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「星雲仮面マシンマン」 第1話「教科書まっ白事件」後編

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 続きです。

 真紀は、週刊ヒット社の編集部へ戻り、自分が危うく命を落としかけたと編集長へ訴えていた。

 PDVD_019.jpg

 編集長「マンションのてっぺんから落ちて、なんでお前生きてんだよ? ほれっ」
 編集長、身を乗り出して真紀に脚があるのか覗き込む。

 真紀「きゃっ」
 キュロットなので、そんなに過敏に反応することもないと思うが、この真紀の恥ずかしがる様子は必見の萌えポイントである。

 編集長「そうか、お前幽霊か?」
 真紀「誰かが助けてくれたんです。見たこともない、なんか映画のスーパーヒーローみたいな」
 その時のことを思い出し、うっとりと宙を見詰める真紀。

 そこへこれもレギュラーのルミ子(村越裕子)がカフェオレを編集長に持ってくるが、編集長は「アメリカンと言っただろ」と強弁し、「カフェオレって言いました」と主張するルミ子と押し問答を繰り広げる。

 編集長を演じるのは現在もドラマで活躍されている江藤漢さん。正式な役名は荒田編集長だが、劇中ではほとんど苗字は出てこない。

 そこへ別の編集部員が飛んできて、刷ったばかりの週刊ヒットまで真っ白になってしまったと知らせる。恐らく、「教科書白紙化」作戦の副作用であろう。狼狽した編集長は真紀に「スクープ写真撮って来い!」と怒鳴りつける。

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 ちなみに、真紀の背後に一瞬映るホワイトボードには、「特ダネ賞は皆さんの腕一つ」とか「新宿に行ってきます。12時に帰社」など、いかにもそれっぽいことが殴り書きされている。こういうこだわりを見つけると、ついつい嬉しくなってしまう。

 「はい!」と元気良く返事をして飛び出した真紀だが、「特ダネ特ダネってよく人をこき使ってくれるわよ」とぶつぶつ愚痴をこぼしながら運転する。

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 と、またしても健のバイクと衝突しそうになる。

 真紀「あなた今朝の信号無視男!」
 健「俺、高瀬健、よろしく」
 真紀「何がよろしくよ。警察へ突き出すわよ」
 健「でもね、考えようによっては、縁があるってことじゃないのかな」
 真紀「まあ図々しい!」

 そこへ弟の勝たちが教科書が真っ白になってしまったと知らせに来る。

 勝は登校の際に学校の近くで見掛けた怪しいワゴン車のことを思い出す。真紀は無理矢理弟を車に乗せて、そのワゴン車を探しに行く。

 健は懐に隠れていたボールボーイに「あのおてんば娘が心配だ。尾行してくれ」と指示する。ボールボーイは、健の話し相手として、また偵察要員として、宇宙刑事のような相棒のいない健のサポートの役割を果たす。健とボールボーイはテレパシーで遠くにいても会話が出来るので、そういう意味でも物語に欠かせない存在なのだ。

 真紀はあっさりとワゴン車を発見し、追跡する。人気のない資材置き場まで来たところで、

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 怪しい男(うえだ峻)が襲ってくる。

 念の為、大竹さんじゃありません。

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 そこへ妙にかっこいい作業員(JACの皆さんです)が数人現れ、真紀たちを助けようとするが、男はそこでアンドロイドとしての正体を見せる。

 ドリル男と言う、実にストレートなネーミングだが、このスーツは腕のアタッチメントや細部の飾りを変えて、以降も繰り返し使われているようだ。とにかくお金がなかったのだろう。

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 ボールボーイからの連絡を受けた健は眼鏡を外し、カートリッジのようなものを天にかざし、「ドルフィーン!」と叫ぶ。

 スペースコロニーから、ドルフィンと言うマシンが特殊な空間を経由して高瀬健のもとへやってきて、その中でマシンマンに変身し、マシンを操縦する様子が映し出される。

 ナレ(小林修)「ドルフィンはマシン空間ハイウェイで高瀬健に電送されるのだ。高瀬健はドルフィンの中でマシンマンになるのだ」

 この説明台詞は、途中で微妙に変わったりするが、基本的には上記のものが使われる。

 厳密には、この時点で「マシンマン」と言う名前は存在しないんだけどね。

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 現場に到着するとドルフィンが消えて、ポーズを決める。

 2話以降では「星雲仮面マシンマン!」と名乗るが、当然、今回は何も言わないまま戦いだす。

 マシンマン、基本的にザコ戦闘員はいないし、爆破もあまり使われていない。見た目の派手さは他の作品に劣るが、アクションそのものは本格的である。アクション監督は横山稔氏が担当している。

 ボールボーイを投げて攻撃したり、レーザーサーベルから発する光線で真紀たちを防護したり、ワープスロットルと言う銃で攻撃したりする。

 決まり手は常にレーザーサーベルによる「マシンサンダー」である。アンドロイドは破壊されるが、爆破シーンは宇宙刑事シリーズの素材が借用されている。

 また、最初の頃は背中の透明なマントをつけたままアクションしているが、邪魔になるし、すぐボロボロになってしまうので、途中から戦う前に消えるようになる。

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 健「真紀さん、おてんばもほどほどにね。それじゃ!」
 真紀たちに声をかけた後、健は風のように消える。

 マシンマン、口の部分が露出しているのが特徴で、親しみが湧くのだが、アップのところでは健を演じる佐久田さんがスーツを着て演じることもあったそうだ。もっとも、最初なのでここは全てスタントが演じているんだと思うが、よく分からない。

 勝「誰だろうあの人?」
 真紀「マシンマンじゃないかしら? だってすっごいマシンに乗って来たでしょ。だからマシンマン!」

 そう、ヒーローの名付け親は彼に守られるヒロイン自身だったのだ。その場に残っていたボールボーイが、そのことを健に伝えると、健も気に入って、以来、そう名乗るようになる。

 じゃあ「星雲仮面」はどこから来たの? 知るか。

 また、健は予定を変えて地球に留まることにする。

 ボールボーイ「どうして滞在を伸ばしたんだい?」
 健「テンタクルと戦うためさ」
 ボールボーイ「うっそだぁ~真紀さんを守るためだろ? 図星でしょ、ぐふふ、マシンマン?」
 健「そうなんだ、真紀さんから目を離すことはできない。僕が守ってやる」

 と言う訳で、実に個人的な理由でスーパーヒーロー活動に従事することになったマシンマンだが、この設定がまたとてもリアルで、納得できるんだよね。

 第1話と言うことで、まだ健や真紀たちのアットホームなやりとりは見られないけど、十分期待できる滑り出しと言えよう。

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 EDは、しっとりしたスローバラード。

 この歌詞のラスト、「男の意地は伊達じゃない 守り抜くんだ 君の笑顔を」と言うくだりが、管理人はとても好きだ。大抵のヒーローものなら、「守り抜くんだ」の後に「宇宙の平和」とか「地球の未来」とか、大仰で非現実的な目的語が続くものだが、ここでは「君の笑顔」と言う、極めて身近で共感できるフレーズになっている。ある意味、感動的でさえある。

 管理人にはとても面白い作品だけど、「ちゅうかなぱいぱい」などのコメディタッチの特撮ヒロインシリーズに近い作風なので、人を選ぶとは思うけどね。

 管理人、2014年は、一年かけてじっくりこの作品について語り尽くしたいと考えている。

 覚悟しておくように。


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コメント

今さらなことを書いてすみませんが
プロフェッサーKの子供が「嫌いだから攻撃する」って凄いです
(一応、子供アレルギーという設定があるとはいえ)。
バルタン星人やガミラス帝国のように「種の生存を賭けて」侵略するわけでもなく
ショッカーのように「理想の世界を築く」ためでもない。
「嫌いだから攻撃する」ってそれこそ子供と同じレベル。
それで「世界の軍隊を相手にできる科学力」を投入するのだから怖いです。

Re[1]:「星雲仮面マシンマン」 第1話「教科書まっ白事件」後編(12/19)  

影の王子様
懐かしい記事にコメントありがとうございます。
しかし、そろそろ2年近くになるのか……。まさかこんなに長く掛かるとは思っても見ませんでした。

>今さらなことを書いてすみませんが
>プロフェッサーKの子供が「嫌いだから攻撃する」って凄いです
>(一応、子供アレルギーという設定があるとはいえ)。
>バルタン星人やガミラス帝国のように「種の生存を賭けて」侵略するわけでもなく
>ショッカーのように「理想の世界を築く」ためでもない。
>「嫌いだから攻撃する」ってそれこそ子供と同じレベル。

ヒーローサイドが「愛する人を守る為に戦う」と言うのも、親近感が感じられて好きです。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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