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「スクール☆ウォーズ」 第21話「勇気なき者は去れ」 その2



 第21話「勇気なき者は去れ」(1985年3月2日)
 の続きです。

 年が明け、1月2日には二回戦が行われるが、

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 スタンドには約束どおり、ゆかりを連れた節子の姿もあった。

 すっかり花園の雰囲気に慣れた川浜は存分に実力を発揮して、42対3の大差で勝ち上がる。

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 川浜の勝利に娘と抱き合って喜びを分かち合う節子さん……って、あまりに綺麗なので思わず三枚も貼ってしまった。

 選手たち「少しは俺たちの画像も貼ってくれよ」
 管理人「やだ」

 川浜の快進撃に、川浜の教職員や生徒、地元の人たちは大喜びであったが、ひとりだけ逆に激怒して滝沢に文句を言いに来た人物がいた。内田である。

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 内田「どうして治男を試合に使ってくれないのだね。治男の何処が悪いと言うのだ? 親の贔屓目じゃないけど、どう考えても治男がだ、他のレギュラーより劣っているとは思えんのだ。一体何処が足りないと言うのかね?」

 宿舎に滝沢を訪ねた内田、赤ら顔をよりいっそう真っ赤にして怒鳴り散らしている。

 内田の次男である治男(勝の弟)は、二試合ともベンチの隅に座ったままで、試合に一度も出して貰えず、内田はそのことで談判に来たのである。

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 内田「事実、あんたは予選のときはずーっと治男を使ってきたじゃないか。どうも理由が分からんよ。実力が格段に落ちると言うのなら諦めもするが、どうも納得できんのだよ。どうだろうねえ、滝沢君、次の試合には治男を是非!」
 滝沢「できません」

 内田、いかに息子が頑張っているかを懇々と説明して頼むが、滝沢はにべもなく拒否する。

 滝沢「今の状態では治男君を試合に出すわけには行きません」
 内田「な、何故だ」
 滝沢「試合にはいつもベストメンバーで臨む、それが私のモットーだからです」
 内田「じゃあ治男はベストじゃないと言うのかね」

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 滝沢「はい」
 内田「いっ、いっ、よくもそんなことを……滝沢君! 一体誰のお陰でこうして試合が出来ると思ってるんだね。ああんっ? ろくに金もないこの貧乏なこのラクビー部のためにだ、市長と掛け合って特別な補助金を出させたのは、このワシなんだぞ!」
 滝沢「ご厚意は感謝しています。しかし、それとこれとは話が別です」
 内田「この恩知らずが!」

 ラグビー馬鹿の滝沢、相手が部の恩人だということも顧慮せず、頑なに持論を曲げようとはしないのだった。

 交渉決裂。内田はその足で川浜へとんぼ返りしてしまう。

 ところで、「市長に掛け合って」うんぬんと言うところ、冷静に考えたら、税金の私物化に近いよね。まあ、私利私欲の為ではないのだが……。

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 そんな穏やかならぬ一幕があったともつゆ知らず、選手たちはがやがやとフォーメーションの確認などをしていた。

 常にほっぺたがりんごのように赤い清美が可愛過ぎるのである!

 大木「おい、明日早いからよ、誰でもいいから先に風呂入って、早く寝ようぜ」

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 ほどよいところでみんなに声を掛け、大木が立ち上がる。

 その際、清美が顔を起こして、前髪を揺らしながら大木を見上げる仕草がとても可愛いのである!

 ついでに、清美の入浴シーンも撮っておいて欲しかったのだが……。

 その夜、滝沢に会いにまた客が来る。今度は相模一高の監督、ナチスジャガーこと勝又であった。

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 勝又は、次の試合の対戦相手である城南工業大付属の弱点を知らせにわざわざ来阪したらしい。

 相模一高は、去年、城南と戦って敗れているのだ。

 勝又「強いて欠点を挙げれば、やはりフォワードでしょう。主力選手がごっそり抜けて去年よりは確実に力が落ちています」
 滝沢「わかりました、ありがとうございます」

 ナレーターはそれを「ラガーマン同士の温かい友情」と美化しているが、それを言うなら城南の監督だってラガーマンなんだから、滝沢だけに助言すると言うのは、単なるズルなんじゃないの、と思ったりする管理人であった。

 まぁ、勝又のアドバイス程度のことなら、滝沢もとっくに承知していたかもしれないが……。

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 さて、いよいよ城南との試合の日となる。

 スタンドには節子、ゆかりの親子と一緒にその勝又の姿もあり、後ろには岩佐校長。

 昭和特撮マニアの管理人はつい、「奥さん、そいつの正体はナチスジャガーなんです! 油断したらいかん!」と、叫びたくなる。

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 味方が攻勢なので、嬉しそうな顔の滝沢先生。

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 敵が攻勢なので、悔しそうな顔の滝沢先生。

 わかりやすっ!

 川浜は勝又のアドバイスどおりフォワード戦に持ち込んで、格上の城南相手に互角の戦いを演じ、前半は互いに0点で折り返す。

 ハーフタイム、両監督の選手に対する専門的なアドバイスを聞いてみましょう。

 滝沢「いいぞ、この調子で行けば必ず後半チャンスが来る。引き締めて行け」

 江川「フォワード、お前たち何やってんだ。相手に押されてんじゃないか。もっとしっかりやれい!」

 ……

 これじゃあ何も言ってないのと同じだ。

 もっとも、滝沢は最後に「フルバックの動きには注意しろ。城南の司令塔はスタンドオフより、フルバックの曽根だ」と、珍しく具体的な指示を出す。

 後半開始早々、大木が根性のトライを決めるが、その後、末永と言う選手が足を負傷してしまう。

 滝沢はすぐメンバーチェンジを願い出る。

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 ベンチにいるリザーブたちを見て、誰を代わりに出すかしばし考え込む滝沢。

 治男は、試合中もずっとベンチの端っこに座り込んで俯いていたが、この時も、いかにも自信なさそうな表情であった。

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 滝沢「内田」
 治男「はいっ」

 滝沢、迷っていたが、その迷いを強引に振り切って治男を指名する。

 その途端、パッと明るい笑顔になって即答する治男。

 管理人、これを見ていて強い違和感を覚えた。何故なら、後に分かるように治男は敵にタックルすることに恐怖心を抱いていて、それが原因でレギュラーから外され、しかもそのことを本人も自覚している筈なのだ。

 だから、この場合は不安そうな表情のまま「はい」と答えるのが自然なのではないのだろうか?

 あるいは、治男が沈んでいたのは単に試合に出して貰えなかったからで、ラグビーに対する自信そのものは失っていなかったのかも知れないが……。

 どっちにしても、こんな大事な場面で名指しされて、緊張感のカケラもないこの底抜けの笑顔はなんか変な気がするのだが、管理人だけかなぁ?

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 さて、やっと息子がグラウンドに姿を見せたので、ずーっと仏頂面でスタンドにいた内田はたちまち機嫌を直し、立ち上がって、「治男ーっ! 頑張れよ、治男ーっ!」と、周囲も気にせず大声で声援を送る。

 もっとも、治男は素人目にも俊敏とは言えない動きを早速披露して、滝沢を不安にさせる。

 不安は的中した。

 治男はゴールに向かって走っていた相手にタックルしようとするが、怖くて思わず目をつぶってしまい、あっさりと逃げられてトライを決められる。

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 思わず溜息が出そうになる応援席の節子たち。

 そして、思わず溜息が出そうになるほど、節子さんは綺麗なのであった。

 試合の流れはこれで変わってしまい、その後も、治男はぶざまなタックルを仕掛けて敵にあしらわれていた。
 それを見て、滝沢は早くも敗戦を覚悟する。

 ……こういう場合、治男をまた別の人に交代できないのかな?

