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「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」

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 第42話「ノンマルトの使者」(1968年7月21日)

 「セブン」には深く重いテーマの作品が多いが、視聴者への衝撃度では、このエピソードが最高だろう。

 人間……人類そのものの存在を問い掛けるヘビーなシナリオを書いたのは金城哲夫さん。

 ただし、管理人はなにしろ学がないので、その辺の詳しい考察は研究書や専門的なサイトを参照のこと。

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 ここは、海底開発の為の各種実験を行っているシーホース海底基地。

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 カマタ「こちらシーホース海底基地、気圧、エアー、共に良好」

 海上基地の隊員と定時連絡を交わすカマタ隊員。
 そう、これは水族館の水槽の前に電話などを置いて、海底基地内部を表現しているのだ。

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 隊員「了解、おい、カマタ、メシ食ったか」
 カマタ「カレーライス2皿に、干しぶどう、パイナップルの缶詰、メシは旨いし、海は綺麗だ。交通地獄の地上とはおさらばして、このまま海底人間になりたいよ」

 いかにも太平楽な感じのカマタ隊員を演じるのは、「ウルトラマン」のイデ隊員でお馴染みの二瓶正也さん。

 管理人、カマタが世にも幸せそうに言う昼食のメニューを自分でも試してみたいと前から思っているのだが、なかなか実現しない。

 ナレ「海底、それは我々人類の第二の故郷である。やがて理想的な海底都市や海底牧場が生まれ、地上よりも素晴らしい世界が出来上がるだろう……」

 そのシーホースの近くの海岸。
 オカリナを吹きながら、波打ち際を一心に走っている半ズボンの少年がいた。

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 少年、首の下を砂に埋めた女性の前まで来ると、少し首を傾げる。

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 真市「お姉ちゃん」
 真市少年の声に振り返ったのは、誰あろう、アンヌであった。

 真市「お姉ちゃん、ウルトラ警備隊の隊員だろう? だったら、あれやめさせたほうがいいぜ。ウルトラ警備隊が注意してくれたらきっと聞いてくれると思うんだ。僕、もう随分前からやめろやるろって言ってるんだけど、ちっとも聞いてくれないんだよ」

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 アンヌ「うるさいわねえ、あれあれって何よ?」

 煩わしそうに砂から体を起こすアンヌ隊員。

 うーん、ここは「がっかりワンピース」ではなく、是非、際どいビキニにチャレンジして、全国の青少年を
悶えさせて欲しかったところだ。なんなら、全裸でも構いませんよ(何を言うとるんだこのハゲは)。

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 真市「あれだよー」
 アンヌ「ああ、あれね、あれは海底の研究をしてるシーホース号じゃない。あれがどうかしたの」
 真市「困るんだよ、すぐやめないと、大変なことになるよ」

 やがて、海からダンが上がってくる。それをしおに、少年はパッと走り去る。

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 ダン「どうしたんだい?」
 アンヌ「海底開発センターのシーホース号が大変なことになるんだってサ」

 いつになく、蓮っ葉な語尾のアンヌ隊員。
 うーん、いくら休暇中とは言え、この喋り方は違和感を拭えない。

 ダン「大変なことって?」
 アンヌ「よくわかんないわ」
 ダン「海底の開発は、宇宙開発より身近なテーマだよ。何が大変なもんか」

 レジャーシートの上に座り込んで体を拭きながらダンがそう言った瞬間、

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 ズガーンッ! と、二人の目の前で「大変なこと」が起こる。

 シーホース号がいきなり爆発したのだ。

 ダンから連絡を受けて、フルハシたちがハイドランジャーで海底基地へ急行するが、海底基地も完全に破壊し尽くされていた。

 アンヌは、「事故のことを予言した少年がいる」とキリヤマに報告し、ダンと二人で漁村をあちこち探し回る。しかし、なかなか見付からない。

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 アンヌ「あ、そうだ、学校で聞けば分かるかも」

 目を輝かせるアンヌ。
 それにしても、私服を着てるといつものアンヌとは別人のようだね。

 二人は車を村の小学校へ向ける。
 だが、次のシーンでは二人とも本部へ戻っている。

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 アンヌ「授業中でダメでした。後で連絡をくれることになってます」
 キリヤマ「ご苦労」
 ダン「生存者はいましたか?」
 フルハシ「船と海底基地の係員が奇跡的に助かって、近くの病院に収容されたそうだ」
 ソガ「原因は全く分からんそうだ、彼らにも」
 アマギ「シーホースの乗組員がその子供のことをうわ言のように言ってて……あの子が何かを知ってるって……」

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 そこへマナベ参謀が入ってきて、先程長官のところへかかってきた妙な電話の録音テープをみんなに聞かせる。

 真市「海底はノンマルトの物なんだ」
 隊員「そのノンマルトってなんだね」
 真市「人間が海底を侵略したら、ノンマルトは断然戦うよ。ねえ、長官にちゃんと知らせておくれよ、海底はノンマルトの物だから、侵略したりすると大変なことが起きるよ」

 テープを聴いて、深刻な顔になる面々。
 アンヌ「あの子の声だわ」
 キリヤマ「ノンマルト、なんのことだ?」

 だが、

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 フルハシ「はっははははっ、嘘っぱちで言ったことがほんとになったんで、調子に乗ってんだよ、きっと」
 ソガ「うん、近頃の子供ならやりかねんね」
 フルハシ「こんな子供のいたずら電話なんて気にしない方がいいよ」
 ソガ「そのとーり」

 ウルトラ警備隊の誇るお調子者コンビは、キスでもせんばかりに顔を近付けてその電話を笑い飛ばす。

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 ダン(ノンマルト、ノンマルト、やっぱりあのノンマルトのことなんだろうか?)

