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「仮面ライダーBLACK RX」 第10話「ニセ者でドッキリ」 後編

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 第10話「ニセ者でドッキリ」(1988年12月25日〉
 の続きです。

 ニセ茂は運動能力も本物より優れていて、野球でも、本物が手も足も出なかった祐一の球を見事に打ち返す。

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 女の子「わぁー、凄い!」

 柏○由○的なガーリックノーズがちょっと惜しい女の子、それを見ると、たちまち祐一からニセ茂に乗り換え、今度は、ベースを一周した茂の頬にキスをするのだった。

 (色んな意味で)将来が楽しみな尻軽女である。

 それを物陰から見ていた茂は、その後、「約束が違う」とニセ茂に詰め寄る。

 だが、再びそこにドグマログマが出現し、茂を催眠状態に落として、その口から茂の細かい癖や習慣など、洗い浚い喋らせる。

 ドグマログマ「クローンが完全なものになればもうお前に用はない」

 最初にコピーを作った時、オリジナルを生かしておいたのは、茂から情報を聞き出してクローンの挙動を本物に近付けさせる為だったらしい。

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 ニセ茂がテストで100点を取ったので、両親はコロコロ喜ぶ。

 父親「さすが俺の息子だ」
 母親「それを言うならさすが私の息子です」

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 父親「何言ってるんだよ、頭の良さは私の遺伝だ」
 母親「何言ってるんですか、それは私でしょ」

 ニセ茂の体をまるでモノや犬のように乱暴に扱いつつ、自分の手柄だと主張し合う二人。

 あまりに乱暴なので、若干、子役が素で笑っているようにも見える。

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 両親の手からやっと逃れたニセ茂、冷蔵庫を開けると、トマトを丸齧りする。

 ひとみ「あーっ!」

 それを見ていたひとみ、驚きに目を見張る。何故なら……

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 光太郎「なんだって、茂君がニセモノ?」
 ひとみ「癖とかはそっくりなんだけど、でも、お兄ちゃん、トマト大嫌いなのよ。それを……」

 ひとみ、玄関の前で光太郎の帰りを待ち、一緒に公園に行って、疑惑を打ち明ける。

 ……って、基本的なところがコピーできてねえじゃねえか!

 と言うか、なんでそこまでして完璧なコピーを作らなきゃいけないのだろう?

 既にゲドリアンの作戦、当初の目的を完全に見失っているような気がする……。

 光太郎「まさか……」

 光太郎、最初はひとみの言葉を一笑に付していたが、この前の茂の態度を思い出し、俄かに疑惑を強める。

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 玲子「ひとみちゃんから聞いたわ。ねえ、茂君の様子がおかしいのは、もしかしたらクライシス帝国に関係が?」
 光太郎「うん、その可能性がある」

 下校中のニセ茂を見張っていた光太郎に、玲子も合流する。

 ニセ茂、最初に茂が襲われた広場に二人の友人を連れて行き、そこで待ち受けていたドグマログマが、二人のコピーを作り出す。

 光太郎と玲子が駆けつけた時には、三人ともニセモノに入れ替わっていて、一斉に襲い掛かってくる。

 ……って、襲い掛かったらダメだろ。

 光太郎、ドグマログマの吐くガスをかわしている間に、玲子をニセモノたちに連れ去られてしまう。

 光太郎、佐原家に帰ると、最近の茂はニセモノだと茂の両親に説明する。

 無論、いきなりそう言われて二人が納得する筈もなく、激昂して光太郎に食って掛かる。

 俊吉「よりによって私たちの可愛い息子をつかまえて、ニセモノとは何だ。いくらお前でも許さんぞ」
 光太郎「ほんとなんです、おじさん、おばさん、信じて下さい。全てはクライシス帝国の陰謀なんです。その為に玲ちゃんも……」

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 彼らのやり取りの合間に、妙にセクシーな後ろ姿の女性が、佐原家に近付いてくる様子がカットバックされる。

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 俊吉「なにぃ、玲ちゃんがどうした?」
 玲子「光太郎さん、私ならここにいますわ」
 光太郎「玲ちゃん、無事だったのか」
 玲子「なにを言ってるの、光太郎さん、私はこの通り、ピンピンしてるわよ」

 会話に割り込む形で、リビングに入ってきたのは他ならぬその玲子であった。

 しかし、なんでわざわざこんな、いつもの玲子の服装とかけ離れた衣装をチョイスして来たのか、クライシスの考えていることが理解できない。

 光太郎「そうか、お前は玲ちゃんのニセモノ、クローンだな? 本物の玲ちゃんや茂君たちは何処にいるんだ?」
 玲子「ひどいわ、光太郎さん、私は正真正銘の玲子よ! うう、ニセモノなんかじゃないわ」

 当然、光太郎は即座に正体を見破って激しい口調で問い詰める。ニセ玲子は白々しく涙を流して、傷付いたふりを演じて見せる。

 光太郎のニセ玲子に対する乱暴な態度に、佐原夫妻も激怒して、一瞬、ほんの一瞬だけ、ゲドリアンが言う「奴を孤立させ……」と言う状況が生まれそうになるが、

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 光太郎「おじさんやおばさんは騙せてもこの俺は騙せんぞ! 本物は何処だ? 何処だぁーっ!」
 ニセ玲子(あわわ……)

 光太郎の圧迫面接型追及に恐れをなしたニセ玲子が、自ら正体を暴露するようにその場からトンズラしたので、この時点で今回の作戦は失敗したも同然となる。

 どうして、RXにも見抜けないほど完璧なクローンを作る能力があるのに、そんな見え見えの策略しか思い付かないのか、情けなくて涙が出てくる。

 たとえば、本物の玲子に催眠術をかけて光太郎を襲わせ、それをニセモノだと思った光太郎に本物の玲子を傷付けさせるとか、「イナズマン」でもやってたけど、ニセの玲子に強盗や放火、人殺し、ピンポンダッシュなどの悪逆非道の限りを尽くさせて、玲子を社会的に抹殺するとか、もっと陰険で光太郎に心理的ダメージを与えるのに有効な作戦がいくらでも思い付くと思うのだが。

 光太郎、ニセ玲子を追いかけて廃工場へ行くが、待ち受けていたニセ玲子に何度も投げ飛ばされる。

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 いかにも80年代末風の落書きがされた壁に、

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 思いっきり叩きつけられる光太郎。

 あまりに某カリスマバンドが好き過ぎて、その名前が書かれた壁にへばりついているようにも……見えんか。

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 やがて、茂たちのニセモノ、ドグマログマも出て来て、光太郎を包囲する。

 ドグマログマ「南光太郎、お前の最後だ!」

 ……

 もう、クローンとか、孤立とか、そんなことはもうどうでも良くなっているクライシスであった。

 この後、光太郎がRXに変身し、キングストーンフラッシュ(?)でニセモノを消滅させる。

 ゲドリアンが「RXの透視能力でも見抜けない」と誇らしげに言っていた台詞が、実に空しく響く。

 しかし、ここでかかる挿入曲「光の戦士」は、曲、詞ともに、実にカッコイイ。

 「君は輝く戦士だ~燃えるひとみ煌かせて、すさんだ荒野に挑め~♪」

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 RX、ひとしきりドグマログマと戦った後、倉庫の中で、いつもの三角錐の作り出す特殊な空間に閉じ込められている本物の4人の姿を発見する。

 ……って、なんで、本物を生かしておいたのだろう?

 他の三人はともかく、茂からは全ての情報を引き出して、用済みになったんじゃなかったの?

 人質にするのかと思いきや、ドグマログマはその場で彼らを殺そうとするし、もう滅茶苦茶である。

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 色々あって、最後はリボルケインが、ドグマログマの腹部に突き刺さる。

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 今回はいつもと違い、抜いた後、正面から向き合ったまま、剣を振り下ろす。

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 しかし、場所が場所だけに、いつもより火薬の量は控え目で、最後は光学処理で片付けられている。

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 RX(クライシスはこの俺のウィークポイントを狙ってきた。いつかまた、同じ作戦を展開してくるに違いない。あいつら学習能力ゼロだから。だが守って見せる。佐原家の人たちを、玲ちゃんを! そして人間たちを)

 勝利の後、クライシスの作戦を総括し、気を引き締める光太郎であった。

 しかし、公平に見て、光太郎の評価は買い被りと言うものだろう。

 終わってみれば、一体クローンで何がしたかったのかさっぱり分からないままだったのだから。

 正直、そんな七面倒くさいことをしないで、茂なら茂をさっさと惨殺してしまえばいいのである。それだけで佐原家の人たちは悲嘆に暮れ、光太郎への心理的ダメージも計り知れないものがあっただろう。

