FC2ブログ

記事一覧

「スーパーロボット マッハバロン」 第19話「地獄から来た天使」前編



 第19話「地獄から来た天使」(1975年2月10日)

 いよいよこのエピソードを紹介する日がやって参りました。

 だいぶ前に、今回出てくるドーラの画像だけ貼った記憶があるが、実際に作品を紹介するまでには長い年月を待たねばならなかった。

 冒頭、小鳥のさえずりをバックに、陸橋の上を歩いているひとりのエキゾチックな美女。
 ナレ「彼女の名前はドーラ、ドイツ生まれであると言うこと以外、誰も彼女のことは知らない。しかし……」

 PDVD_000.jpg
 今回のヒロイン、ドーラさんである。

 白のタートルネックにワインレッドのジャケット、エナメルのロングブーツ、そして何より、常にピンク色の松葉杖を突いていると言う、120点満点の素晴らしいスタイルである。

 演じるのは「ウルトラマンタロウ」の森山いずみ隊員こと、松谷紀代子さん。
 もっと活躍されても良かったと思うが、このドーラ役がほぼ最後の仕事となってしまった。
 (この後、ゴレンジャー第1話にも出ているが、ほんのチョイ役)

 PDVD_001.jpg
 ちょうど彼女の下を、電車が通過していくが、

 PDVD_002.jpg
 ドーラが振り向いた直後、突然爆発炎上してしまう。

 ドーラの仕業だったのかどうか、はっきりしない。

 その映像にサブタイトルが重なる。
 「地獄から来た天使」って、このサブタイトルも最高だね。

 PDVD_003.jpg
 続いてドーラは、公園で朗らかにバレーボールをしているジャージ姿の男女の一団を遠くから眺めている。

 どう見ても変態の集団だ。

 PDVD_004.jpg
 ベンチに座り、松葉杖に顔を乗せてその様子を感情のない目で眺めているドーラ。

 今度は、空中に巨大な緑色の光が出現し、地面からドラゴン花火が一斉に吹き出して変態たち(変態じゃありません)を悶絶させる。

 事件(どちらの事件か不明)の被害者の収容された病院へ訪れた嵐田陽。
 何の手掛かりもなく、ジープで病院から出たところ、道端に倒れているドーラに気付いて助け起こす。
 (ジープに接触したのかもしれない)

 「心配要りません」と立ち上がるドーラの松葉杖が、故意か偶然か、空に向けられる。

 PDVD_007.jpg
 と、例の緑色の閃光が空に刻まれ、その向こうから巨大ロボットが出現する。

 ロボット帝国陸軍のアンジュラスXYである。

 ドーラの目が怪しく光り、アンジュラスは陽たちの頭上から銃撃を仕掛ける。

 PDVD_008.jpg
 咄嗟に自分の体でドーラを庇う陽。

 そんな陽を、ドーラは不思議そうな目で見る。
 もっとも、その場にはドーラもいるので、殺傷力のない攻撃だったと思われる。

 そのままアンジュラスは、火炎放射ステッキを振り回して破壊の限りを尽くす。KSSバードが出撃するが、KSSバードの歯の立つ相手ではなかった。

 PDVD_009.jpg
 その頃、陽は作戦室の前で、警備員と押し問答していた。
 陽「いいからそこをどくんだ」
 警備員「ダメですよ、嵐田さん、この本部は関係者以外立ち入り禁止です」
 陽「しかし、この人は怪我をしてるんだ、怪我人を治療するくらいいいじゃないか」
 村野「どうしたんだ」
 陽「この人は僕の不注意で怪我をしたんです」
 村野「しかし陽、規則は規則だ。万一我々の機密が敵に漏れたら、日本の安全はどうなる?」
 陽「知るもんですか、そんなこと!」

 特撮ヒーローの主人公として、あるまじき発言である。

 陽「この人を放り出せってんですか? KSSがそんな非人間的な組織なら俺にも考えがある」
 健一「陽兄ちゃん、何処行くの!」
 陽「知るもんか、はっきり言えることは、こんなところ今日限り辞めるってことさ!」

 初期のようなワガママを言い出す陽に、村野も苦笑を漏らし「仕方のない奴だ、よし分かった!」

 PDVD_010.jpg
 その言葉を待っていたように上目遣いで村野の顔を盗み見る陽。無論、村野も陽の魂胆など先刻承知である。

 ロボット帝国との長い激闘を経て、二人の間にはしっかりした信頼関係が築かれているのだ。

 村野「君、名前は?」
 ドーラ「ドーラです」
 村野「ドーラか、いい名前だ。花倉さん、ドーラを作戦室の奥の医務室で医者に診せて下さい」
 ドーラ「ありがとう」

 村野博士のはからいで、ドーラは花倉と健一に付き添われて作戦室への立ち入りを許可され、そこを抜けて医務室へ連れて行かれる。

 一方の陽は、アンジュラス迎撃の為、マッハバロンで出動する。

 PDVD_011.jpg
 ララーシュタイン「タンツ、今度こそ、マッハバロンは倒せるだろうな」
 タンツ「御安心下さい、この私が長年手塩にかけた娘にも等しいサイボーグを送り込んでいるのです」
 ララーシュタイン「分かっておる。あの子がお前にとって娘同様可愛いサイボーグなら、ワシにとっては孫娘だ。犬死させるようなことがあれば、このワシとして黙ってはおらん」
 タンツ「必ずこの作戦を成功させてご覧に入れます」

 案の定、ドーラはロボット帝国の送り込んだスパイだったのだ。

 PDVD_012.jpg
 ドーラを治療しに、眼鏡をかけた女医がやってくるが、ボケッと突っ立っている花倉と健一を見て、
 「あなたがた、レディの治療を見物なさるおつもり? 出てって頂戴!」と、ヒステリックに追い出す。

 この女医さんも、なかなか面白いキャラだ。

 が、女医がドーラの服をはだけると、たちまちその下からサイボーグの機械が露出する。

 PDVD_014.jpg
 むっくりと起き上がったドーラは、おののく女医に杖をライフル銃のように構え、緑色の光を浴びせて気絶させてしまう。

 ドーラはしばらく横になっていたが、頃合を見計らって医務室を出て行く。

 PDVD_016.jpg
 杖を突きながら作戦室まで歩き、ブラインド越しに作戦室の様子を窺う。

 PDVD_015.jpg
 美しいドーラの双眸。

 後編に続く。


関連記事
スポンサーサイト



コメント

この話を観たくなって、DVD借りて、以前の話をすっ飛ばして観ました。
まず、タイトルが秀逸ですよね。
ドーラが台詞が極めて少なく無表情なので、サイボークの雰囲気が醸し出されてます。
脚本・演出共に「わかっているなぁ」です。

Re[1]:「スーパーロボット マッハバロン」 第19話「地獄から来た天使」前編(02/13)  

影の王子様
>ドーラが台詞が極めて少なく無表情なので、サイボークの雰囲気が醸し出されてます。
>脚本・演出共に「わかっているなぁ」です。

実に魅力的なキャラですよね。是非レギュラーで出て欲しかったです。

この松谷さんのドーラ役は、見事にハマり役のようですね😅出来ればもう少し他の回にも出演して欲しかったですね

Re: タイトルなし

もっと色んな作品に出てほしかったですね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター