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男・強さ・優しさ・力・勇気・輝き「宇宙刑事シャリバン」第46話


 第46話「誕生日の約束 大空に夢をえがく飛行雲」(1984年1月20日)

 北川星一少年と一緒に下校中の千恵と明。
 星一「今日の誕生日パーティー来てくれる?」
 千恵&明「行く行くーっ」
 星一「お父さんがグライダー買って来てくれるんだ」
 千恵「私にも見せてー」

 さて、こちらは最近明るい話題のない幻夢城。

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 玉座の間の隅っこにレイダーが現れ「俺様抜きで秘密会議をしても無駄だっ」

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 ポルター「魔王様、日本占領計画は着々と進んでおります。拠点となる前進基地も、北関東の太平山に99パーセント完成致しました」

 ……

 単にレイダー、みんなからシカトされているだけじゃないの?

 ポルター「これをご覧下さい」

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 壁のスクリーンに、基地の現在の様子を映し出すポルター。

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 ガイラー(これって、野口竜のイラストなのでわ?)

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 魔王サイコ(……ガイラー、突っ込んだら負けだぞ)

 しかし、全銀河征服を企むマドー、1年近くにわたって活動しているのにいまだに日本一国すら支配できずにいる訳で、そろそろ自分たちの力量に見合った目標を立てるべきだろう。

 「奥多摩制圧」とか、「琵琶湖占領」とかね。

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 ポルター「日本占領の暁にはあの(大幹部の)椅子にこの私めを」
 ガイラー「ワシにも権利がある!」
 ポルター「何を言うか、ガイラー将軍、計画はこの私が」
 ガイラー「ワシの手を借りずに、日本占領が出来ると言うのか」
 ポルター「出来る!」
 ガイラー「出来ない!」
 ポルター「出来る!」
 ガイラー「なにぃっ」

 ボスの面前で、小学生のような口喧嘩を始める困った二人。

 魔王サイコ「出来てからのことにしろ」

 ごもっとも!

 レイダー「ふふふっ、出来てたまるかっ」
 レイダーは最後まで無視されたまま、寂しく姿を消す。

 ちょうどその基地の上空を、星一の父親・北川とカメラマンが乗るセスナが飛行していた。彼らは航空写真を撮影しに来ていたのだが、レイダーが念じると、山肌に白いマークが浮かび上がり、人間の目には見えない筈の基地の存在を彼らに教える。

 そう、レイダーは力づくで基地建設をぶち壊そうとしているのだ。

 「悪の組織」も、ここまで統制が取れなくなるともう終わりだな。

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 ミスアクマ2「何者かが山腹にマドーマークを付けました」

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 ポルター「なにぃっ、また私の婚期が遅れるではないか!」(関係ねえだろ)

 ミスアクマ1「小型機が空中写真を撮っています」
 ガイラー「写真を? 撃ち落とせ!」

 ただちに、マドーの戦艦から戦闘機が出撃して、ハゲタカのようにセスナに襲い掛かる。
 セスナはたちまち撃墜……されないんだな、これが。

 付近を飛行していたグランドバースが救援に駆けつけ、セスナは無事に空港に着陸する。

 しかし、いくら邪魔が入ったと言っても、セスナ一機も落とせないマドー、もうダメだな。

 で、着陸した北川たちを、地上で待ち伏せしていたガイラーが、フィルムを取り返そうと紋切り型の行動に出る。いつものことだが、そんなのほっといて、さっさと基地を完成させれば良いのである。

 そんなことをしているから、逆に電がジープで突っ込んでくる展開となる。

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 ガイラー「シャリバン! 久しぶり!

 ガイラーは、しばらく前線から外されていたので、電と会うのは久しぶりなのだった。

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 ジープの向こうに投げ飛ばされながら、「赤射!」、

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 赤い光球に包まれ、

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 シャリバンとなって戻ってくる。

 冷静に考えたら素晴らしいアクションシーンなのだが、この番組では珍しくもないのでついスルーしてしまいそうになる。

 さて、星一少年、誕生日パーティーだと言うのに、父親がなかなか帰ってこないので心配していた。

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 そこへ、千恵、明、千秋、小次郎さんたちがプレゼントを手にやってくる。

 全員、鈴木モータース関係者と言うのも相当不自然だけどね。

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 星一の母親も顔を見せるが、小次郎さんを不審者でも見るような訝しげな目で見る。

 星一「良いんだよ、母さん、あの人は子供みたいなんだから」

 本当に良いのか? よーく考えてみよう。

 小次郎「まるで子供です」
 千秋「私はお目付け役ですの!」

 その晩、盛大に誕生日パーティーが開かれる。

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 だが、肝心の星一少年の表情が冴えない。
 小次郎「どうしたの?」
 星一「だって、お父さんが帰ってこないんだもの」 

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 千恵「星一君のお父さんの誕生日プレゼントが早く見たいわぁ」

 実に表情豊かで愛らしい千恵。子役なりに、ちゃんと演じようとしている姿勢に好感が持てる。

 その時、電話のベルがけたたましく鳴り響く。父親からだと星一が電話を取りに行くが、その部屋の鍵が閉まっていて、外へ出られない。さらに、照明が消えて薄暗くなる。

 無論、マドーの仕業である。

 電話は北川からのものだったが、家族に代わってガイラーが出て「今日見たことを話せば家族の命はない。早くフィルムを持って家に帰るんだ。そうすれば助けてやる」と脅す。

 夜通し車を飛ばして、北川は自宅近くまでやってくる。

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 北川をジープで捜していた電、北川の車と擦れ違い、車を飛び越して運転席側へ着地する。

 これまた、何気なく見事なアクションである。

 北川は止めようとする電を押しのけ、自宅へ向かって走り出す。
 座席には、2本のフィルムケースが残されていた。

 それを掴んで追いかける電を、ガイラーたちが攻撃してくる。
 混乱のうちに、北川はフィルムをひとつ拾って、自宅へ向かう。

 北川が自宅へ帰ると、家族や小次郎さんたちが意識を失って倒れていた。

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 千秋のお尻に抱きついて眠っている千恵が可愛いのである!

