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「仮面ライダーBLACK」セレクション 第30話「暗殺者にアロハ!」

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 第30話「暗殺者にアロハ!」(1988年5月8日)

 「BLACK」のレビューを始めた時に「単発エピソードの退屈さにウンザリさせられる」と言うようなことを書いたが、この中盤の28話~33話あたりがまさにそれに該当する凡作が連打された時期に当たっている。35話で遂に復活する宿敵シャドームーン登場までの「つなぎ」のような感じを受けるのである。

 それでも、この30話には久しぶりに光太郎の盟友・滝竜介が戻ってくると言う意味で、取り上げる価値はあると思うので取り上げた。

 さて、ハワイのカウアイ島(勿論、ロケではなく、国内のそれっぽいところで撮影してるだけ)、涼風の吹く夜に、椰子の木の並木道を魅入られたような足取りと表情で歩いている、うら若き美女ラナの姿があった。

 その前に青い稲光と共に現れたのは、ゴルゴムの神官バラオム。

 ラナは既に催眠状態にあるのか、バラオムの姿を見ても驚かない。

 バラオム「ラナ・カウアイ、お前の力を見せて貰おう」
 バラオム、胸の赤い宝石から光を放ち、ラナが胸に下げている同じようなペンダントに注ぐ。

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 次いで、バラオムが上空から無数のバッタを招き寄せると、ラナは両手を広げ、体から金粉のような物を放出する。

 その粉は、バッタと触れると次々と閃光と爆発を起こし、たちまちバッタの大群を死滅させてしまう。

 バラオム「見事だ、ラナ、お前こそ我らが探していた娘!」

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 ちょうどそこへ、ラナを探しに来たラナの祖父(加地健太郎)が出てきて、
 「ワシの孫娘に何をする気だぁっ!」と、吠える。

 が、バラオムは電撃を放って祖父を黙らせる。

 バラオム「ラナ・カウアイ、その力を我がゴルゴムの為にふるうのだ」

 そして舞台は日本へ移るのだが、管理人、てっきり祖父がこの後も登場するものだとばかり思っていたが、これっきり出てこなかったので拍子抜けする。

 折角、「悪魔元帥」こと加地健太郎さんを招きながら、出番が1シーンだけと言うのは失礼ではないか。

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 それはともかく、光太郎、ラナの乗っている車が蛇行運転しているのに出くわす。
 助けを求めるラナの声に、光太郎はバイクを加速させる。

 運転手が突然、意識を失ったらしい。やがて車は路肩に突っ込むようにして停まる。

 光太郎「君、大丈夫か?」

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 顔を上げたラナ、良く見れば、「杜のスッポン黒酢」でお馴染みの、田中美奈子さんだった。

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 すかさず、イカ怪人と言う、実にシンプルなネーミングの怪人が出てきて、ラナを連れ去ろうとする。

 名前は潔いほどシンプルだが、造型はいつもながら素晴らしい。

 光太郎がBLACKに変身して戦っていると、上空のセスナから飛び出し、パラシュートで降下してきた人物がいた。空中で、サブマシンガンをぶっ放し、BLACKを援護する。

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 そう、16話以来の登場となる、インターポールの滝竜介(京本政樹)であった。

 二人の活躍でラナを取り戻すことが出来たが、怪人には逃げられる。

 BLACK「あなたは……滝さん、滝竜介さん!」
 滝「よう、仮面ライダーBLACK」

 ゴルゴムの神殿。

 三神官、ラナの拉致に失敗してさぞ悔しがってるだろうと思いきや、逆に上機嫌であった。

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 ビシュム「どうやら獲物は罠に掛かったようですわね」
 バラオム「ハワイのカウアイ一族の娘には代々神秘の力を持っていると伝えられている」
 ビシュム「ハワイがバッタの大軍に襲われ、全滅の危機にさらされた時、神秘の力でバッタを退治したのは、ラナのほんの五代前の先祖……」
 ダロム「その力を利用し、仮面ライダーを倒すのだ」

