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「ウルトラセブン」傑作選 第28話「700キロを突っ走れ!」

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 第28話「700キロを突っ走れ!」

 ラリーレースを題材にしたエピソード。1968年4月14日放送。

 冒頭、映画館でラリーレースのニュース映画を見ているダンとアンヌ。映画に夢中のダンは、でかいせんべいをバリボリ音を立ててかじって、周りの人から注意されると、「俺はウルトラセブンだぞバカヤロウ」と逆ギレするが、嘘である。

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 今日は休暇なのだろう、その後も、二人で遊園地でティーカップに乗ってデートまがいのことをする。

 ダン「走りたいなぁ、アフリカ大陸横断、地平の果てまで突っ走るんだ。いいぞぉー、ぶーんぶーん、ぶーんぶーん、ぶぶぶぶーん!」
 まるで子供のようにハンドルを掴んではしゃぐダン。

 当然、ふられる。

 さて、26話の反省はどこへやら、性懲りもなくニトログリセリンの数百倍と言う高性能火薬「スパイナー」が開発され、防衛軍の実験場へ輸送されるが、その飛行機が何者かによって撃墜されると言う事件が起こる。

 そこで、ウルトラ警備隊に「スパイナー」運搬の特別命令が下った。

 どうやって輸送するか、相談する隊員たち。

 ダン「空は避けた方が良いと思います。ホークと言えども万全とは言えません」
 フルハシ「海底なら安全だな」
 キリヤマ「海路はいいとして、ここから実験場までの距離はどうする?」
 参謀「良い手はないのかね?」

 待ってましたとばかり、
 ダン「あります! グッドアイディアが」

 無論、それは国内で行われるラリーレースの中に紛れて運搬しようという、ダンの趣味と実益を兼ねた提案だった。

 ダンとアマギがドライバーとなり、トランクには「スパイナー」が固定されている。
 彼らのラリーカーの番号は、7である。

 出発直前、彼らは他の参加者の品定めをする。

 まず3番は、

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 ダン「職業パイロット、昨日急遽参加を申し込む。事件当時のアリバイなし。マークの必要あり」

 ただ、襲撃しているのは明らかに宇宙人などの組織なので、個人のアリバイの有無などこの際関係ないと思うのだが。

 そして1番は、

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 ダン「住所不明、職業不明、ラリー初参加」

 そもそもよくラリーに参加できたな。

 とまれ、ダンにとっては楽しくてしょうがないラリーレースが開始される。

 このレース自体、運搬の為にウルトラ警備隊がスポンサーになって開催したものなのだろうか? そんな都合よくラリーがあるとも思えないしね。

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 大自然をバックに軽快に飛ばすダンたち。

 キリヤマたちもキャンパーに扮し、別の車で彼らを警護しながら追走している。

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 と、早速、黒いバイクの男が襲ってくるが、ダンの銃で倒される。

 と言うことはこの計画が既に漏れていると言うことで、全然安全じゃなくなったと思うんだけど、彼らは平気な顔でレースを続けるのだった。

 山の中で、3番が彼らを追い越したが、直後に地雷によって爆破してしまう。要するにダンのしょうもないアイディアの犠牲者と言うわけだ。

 やはり怪しいのは1番で、彼らはダンたちを銃撃する。ダンがひとりを倒すと、残りの一人は車で走り去る。

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 ところが、炎上する3番の車体を見ていたアマギの様子がおかしい。

 アマギ「怖いんだ、怖いんだよう……小学校の頃な、近くの花火工場が爆発して、うちも人間もバラバラだった。それ以降ダメさ、足がすくむんだ。隊長は知ってる。それなのにわざと俺を選んだんだ」
 ダン「そんなことはありません。誰だって怖いですよ。でもこれは任務なんですよ!」

 アマギは、爆発に対して異様な恐怖心を抱いてたのだ。

 ……しかし、今までのエピソードで何度もそういう危ない目に遭ってきて、いまさらそんなこと言い出すのは解せないなぁ。

 夜になった。林道に1番の車が乗り捨ててある。人影が逃げるのを見て二人は車から降りて追いかける。

 と、なにやら物悲しいバンジョーか何かの音楽が聞こえ、焚き火の火が見える。

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 それに引き寄せられるように二人が近付くと、それはキリヤマたちだった。