 結局、試合は36対4の完敗に終わる。

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 まるで玉音放送でも聴いているかのように落胆しているベンチの滝沢たち。

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 節子「すいません、折角応援に来て頂いたのに……」
 勝又「いやいや、善戦しましたよ。それに初出場でここまで来れたら立派なモンですよ」
 岩佐「負けは負けだ」
 勝又「……」
 岩佐「しかし滝沢君はどうして内田みたいな選手を使ったのかねえ」

 勝又の慰めの言葉を、ばっさり切って落とすと、岩佐は後ろで治男の父親が聞いているのを知ってか知らずか、ずけずけと敗因を指摘する。

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 内田、その言葉に一瞬険しい顔になるが、何も言い返せない。

 治男の投入が惨敗につながったことは、誰の目にも明らかだったからだ。

 その3へ続く。


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コメント

Re:「スクール☆ウォーズ」 第21話「勇気なき者は去れ」 その2(12/09)  

内田父は「親馬鹿」を通り越して「モンスターペアレント」の域ですね。
お金の件、坂上二郎が言うとシャレならないくらいいやらしい・・・

ナチスジャガー勝又よりもグラサンの江川の方が怖いです。
こんな監督いるんでしょうか?

内田弟の笑顔についてですが、「自分のことを分かっていない」馬鹿という描写だと解釈します。
事実、後で滝沢に延々と説教されるし・・・

Re:「スクール☆ウォーズ」 第21話「勇気なき者は去れ」 その2(12/09)  

恭子さん、きれいですね~。ゆかりちゃんもかわいいです。

内田、腹が立ちますね~。同じ名前として腹立たしい。血縁関係はありませんが、みなさんを不快にさせたことを謝罪いたします。

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第21話「勇気なき者は去れ」 その2(12/09)  

ふて猫様
>明らかに滝沢の采配ミスのような試合ですね

采配も何も、滝沢はラグビーのルール知らないですからねえ。

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第21話「勇気なき者は去れ」 その2(12/09)  

影の王子様
>内田弟の笑顔についてですが、「自分のことを分かっていない」馬鹿という描写だと解釈します。

なるほど、そうかも知れませんね。しかし、何度見てもあのシーンは変です。

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第21話「勇気なき者は去れ」 その2(12/09)  

Biromi様
>内田、腹が立ちますね~。同じ名前として腹立たしい。血縁関係はありませんが、みなさんを不快にさせたことを謝罪いたします。

そ、そうだったんですか。思わず吹いてしまいました。

花園ラグビー場での全国大会2回戦では42対3で石巻工業に勝った喜びも束の間、内田治男の父内田玄治が業を煮やして滝沢賢治が宿泊中の旅館に行こうとすると内田治男の兄貴内田勝が父を宥めます。内田玄治が旅館に行って内田治男を試合から外した滝沢賢治を咎めると滝沢賢治は内田玄治の要求をきっぱりと断りました。何故なら、試合にはいつもベストメンバーで臨むのが私のモットーだからです。部員全員試合を終えて旅館に帰って夕食後余暇を過ごしている時に内田治男を仲間外れにしました。相模一高ラグビー部監督勝又欣吾が滝沢賢治が宿泊中の旅館を訪問します。翌朝川浜高校は城南工大高との決勝戦を迎えました。前半戦は1点も取れなかったが同点に受けて済ませました。客席からは内田治男の父内田玄治の顔も見えました。後半戦ではトライを1回しか決めれないまま末永守人が膝を負傷して途中退場を余儀無くされました。急病人或いは負傷者が出た時だけメンバーチェンジは認められています。滝沢賢治が内田治男を末永守人の代理人に選んだ結果は内田治男がタックルを怖がったスキに城南工大高の曽根が楽勝でトライを決めました。レフリーのノーサイドの笛が鳴って36対4で逆転ボロ負けして悔し涙を呑みました。2代目校長岩佐邦靖は滝沢賢治が内田治男を末永守人の代理人に選んだ事で呆れ返りました。内田玄治は次男が試合に出場出来れば他のメンバーはどうでも良いとぶっきらぼうでした。滝沢賢治が他のメンバーを選んだら全国大会初出場と同時に初優勝かと思っていました。全国大会初出場と同時に決勝戦まで来れた事とスカート捲りの回想シーンが無かった事だけが幸いでした。

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