 ダンは「ノンマルト」と言う言葉に聞き覚えがあるらしく、眉間にシワを寄せて考え込む。

 そこへ、例の小学校からアンヌへ電話が掛かってくる。

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 アンヌ「もしもし、友里ですけど……ああ、校長先生、先程はどうも……」

 アンヌとダンは再びあの村へ車を飛ばす。

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 ダン(ノンマルト……僕の故郷M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。ノンマルトとは人間のことだ……だが、確かに少年はノンマルトと言った。それはどういう意味だろう? 人間でもないノンマルトがいると言うのだろうか?)

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 ポインターが校庭に入ってくると、鉄棒などをして遊んでいた子供たちが物凄い勢いで集まってくる。

 子供は元気が一番ですね。

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 職員室(?)の窓辺に立つアンヌの前で、子供たちが発狂したように騒ぎ立てている。

 この熱狂ぶりは、演出以前に、当時の番組の人気をそのまま現わしたような感じである。

 そりゃ、目の前に本物のダンとアンヌがいたらコーフンしまっせ引越しのサカイ。

 やがて、顔にホクロのある少年がひとりひとり部屋の前に立つが、アンヌは首を横に振り続ける。結局、学校の生徒の中には真市少年は見付からなかった。

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 二人が校舎から出てくると、子供たちが文字通りポインターに群がっていた。

 さすがにこれはやり過ぎだろう。ダンがショックガンで全員撃ち殺したのも頷ける(註・嘘です)。

 アンヌ「この付近の子供じゃないのかしら?」
 ダン「あるいはね」

 学校を出たポインターが村の中を走っていると、急にアンヌが「ストップ!」と叫ぶ。

 ダン「どうしたの?」
 アンヌ「あの子だわ」

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 見れば、岩場の上に真市少年が腰掛け、あの物悲しげなオカリナを吹いていた。

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 アンヌ「君、捜したわよ、君、なんて名前?」
 真市「真市」
 アンヌ「そう、真市くん、何故海底開発センターが壊されてしまったの?」
 真市「ノンマルトは怒ったのさ。海底はノンマルトのものだもの!」
 アンヌ「ノンマルトってなんなの?」
 真市「本当の地球人さ、ずっと昔、人間より前に地球に住んでたんだ。でも、人間から海に追いやられてしまったのさ。人間は今では自分たちが地球人だと思ってるけど、本当は侵略者なんだ!」
 アンヌ「人間が地球の侵略者ですって? まさか、まさかー」
 真市「本当さー」
 アンヌ「君、ノンマルトなの?」
 真市「人間はずるい、いつだって自分勝手なんだ、ノンマルトを海底からも追いやろうとするなんて」

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 アンヌ「真市君は人間なんでしょう。だったら人間が人間のことを考えるのは当たり前じゃない。海底は私たちにとって大切な資源なのよ」
 真市「でも、ノンマルトにはもっともっと大切なんだ」
 アンヌ「私は人間だから人間の味方よ。真市君もそんなこと言うべきじゃないわ」

 いつまで経っても平行線を辿る会話に、真市少年の顔に絶望的な影が走る。

 それにしても、今まで宇宙からの侵略者と戦ってきた人間自身が、かつての先住民族を地上から追い払った「侵略者」だったと言うのは、「ウルトラセブン」と言う番組そのものを根底からひっくり返してしまうような衝撃的な事実であった。

 一応、最後まで真市の言葉が本当だったのかどうか、曖昧な描き方にしてあるけどね。

 真市「人間がやるなら、ノンマルトもやるよ!」
 真市は、ダンの姿を目にすると、そのまま海へ飛び込んでしまう。

 直後、本部から城南大学の海底探検部(どんな部やねん)の船が襲われたと言う知らせが入る。

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 船を襲ったのは、ノンマルトの差し向けたガイロスと言うタコの様な怪獣であった。

 ウルトラ警備隊は直ちにホーク1号で出撃し、容赦のない攻撃を加える。

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 攻撃を避けて海中に隠れて、海底をふわふわと歩くガイロス。とても可愛い。

 だが、今度はハイドランジャーが魚雷を打ち込んでくる。

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 で、ガイロスは驚いて海上へ出たところへ、再びホーク1号が襲い掛かる。