 一方、クライス要塞では。

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 ゲドリアン「おのれぇ、RXめ!」
 マリバロン「奴とあの家族たちのつながりは紛れもない事実、いずれさらなる必勝の作戦を以て必ず奴の首を!」

 必要以上に、マリバロンとゲドリアンが力んでいた。

 そうして誤魔化さないと、ジャーク将軍にお仕置きされるからである。

 ところで、最初に突っ込んだように、マリバロンの台詞は間が抜けている。佐原俊吉が、光太郎の叔父であることくらい、近所の主婦でも知っとるわ!

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 ラスト、茂たちと楽しく野球をしている光太郎。

 それにしても、横縞(ボーダー)率高っ!

 そう言えば、祐一も俊吉も、横縞の服着てたな。

 バブル時代とは、日本が横縞に支配されていた時代だったのか……。


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コメント

Re:「仮面ライダーBLACK RX」 第10話「ニセ者でドッキリ」 後編(12/08)  

派手に動くニセ玲子が3話のように「素足+ミニスカ」だったら
いい目の保養になったのに‼
3話と同じ蓑輪雅夫監督だが「わかってないなぁ・・・プンプン(さとう珠緒風)」

Re:「仮面ライダーBLACK RX」 第10話「ニセ者でドッキリ」 後編(12/08)  

このお話では、偽茂が本物の茂なら嫌いなはずのトマトを丸かじりしているのをひとみちゃんに見られたためにクライシスの策略に綻びが生じてしまいますが、「サンバルカン」でも偽物の息子が、夕食(奇しくもその夕食の席にはサンバルカンの三人もお呼ばれされていました)のおかずの刺身を平然と食べているのを見たお父ちゃん(原口剛さん)が
「おいお前、刺身嫌いじゃなかったのか・・・?」
と不思議がり、それに対し偽物の息子が
「いやっ、思い切って食べたら食べれるようになったんだよ・・・。」
と必死で取り繕う処がありましたね。しかしそれがもととなりサンバルカン(特にシャーク)も光太郎同様に
「こいつ、偽物か・・・?」
と疑念を持ち始めました。

Re[1]:「仮面ライダーBLACK RX」 第10話「ニセ者でドッキリ」 後編(12/08)  

ふて猫様
>折角クローンが成功したのに何故作戦が破綻したのでしょうか?

肝心な、クローンで具体的にどんなことをするかを決めずに作戦を始めちゃったことが原因でしょうね。

Re[1]:「仮面ライダーBLACK RX」 第10話「ニセ者でドッキリ」 後編(12/08)  

影の王子様
>派手に動くニセ玲子が3話のように「素足+ミニスカ」だったら
いい目の保養になったのに‼

そうですね。ま、いかにも80年代末のスタイルでしたが。

Re[1]:「仮面ライダーBLACK RX」 第10話「ニセ者でドッキリ」 後編(12/08)  

笑太郎様

そう言えば「サンバルカン」と同じでしたね。

ジャーク将軍  

東映の春映画が終了らしいので、映画でのジャーク将軍のまとめです。

2009年(これだけ夏)劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
仮面ライダーディエンドに射殺される

2011年 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
岩石大首領が起こした地割れに飲み込まれて、死亡?

2012年 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
シャドームーンと共にBLACK&光戦隊マスクマンと戦い、レッドマスクのキックで死亡

2014年 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
BLACKとRXのダブルキックで死亡

2015年 スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
お腹の出たRX[岡元次郎さん]のリボルクラッシュで死亡

シャドームーンはそれなりに「見せ場」があったのになぁ・・・差があり過ぎ。
まぁ「せっかくスーツ作ったから、使い倒そうぜ」ですが・・・

最初の2つはオリジナルの加藤精三さんで
倉田さんは「ディケイド」のアフレコで再会できて嬉しかったそうです。

第12話「夢の中の暗殺者」  

Aパート7:49(OPから累計9:19)玲子さんの豪快なパン チラがありました。
YouTubeで「キャプって」みましたが、かなり「絵になる」美味しさです。
高野槇さん(澄川さんのままでよかったのに)なので「安心のクオリティ」です!

