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「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」

[DVD] 科学戦隊ダイナマン VOL.1
価格:7515円(税込、送料別)


 第2話「夢を追う戦士たち」(1983年2月12日)

 さて、第1話に続く第2話である(当たり前だ)。

 地下深くに横たわるジャシンカ帝国のグランギズモの中では、思いもがけない邪魔者の出現に、苛立つ帝王アトンの怒号が響き渡っていた。
 
 アトン「おのれ、我らに歯向かう者がいようとは……カー将軍、一体ダイナマンとは何者だ」
 カー「分かりません、全く予想外のことでしたから、我らにも油断がありました」

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 カー将軍は、早速ダイナマン打倒の為の強力なシンカ獣の製造に取り掛かる。

 カー「生命のスープ!」

 ナレ「生命のスープは、大昔、地球の海に生命の元が誕生した時の状態を濃縮した物である」

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 カー「脊椎動物門、哺乳鋼、奇蹄目……サイ」

 カー将軍の言葉にあわせて、該当する進化の系統図に線が伸びて行くユニークな演出。

 ナレ「プログレッサーは地球に生命が誕生して以来、35億年の進化の過程を一気に辿り、さらに未来へと進化させ、シンカ獣を作り出すことが出来る」

 と言う訳で、今回のシンカ獣はサイをモチーフにしたサイシンカであった。

 一方、北斗たちは北斗たちで、ジャシンカ帝国の有尾人について博士に質していた。

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 北斗「一体尻尾のある人間と言うのは何者なんですか」
 夢野「人間ではない。私の調べによれば大昔、隕石が落ちた時、その中にあった生命物質が今の有尾人を作り出す元になったのだ」
 竜「地球人ではないのですか」
 夢野「地底に住みつき、何万年もかけて進化し、人類が気付かないうちに火山さえ自由に操る地底の支配者となったのだ」

 夢野博士、モニターに有尾人の進化の過程を映し出して説明する。

 夢野「有尾人こそ一番優れた存在と信じ、地球を我が物にしようとしているんだ……」

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 副都心で大爆発が起こり、地面の裂け目からジャシンカ帝国の戦闘機の編隊が飛び出す。

 ダイナマン、直ちにダイジュピターで出撃し、各種メカを駆使して戦闘機を蹴散らす。

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 その後、ダイナマンは地上に降りて、火山地帯まで敵を追跡する。

 元々、ダイナマンをここまで誘い出すのが副都心攻撃の目的だったようで、サイシンカとシッポ兵たちが5人を待ち構えて襲ってくる。

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 乱戦となるが、サイシンカたちの後方からお馬さんに乗ったメギド王子と親衛隊のキールとギーラが現れる。

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 メギド「私は9本尻尾の帝王アトンの息子、5本尻尾の……いや、4本尻尾の王子メギドである。尻尾の仇を取りにきた。あの時は愛馬流れ星が爆弾に驚いて不覚を取ってしまった。だが今日はそうは行かんぞ。我が有尾人一族にとって尻尾は身分をあらわす絶対のシンボル、命の次に大切な物だ。その尻尾を切られた恨み、今こそ晴らしてやるぅ! ダイナレッド、勝負しろーっ!」

 メギドは剣を振り回して、レッドと一騎打ちを始める。

 レッドは二刀流のダイナ剣で対抗するが、さすがに気合の入ったメギドは強く、「ジャシン剣・コウモリ返し」と言う技でレッドを幻惑し、レッドを追い詰める。

 が、その時、地面が割れてマグマが激しく噴き出してきた為、両者とも退却し、勝負は持ち越しとなる。

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 メギド王子はグランギズモに戻るが、帝父アトンやカー将軍にその勝手な振る舞いを叱られる。

 メギド「カー将軍、私はこの手でダイナマンを倒した上で、尻尾を元へ返して貰いたいのだ!」
 アトン「うむ、それでこそ予の息子じゃ、カー将軍、メギドの意気込みを買って総攻撃の指揮を取らせたい」
 メギド「父上ーっ!」

 アトンはごりごりの体育会系キャラなので、メギドの暴走もこんな風に許してやることが多い。

 一方、夢野発明センター。
 北斗たちはしばし戦いのことを忘れ、本来の趣旨であるそれぞれの発明に没頭している。

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 レイと耕作のツーショット。

 今、このお二人が夫婦なのかと思うと、なんとなく感動を覚える。

 発明センターに出入りしている子供たちが元気よく駆け込んでくる。5人はしっかり自己紹介する。

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 子供「お姉さんは何の発明をしているの?」
 レイ「動物と自由に話が出来るような研究をしてるのよ」