 見事な連繋プレーなのだが、直前に真市少年の言葉を聞いていると、むしろ「人間はずるい」と言う印象の方が強くなるのが不思議なんだよね。

 とにかく、ガイロスはあっさり倒されて、海底に沈む。
 キリヤマたちはすぐ引き揚げるが、ガイロスの目はまだ光を放っていた。

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 キリヤマたちは、ガイロスのことをノンマルトだと勘違いしていて、これで万事解決だぜぃと手放しで喜んでいた。
 フルハシ「海底怪獣ノンマルトを生け捕りにして水族館に持って行けば一儲けできたのになぁ、ははははっ」
 キリヤマ「これで海底の邪魔者も消えた。アマギ、報道班に連絡、テレビ、新聞、ラジオでニュースを流すよう要請してくれ」

 が、アマギが受話器を取り上げたところへ、再びマナベ参謀がやってくる。
 マナベ「ちょっと待った、例の子供からまた連絡があってね、ウルトラ警備隊がやっつけたのは、ノンマルトではなく怪獣ガイロスだと言うんだ」
 キリヤマ「なんですって、するとまだノンマルトは……」
 マナベ「その子の言によれば、ノンマルトは遂に原潜グローリア号で地球攻撃を開始することになっている」
 キリヤマ「グローリア号?」
 アマギ「2ヶ月前、太平洋湾(岸?)で行方不明になったイギリスの原子力潜水艦です」

 ダンは、電話を逆探されて真市少年が防衛軍の隊員たちに捕まっている頃だと知ると、ひとり、ヘルメットを抱えて作戦室を飛び出す。

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 真市少年は、浜辺で隊員たちに捕まりそうになるが、岩陰に隠れたノンマルト人がひょこっと顔を出し、隊員たちにビームを浴びせて気絶させる。

 その後にダンが駆けつけるが、水面にグローリア号が浮上する。

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 たくさんの小さな砲塔が並んで、それが水車のように回転しながら連射するグローリア号。

 海辺の漁村はたちまち火の海となる。

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 原潜の中のノンマルト人たち。胎児のようなぬめっとした肌なのだが、妙に可愛いんだよね。

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 ダン、岩場でセブンに変身しようとするが、目の前に真市少年が現れる。
 ダン「君ぃっ」

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 真市「ノンマルトは悪くない、人間がいけないんだ。ノンマルトは人間より強くないんだ。攻撃はやめてよ」

 少年の言い方では、ダンがセブンであることは知っているようだ。

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 ダン、(人に見られているとやりにくいので)場所を変えて「ジュワッ」しようとするが、いつの間にか少年がその前に移動していた。

 真市「やめて、やめてーっ」
 ダン「くっ……」
 真市「ウルトラ警備隊のバカヤローっ!」

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 ダン「真市君、僕は戦わなければならないんだ!」
 真市「バカヤローっ!」

 少年は怒りの形相でオカリナを岩に叩き付ける。粉々に砕けるオカリナ。

 ダンは一瞬躊躇するが、結局「ジュワッ」する。

 セブンが復活したガイロスと取っ組み合っている間に、ハイドランジャーが逃げるグローリア号を追跡し、簡単に撃沈してしまう。

 それだけならまだ良かったのだが、

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 キリヤマたちは更に進んでノンマルトの海底都市を発見してしまう。

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 キリヤマ「もしノンマルトの侵略基地だとすれば放っておく訳にはいかん、我々人間より先に地球人がいたなんて……いや、そんなバカな、やっぱり攻撃だ

 キリヤマ、上司に相談もせず、勝手に決めちゃう。

 ハイドランジャーから何発もの魚雷が発射され、海底都市はノンマルト人の生き残りと共に海の藻屑と消える。

 「ウルトラマン」の第2話で、バルタン星人20億3000万人(!)を皆殺しにした時以上に、実に後味の悪い「勝利」であった。
 しかし、一緒に乗っていたアンヌがそれを全く止めようとしないと言うのはちょっと解せない気もする。

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 キリヤマ「ノンマルトの海底都市は完全に粉砕した、我々の勝利だ。海底も我々人間のものだ!」

 勝利に酔ってそう叫ぶキリヤマの笑顔が実に醜いものに見える……。

 アンヌ、ノンマルト人が全滅した後になって、多少暗い面持ちになる。

 セブンは、ガイロスをバラバラに切り刻んで殺すと、ダンの姿に戻る。

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 事件解決後、砂浜で臨時の休暇を楽しんでいるフルハシたち。

 だが、ダンとアンヌだけ、浮かない顔をしていた。

 ダン(真市君の言ったとおり、ノンマルトが地球の先住民で、もし人間が地球の侵略者だったとしたら……)

