い服の女性……ヒロインのアルタシヤが映っているのがもう最高なのです。

 今、便宜上、主人公コセイダーと書いたが、実際のドラマはコセイドン隊のメンバーによる群像劇の色合いが濃く、そこが仮面ライダーなどの単独ヒーローモノとは大きく異なる点であり、私が強く惹かれた理由でもある。

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 OPのメインタイトル。

 OPタイトルバックは、コセイドン隊の母艦コセイドン号の発進シーンを描いたもので、「ウルトラマンタロウ」や「ウルトラマンレオ」を髣髴とさせる。
 主題歌は、OP・EDとも、水木一郎兄貴が熱唱している。

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 物語の舞台は白亜紀の日本であるが、コセイドン隊のメンバーは元々近未来、2001年の時間を生きている。

 放送当時は遥か先のことと思われた2001年が、今ではもう15年前の年になってしまった……。

 ナレ「時に2001年、その奇怪な事件は何の前触れもなく突発した。数億度の熱線が日本を直撃したと思うと、ほとんど同時に超低温が日本を襲った。一体何が始まったのか、地球防衛軍の調査によっても原因は掴めなかった」

 ナレーションにあわせて、何処からともなく飛んでくる熱線や冷気によって、日本の各地で大きな被害がもたらされる様子がミニチュアによって描かれる。
 なお、最初のナレーターは村松克己さんだが、途中から古川登志夫さんに代わる。

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 警報ブザーが鳴り響く、時空管理局のビル。

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 タイムマザー「現時点において事故発生の理由なし、各タイムGメンは直ちに管轄時空域を調査なさい」

 最終話まで活躍するタイムマザーの第一声。声は木村玲子さん。

 タイムマザーの命令を受け、各時代のGメンから「異常なし」の報告が上がってくる。そして、その原因が中生代・白亜紀(1億4500万~6600万年前)にあるのではないかと、その時代を担当するGメン、コセイドン隊に緊急招集が掛けられる。

 実に魅力的なオープニングである。

 しかし、中生代なのになんでコセイ(古生)ドンなのだろう? まぁ、いいか。

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 顔見せの意味もあって、メンバーひとりひとりが管理局へ向かう姿が描かれる。

 事実上の主役であるトキ・ゴウを演じるのは大西徹也さん。後の「ギャバン」や「スーパー1」では悪役でゲスト出演されていたので、善玉ヒーローを爽やかに演じられているのを見て驚いた。

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 ちなみにプールで泳いでいるゴウが聴いているラジオが、いかにも近未来!と言う感じのデザインなのだ。

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 続いて、ゴウの相方ヒムガシ・テツ(三景敬司)が、スポーツカーで管理局の前に乗り付けてダンディに登場。

 三景さんは、同時期に「俺たちは天使だ!」にも出てたことになるのか。

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 続いて、仲間からビッグおばさんと呼ばれているブックサ・ウララ(一条みゆ希)がヘリで飛んでくる。

 なかなか味のあるキャラだったが、1クールで退場してしまうのが残念だ。

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 続いて、モリ・モリィ(佐藤蛾次郎)が自転車でやってきて、

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 それをハルナ・マリ(川崎たか子)がバイクで追い越す。

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 んで、彼らを長官室で待ち受けているのがコセイドン隊の隊長バンノ・チカラ(草野大悟)である。

 蛾次郎さんもだが、草野さんの硬軟自在の確固とした演技力と存在感が、この作品に説得力と風格をもたらしていると言っていいだろう。大好き。

 マリ「あーら隊長さん、もうきてたの、さっすが」
 バンノ「ひとり足らんぞ。おい、ゴウはどうした?」
 テツ「それがそのう……」
 バンノ「あの野郎、また消えたのか、休暇となるとまるで糸の切れた凧だ!」

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 マリ「んっふ、言うことが古いわねぇ、年だもんね手書きハート

 言いながらべたべたとモリィの肩にもたれかかるマリ。
 マリは、何故かモリィのことが大好きで、何かある度にモリィに触ろうとするのだ。

 だが、

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 モリィ「触らないの!」
 マリ「うん! モリィの女嫌い! いつ治るの、私のこと好きなんでしょ!」

 そのモリィは女嫌いで、いつもマリから逃げ回っているのだ。
 もうこの人間関係の設定だけで、大盛りご飯が美味しく頂ける気がするのである。

 もっとも、男女が公衆の面前でじゃれあうのは教育上よろしくないとスタッフが判断したのか、この設定は序盤だけで、途中から「なかったこと」になってしまうのが惜しい。

 バンノがそんな二人を怒鳴り散らしていると、

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 鬼より怖い観世栄夫が奥の部屋から入って来る。カイドウ長官であるが、その名で呼ばれることは稀である。

 ただし、彼も途中からいつの間にか姿を消す。これは観世栄夫のギャラかスケジュールの問題だろう。

 長官「時間法第三条により私は君たちコセイドン隊の出動を要請する。この度の災害の原因を突き止めようと、各時代を調べたにも拘らず、未だにその謎は解かれていない。残るは君たちの管轄する中生代・白亜紀のみとなった」

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 と、長官の言葉に割り込むように「だからコセイドン出動ってんだろ?」と、横の通信モニターから声が飛んでくる。

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 バンノたちが振り向くと、既に制服を着てコセイドン号に乗っているゴウが、にこやかに笑いかけていた。
 バンノ「ゴウ、貴様!」
 ウララ「坊や、何処にいるのよ」
 ゴウ「コセイドンだよ、さっきから待ち兼ねてんだぜ、休暇中の呼び出しなら出動と決まってらーな」

 はっきり言おう、棒読みだ!