 耕作は「植物の品種改良」、洋介は「人工のエラの研究」、

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 忍者の末裔でもある竜は、意外にも「UFOと遭遇して、宇宙人と友達になるんだ」と言う、メルヘンティックな(そうか?)夢を抱いていた。

 しかし、「忍者が宇宙人に憧れる」と言うのも妙な取り合わせだね。

 キャラクター的には「宇宙刑事シリーズ」の小次郎さんに近いかもしれない。

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 夢野「弾北斗、北海道出身でな、無公害エンジンを開発してワールドオートレースで優勝しようと言うでっかい夢の持ち主だ」

 北斗については、夢野が代わりに説明する。

 北斗のチャレンジについては、劇中、何度も出てきてエピソードを彩ることになる。

 なお、夢野博士の素性や、もろもろの費用はどこから捻出しているのかなどの謎は、後々明らかになる。

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 それと同時に、5人は戦士として厳しいトレーニングも行っている。

 代表して、立花レイがバンジージャンプのように体を天井に引っ張り上げられているところ。
 (ただし、落とされるシーンはない)

 JAC組の竜と洋介は、普段JACでやっているような激しいトレーニングをそのまま披露している。

 ひとりだけ剣道着を着て悩んでいる北斗に、竜たちが話しかける。

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 竜「どうしたの?」
 北斗「どうしてもジャシン剣を破ることが出来ないんだ。ジャシン剣の動きをロボットにプログラミングしたんだが……」
 竜「よっしゃ、拙者が相手になってしんぜよう。こう見えても伊賀忍者の子孫、何とか役に立つかもよ」

 北斗は、竜をメギド王子に見立てて、ジャシン剣を打ち破る方法を模索する。

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 例によって、竜の春田さんは、メギド王子本人より強いんじゃないかと思わせる素晴らしい身体能力を見せている。

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 北斗は苦労の末、刀の柄の部分を重ねて、そこで剣を受け止めると言う技を開発する。

 ……ジャシン剣とは関係ない気もするのだが。

 ところで「ダイナマン」って、他の作品と比べてこういうトレーニングシーンが多い気がする。

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 夢野「おめでとう、その意気だ」
 北斗「夢野博士」
 夢野「それでこそ私が招いた戦士だ。ただし君たちは戦うだけの戦士ではない。子供と一緒に大きな夢を追う戦士なんだ。子供たちがもっと大きな夢が持てるような世界にする為に、君たちダイナマンはいるのだ」
 北斗「よし、やろう!」

 うじうじ悩むことのない80年代のヒーロー5人は、改めて手を重ね合い、結束を誓うのだった。

 改めて地上に出てきたメギド王子たちの前に、5人が派手に登場し、戦いとなる。

 最初から、ダイナジェット・スカイハイと言うガジェットで、空を自由に飛びまわりながら戦闘員を翻弄するダイナマン。今見ても「おおっ」と言う感じなので、当時の子供たちが夢中になってテレビに齧り付いたであろうことは想像に難くない。

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 さらに、ふくらはぎの部分から水平方向にジェット噴射をして、

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 光の速さ(の気持ち)で敵中に突進するマッハ・ダッシュと言う技も披露。

 今回も、メギドとレッドの一騎打ちになる。

 レッドは、メギドの「ジャシン剣・コウモリ返し」を、

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 レッド「ゴールデンスパーク!」

 二本の剣をつなぎあわせてひとつの剣にして、その眩しい輝きで打ち破るのだった。

 ……さっきの特訓、関係ないじゃん。

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 まぁ、メギド目線で思いっきり剣を打ち下ろすシーンがとても綺麗なのでよしとするか。

 メギド「ダイナレッド、いい相手になりそうだ。この次は必ず決着を付けてやる」
 レッド「いつでも来い!」

 メギドは捨て台詞を残して退却する。

 その後、気がつけばほとんど見せ場のなかったサイシンカとのバトルに移行。
 んで、サクッとサイシンカを倒して一件落着。

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 北斗「ようし、行くぞ!」
 4人「おーっ!」

 ラスト、みんなで思いっきりジャンプして「つづく」のであった。



 おまけ

 立花レイの萩原さんはこれに先立つ2年前に「ウルトラマン80」に、ウルトラ戦士ユリアンこと星涼子役で(途中から)レギュラー出演しているのだ。

 レイと比べると、やっぱりかなり垢抜けない感じである。

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 最終回、自分たちがウルトラ戦士だと言うことが他の隊員にばれて、ウルトラの星へ帰ることになり、前代未聞の送別会を開いて貰っているユリアン(と矢的猛)。