 そう、彼らはラナをあえて光太郎のところへ送り込み、そのバッタに対する特殊な力でバッタ怪人であるBLACKを倒そうと考えているのだ。

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 ラナ、とりあえずホテルの一室に連れて行かれ、光太郎と滝に守られていたが、
 「怖い、私、怖い! 竜介、ヘルプミー! 私、帰りたい、ハワイに帰りたい」

 カタコトの日本語で訴えるのだった。

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 その後、ひとりで鏡台の前に座っていると、胸の宝石が光り、鏡の中にバラオムが現れ、「ラナ、お前は暗殺者だ。ターゲットは南光太郎」と囁きかける。

 その途端、ラナの表情がガラッと変わる。

 バラオムは、赤い宝石によってラナを操っているらしい。
 ラナ、二人の前に戻ってくると、

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 ラナ「ノー! 私、ハワイに帰りません!」

 まるで別人のように明るくなって、さっきと180度違うことを言い出す。

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 滝「ラナ、僕は君のおじいさんのタロウに頼まれて、君を追ってきたんだ。タロウは……」
 ラナ「ノー! 日本はタロウおじいちゃんの生まれた国よ!」

 ついさっきまでハワイに帰ると叫んでいたのにこの豹変、だが、何故か二人はそのことを全く気にしないのであった。ま、滝はラナがゴルゴムに取り込まれていることを知っているからともかく、光太郎が何の反応も示さないと言うのは、どう考えてもおかしい。

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 ラナ「私、ミス・ハイビスカスに選ばれました。親善使節として日本に招待されたのです。とてもラッキーです!」

 ホテルから出て、そんなことを話すラナ。

 着物姿の女性を写真に撮ったり、泣いてる女の子をあやしたりするラナを見て、

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 光太郎「まるで怪人のことなど忘れてるみたいだ」
 滝「光太郎君、ラナはミス・ハイビスカスとして招待されたんじゃない、ゴルゴムによって送り込まれたんだ」
 光太郎「えっ?」

 滝、あっさりとネタばらしする。

 光太郎「今の彼女がほんとのラナです。僕はそう信じます」
 滝「ラナが悪魔に魂を売り渡したとしたら?」
 光太郎「僕は彼女を守ります。僕が憎むのは悪だけです。人間じゃありません!」
 滝「そいつを聞きたかったよ」

 などと話していると、いつの間にかラナが歩き出し、そして忽然と姿を消してしまう。

 滝はインターポールの追跡装置を光太郎に渡し、二手に分かれて彼女の行方を捜す。

 色々あって、競技場のようなところで光太郎はラナを発見する。
 変身して、イカ怪人と戦う光太郎であったが、バラオムに操られたラナがあの特殊な力を使う。

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 バッタを滅ぼす金粉がBLACKの体にまとわりつき、激しくスパークする。

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 イカ怪人がトドメを刺そうとするが、背後から金色の光が飛んで来て、イカ怪人の邪魔をする。

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 無論、それは、三神官の作戦を妨害せずにはいられないビルゲニアであった。

 ビル「仮面ライダーBLACKはこの剣聖ビルゲニアが倒す!」

 別にどちらの肩を持つ訳ではないが、はっきり言ってこのタイミングでの割り込みは、「ピル、空気読もうよ~」とやんわりたしなめたくなる。

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 が、そんなことは気にしないビルは、なんとかのひとつおぼえ、「ビルセイバー・ダークストーム」でBLACKを攻撃する。

 そんなことをしている間に、ラナが正気を取り戻し、ひとりでその場から逃走する。

 倉庫の隅に隠れ、空を飛んで捜索する三神官の目を逃れようとするラナ。

 滝、追跡装置のスイッチを入れて、光太郎に応援を求めるが、

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 追跡装置がピーピー鳴ってランプが赤く点滅するのを見ても、森の中を彷徨っていた光太郎は「これはなんだ? ここで何をしているんだ?」と、このクソ忙しい時に暢気に記憶喪失に陥っていた。

 これはいつもの管理人の嘘ではなく、ほんとに記憶喪失になっちゃってるのである!