 家族を必死に揺り起こそうとする北川の前に現れたのは、意外にもレイダーだった。
 レイダーはフィルムを奪うと、すぐ姿を消す。

 直後、電が駆けつけ、北川の家族も千秋たちも無事に目を覚ます。

 ガイラーがしょんぼりして幻夢城へ帰還すると、フィルムを手にしたレイダーが「上首尾とは行かなかったようだな」と、自慢げに笑う。

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 レイダー「椅子はどうやら私のものらしい」

 自分で騒ぎを起こしておいて、その成果も横取りしようとする、悲しいほどにセコいレイダーであった。

 だが、

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 現像したところ、それは問題の航空写真ではなく、北川一家の様子を映した、なんとなくムカつく家族写真だったのだ。

 あの混乱の中で、フィルムを取り違えてしまっていたのだ。

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 ポルター「えーいっ、なんだこれわっ? また私の婚期が遅れるではないか!」
 (関係ねえだろ)

 魔王サイコ「たわけっ」

 サイコのひと睨みで、写真は燃え上がる。
 なんともいえない気まずい雰囲気が流れる中、

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 ガイラー「はははは、レイダーたるものが、ぶわっはっはははははっ」
 レイダー「……」

 ライバルの失敗があまりに嬉しくて、大笑いするガイラーさん。いるよね、こういう空気の読めない奴。

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 魔王サイコ「笑っている場合か?」
 ポルター&ガイラー「ははーっ」

 叱られて、ペコリと頭を下げる二人。

 ここまで来ると、完全にコントである。

 で、電が本物のフィルムを元に、基地の所在を割り出してグランドバースで攻撃してくる。

 後は書く必要もないが、電によって99パーセント完成していた基地は完膚なきまでに破壊され、ビーストも倒されて、マドーの完全敗北となるのだった。まぁ、いつものことだ。

 (一応、念の為、ポルターの婚期うんぬんは全て嘘です)


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コメント

「上手の手から水が漏る」と言う言葉は、正にこのお話のレイダーのためにある様な物です。それを見て馬鹿笑いをするガイラー将軍に、泣く子も黙る悪の親玉魔王サイコまで
「笑っている場合かっ!!」
と一喝してしまうトホホ加減・・・。
以前リクルートのCMでショッカーの戦闘員たちが大幹部や怪人たちの無責任さや愚行に苦言を呈し転職を考えるシリーズがありましたが、この時のファイトローたちも同じ気持ちだったかもしれませんね。

Re[1]:男・強さ・優しさ・力・勇気・輝き「宇宙刑事シャリバン」第46話(02/21)  

笑太郎様
>「上手の手から水が漏る」と言う言葉は、正にこのお話のレイダーのためにある様な物です。それを見て馬鹿笑いをするガイラー将軍に、泣く子も黙る悪の親玉魔王サイコまで
>「笑っている場合かっ!!」
>と一喝してしまうトホホ加減・・・。

ほとんどコントですよね。
我ながら「婚期が遅れるではないか」と言うウソ台詞が好きです。

>以前リクルートのCMでショッカーの戦闘員たちが大幹部や怪人たちの無責任さや愚行に苦言を呈し転職を考えるシリーズがありましたが、この時のファイトローたちも同じ気持ちだったかもしれませんね。

まぁ、ショッカーよりはマシでしょうけどね。

Re[2]:元ネタは、劇場版「仮面ライダー対ショッカー」?  

zura1980さんへ
>ガイラーは、しばらく前線を外されていたので、電と会うのは久しぶりなのだった。

僕は、このお話が好きでyoutubeでの配信を以前から楽しみにしており、また観れて十分楽しませてもらいました。
ところで僕は、このお話の元ネタはどうも管理人さんが先日記事にされた劇場版「仮面ライダー対ショッカー」の様にも思えます。まずはこのお話で星一くんの誕生日を気にしていながらもマドーに急襲される北川さんが、そっくり大道寺博士、「ライダー」での珠美ちゃんをそのまま男の子に変えたのが星一くんです。
そして椅子下敷きの刑からやっと御赦免になったガイラー将軍は、北川さん襲撃の一番槍をはったり、星一くんの誕生日パーティーに乱入したりのがんばっちゃいっぷり。「ライダー」でのハエ男、ドクガンター、アリガバリの三役を一人でこなしています(そうするとミスアクマの二人はモグラングとサボテグロン?)!!勿論それらの場面で本郷と一文字の役回りを一人でやっちゃうシャリバンもお見事!そして北川さんからフィルムをまんまと奪取したレイダーはザンジオーですが、レイダーの結果を見ると「注意深さ」の点ではザンジオーの方に軍配が上がります(笑)。
余談ですが「ライダー」で、ドクガンターたちにパーティーを襲われ頭をぶつけて最初にのびてしまった五郎の役回りは、千恵ちゃんか明かと思いきや、やっぱり小次郎さんでした。・・・最近長文が多くてスイマセン。

Re[3]:元ネタは、劇場版「仮面ライダー対ショッカー」?(02/21)  

笑太郎様
長文コメントありがとうございます。

確かに共通するところがありますね。父親が、何か大事なものを子供へのプレゼントに隠して預けているというのは、昔の特撮のひとつのパターンになってますよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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