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「ザ・ハングマン2」セレクション 第20話 後編

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 第20話「美人姉妹の危険な就職」(1982年10月22日)
 の続きです。

 その後も、なんとか池田社長に会おうと、社員でもないのに大星物産の建物に入り込む保夫。

 が、簡単に見付かって、今度は不法侵入の廉で警察に突き出されてしまう。

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 知らせを受けて、二人の妹がタクシーを飛ばして警察に来ると、ちょうど保夫が釈放されて出てくるところだった。
 明子「兄さん!」
 保夫「ああ、この人が身許保証人になってくれたんだ」
 明子「恭子さん……」
 恭子「失礼します」

 かつて兄の婚約者だった恭子の姿を目にして、意外の感に打たれる妹たち。
 恭子はすぐその場を立ち去る。

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 春子「兄さん、まだ恭子さんと付き合ってたの?」
 保夫「冗談じゃない、あの人は今、社長の愛人だよ」
 春子「社長の愛人?」
 明子「ああ、あんな事件さえなければ兄さんのお嫁さんになってた人なのに……」

 そんな彼らの様子を、近くの車の中からオショウが見詰めていた。

 さて、ハングマンは、西岡殺しの夜に受付に詰めていた警備員・平野と言う男に目を付けていた。

 平野、勤務を終えて帰ろうとしていると、車のボンネットを開けて顔を突っ込んでいる女性を見掛ける。
 エンジンの調子が悪いらしい。

 しかし……、

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 さすがにこんな奴おらんやろ。

 普通の社会人なら、見なかったことにしてそそくさと立ち去るものだが、平野はバカの上にスケベだったので、「故障かい?」と、ためらうことなく声を掛ける。

 無論、それは彼を引っ掛けようと待っていたタミーであった。

 タミー「そうなのよー、ね、なんとかならない?」
 平野「なんだ、これプラグが外れてるだけじゃないか」

 タミーはお礼に、何処かで食事をしないかと誘う。平野は当然、それに応じる。

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 いや、応じるどころか、タミーの車を人気のないところまで移動させてから、いきなりコトに及ぼうとするのだった。ほとんど、歩く生殖器である。
 タミー「何するのっ」
 平野「まーまー、初めからその気だったんだろう?」
 タミー「何するの、人が来るじゃないの!」
 平野「誰も来きやしねえよ!」

 ほんのちょっとだけど、タミーの下着が露出している。

 が、来る筈のない人が来て、平野の肩をチョイチョイ叩く。ヨガであった。
 まぁ、タミーひとりでもぶちのめせただろうが、ヨガが平野を一撃で昏倒させる。

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 かつてよく訪れた小さなバーと言うか、スナックで、久しぶりに再会する保夫と恭子。
 保夫「いや、ここへ来れば君に会えそうな気がしたものだから……君の今のマンション知らないから」
 恭子「私から去っていったのはあなたよ」
 保夫「副社長殺しの息子……そんなレッテルを貼られた僕だ、君に肩身の狭い思いをさせたくなかったからね」
 恭子「何もかも終わったのよ、遠い昔のこと……」
 保夫「どうして今日、警察に僕を引き取りに来てくれたんだ?」
 恭子「まだ愛してるなんて思わないでね、ただ、田沢部長には何かとお世話になったから」

 保夫は、恋愛感情は抜きにして、父親の汚名を晴らす為、池田社長について何か知ってることが会ったら教えてくれと嘆願する。

 その後の描写はないが、恐らく、恭子は手帳のあのメモ(柴崎弁護士・3000万)をちぎって、保夫に渡したのだろう。

 一方、マイトとヨガは、平野を監禁してボッコボコにして口を割らせようとしていた。

 マイト「あの晩お前は、田沢がタクシーで来たのを出迎えた。その時、田沢に何と言われたんだ? 専務に呼ばれて来た、田沢はそう言ったんだな?」
 平野「言う、言う、言うよ~」

 マイトたちはしっかりその証言を録音しておく。

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 さて、田沢家では、引っ越しが行われていた。

 春子「父さん、この家ともお別れだね」

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 近くに停めた車の中から、様子を窺っているオショウとタミー。
 タミー「(家を)売ったの?」
 オショウ「ああ、不動産屋の話だと、残ってるローンを差し引いて700万ぐらい残ってるらしいが、会社への返済に充てるんだろう」
 タミー「かわいそうねぇ」

 会社への返済と言うのは、田沢の退職金の前借分のことである。
 事件後、田沢は懲戒解雇されたので、退職金も貰えなかったのだ。

 保夫は、柴崎弁護士の事務所へ乗り込み、
 「あなたは、池田に買収されて父を騙したんだ。実刑にならないと安心させるようなことを言ってね」などと、激しく糾弾していた。

