FC2ブログ

記事一覧

「緊急指令10-4・10-10」セレクション 2~4話



 第2話「謎の火炎怪人」

 PDVD_020.jpg

 光ヶ岳(?)へ、それぞれバイクと自転車で遊びに来た三郎↑(湯原一昭)と吾郎の兄弟、離れた場所から無線で会話をしている。

 三郎「白雪姫はお昼寝中じゃないのか?」
 吾郎「家庭教師と言ったって避暑に来てるのとおんなじだからな」
 三郎「そう僻むなよ、だからこうして俺たちだって遊びに来たんじゃないか」

 彼らの会話によれば、白雪姫こと入江ナミ(牧れい)が、小さな女の子の家庭教師のため、その別荘へ行っているらしい。ナミは本職が家庭教師と言うことらしいが、実際に家庭教師として働いているのはこの2話くらいしかない。

 そうやって話してると、吾郎が別荘の方角から煙が上がっているのを発見する。三郎はバイクで現場へ急行するが、その途中、ナミからSOS無線が入り、別荘が火事になって女の子と一緒に中に閉じ込められていると助けを求める。

 三郎は逸早く現場へ着いて、中に入ろうとするが火勢が激しく、消防団員にも止められて中に入れず、焦る。

 三郎はここで「ナミ姉さん」と彼女のことを呼んでいるので、最初見たときは二人は実の姉と弟なのかと思ったが、実際は血縁関係ではない。

 うろうろしていると、別荘の持ち主で女の子の父親・洞門(穂積隆信)が駆けつける。三郎から二人が火の中に取り残されていると聞かされた洞門は、一旦車の中に入ると、裏口から密かに建物の中に入る。

 PDVD_021.jpg

 煙を吸って意識を失い、女の子上に折り重なっているナミさん。可愛い。

 PDVD_022.jpg

 洞門は何故か猛火も平気らしく、どんどん奥へ進んで彼女たちを発見し、右手に娘を抱き、強引にナミの体を背負い、左手で彼女のをしっかりと掴む。

 私は、この時ほど穂積隆信の左手になりたいと思ったことはない。

 こうして無事、二人は救出される。洞門は三郎に、自分が助けたとは決して言うなと口止めする。

 三郎はしかし、気になってそのことを毛利チームの仲間に話す。毛利(黒沢年男)は、燃え上がる宝石店の中で、平然と宝石を盗んで行った謎の人物の例を挙げ、洞門こそその男ではないかと睨む。

 調査すると、洞門はかなりの宝石マニアであることが判明する。

 PDVD_027.JPG

 ナミと三郎は、洞門の屋敷に制服姿で潜入するが、まんまと洞門に見付かる。このシーンはいつ見ても間抜けである。

 PDVD_023.jpg

 洞門「君たちは一体誰だ」
 ナミ「驚いたわ、何か物音がするから泥棒かと思ってきてみたんです」

 説得力ゼロの言い訳をするナミさん。

 洞門「泥棒は君たちのほうじゃないのか? 君たちを操っているのは誰だ」
 ナミ「とんでもない、あたしはただの家庭教師です」
 三郎「ぼ、僕はナミ姉さんの弟分」

 だからその制服姿じゃ、何言っても無駄だってば。

 洞門は二人を秘密の地下室へ監禁してしまう。

 仲間たちは行方不明になった二人を救おうとするが、地下室への入り口が分からず手も足も出ない。

 PDVD_024.jpg

 洞門は知り合いの科学者に耐火薬を作らせ、それを悪用していたのだ。

 ちなみに科学者役の伊藤久哉さん、「ウルトラセブン」の8話「狙われた街」に科学者役で出ていたが、それには穂積さんも刑事役で出てるんだよね。

 科学者は薬には平衡感覚が狂うと言う副作用があるから、頻用は危険だと忠告する。

 洞門は最後、高価な宝石を狙って建物に火を放ち、宝石を奪うが、待ち伏せしていた毛利チームに追われ、屋上からバランスを崩して転落し、死亡する。

 ナミたちも無事に救出される。ナミは父親が死んだ教え子の女の子のことを気遣うが、彼女は洞門の弟に引き取られると言う。

 勧善懲悪のラストなのだが、ナミは最初、洞門に火事の中から救い出されているわけで、言ってみれば命の恩人である。その辺り、ちょっと後味が悪い気がする。

 第3話「地底怪獣アルフォン」

 窃盗犯の次は、いきなり怪獣である。この節操のないバラエティ豊かなストーリーがこの作品の魅力である。魅力ではあるのだが、さすがに巨大な怪獣を退治するのに、民間の毛利チームが主導的に対処すると言うのは、リアリティに欠ける。

 ストーリーとしてもあまり面白くはない。

 PDVD_026.jpg

 三郎が怪獣を最初に目撃し、仲間に話すが信じてもらえない。

 吾郎「怪獣モノの見過ぎだよ兄貴は」
 ナミ「あんた高校生になってまだ怪獣モノ見てるの?」
 三郎「いや、見てるってほどでもないけどさ……」
 吾郎「怪獣図鑑だって持ってるじゃないか」
 三郎「バカ、あれは友達がだな……」

 こういうアットホームな雰囲気こそ、この作品の最大の楽しみよのう。

 この会話でも、ナミの三郎への接し方がいかにもお姉さんと言う感じで、二人は兄弟なのかと勘違いしてしまう原因になっている。

 後は特に書くことはない。

 第4話「人喰いカビ」

 今度はまた科学を悪用した人間による犯罪のお話。

 山荘にいる誰かを殺そうと相談している二人組の話を偶然聞いてしまった少年が、それを毛利チームに無線で知らせる。

 少ない手掛かりの中、彼らはその別荘を探し出して乗り込むが、そこにいた若い女性は既に死亡していた。

 PDVD_025.jpg

 片足だけ白骨化しているヤな死体。これは人喰いカビによるものだが、後のカビの繁殖力の凄さから言って、片足だけ白骨になっていると言うのは、ちょっと矛盾している。

 ナミたちは現場にあったカビを採取し、毛利教授に分析して貰う。

 PDVD_028.jpg

 毛利「これはオレンジ色の新種のカビだよ」
 ナミ「カビといえば、ペニシリンはカビから出来たんですね」

 突拍子もないことを言い出すナミさん。これはまあ、年少の視聴者に対する配慮だろう。

 毛利「うん、人間にとっては大変役に立つものだが、このカビはそれまでのものとは違って大変な代物サ」

 毛利によれば、カビはヘドロをはじめ、有機物なら何でも好んで食い尽くしてしまうらしい。

 殺された女性は、微生物研究所に勤めていたらしい。

 研究所の科学者が誤って作ってしまった人喰いカビを殺人兵器として利用している二人の悪党がいたのだ。助手の女性は怖くなって逃げようとしたが、悪人達に口封じのため殺されたのだ。後はまあ、いろいろあって、悪は自滅し、猛威をふるったカビもそれに対抗して作られた別のカビにより、駆除されるのだった。

 おしまい。


関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター