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「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編



 第26話「超能力少女を救え」(1988年4月10日)

 22話から25話まで気持ち良くすっ飛ばしての26話です。

 さて、いつものように街中をバイクで走り回っている光太郎。

 特に目的はない。走りたいから走っているのである。

 空き地で子供たちが野球をしているのを見て、バイクから降りて楽しそうに見物する。

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 男の子たちに混じって、ひとりの可愛い女の子、麻美(湯原弘美)の姿もあった。

 妙に自信たっぷりの表情で打席に立ち、バットを構える麻美。

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 が、1球目は豪快な空振り。振る時に目をつぶっているのだから、当然である。

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 光太郎「ようし、頑張れーっ!」

 爽やかに何の屈託もなく声援を送る光太郎。

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 麻美「うん!」

 麻美も、見知らぬお兄ちゃん(多分ニート)に笑顔で応える。

 が、結果は無残な三振。

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 それでも麻美は、常に自信満々で、守備についたときも「いいわよ!」と甲高い声を上げる。
 「バイオマン」の桂木ひかる(牧野美千子)にちょっと似てる?

 まぁ、そもそもスカート履いて野球やろうというのがふざけた話なのだが、案の定、平凡なフライにおろおろして捕れず、しかも落ちたボールを見詰めたまま拾おうともしない。

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 こういう時の子供は容赦がなく、
 「もういいよ、お前なんか向こう行ってろ!」と罵られ、グローブを取り上げられ、チームから追放されてしまう。

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 とぼとぼ空き地から出てきた麻美に、光太郎が一点の曇りもない笑顔で「随分一生懸命だったね、感心しちゃうよ!」と声を掛ける。

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 項垂れていた麻美、光太郎の「がっかりすることないさ、女の子なんだから!」と言う言葉に、キッとなって駆け出す。

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 麻美は懲りずに今度はサッカーに挑戦するが、ここでもしょっぱいプレーを繰り返し、男の子たちの不評を買う。

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 男の子「しっかりキックしろよ」「もうお前なんかいいよ」

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 男の子たちは麻美を相手にせずプレーを続ける。

 ひとり取り残された麻美の姿はいかにも哀れであった。
 その様子を物陰から窺っているノーネクタイの男がいた。

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 ……って、誰かと思ったらダイナブルーだった(笑)

 そう、JACの卯木浩二さん。

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 その夜、麻美の自宅。
 父親「勉強もスポーツも男の子に負けないよう頑張るんだよ」
 母親「でもあなた、麻美は女の子なんですよ」
 父親「そんなことは分かってる。しかしなぁ、今の世の中、女の子だからって誰も甘やかしちゃくれないんだよ」

 どうやら麻美が男の子たちに混じって奮闘しているのは、この強圧的な父親の影響らしい。

 しかし、勉強はともかくスポーツまで男の子と張り合えというのは根本的に間違ってるような……。

 一方、謎の男は三神官のところへ戻り、麻美のことを報告する。
 男は、バッファロー怪人の仮の姿だったのだ。

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 ビルゲニア「今度はどんな作戦を考えたのですかな? 性懲りもなく」
 バラオム「貴様は黙っていろ!」
 ビルゲニア「今回は高みの見物と参りますか。また失敗して歯軋りするのがオチでしょうけどね!」

 自分の作戦ではない時も、必ず顔を出してイヤミを言わずにいられないビルゲニア。

 ひょっとして仲間に入れて欲しいのかも……

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 とにかく、三神官のゴーサインを受けて、男が鉄橋下の川岸で黄昏れている麻美の前に立つ。
 男「お嬢ちゃんは男の子たちに負けない力が欲しいんだろ。そうだ、おじさんがその夢を叶えてあげる」
 麻美「えっ」

 男はその場でバッファロー怪人の姿になると、怯える麻美に迫っていく。

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 その後、光太郎は克美と杏子を左右にはべらせて、再びあの空き地へ向かっていた。
 光太郎「女の子なのにガッツがあるんだ」
 克美「へー、その女の子、そんなに頑張るの?」
 杏子「あら、女の子なのにっておかしいんじゃない、今は男女平等の世の中よ」

 杏子ちゃんのひざ小僧が可愛い……。

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 三人が空き地へ着くと、ちょうど麻美がバッターボックスに入ったところだった。

 以前と比べて、目に精悍な光が宿っている。

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 光太郎「ほらあの子だ、また三振かなっ」

 光太郎の失礼な予想に反し、麻美はとんでもない場外ホームランをかっ飛ばす。
 「やったやった、ホームランだ」とピョンピョン飛び跳ねながらダイヤモンドを回る姿が可愛い。

 どうでもいいが、克美はともかく杏子ちゃん、いかにも衣装さんの言われるがままに服を着ている感じで、いかにも着こなせていない。……だが、そこが可愛い!(うるせえ)

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 麻美、投げてはキャッチャーが衝撃で吹っ飛ぶほどの剛速球を披露する。

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 麻美「やったやった」

 光太郎は、先日はまるで別人の動きに、「一体どうなってるんだ」と首を傾げるが、克美と杏子は「これで女性もプロ野球進出ね!」と単純に喜んでいた。

 光太郎は気になって引き続き麻美のストーキングを行う。

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 麻美、サッカーで活躍した後は、公園の東屋で男の子たち相手に腕相撲をしている。

 当然、そこでも男の子たちを寄せ付けない強さを見せる。

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 光太郎、実に自然に彼らの前にスッと歩を進め、

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 光太郎「ようし、今度は僕が相手だ」
 麻美「いいわっ」

 自分自身で麻美のパワーを試そうとする。

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 麻美の手を握った光太郎、計り知れない力を感得して、一驚を喫する。
 (凄い、こんな小さな子の何処にこんな力が?)