 「侵略者の手から地球を守る宇宙人」である筈の自分が、逆に侵略者(現在の地球人)の手助けをしているのではないかと言う想像が、ダンを果てしなく憂鬱にさせるのだ。

 その時、遠くの岩場に真市少年が立って、「ウルトラ警備隊のバカヤローっ!」と叫ぶ。

 ダンとアンヌは直ちに立ち上がって少年に向かって全力疾走する。

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 だが、二人が岩場の向こうを覗くと少年の姿はなく、代わりに中年女性が花を供えているところだった。
 ダン「失礼ですが、海底開発センターの遺族の方ですか」
 女性「いいえ、この土地に避暑に来て子供を亡くしたもので……もう2年になりますわ、今日が命日だものですから」

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 何気なく岩に刻まれた文字を見て、二人は愕然とする。

 そこには「真市 安らかに」とはっきりと記されていた。

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 激しいドラムが鳴り響き、ダンとアンヌの驚き顔や、岩に砕ける白い波が交互に映し出される。

 女性「海の大好きな子でした。私も海のように広い心を持った男の子に育って欲しいと毎年ここへ連れてきていたんです」

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 ナレ「2年前、この海で死んだ少年の魂が、ノンマルトの使いとなってやってきたのでしょうか、それにしてもノンマルトがほんとに地球の先住民だったのかどうか、それは全てが消滅してしまった今、永遠の謎となってしまったのです……」

 あくまで美しい海の映像に、淡々とナレーションが被さる。

 真市少年は、一度死んだが、ノンマルトの科学力によって水棲人として新たな命を授かったのだろうか?
 それとも、本当に幽霊だったのか?

 と言う訳で、何度見てもずしんと重いものが心にのしかかる名作でありました。


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コメント

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

影の王子様
>マナベ参謀が駐在しているにも関わらず、キリヤマが独断で海底都市まで攻撃したのが疑問です。
>敵の「殲滅」まで「一任」されているのかもしれませんが・・・

さすがに乱暴ですよね。ペガッサ市の時とはえらい違いです。

>本作で評価すべきは、謎を謎のまま終わらせるシナリオの巧みさだと思うのですが?
>本作と「怪獣使いと少年」は不必要に考察され過ぎな気がします。

私には深い考察をする頭もないので安心です。

Re:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

キリヤマ隊長の目つきがいつもと違うように見えるのは、私だけでしょうか?セブンの作品は、怪獣(あるいは宇宙人)=侵略者とは単純に割り切れないですね。決して子供向けではなく、大人も考えて欲しい作品なのではないでしょうか?

Re:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

否定の「ノン」+闘いの神「マルス」→ノンマルト
というネーミング・センスが最高ですよね。

第1期ウルトラ三部作のネーミングは秀逸です!

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

ふて猫様
>キリヤマ隊長の目つきがいつもと違うように見えるのは、私だけでしょうか?

キリヤマ隊長、エピソードによって言うことがコロコロ変わりますね。

>セブンの作品は、怪獣(あるいは宇宙人)=侵略者とは単純に割り切れないですね。決して子供向けではなく、大人も考えて欲しい作品なのではないでしょうか?

そうですね。勧善懲悪の枠に収まらない深いストーリーが、今でもこの作品が愛される理由のひとつでしょう。

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

影の王子様
>否定の「ノン」+闘いの神「マルス」→ノンマルト
>というネーミング・センスが最高ですよね。

う……、そう言う意味だったんですね。うん十年生きてきて、初めて知りました。

ところで、長々続けてきた「セブン」も、あと5本くらいで終わりにしたいと思ってます。その次は「A」にしようかな、と……。

ノンマルトの戦略とは?  

果たしてノンマルトには戦略があったのでしょうか?
奪ったグローリア号と怪獣ガイロスしか戦力が無いのだから
自分なら「予め宣戦布告し、ある程度のダメージを与えてから和平に、不可侵条約を結び」ますね。

あと、ノンマルトはどこまでダン=セブンと知っていたのでしょうか?
彼らにしたら、セブンまでが自分たちを攻撃してきたのが誤算だったかも?

Re:ノンマルトの戦略とは?(07/03)  

影の王子様
>果たしてノンマルトには戦略があったのでしょうか?
>奪ったグローリア号と怪獣ガイロスしか戦力が無いのだから
>自分なら「予め宣戦布告し、ある程度のダメージを与えてから和平に、不可侵条約を結び」ますね。

セブンがいなくても、強力なウルトラ警備隊にはまず勝てませんからねえ。
最後に都市を発見されたのは誤算で、最初から威嚇攻撃のつもりだったのかもしれません。

Re:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

そういえばセブンが作品になってから50年が経つのですね😅アンヌの色気も色褪せていませんね😍

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

ふて猫様
>そういえばセブンが作品になってから50年が経つのですね

そうですね。考えたらめちゃくちゃ昔の作品なんですよね。

キリヤマのスピンオフ作品希望  

>キリヤマ「海底も我々人間のものだ!」
「綺麗なお姉ちゃんもみんな我々のものだ!」
その夜、ネオンの街にくり出してキリヤマはそう叫んだと言う(言いません)・・・

「隊長は「出動」としか言わないのですか?」
上原先生の文面によく登場する橋本洋二P(「セブン」では途中参加でノンクレジット)
の初登場のお言葉・・・
「ただ単に「出動」と書くのではなく、そのキャラクターのその時の気持ちまで考えて書け」
だそうですが・・・?

