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「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話

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 第18話「さらわれた女子大生 救出トンビ作戦」(1982年10月8日)

 久しぶりの「ハングマン2」のお時間です。

 とある女子大から出てきた二人の女の子。それを、近くの車の中から窺っているのは、カタギには見えない二人の男。

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 清美「じゃ私はここで」
 冴子「え、寄り道するのー? デート?」
 清美「まあねー」
 冴子「んっとに、清美君も隅に置けませんね」
 清美「ひがまない、ひがまない」

 いかにも80年代の女子大生と言う感じ(そうか?)の二人。
 女優さんの名前ははっきりしないのだが、多分、眼鏡っ子の冴子が井上望さん、テニスラケットを持っている清美が沢田和美さんだろう。逆かも知れないが。

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 ひとりになった冴子に、その車が静かに近付く。
 男「野村さん!」

 いやー、眼鏡っ子の貧乳女子大生って最高だね。

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 男「野村冴子さんですね」
 冴子「ええ」
 男「お父さんが交通事故に遭われました!」
 冴子「父がぁ?」
 男「ええ、大至急病院の方へ!」

 誘拐の手口としては、あまりに、あまりにベタな作り話であったが、動転した冴子は何の疑いもなく車に乗り込み、あっさり連れ去られてしまう。

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 その夜、娘の帰りが遅いのを心配している野村夫妻。父親を演じているのは、福田豊土さん。

 母親「遅くなる時は必ず電話してくるんですけど……」

 そこで、電話が鳴る。娘からだと思い、急いで受話器を取る母親。
 が、それは誘拐グループから、冴子を預かったと言う知らせだった。これまたベタやねえ。

 犯人は電話口で「警察に通報したらあきまへんえ」と紋切り型の釘を刺す。

 野村夫妻もお約束に従って警察に通報し、刑事たちがガス会社の社員になりすまして、野村家にやってくる。

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 母親「刑事さん、こんなベタベタな対応で良いんでしょうか?」

 じゃなくて、

 母親「刑事さん、冴子は無事に帰ってくるんでしょうか?」
 刑事「警察としましては、人命第一に最大限の努力を払いますから……」

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 その冴子は、何処かの倉庫の中に監禁されていた。おっぱいが……いえ、なんでもありません。

 ちなみに誘拐犯のひとりを、塩見三省さんが演じている。

 リーダー格の男は、既に警察が張り込んでいることを察知していた。

 迂闊に身代金要求の電話は掛けられないので、塩見さんが新聞配達員になりすまして、野村家のポストに新聞と一緒に脅迫状を投函すると言う方法を採る。

 犯人からの要求は3億5000万と言う巨額なものであった。

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 さて、テニスのコーチもしているマイト、女の子とラリーをしている。

 それを審判席に座って楽しそうに見物しているさとみちゃん。このアングル、最高だね。

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 マイト「きみぃ、ボールをボールに当てちゃいかんよ、きみぃ!」

 股間にボールを当てられて、嬉しそうにはしゃぐマイト。こういう時の黒沢年男って、めちゃくちゃ楽しそうだ。

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 そこへ、清美が「日下部さーん」とただならぬ様子で、巨乳を揺らしながらやってくる。

 偶然にも清美は、マイトの教え子の一人だったのだ。

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 マイト「清美ちゃーん、どうしたんだい?」

 何故か嬉しそうに手を叩いているさとみちゃんが可愛いのである!
 (我ながら内容のないブログだ)

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 マイト「誘拐された?」
 清美「誰にも喋るなって言われたんですけど……」

 清美のところへ刑事が来て、冴子についてあれこれ聞いて来たらしい。

 清美「もし、彼女に万一のことがあったら……」
 マイト「で、犯人から何か要求でも?」
 清美「それが、とっても無理な要求なんです、3億5000万払えって……」
 マイト「3億5000万?」

 しかし、清美はどうやってその額を知ったのだろう? 刑事が喋るとも思えないし……。

 マイトはタミーに電話をかけ、他のメンバーへの連絡を頼む。

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 秋葉原の店で、機械に囲まれていつも燻っているデジコンを訪ねるタミー。

 少女っぽいワンピースが可愛い。

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 アジトに集まったメンバーに、誘拐事件について説明するマイト。

 デジコン「3億5000万?」
 オショウ「一桁間違えてんじゃないのか」
 マイト「犯人は本気で3億5000万の身代金を要求してきたらしい。東亜銀行総務課長、野村ヤスオ、年収600万、億の金を動かせるような相手じゃない」
 デジコン「身代金が目当てなら、もっと現実的な金額を要求してくる筈だ」
 マイト「そこだよ、こいつはただの誘拐事件じゃなさそうだ」

 と言う訳で、一見ベタベタな誘拐事件の裏に何かあると睨んだハングマンは、警察とは別に、事件の捜査に乗り出すのだった。

 で、色々あって、誘拐犯は「勤めている銀行から借りれば良かろう」と野村に言い出す。

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 刑事の勧めもあり、野村は銀行の頭取に会いに行き、土下座をして3億5000万出してくれるよう嘆願する。

 ……って、どう見てもこいつが黒幕じゃねえか!

 時代劇みたいに分かりやすい配役が「ハングマン」の楽しさでもある。

 頭取「君はどんな無理を要求をしているのか、分かっているのかね」
 野村「分かっております、この償いはなんとしてでも!」

 最初は、文字通り絨毯に頭をこすり付けて頼む野村を冷ややかに見下ろしていた頭取だったが、

 頭取「そう言う事情ではやもえんだろうな、他ならぬうちの職員に降りかかってきた災難だし、人命に関わる重大な問題だからね、この際、私の決済で今日中に……」
 と、意外とあっさり野村の願いを聞き届けてくれる。

 刑事「ご協力ありがとうございます。警察としても大変助かります」
 頭取「いや、まぁ、銀行は一種の公共事業ですから警察にご協力するのは当然の義務です」

 警察には悟られないように、野村家周辺の動きをマークしていたハングマンたちも、野村が頭取に会いに行ったことを知る。
 
 マイト「なるほど、犯人が身代金を吹っかけて来たのは、銀行から金を引き出させるつもりだったんだろう」
 デジコン「犯人が捕まれば金は返って来るんだし、銀行としては実害は何もない。むしろ良いPRになるんじゃないのかな」

 事件の全容はこれではっきりした……筈だったが、

 マイトは念の為、東亜銀行の電話交換室へデジコンを潜り込ませ、頭取の電話を盗聴できるように細工する。

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 配線をいじってから、ガコッと金属ケースを嵌め直すデジコン。

 いかにもアナログな感じがして、なんとなく好きなシーンである。

 約束どおり、東亜銀行から3億5000万の現金が野村家に輸送される。

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 その後、頭取は富岡産業開発の社長に電話をする。
 頭取「身代金は用意できたよ」
 富岡「そうですか、後のことはお任せ下さい」

 そのやりとりをバンの中で盗聴していたデジコンとマイト、予想外の展開に目を白黒させる。
 デジコン「妙な雲行きになってきたなぁ」

 それにしても、二人とも濃い顔だなぁ。

 その夜、ヨガがその富岡産業開発という会社に侵入し、重要書類を片っ端からカメラに収めてくる。

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 デジコン「ヨガ、大収穫だったぞ、こいつは東亜銀行の岩淵頭取と取り交わした念書だ。富岡は岩淵から5億円の融資を受けていた。闇でな」
 マイト「つまり、不正融資ってことか」
 デジコン「返済期限はとっくに切れてるんだ。別の書類を見ると、5億のうち返済が済んでるのは1億5000万」
 オショウ「差し引き3億5000万が焦げ付いてるって訳か」
 マイト「奴らその穴埋めをする為に、今度の誘拐事件を仕組んだんだ」
 
 要するに、誘拐犯は富岡の手下であり、ゲットした身代金はそのまま富岡から東亜銀行(岩淵頭取)に返済される予定だったのだ。

 オショウ「なんてこった、相手は自分の銀行の従業員の娘だよ、まともな神経じゃねえよ!」
 実はオショウにも銀行に勤めているひとり娘がいるのである。オショウが自分ごとのように憤慨するのも頷ける。

 その後、身代金の受け渡しが犯人の指示した方法で行われるが、それが済む前に、犯人は冴子の口を封じようとする。

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 が、間一髪、マイトとタミーが駆け付けて、犯人をぶちのめして冴子を助け出す。

 こうして並ぶと、夏樹さんって背が高いね。

 一方、警察はまんまと犯人たちの罠に掛かり、みすみす3億5000万を取られてしまう。

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 が、喜び勇んで倉庫に戻ってきた犯人たちの前に、マイトが立ちはだかる。