 まぁ、ほぼこれがデビュー作だから、演技が拙いのは当然である。
 もっとも、早くもこの1話の後半から、人が変わったように演技が上手くなっている。驚異的な上達だ。

 言いたいことだけ言って一方的に通信を切るゴウの身勝手な行動に、バンノ「この野郎……」と怒りのあまり言葉に詰まるが、

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 ふと、観世栄夫が物凄い目付きでこっちを見ているのに気付き、

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 たちまち大人しくなって畏まるのであった。

 観世栄夫、怖えー。

 少しでも気に触るようなことでも言ったら即座に撃ち殺されそうな雰囲気である(註・そんなことはない)。

 バンノ「コセイドン隊、出動致します!」

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 そう言う前ふりの後、いよいよコセイドン号が時間の海の中へ(劇中における)処女航海に乗り出す。

 格納庫から出て来たコセイドン号が、いくつものタイムポートが並ぶ中央に進み、白亜紀へのタイムポートにその先端を向ける。

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 バンノ「想定時空域、マイナス7000万年、古富士火口、東南200キロ圏、誤差プラスマイナス5年内に留めよ」

 司令席から、テキパキと各隊員に指示を与えるバンノ。
 初回と言うこともあって、この辺はかなり細かく描写されている。

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 バンノ「エンジン始動」
 モリィ「ドップラー4、3、2、1……」
 バンノ「メビウスレール噴射!」

 コセイドン号の下部にあるノズルから、ピンク色の渦巻光線が放出される。いわば、これに乗って亜空間の中を進む自前のレールである。

 モリィ「ローレンツ3、2、1……」
 バンノ「タキオンエンジン始動!」

 ナレ「超高速粒子タキオンの発見によって人類は果て知らぬ時間の海を遡り各時代にタイムGメンを置き、そのひとつがコセイドン隊である」

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 亜空間の中を突き進むコセイドン号。

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 途中、細長く切った銀紙を上から落としたように、バラバラと細長い物体が飛んでくる映像など、思わず溜息が出るセンスの良さである。

 バンノ「ようし、アイアンウォール突入だ!」

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 幾層もの光の壁を突き抜けるコセイドン号。

 各用語について、劇中で説明はないが、このアイアンウォールを越えてしばらく進めば、白亜紀の三次元世界へ出ることが出来るのだ。

 バンノ「ようし、ディメンションブレーキ作動!」

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 白亜紀の空に出現したコセイドン号、空中にメビウスレールを噴射し、その上を滑りながら着陸態勢に入る。

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 こうしてコセイドン隊は無事、白亜紀へのタイムスリップに成功したのだった。

 後編に続く。


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コメント

Re[1]:「恐竜戦隊コセイドン」 第1話「行けコセイドン 白亜紀からの挑戦」 前編(08/24)  

影の王子様
>これはまったく未知の作品ですね。
>こうしてみると観ていない円谷作品が多いです。

自分は何の予備知識もなく見たんですが、期待してなかった分、大変面白かったです。

>「恐竜戦隊」といえば「ジュウレンジャー」(1992年)がありますが
>円谷プロは東映にクレームを出さなかったのでしょうか?

そう言えばそっくり同じですね。

Re:「恐竜戦隊コセイドン」 第1話「行けコセイドン 白亜紀からの挑戦」 前編(08/24)  

管理人さん・こんばんは。ご無沙汰しております。

コセイドンの初回レビュー拝見しましたが、DVDのメニュー画像を見るとDVD買ってみようかな?という購買意欲が湧いてきましたよ。

>≧コセイドンの放送当時は遥か先のことと思われた2001年が、今ではもう15年前の年になってしまった……。

>そうですよね。2001年が今から15年前だと考えると
もう21世紀になって15年目かぁ・・・と感じました。

コセイドン号の出動をキャプチャーした画像では「細長く切った銀紙を上から落としたようにバラバラと細長い物体が飛んでくる映像」と「幾層もの光の壁を突き抜けるコセイドン号」を見るとそのシーンの映像が目に浮かんできますが、「タイムトラベルをアナログ特撮で表現しているんだなぁ」と想像しながら読みました。

「恐竜戦隊」というと自分も恐竜戦隊ジュウレンジャーを思い出しますが、円谷プロが東映にクレームを出さなかったのか自分も気になるところですね。そういえばコセイドンのDVDボックスは東映ビデオからリリースされていますが、コセイドンを知らない戦隊ファンがコセイドンを見たら「あれ?コセイドンって円谷プロが制作しているけどスーパー戦隊シリーズとは関係ないよね?」と疑問を感じる人が続出するのではないか?と気になるばかりです。

Re[1]:「恐竜戦隊コセイドン」 第1話「行けコセイドン 白亜紀からの挑戦」 前編(08/24)  

マシンX2000様
お久しぶりです。いつもながらご丁寧なコメント、嬉しゅうございます。

>コセイドンの初回レビュー拝見しましたが、DVDのメニュー画像を見るとDVD買ってみようかな?という購買意欲が湧いてきましたよ。

個人的には「買って損はない」と断言できますが、まぁ、人それぞれですね。

円谷プロのお約束で、途中からタイトルが変わって多少路線変更が行われていますが、「80」などに比べれば首尾一貫してる方だと思います。

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