 ダン「隊長」
 キリヤマ「何があったんだ?」
 アマギ「1号車を追い詰めたんです。この辺に逃げ込んだんです」

 その言葉に、

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 キリヤマ「ばかっ、何故車を離れた?」

 激しく叱り付ける隊長。

 二人はびくっとするが、管理人、このシーン、何となく釈然としないのであった。

 確かに車を離れたのは軽率だが、彼らの存在がダンたちの注意を惹いたんだしね。

 そもそもキリヤマたちはダンたちが襲撃されたときも全然フォローしなかったし、今だって暢気に火を囲んでくつろいでいたし、一体何やってんだと言う感じである。

 車の近くにいた宇宙人は射殺されるが、車に時限爆弾が仕掛けられていた。キリヤマはあえてアマギ隊員にその解除を命じ、拒否するアマギを厳しく引っ叩いて、キリヤマはアマギに最後までやらせ、その恐怖心を克服させるのだった。

 車に爆弾仕掛ける時間があったら、車ごと盗めばいいのにね!

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 とにかく苦労して実験場に運ばれた「スパイナー」だが、実はアマギたちの車に積んであったのはニセモノで、実は警護していたキリヤマたちの車に本物が積んであったのだ。あらまあ。

 いずれにせよ、警備隊や防衛軍に内通者がいたとしか考えられないが、彼らは特に気にしていない様子。

 人気のない場所で早速実験が行われようとしたが、そこへ戦車の上に怪獣が乗っていると言う、極めてエキセントリックなデザインの怪獣、その名も「恐竜戦車」が出現し、「スパイナー」を口にくわえる。

 後はダンがセブンに変身し、「スパイナー」を爆破させ、それによって怪獣を倒すと言う展開になる。

 結局、宇宙人は、「スパイナー」をどうしたかったのだろう?

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 とにかく最後、いい感じの夕陽の中、怪我をしたダンが担架で運ばれる。

 ダンの声「ウルトラ警備隊の任務は厳しい。大きな勇気とたゆまぬ努力が必要だ。アマギ隊員も立派に任務を遂行した。これからも恐ろしい敵は次々と現れるだろう。だが我々がウルトラ警備隊魂を持ち続ける限り、地球の平和は守られるに違いない

 怪獣を倒したのはウルトラセブンだと思うんですが……。

 大体今回の件について言えば、「スパイナー」などと言う物騒なものを開発するから起きた事件じゃないのかと。

 しかしまあ、物語がラリーレースの中で進行する発想は面白いし、アマギの人間的成長、キリヤマの上司としての厳しさなど、ドラマ面でも魅力の多いエピソードではある。

 つづく。


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コメント

何故か知らないけどアマギ隊員は時々ダンのおかげで?とばっちりを受けますよね〜最終回ではゴース星人に拉致されて人質になったり、今回もダンのアイデアに振り回されるは、キリヤマ隊長にビンタされるはで大変でしたね。最終的には成長した?のが救いですね〜😅

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第28話「700キロを突っ走れ!」(12/05)  

ふて猫様
>何故か知らないけどアマギ隊員は時々ダンのおかげで?とばっちりを受けますよね〜最終回ではゴース星人に拉致されて人質になったり、今回もダンのアイデアに振り回されるは、キリヤマ隊長にビンタされるはで大変でしたね。

あまり前線に出てこないイメージですが、結構ひどい目に遭ってますよね。

Re:「ウルトラセブン」傑作選 第28話「700キロを突っ走れ!」(12/05)  

恐竜戦車は、見た目の割りには手強かった怪獣ですね😅わざわざ変装(或いはコスプレ)してまで
敵の目を欺く事が出来て良かったですね😓

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第28話「700キロを突っ走れ!」(12/05)  

ふて猫様
>わざわざ変装(或いはコスプレ)してまで
敵の目を欺く事が出来て良かったですね😓

前半のストーリーは刑事ドラマみたいでしたね。

Re:「ウルトラセブン」傑作選 第28話「700キロを突っ走れ!」(12/05)  

「ツッコミどころ満載」な点も含めて、好きなエピソードなのですが
ラストのダンのモノローグが大好きなのです。なんか「自分で自分を勇気づけている」ようで。
25話で「致命的なパワーダウン」をしてしまった後
(今回の戦闘でビームランプは点滅している)だと思うとなおさら・・・

Re[1]:「ウルトラセブン」傑作選 第28話「700キロを突っ走れ!」(12/05)  

影の王子様
>「ツッコミどころ満載」な点も含めて、好きなエピソードなのですが
ラストのダンのモノローグが大好きなのです。なんか「自分で自分を勇気づけている」ようで。

なかなか面白いエピソードですよね。昔のレビューなので物足りない感じですが。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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