 うー、鷺山京子さんのシナリオは嫌いじゃないが、さすがに今回はNGです。

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 しかも、ほどなく現れたビルゲニアに襲われ、「見付けたぞ、今日こそトドメを刺してやる!」と迫られると、(改造人間! そうだ、俺は改造人間、南光太郎!)と、あっさり記憶喪失から快復してしまうのだ。

 光太郎を記憶喪失にした意味が全くない。

 光太郎、BLACKに変身してビルと戦う。
 一方、ラナは三神官に見付かるが、滝が駆けつけ、懸命に彼女を守ろうとする。

 BLACK、ロードセクターで倉庫へやってくる。

 色々あって、ラナのペンダントを滝が壊した為、ラナはバラオムの支配から脱する。
 そしてBLACKがイカ怪人を倒し、事件は無事解決するのだった。

 ラスト、ラナを連れてハワイに向かう滝を見送る光太郎。
 光太郎(忘れません、滝さん、ありがとう)

 今回は、無駄に戦闘シーンが長くて退屈だった。その癖、最後の光太郎と滝の別れなど、時間を割いて描くべきところは、いやにあっさり片付けてるんだよね。

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 ナレ「だが、この時既に、改造人間・南光太郎の運命を大きく変える出来事がまさに起ころうとしていたのである!」

 最後にナレーターが、宿敵シャドームーンの出現を予感させつつ、終わりです。

 いやがうえにも期待は高まるのだが、実際にシャドームーンが出てくるのはもう少し先である。


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コメント

Re[1]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第30話「殺人者にアロハ!」(07/20)  

影の王子様
>京本政樹さんの発言によると
>2回目の怪人(イカ怪人)が前回(ハサミムシ怪人)より怖くなくなってたので
>スタッフに尋ねたところ、「(怪人が怖いと)クレームがあった」とのこと。

そうなんですか。
イカはイカで十分怖いと思いますけどね。

それにしてもゲストは豪華なのになんでこんなに平凡な仕上がりになってしまうんでしょう。残念無念。

Re:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第30話「殺人者にアロハ!」(07/20)  

最近の仮面ライダーシリーズは技術は満点でも昔の様な情熱がちっとも感じられないのでやはり初代のBLACKは格別ですね。

バンダイナムコがスポンサーの特撮物ではゴルゴム三神官の様にステージボスの怪人を引き連れて負けると逃げ出す中ボスが居るのは当然ですが、ゴルゴム三神官の内綺麗でまともな顔しているのは女性で好井ひとみさんのビシュムです。

バラオムは身長178cmと長身ですが、岩の様にゴツゴツして短気な性格で、ダロムはリーダーで有りながら顔がキモイです。

この作品にも当時は子役だった本名陽子さんが好井ひとみさんと32話にてユキ役で共演なさいましたが、後にバトンタッチシステムであそこ迄巨大化して女の子に極大人気のアニメのプリキュアシリーズの初代プリキュアの美墨なぎさの声で出演するとは思いませんでした。

プリキュアシリーズは今や12代にバトンタッチして知らない女の子は居ませんし、幹部が現れてステージボスの怪物を連れて戦闘に突入して変身した時の色(桃は必ず主人公)と普段の学校生活で運動神経抜群+勉強得意+文武両道+両方苦手なドジによる4つのタイプは見ていれば必ず分かりますし、主人公は例え親が立派でも仲間や魔物と違い運動神経と学力は遺伝しない為に文武両道な優等生にはなれず、妖精にも敵を検知する臆病なセンサー+戦闘中に怪物に援護攻撃を仕掛けるKOFネスツ編ならではのストライカー+戦闘終了後にコレクションアイテムを生み出すクリエイターの3つのタイプが存在して、試練の山場となる中間地点で新しいアイテムは必ず入って正規の仲間もシリーズによっては入るかどうか決まるのと最終決戦に強行突入する為に自由行動も制限されて、絶対に回避不可能なクリスマスとこの2つだけは必ず存在してラストボスに普通の必殺技は無効化されて長期戦と化し地球全員の生き物による総合技なら一撃でKO出来て、どんな肉体的精神的な嫌がらせを受けても絶対に諦めないし、勝敗は「想いの力による気持ちの強弱」で決定されます。