しかし、玲子を操って「果物ナイフ」で「奴の息の根を止めるんだ」って怪人が馬鹿過ぎです。
改造人間の光太郎をねぇ・・・

Re:ジャーク将軍(12/08)  

影の王子様

わかりやすくまとめて頂きありがとうございます。
結構たくさん出てるんですね。

>最初の2つはオリジナルの加藤精三さんで
倉田さんは「ディケイド」のアフレコで再会できて嬉しかったそうです。

どんな感じだったのか見てみたいですね。

Re:第12話「夢の中の暗殺者」(12/08)  

影の王子様
>しかし、玲子を操って「果物ナイフ」で「奴の息の根を止めるんだ」って怪人が馬鹿過ぎです。

そうですね。突っ込みを入れるのを忘れてました。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー  

この作品での「悪のサミット」のシーンが好きです。
(なぜか?シャドームーンが背後に居る)大神官ダロムの隣のジャーク将軍が
(この2団体は人類を滅ぼしたいので)世界征服目的のショッカーに意義を唱えると
アポロガイストの背後に居るキングダークが「GODはショッカーに賛成する」
ジェネラルシャドウが「デルザー軍団も賛成しよう」
もう、堪りませんでした・・・

「春映画」もこうしたキャラ同士の掛け合いを大事にして、丁寧に作っておけばねぇ・・・

ぼくがかんがえた「仮面ライダーBLACK RX」の最終回  

クライシス城に乗り込もうとする光太郎たちと反政府ゲリラたち。
そこに立ちふさがる「クライシス復讐兵団」
しかし「ここは俺たちにまかせろ!」と10人ライダーが駆けつける。
各ライダーの必殺技が一体ずつ怪人どもを倒していく・・・

ジョーやゲリラたちがチャップを食い止める間、クライシス城の最上階にクライシス皇帝がいた。
ついにRXが対峙する。皇帝の正体は5万年前、創世王との闘いに破れたもう一人の世紀王!!
だが、皇帝の圧倒的なパワーにロボライダーもバイオライダーも通じない。

そこに死んだはずのシャドームーンが登場する!
2人のパワーの前に遂に皇帝は爆発する。しかし、このままでは怪魔界ごと消滅する。
「ここは俺が食い止める!行け!RX!」「シャドームーン、いや信彦!」

RXとジョーたちとゲリラは地球に戻った。怪魔界は無事だった・・・
ジョーとゲリラは怪魔界の再興に旅立ち、RXは先輩と世界に散る・・
しかし、それを見つめるシャドームーン。「次こそ決着をつけるぞ」

Re:オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(12/08)  

影の王子様
>もう、堪りませんでした・・・

自分もあのシーンはちょっと興奮しました。やっぱりヒーローモノは悪役が魅力的じゃないと。

Re:ぼくがかんがえた「仮面ライダーBLACK RX」の最終回(12/08)  

影の王子様

なかなか盛り上がりそうな結末ですね。でも結局シャドームーンが一番カッコイイんですよね。

どうせ「RX」にシャドームーンを出すのなら  

>でも結局シャドームーンが一番カッコイイんですよね。
「美味しいところは全部持っていって」なおかつ「誰にも倒されたくない」からRXを助ける
・・・というのが僕の理想です(あまりにも思い入れが過剰ですが)。

いまさらですが、10人ライダーを本編に出すのなら最終回だけにして欲しかった。
番組の最後に30秒のミニコーナーで過去映像を「紹介」して「登場を匂わせる」べきだった
(「結果何の役にも立たなかった特訓」シーンいらん!)。

連投失礼しました。

Re:どうせ「RX」にシャドームーンを出すのなら(12/08)  

影の王子様
>いまさらですが、10人ライダーを本編に出すのなら最終回だけにして欲しかった。

前にも書いた気がしますが、初めて予告編で過去のライダーが出てくると知った時は、思わず叫んでしまいました……。

期待が大きかっただけに、失望も大きかったです。自分のRXに対する評価が低いのも、その辺に原因があるのかも。

こんにちは

ニセ者は中身までは完全にコピーしきれないという典型的シーンがありましたな( ̄▽ ̄)

ちなみに、本話は仮面ライダーシリーズで昭和最後の放送回でもありました。

Re: こんにちは

コメントありがとうございます。

> ちなみに、本話は仮面ライダーシリーズで昭和最後の放送回でもありました。

そう言えばそうでしたね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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