もしかするとこの日のキリヤマは(橋本Pの言葉の例えのとおり)奥さんと喧嘩して
むしゃくしゃしていて、「つい」ノンマルトを虐殺してしまったのかもしれません
(そんなわけあるか!)

「カイジ」のスピンオフ作品「中間管理職トネガワ」(面白いです)のキリヤマ版が観たい!

Re:キリヤマのスピンオフ作品希望(07/03)  

影の王子様
愉快なコメントありがとうございます。

キリヤマって歴代隊長の中ではかなり優秀な方だと思いますが、結構めちゃくちゃな言動が見られますよね。

「ウルトラセブン」の世界でも  

>キリヤマ「報道班に連絡、テレビ、新聞、ラジオでニュースを流すよう要請してくれ」
「ウルトラセブン」の世界でもマスコミは当然存在するので、「ノンマルト殲滅」のニュースは
読〇新聞や産〇新聞だと
「よくやったキリヤマ隊長!人類の大勝利!邪悪な侵略者を許すな」みたいな社説になり
毎〇新聞や朝〇新聞だと
「驕るなウルトラ警備隊!なんでも侵略者と決めつけていいのか?」みたいな社説になりそう?
特に朝〇新聞だとろくすっぽ調べもしないで「ノンマルトこそ真の地球人」と書きたてるかも?

Re:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

初めまして。

M78星雲では地球人の事を、ノンマルトと呼んでいる・・・待てよ、一応セブン上司に聞いてみよう。ウルトラマンなんか2万年も生きてるんだから、なんか知ってるかも?

セ:あの~観測員340号っす、お疲れさんです、すんませんノンマルトって地球人っすよね~?

上:おまえは何を言ってるんだ、ノンマルトを護る傍ら、観測する目的で、地球に出張させてるんだぞ!寝ぼけてんのか!

セ:ひ~怒られちゃった、ウルトラマンに聞いてみよう・・・
あの~ウルトラさん、ノンマルトって・・・ry

ウ:そうだ、俺なんかノンマルトを護って、一回死んじゃったんだぜ~お前は寝ぼけ・・・

ややこしいですね(笑)

ところで、真市くんのお墓ですけど、そこらの石に俗名書いて「やすらかに」って、犬っころの墓じゃあるまいし、岩場に埋葬許可は出るのか?ちゃんと墓地に埋葬してないから化けて出たとか?

変なトコ突っ込みすぎで申し訳ありません。

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第42話「ノンマルトの使者」(07/03)  

おっさん様
>初めまして。

はじめまして。コメントありがとうございます。


>M78星雲では地球人の事を、ノンマルトと呼んでいる・・・待てよ、一応セブン上司に聞いてみよう。ウルトラマンなんか2万年も生きてるんだから、なんか知ってるかも?

確かにややこしくなりますね。ノンマルトと言う呼び方だけじゃなくて、写真も見せて聞かないと埒が明きませんね。

>ところで、真市くんのお墓ですけど、そこらの石に俗名書いて「やすらかに」って、犬っころの墓じゃあるまいし、岩場に埋葬許可は出るのか?ちゃんと墓地に埋葬してないから化けて出たとか?

そう言えば雑なお墓ですね。

まぁ、あれは死んだ場所に作った慰霊碑みたいなもので、お墓は別にちゃんとあるのかも知れませんが。

「ねー金ちゃん、人類ってさぁ・・・最初から地球にいたのかな?」

>≧二人が校舎から出てくると、子供たちが文字通りポインターに群がっていたが、さすがにこれはやり過ぎだろう。ダンがショックガンで全員撃ち殺したのも頷ける(註・嘘です)。

>ダンがショックガンで全員射殺したらセブンの世界のマスコミは「動機は専用車に子供が群がってたので威嚇しようとした」と報じるのではなかろうか?と想像しますね。

その後の〝学校を出たポインターが村の中を走っていると、急にアンヌが「ストップ!」と叫ぶ→ダン「どうしたの?」アンヌ「あの子だわ」″からアンヌと真市くんのやりとりでかかるBGMは「帰ってきたウルトラマン」の「ふるさと地球を去る」でマットガンを手にしたジャミっ子と郷さん・南隊員のやりとりで流れた音楽なので、この作品の劇伴を流用したのか・・・と感じました。

>≧ダン『ノンマルト……僕の故郷M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。ノンマルトとは人間のことだ……だが、確かに少年はノンマルトと言った。それはどういう意味だろう?人間でもないノンマルトがいると言うのだろうか?