 マイト「名乗るほどじゃねえが! 人呼んでトンビマンよ!」
 塩見「トンビマン?」
 マイト「横から油揚げを攫うトンビのトンビマン、さぁ、身代金を渡して貰おうか」

 マイトが指を鳴らすと、他の4人が颯爽と登場する。
 悠然と構えるハングマンたちに対し、「この世の終わり」みたいな形相で突っかかっていく塩見さんがちょっと浮いている。

 無論、誘拐犯たちはハングマンにボコボコにされる。

 明け方、マイトは、悲嘆に暮れる野村家に案内状を出し、冴子が無事であること、午後1時に新宿中央公園で引き渡すことなどを知らせ、夫妻を安堵させる。

 一方で、誘拐犯のひとりを脅して、岩淵と富岡に、中央公園に来るよう電話を掛けさせる。

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 タミーの車で、中央公園に来ている冴子。

 車には、三人の誘拐犯が縛り上げられて積まれていた。

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 やがて岩淵たちがやってくるのを見て、二人は植え込みに身を潜める。

 で、岩淵と富岡はデジコンたちの仕掛けた原始的な罠に掛かり、ジェラルミンケースと一緒に公衆の面前で宙吊りになる。

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 それを唖然として見ている野村夫妻の背後から、冴子が駆け寄って再会を喜ぶ。

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 冴子「私を誘拐した犯人は捕まったわ、それに犯人を陰で操っていたのはあの頭取だったの!」
 野村「まさか頭取が……」

 岩淵と富岡は醜い言い争いを始め、自らその本性を暴露する。

 やがて警察が駆けつけ、ハングマンたちは満足げな笑みを浮かべて散って行くのだった。

 ……

 眼鏡っ子が可愛いし、見せ場も多くて面白いと思うのだが、オンエア時の視聴率は8パーセント……

 ドラマの面白さと視聴率は全く関係がないと言う日頃からの持論を声高に主張したくなる管理人でありました。


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コメント

このザ・ハングマン2では2代目引田天功さんが出演されている回があったと思うのですが、その回のテレビの映像をお持ちでしたら明日にでもzura1980さんに出来れば載せて頂けませんか?どうかお願いします。

Re:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

管理人様

遅くなりましたが、4百万アクセス突破おめでとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

>時代劇みたいに分かりやすい配役が「ハングマン」の楽しさでもある。
もう鬼籍に入られた昭和の名優たちを見ると、なんだかホッとします。

まだ第1作の7話までしか観てませんが、ゴッドの指令のように冷徹になりきれない
ハングマンたちの人間臭さも魅力ではないか?と思います。

Re[1]:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

平田光則様
>このザ・ハングマン2では2代目引田天功さんが出演されている回があったと思うのですが、その回のテレビの映像をお持ちでしたら明日にでもzura1980さんに出来れば載せて頂けませんか?

彼女が出ているのは2じゃなくて、1の第17話だと思いますが……。そちらなら、以前レビューした時の記事に載せていると思います。

Re[1]:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

影の王子様
>遅くなりましたが、4百万アクセス突破おめでとうございます。
>これからもよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。
コメント、いつも励みになってます。

ちょっと遅れましたが、ちゃんと恒例のあれはやりますので……。

Re[3]:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

zura1980様へ
そうでしたか。引田天功さんは、ザ・ハングマン1の第17話に出演していて、もう過去にすでにレビューにしているんですか。じゃあ僕も確認します。zura1980さん、コメントありがとうございます。

Re:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

 志麻いづみさんが出演する第17話を楽しみに待っていたら突然 12話から18話に飛んでしまったのでびっくり、そしてがっかりです。この後 17話が掲載される予定はないのでしょうか?

Re[1]:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

志麻いづみさんのファン様

申し訳ありません!
何故だか、自分でも良く分からないのですが、13話から17話までDVDに保存してなかったみたいです。

切腹してお詫びしたい気持ちです。
また、現在、ハングマン2は放送されてないので、今のところ17話のレビューは難しいようです。本当にごめんなさい。

Re:「ザ・ハングマン2」セレクション 第18話(03/25)  

zura1980様
 残念ですが、仕方ないですね。志麻いづみさんはハングマン4の17話にも出演しているので、ここでレビューがあることを期待しています。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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