 柴崎は何の証拠もない話だとせせら笑っていたが、あのメモを突きつけられ、顔色が変わる。

 しかし、裁判官じゃないんだから、被告人の弁護士が、上手い具合に実刑が下りるように細工をするなんてことが可能だろうか? まぁ、執行猶予を勝ち取れるような熱心な弁護をしなかったのは確かだろう。

 柴崎はなおも知らぬ存ぜぬで通していたが、保夫が退室するとすぐ千野に電話し、これこれこうだと事情を説明する。そのやりとりを、デジコンにばっちり盗聴されているとも知らず。

 千野から話を聞いた池田社長、自分の手帳を慌ててチェックすると、確かに1枚だけ破り取られていた。
 池田「恭子だ!」

 彼らもさすがに保夫(と恭子)の存在を放置できないと判断し、彼らの始末を柴崎弁護士に頼む。恭子のマンションに入りかけた保夫を、柴崎の手下が押さえ、何処かへ連れて行く。

 柴崎たちは、恭子をとりあえず彼女の部屋で縛り上げておく。
 柴崎「田沢の息子を連れてきて、一緒に眠らせてやるよ。心中と言うことにして……」

 なお、保夫が通い慣れた感じでマンションに入ろうとしていたところを見ると、二人は既によりを戻していたのかもしれない。

 柴崎たちは、明子と春子も拉致し、人気のない倉庫で保夫を拷問して平野の居場所を聞き出そうとする。彼らは、保夫が平野の身柄を確保していると思っていたのだ。

 が、何も知らない保夫にはどう脅されても答えようがない。

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 そこへやっと、我らがハングマンが救急車で到着する。
 オショウ「念の為に断っておくが、平野を預ってるのは我々だ」
 春子「あなたは……」

 彼らと顔見知りのオショウは、引き続きブラジル帰りの紳士の扮装をしている。

 マイトたちは柴崎と部下をぶちのめし、三人を救出する。

 オショウは、車で三人を送る途中、催眠ガスを浴びせて意識を失わせ、彼らの住んでいた家に連れて行く。

 マイト、デジコン、ヨガは柴崎や部下、平野を車に押し込めて火で焼き殺すと脅し、西岡を殺したのが池田と千野であり、その罪を田沢に被せたこと、さらに田沢の自殺も、彼らによる殺人だったことを白状させる。

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 恭子は、オショウとタミーによって無事に救い出される。

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 タミー「恭子さん、何も言わないで私たちに手を貸してくれないかしら」
 恭子「え?」

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 翌朝、保夫たちは目を覚まし、自分たちが住み慣れた自分の家の一室(引っ越したのでガランとしているが)に横たわっているのに気付く。

 そばに、オショウからの案内状が置いてあった。
 「……悪党達に裁きが下されます。本日午後2時、大星物産本社の向かいのビルの屋上までお越し下さい。なお、この家の売却の仮契約はストップしておきました。多分、その必要がなくなるでしょう」

 春子「多分、あの人だわ……」

 指定の時刻、池田と千野は柴崎と連絡が取れないので焦っていた。

 と、突然社内放送が始まる。

 恭子「社長秘書の石原です、実は私、大変なことを聞いてしまったんです、一年前の西岡副社長殺しの真相です……知りたい方はすぐ屋上に集合して下さい」

 社員たちが我先にと屋上に上がってくる。みんな暇なんだね。

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 見れば、屋上の給水タンクの周りに、柴崎以下、悪人たちがロープで数珠繋ぎにされていた。

 そして、平野や柴崎たちの赤裸々な告白テープが、スピーカーから大音量で流れ始める。

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 どうでもいいんだけど、彼らを取り囲む社員の中に、どう見てもとっくに定年を過ぎたようなお年寄りの姿がチラホラと……。

 池田と千野もやってきて、社員環視の中で悪事を暴かれる。やがてパトカーのサイレンも聞こえてきて、ジ・エンド。

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 オショウに指定された向かいのビルから、その様子を眺めている保夫たち。
 やがて、恭子も姿を見せる。

 恭子「これで、おじさまの霊も浮かばれるわね」

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 事件解決後、たまたま田沢家の近くを通りがかるオショウ。
 オショウ「あれ、引っ越ししたんじゃなかったの」
 春子「ええ、また戻ってきたんです」
 明子「母ももう少ししたら帰ってくるんです」
 オショウ「そりゃ良かった」
 保夫「そしたらまた、遊びに来て下さいね」
 オショウ「ああ、また寄せて貰いますよ」

 田沢の無実が晴れたので、改めて退職金が支払われ、家を売却する必要がなくなったのだろう。

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 オショウが行った後、なおも不思議そうに首を傾げる春子だった。

 終わりです。


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