>「ウルトラセブンの帰還」の「第4部・ウルトラセブンの帰還」によると演出を手掛けた満田かずほさんとシナリオライターの金城哲夫さんの「地球人は昔から地球にいたのか?」という何気ない会話から生まれたのが「ノンマルトの使者」だそうですが、ダンの「僕の故郷、M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。ノンマルトとは人間のことだ……だが、確かに少年はノンマルトと言った。それはどういう意味だろう?人間でもないノンマルトがいると言うのだろうか?」というモノローグには、このエピソードの由来である金城さんと満田さんの〝「昔から地球人は地球にいたのか?」という何気ない会話から生まれた疑問″が込められているように感じますね。

>≧キリヤマ「もしノンマルトの侵略基地だとすれば放っておく訳にはいかん、我々人間より先に地球人がいたなんて!?……いや、そんなバカな、やっぱり攻撃だ!」とキリヤマは上司に相談もせず、勝手に決めちゃう。ハイドランジャーから何発もの魚雷が発射され、海底都市はノンマルト人の生き残りと共に海の藻屑と消える。

>ここでも「最初から人類は地球にいたのか?」というこのエピソードの命題が出ますが、「我々人間より先に地球人がいたなんて!?……」と自問自答するキリヤマ隊長のセリフを見て視聴者は「キリヤマ隊長も防衛軍の隊長として苦悩したのではないか?」と感じたのか気になるところです。

シナリオでは「もし宇宙人の侵略基地だとしたらほっとくわけには行かん…」というキリヤマ隊長のセリフは内心の声(モノローグ?)として描かれていますが、「海底は我々のものだ!これで海底開発の邪魔をする者はいないだろう!」という隊長の演説をビデオシーバー越しに見ていたダンの『真市君の言ったとおり、ノンマルトが地球の先住民で、もし人間が地球の侵略者だったとしたら……』というモノローグが流れる場面があるそうですが、もしこのエピソードが「もし人間が地球の侵略者だったとしたら……」というダンのモノローグで終わっていたらどうなっていたでしょうね。

なお、平成期にオリジナルビデオとして製作され「平成ウルトラセブン」と呼ばれるシリーズでは「キリヤマ隊長のノンマルト海底都市への攻撃に対する裁判」が描かれる予定があったものの中山昭二さんが撮影直前に死去されたために立ち消えになったそうです。

Re: 「ねー金ちゃん、人類ってさぁ・・・最初から地球にいたのかな?」

長文コメントありがとうございます。

>「我々人間より先に地球人がいたなんて!?……」と自問自答するキリヤマ隊長のセリフを見て視聴者は「キリヤマ隊長も防衛軍の隊長として苦悩したのではないか?」と感じたのか気になるところです。

ま、どう考えても苦悩してませんよね。

> なお、平成期にオリジナルビデオとして製作され「平成ウルトラセブン」と呼ばれるシリーズでは「キリヤマ隊長のノンマルト海底都市への攻撃に対する裁判」が描かれる予定があったものの中山昭二さんが撮影直前に死去されたために立ち消えになったそうです。

そうなんですか。残念でしたね。

No title

> 少年、首の下を砂に埋めた女性の前まで来ると、少し首を傾げる。

少年の脚が開いて映るというのは、普通は美女の脚なのですが、あえて少年で、脚の間が菱見百合子ってのは、あるいは007のパロディかもですね。こういう演出は、実相寺監督が好きそうです。これは満田監督ですが。

>うーん、ここは「がっかりワンピース」ではなく、是非、際どいビキニにチャレンジして、全国の青少年を
悶えさせて欲しかったところだ。なんなら、全裸でも構いませんよ

でも視聴者も、この数年後にアンヌが成人映画に出演しちゃうなんてたぶんみな想像していなかったのでしょうね。

>ポインターが校庭に入ってくると、鉄棒などをして遊んでいた子供たちが物凄い勢いで集まってくる。

このシーンでは、鉄棒をしている女の子のパンツが思いっきり見えていますね。「レオ」10話といい「帰ってきた」45話といい、この種の犯罪的なシーンにはこと欠かない時代です。このあたりNHKから放送される4Kでは、よりクリアに見えるのでしょう。私が見たDVDは、やや画面が暗い。

うーん、けっきょくこういうコメントしかできませんね。すみません。

Re: No title

> うーん、けっきょくこういうコメントしかできませんね。すみません。

いえいえ、Billさんがお相手してくださるので、最近この手のシーンをあまり怖がらずに貼れるようになりましたので、ありがたいです。

それでもやっばり「俺たちは天使だ」のアレは無理ですけど。

血も涙もねえや

ノンマルトはまず子供をメッセンジャーに使わず、まず自分の言葉で人類に抗議しましょうや、「子供」という反論しづらい相手を矢面に立ててのお涙頂戴作戦なら見事なもんですが
だいたいノンマルトの言い分を信じるとすると、地球人はどこから来たんでしょうか
仮に宇宙から来たんだとするとこの世界での原始人の化石や縄文人とかの遺跡はいったい何なのかという話になってノンマルトの主張の信憑性に疑問符が付きますし、地球の内陸部から勢力を広げてノンマルトを海に追いやったのだとすると・・・あれ、これって要するに生存競争に負けただけ?

ちなみにOVの「平成ウルトラセブン」では数万年前に宇宙船がビームでノンマルトを攻撃している映像をフルハシが見せられていましたが、そんな科学力があんならウルトラセブンに過労死寸前まで頑張って貰わなくて済んでるよなあという話です(侵略した側の科学力が衰退するってどういうこっちゃ)
ちなみに以前どっかで見た仮説として、宇宙人の攻撃を受けてノンマルトが海底に逃げた後、氷河期が来て宇宙人が撤退し、その後に地球人が今の姿に進化したためノンマルトは地球人は侵略してきた宇宙人の子孫だと勘違いしている、なんてのがありました

・・・なんかノンマルトについては深く考えないであげたほうがよさそうです
うん、謎のままでいいんですよきっと

Re: 血も涙もねえや

> ちなみにOVの「平成ウルトラセブン」では数万年前に宇宙船がビームでノンマルトを攻撃している映像をフルハシが見せられていましたが、そんな科学力があんならウルトラセブンに過労死寸前まで頑張って貰わなくて済んでるよなあという話です(侵略した側の科学力が衰退するってどういうこっちゃ)

まあ、あれは後付ですからねえ。

「鉄腕アトム」第84話

1964年8月29日放送「イルカ文明の巻」視聴率40%超え

強欲な業者の海底開発がドルフィン族の領域を犯し、戦争になる。
戦うことを躊躇したアトムが身を挺して戦争をとめて、めでたしめでたし。
(太字が手塚治虫のアドバイス)

ペダン星人との和平交渉をしたダンがノンマルトと戦うことを躊躇しなかったのは
先に海底センターを爆破したノンマルトの落ち度なんだろうか?

Re: 「鉄腕アトム」第84話

鉄腕アトムは全然見たことないですが、さすが手塚先生ですね。

セブン第42話「ノンマルトの使者」について

こんばんは。
これは「セブン」いえウルトラシリーズの一番の問題作ですね。地球の先住民・ノンマルトが居住地である海を守る為に侵略者である人間に攻撃をしてくる話。
もし人間が宇宙からの侵略者だったとしたら、何故文明が衰退してしまったのか?恐らく、チャンスを窺っていた内部の穏健派が侵略派の隙をついて彼らを一掃。勝利した穏健派は過ちを繰り返さない為にそれまでの文明を破棄して一からやり直した・・・・・・。
だとしたら、ノンマルトは文明を無くした人間達と和解して共存している筈なんですけど?
人間の少年を使者に選んだという事は、全ての人間が敵では無いという事を把握しているという事。海の居住地を荒らされたくないのだったら、一般人の少年を使者にするよりも自分達の存在を示して直接訴える方が効率が良いのは分かる筈ではないですか?

実のところ、私はあの連中をノンマルトと思っていません。人間は海底開発の準備を始めただけで、ノンマルトの居住地に危害を加えた訳ではありません。
ノンマルトを名乗る連中は何をしたという訳でも無い海底開発のスタッフ達を殺害し、明確なコミュニケーションを取る為に真市少年の身柄を確保しようとする地球防衛軍の隊員達を殺害し、挙句の果てには何の関係も無い一般の町々を破壊しました。そこに住む何も知らない多くの善良な人々、子供達や赤ちゃんも犠牲になった事でしょう。
ノンマルト(?)は爆弾や火器のような兵器は所持していないようですが、暗躍により兵器を奪ったり、ガイロスのような生物兵器を生み出す技術は持っています。セブンの加勢が無ければウルトラ警備隊も危なかったかもしれません。
コミュニケーションも取らずに一方的な殺戮を繰り返す以上、ウルトラ警備隊はノンマルト(?)を殲滅せざるを得なかったのです。

仮に過去の人間がノンマルトを滅ぼした事実があったとしても、過去は過去。セブンは今現在の善良な人々を守っているのであって、侵略者を守っているのではありません。
ただ、その純な心をノンマルトを名乗る連中に利用されたと思われる真市くん(の霊)は可哀そうだと思いますけど。

Re: セブン第42話「ノンマルトの使者」について

長文コメントありがとうございます。

でも、ノンマルトはかつて人間に地上から追い払われた過去がありますからねえ。

地球人の行動に過敏になっていたとしても不思議はありません。

それに、地球人同士の戦争を見ても、地球人がこの上なく残酷な生き物であることが分かっていたでしょうし、結果的に、我が身を持ってそれを味わうことになったと思えば、一方的にノンマルトを責める気にはなれません。

No title

正直ノンマルトは単なる侵略者で良かったと思います。
だって何の警告も無しに海洋開発センターを先に攻撃したのはノンマルトの方ですし、実際本編を見てもあの少年は侵略者であるノンマルトが地球侵略のための屁理屈を作るためにでっちあげた幻にしか思えませんでした。
なんというか無理やり地球人を悪者にしている感じがしました。
もし使者たる少年の存在が無かったら、侵略者ノンマルト退治譚になっていたでしょう。
zura1980はどう思いますか。