 光太郎も、あっさり負けてしまう。もっとも、本気を出した訳ではないだろうが。

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 光太郎「参った、凄いな麻美ちゃん、いつからそんなに強くなったんだ?」
 麻美「うふふっ、内緒っ!」

 と、ひとりの男の子が「あんまりでかい顔すんなよなっ」と麻美に喧嘩を売る。

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 一瞬驚きの表情を浮かべた後、

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 「うんっ?」と言う、見ようによっては人を小馬鹿にするような顔をする麻美。

 麻美を演じる湯原さんが、実に表情豊かで見飽きないのだ。

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 男の子、いきなり麻美の体を突き飛ばす。

 この時、見えてはいけないものが見えるような気がするのだが、逮捕されそうな気がするので貼らないでおく。

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 なおも暴力を振るおうとする男の子だったが、麻美は反撃し、猫でも扱うように軽々とその体を持ち上げて見せるのだった。

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 だが、麻美が期待していた父親からの賞賛の言葉はなく、

 父親「父さんが強くなれといったのは、喧嘩で怪我をさせることじゃないんだ。ママの話じゃ、ガキ大将になっていい気になってるそうじゃないか。一体どういう訳なんだっ?」
 母親「あなた、なにもそんなに強く言わなくても……」
 父親「お前は黙っていなさいっ」

 逆にこっぴどく叱られてしまう。
 亀のように首を沈めて落ち込む麻美。

 と、その時、麻美が男のような不気味な声で笑い出す。

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 麻美「ふっふっふっふ、子供をいじめるのもいい加減にしろぉっ!」

 これは、麻美の中に宿ったバッファロー怪人が喋っているのだが、少なくとも、この場面に関してはゴルゴムの肩を持ちたくなる管理人であった。

 麻美は「エクソシスト」的にひとしきり暴れまわった後、ドアを蹴り倒して家を飛び出す。

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 夕闇の中、麻美が再び川岸へ来ると、その体からバッファロー怪人が抜け出し、卯木さんの姿になる。
 男「パパが君に強くなれといったから、麻美ちゃんは期待に応えようと一生懸命やったのに、今度はいけないなんてひどいじゃないか」
 麻美「でもぉ、それは……」
 男「パパは君のことなんかちっとも可愛くないんだ」
 麻美「嘘っ」
 男「大人なんか信用しちゃダメだ。子供だって強いんだぞって大人達に見せつけてやるんだ」

 後編に続く。


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コメント

Re[1]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編(04/24)  

影の王子さん
今回は、さすがにちょっと飛ばしすぎた気がして反省してます。
(22話から25話の中で)紹介して欲しいエピソードがあったらリクエストして下さい。

Re[2]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編(04/24)  

管理人様

ありがとうございます。お言葉に甘えまして・・・
25話「爆走する武装メカ」が一押しです。

でも、管理人様のご都合のよい時でけっこうですので
どうかご無理をなさらないでください。

Re[3]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編(04/24)  

影の王子様
>25話「爆走する武装メカ」が一押しです。

リクエストありがとうございます。御期待下さい。

関係ないけど、この前「僕たちの好きな怪人60」とか言うムックを読んだんですが、平成ライダーの怪人もなかなかカッコイイですね。

しかし、タイタン様に全然票が入ってないのは何故?

Re:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編(04/24)  

ゴルゴムはマドーやフーマのような人間の心の隙間に付け入る作戦を実行したようですね😅

Re[1]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編(04/24)  

ふて猫様

そう言えばマドーっぽい作戦でしたね。

Re:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第26話「超能力少女を救え」前編(04/24)  

フーマと共通性があるとコメントされている方もいらっしゃる通り、確かに「シャイダー」の不思議獣ゴクゴク(いじめられっ子のシゲルくんと不思議料理)のお話と不思議獣サイサイ(汐路章さんゲスト回)のお話をミックスした様なお話ですね。麻美ちゃんもお父ちゃんの期待に応えようとする余り
「女だてらに出しゃばるなっ!!」
と周囲の男の子たちからシゲルくんにも似た冷遇を受けています。
「シャイダー」ではそこへギャル1が変装した女主人が現れシゲルくんをフーマ経営のレストランに誘い不思議料理で仕返しのための超能力を授けるのですが、「BLACK」のこのお話でその代わりに麻美ちゃんの前に登場するのが、卯木さん演じる人間態バッファロー怪人です!そしてこのバッファロー怪人が麻美ちゃんを誘引する手口もフーマの様な趣向(ギャル軍団のホステス、調理場で不思議料理を嬉々と大量生産するゴクゴクと珍獣たち等)を凝らさないストレートな物で、それが更なる怖さを引き立てています!!(次の記事でのコメントに続きます。)

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