 「80」も、そのうちレビューする予定です。


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コメント

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

コンニチハ。

萩原さんのウルトラマン80出演時の写真を拝見しました^^
なんだか、「繊細に髪を染めてる&ベリーショートに近い」というのには驚きデス。

ダイナマンの第2話のほうを初めて見た頃は、サイシンカが思ったよりも弱い状況でした・・・・。

<サイモチーフの怪人の印象>
ヒーロー側が「新しく大きな技を会得する」とか「大いに頭を使って弱点を割り出す」などという立場になる/例外はサイシンカ辺りしか見つかっていません・・・・・

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

影の王子様
>萩原さんは「フラッシュマン」のレー・ネフェル役もされてましたね。
>悪役ですが、最終回Bパートまで登場、悲しい死でした。

余裕があれば「フラッシュマン」もやりたいんですが、キリがないですね。

>萩原さんも映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」に出てました。

お、そうなんですか。一度見てみます。

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

モモクロダイナマイト様
コメントありがとうございます。

>萩原さんのウルトラマン80出演時の写真を拝見しました^^
>なんだか、「繊細に髪を染めてる&ベリーショートに近い」というのには驚きデス。

全てのエピソードをチェックする余裕がなかったので、これくらいで勘弁して下さい。

><サイモチーフの怪人の印象>
>ヒーロー側が「新しく大きな技を会得する」とか「大いに頭を使って弱点を割り出す」などという立場になる/例外はサイシンカ辺りしか見つかっていません・・・・・

そう言えばサイの怪人って強いのが多いですよね。
サイシンカは、悲しいほど存在感ゼロでした。

サイの怪人  

サイの怪人で強かった方々・・・

サイタンク 「仮面ライダーV3」45・46話・・・V3をフルボッコ
サイダンプ 「スカイライダー」20・21話・・・スカイキックを跳ね返す
サイ怪人 「仮面ライダーBLACK」7話・・・バトルホッパーを破壊、「ディケイド」にも登場
サイノイド 「機動刑事ジバン」34話「壮絶! ジバン死す」35話

とりあえず、思いついたものを・・・

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

1980様

>サイシンカは、悲しいほど存在感ゼロでした。
僕もサイシンカの存在感が悲しいほど低く感じていました・・・・・。
ダイナマンの敵役の存在感は(進化獣よりかは)メカシンカや幹部に重視されているかも☆


王子様

サイで強かったり存在感が強かったりとなれば、(戦隊よりかは)仮面ライダーに多く集中するかも☆
「サイの怪人は、(サイノイドなど)2話連続で生き残る奴もいる」という印象もあります^^

Re:サイの怪人(06/19)  

影の王子様
>サイタンク 「仮面ライダーV3」45・46話・・・V3をフルボッコ
>サイダンプ 「スカイライダー」20・21話・・・スカイキックを跳ね返す
>サイ怪人 「仮面ライダーBLACK」7話・・・バトルホッパーを破壊、「ディケイド」にも登場
>サイノイド 「機動刑事ジバン」34話「壮絶! ジバン死す」35話

わざわざリストアップありがとうございます。
個人的にはやはりV3の印象が強いですね。

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

モモクロダイナマイト様
>僕もサイシンカの存在感が悲しいほど低く感じていました・・・・・。

特に今回はメギドと北斗の戦いがメインで、進化獣がいなくても成立する話でしたからねえ。

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

敵役にもイケメン&美女がいた方が花があって良いですね〜😅
主人公&ヒロインが後に夫婦になる作品って他にありましたかね?

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

ふて猫様
>主人公&ヒロインが後に夫婦になる作品って他にありましたかね?

そうですね。すぐ思い出せる範囲では、「仮面ライダーX」の速水亮さんと美山尚子さん、「バイオマン」の黒崎さん(ゲスト)と飛鳥裕子さん(悪役)くらいですか。

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

配信で観直し中ですが、沖田さん、めちゃくちゃカッコいいなぁ・・・
そういえば、後年の「部長刑事」(関西ローカル)も沖田さん目当てで少しだけ観ました。
やっぱり、5人とも「変身前が強そう」なのがこの作品の魅力ですよね。
また、島田順司さんの夢野「博士」と「総司令」の表と裏の顔の演じ分けも素晴らしいです。

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第2話「夢を追う戦士たち」(06/19)  

影の王子様
>やっぱり、5人とも「変身前が強そう」なのがこの作品の魅力ですよね。

変身しても違和感がないですよね。前作のゴーグルイエローはちょっとアレでしたが。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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