No title

zura1980さんは平成ウルトラセブンは見たことあるんですが。あと他にこのブログで紹介している特撮作品以外でどんなものを見ていますか。全部教えてほしいです。

Re: No title

いや、そうしたら全然深みのない話になってたと思います。

Re: No title

平成は多少見てますが、種類が多いので良く分かりません。

全部って言われても……いろいろ見てるとしか言いようがありません。

No title

そうですか。分かりました。では第1話から最終回まで全部見た作品だけでいいので教えてもらえませんか。

No title

自分がこの話で不満なのはどう考えてもノンマルト側にも比があるのに地球人の方が一方的に悪者みたいに描かれているところです。
zura1980さんはどう思いますか。

Re: No title

いや、ですから、数え切れないほどあるんで書けません。

Re: No title

まあ、地球人が実は侵略者だったと言う、価値観の転換を狙ったシナリオなので、仕方ないんじゃないですか。

ライスカレー2杯、レーズンとパイン缶

「カレーライス2皿に、干しぶどう、パイナップルの缶詰、メシは旨いし、海は綺麗だ。交通地獄の地上とはおさらばして、このまま海底人間になりたいよ」
管理人、カマタが世にも幸せそうに言う昼食のメニューを自分でも試してみたいと前から思っているのだが、なかなか実現しない。

ライスカレー2杯にレーズンとパイン缶・・・実現したら面白いでしょうね。
レビューでは触れていませんが、ウルトラセブンの帰還によると「相手だってお前さんのことを人間バーベキューにして食べちゃいたいと思っているかも知れないぞ」と言う台詞があることと、それに関連して?カマタさん役の二瓶さんが後にサッポロポテトバーベQ味のCMに出演したことをコラムで触れていますが、二瓶さんがどんな演技をされているか現物を見てみたいですね。

Re: ライスカレー2杯、レーズンとパイン缶

> ライスカレー2杯にレーズンとパイン缶・・・実現したら面白いでしょうね。

なんか昭和の香りのするメニューだと思いました。

> レビューでは触れていませんが、ウルトラセブンの帰還によると「相手だってお前さんのことを人間バーベキューにして食べちゃいたいと思っているかも知れないぞ」と言う台詞があることと、それに関連して?カマタさん役の二瓶さんが後にサッポロポテトバーベQ味のCMに出演したことをコラムで触れていますが、二瓶さんがどんな演技をされているか現物を見てみたいですね。

レビューを書いた時点ではご存命だった方が亡くなるのは寂しいものです。

No title

①改めてこの回を見たんですがノンマルト(を名乗る勢力)側の行動には問題しかありませんね。

・適切な経路での情報伝達を行っていない(一般回線で電話って…)

・真の姿を出さずわざわざ地球人の子供の姿で現れる(ペガッサ星人などは誰が見ても宇宙人なので発言に信憑性があった。また地球防衛軍自体が宇宙人やそれに類する存在に排他的・攻撃的でもなかった。サイダーまで飲ませていた。)

・脅迫めいた内容をほのめかす

・あまりにも早い対話路線の放棄

・怪獣(ガイロス)という脅威となる物品の持ち込み

・民間の施設、人間への(グローリア号による)攻撃行動(超えてはいけないライン)

・反撃が容易に想像される武装組織(地球防衛軍)への敵対行動

②ガイロスですがスーツにはTV放送版とは違うNG版の頭部が存在していて、それはスチール写真で確認する事ができます(大怪獣バトルというゲームのカードのイラストはNG版の方の頭部になっています)。

ちょうどピクシブにNG版の頭部のガイロスのイラストがあるので見れるようにしておきます。
https://www.pixiv.net/artworks/80896260

上のイラストを描いた人が描いたTV放送版のガイロスのイラストもあるので比較してみてください(頭部以外はほぼ同じ構図なので違いが分かりやすいと思います)
https://www.pixiv.net/artworks/80869938

それから大怪獣バトルのガイロスのカードがメリカリに出品されていて画像があるのでそちらも見れるようにしておきます。
https://jp.mercari.com/item/m19390249965

Re: No title

> ①改めてこの回を見たんですがノンマルト(を名乗る勢力)側の行動には問題しかありませんね。

そうですね。

> ②ガイロスですがスーツにはTV放送版とは違うNG版の頭部が存在していて、それはスチール写真で確認する事ができます(大怪獣バトルというゲームのカードのイラストはNG版の方の頭部になっています)。

わざわざリンクありがとうございます。

ノンマルトの真相

平成セブンでは、この真相がオメガファイルに入っていたことが明かされます。
キリヤマ隊長はこれを外部に漏らそうとして、防衛軍上層部に暗殺されましたが、これは1999最終章6部作への出演を快諾していた中山昭二さんが1998年12月1日に肺炎で死去したために、こういう展開になりました。

Re: ノンマルトの真相

> キリヤマ隊長はこれを外部に漏らそうとして、防衛軍上層部に暗殺されましたが、これは1999最終章6部作への出演を快諾していた中山昭二さんが1998年12月1日に肺炎で死去したために、こういう展開になりました。

そうなんですか。平成セブンって、一通り見てる筈なんですが、全く記憶にないです。

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