又、プリキュアは文武両道でチームの大黒柱を務める優等生とチームメンバーの賢さで難易度も決まるので馬鹿が多いと劣悪な環境で苦労するし、逆に利口が多いと優良な環境による贅沢三昧で楽出来ます。

シリーズによっては大切な物を守る防衛戦は幹部が人間に化けてそれを身構えてダウン後の奮起で逆転して、幹部の挑発で怒り爆発して戦闘力も急上昇したり、チームのコミュニケーションが影響したり、妖精の号泣で敵幹部が急激に強くなったり、敵幹部が超獣化したり、魔法干渉により成功率が絡んだります。

現在の「キラキラプリキュアアラモード」では酸っぱい物と同じくPH5.5以下の虫歯(水+茶+牛乳等の体内にファイナルファンタジー4のタイダリアサンならではのダブル大津波を流して滝化出来る無味な飲食物なら全然平気)になり易い甘い御菓子が絡む為に今迄のパンチやキックによる物理攻撃は敵に無効化されるので「クリームエネルギー」と言う御菓子に含まれる「キラキラル」による力じゃ無いと掠り傷も付けられませんが、セーブポイントとなる本拠地は簡単に何処にでも移動可能です。

詳細はこちらの無料動画サイトで御覧頂ければ今迄見逃した殆んどのアニメとドラマが見れるので御理解頂けますよ。

http://freemovienavianime.blog.fc2.com/" target="_blank">http://freemovienavianime.blog.fc2.com/

Re[1]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第30話「殺人者にアロハ!」(07/20)  

クッカリス様
>最近の仮面ライダーシリーズは技術は満点でも昔の様な情熱がちっとも感じられないのでやはり初代のBLACKは格別ですね。

同感です。もっとも、最近のはほとんど見てないので何とも言えないんですが。

Re:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第30話「殺人者にアロハ!」(07/20)  

仮面ライダーにもビルゲニアやゴルゴム三神官等の幹部が登場して引き連れている怪人が負けるとワープして撤退する点はセーラームーンを塗り替えたプリキュアにも引き継がれています。

ビシュム役の好井ひとみさんは今、原監督の体幹によるトレーニングで急激に駅伝が強くなった青山学院の短期大学卒業されて、初代プリキュアの美墨なぎさ役の本名陽子さんが子役時代にユキと言う幼女と一緒に32話で共演されました。

好井ひとみさんと共演された本名陽子さん
https://ameblo.jp/honna-yoko/" target="_blank">https://ameblo.jp/honna-yoko/

あの時はプリキュアがHUGっと!にバトンタッチする迄巨大化するとは誰も本気にしませんでしたが、僕もスプラッシュスターから興味を持ち始めて見続けていたら戦闘で変身して怪物と戦う正式な仲間の学校生活での通知表に影響する4つのタイプと新しいアイテムが入手出来る試練の山場の中間地点と防御装置が完備されているラストボスの総攻撃が始まるクリスマスの他に良心が残っているモンスター扱いのNPCや敵幹部は撃破出来るか粛清されるか生存するかのどれかでシリーズによって関係する隠し要素も異なる事を勉強出来て図鑑化するのが面白くなりましてね。

好井ひとみさんも本名陽子さんの名前を出して僕が作成したプリキュア図鑑を渡せば愛読されると思います。

Re[1]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第30話「殺人者にアロハ!」(07/20)  

クッカリス様

情報ありがとうございます。お二人が、そんなところで共演されてたんですね。

No title

サブタイトルだけ間違ってます。「殺人者にアロハ!」の「殺人」ではなく、正しくは、「暗殺者にアロハ!」です。是非書き直して下さい。

Re: No title

直しときます。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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