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「スクール☆ウォーズ」 第22話「勝ってから泣け」 その1



 第22話「勝ってから泣け」(1985年3月9日)

 冒頭、前回のラストで人知れず猛特訓を重ねていた内田治男が、一回り大きくなって滝沢の元へ帰ってくる。

 多分、誰も興味ないと思うが……。

 その数日後、部室では清美たちの司会で、引退した大木に代わる新たなキャプテンの選出が選手の互選によって行われていた。

 部の伝統として、キャプテンの決定には顧問はノータッチとなっているので、滝沢は同じ時間、客のいない新楽で時間を潰していた。

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 下田「心配って何がです?」
 滝沢「はぁ、新キャプテンのことですよ、去年は大助、その前はおたくの光男君だったでしょ? 二人ともタイプは違いますが、部員たちをぐいぐい引っ張っていくだけの力を持ってた。そこに行くと今年は、素質的には優秀な連中が揃ってるんですが、全体にちょっと大人し過ぎるんですよ」

 滝沢、下田に常々抱いていた悩みを率直に打ち明ける。

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 やがて、清美たちが店に来る。

 明子「一応、決まることは決まったんですけど……」
 滝沢「誰なんだ?」
 清美「なかやまきんに君です」
 滝沢「誰だ、そいつ?」
 清美「さあ……」

 じゃなくて、

 清美「平山君です。でも本人はどうしてもイヤだって」
 下田「なんでえ、キャプテンに選ばれるなんて名誉なことじゃねえか」
 清美「私はそう思うんだけど、彼はほら、職人肌だから」

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 下田「職人肌ぁ? なーっ、てことはつまり、てめえの仕事にだけ打ち込みたいってわけか?
 明子「そうそう、それ、彼さあ、城南の曽根って選手にすっごいライバル意識燃やしてるんだよねえ」

 滝沢、明子の言葉に、反射的にこの前の全国大会で対戦した城南のフルバック・曽根の超高校級のプレーと、試合後、平山が曽根に対するライバル心を隠そうともせず熱い涙を滾らせていたことを思い出す。

 明子「だから、それに負けない選手になる為にはキャプテンなんて余計な仕事背負い込みたくないわけ」
 下田「そういうの勝手ってんだろ。ラグビーの基本精神はなんたってワンフォアオールなんだから」

 したり顔で平山のことを身勝手だなどと非難する下田であったが、滝沢は内心、(少なくとも、自分の仕事に打ち込んでるだけ、お前よりは立派だよ!)と、普段から真面目に働いてない下田にツッコミを入れるのだった。

 そこへ栗原が、慌てた様子で飛び込んでくる。

 栗原「先生、大変です!」
 滝沢「どうしたんだ?」
 栗原「NHKの集金です」
 滝沢「なにぃっ、よし、みんな居留守を使うんだ!」

 じゃなくて、そろそろ就職すると言うのにまるっきり人間的進歩を見せない大木が、その平山に食って掛かっているというのだ。

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 食って掛かると言うより、滝沢たちが駆けつけたときには、既に大木は平山をボッコボコに殴っていた。

 それはそれとして、いかにも女の子らしい走り方で走ってくる清美が可愛いのである!

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 大木「だってこいつがよ、キャプテンみてえなつまんねえ仕事やりたくねえなんてぬかしやがるからよ!」

 それにしても大木、中学のときからヤンキー喋りが全く改善していない。

 「ぬかしやがる」て……。

 そんな大木の姿を間近に見て、滝沢、卑しくも教育者として恥ずかしいと思わないのだろうか?

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 平山「そんなこと言ってません。ただ、俺には向いてないんじゃないかと……」
 大木「同じことじゃねえか、この野郎!」

 因縁のつけ方がもうほとんどヤクザである。

 つまり、大木のヤンキー翻訳機にかかると、

 「キャプテンの仕事は自分には向いてない」→「キャプテンみてえなつまんねえ仕事やりたくねえ」と言うことになるらしい。

 滝沢、大木がいたらまとまる話もまとまらなくなるので、少し離れたところで平山とじっくり話し合う。

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 滝沢「お前は城南の曽根に強いライバル意識を持っている。そうだろう?」
 平山「……」
 滝沢「お前は曽根に負けないプレーヤーになるために、キャプテンと言う雑事にとらわれず、自分の練習だけに打ち込みたい、そう思ってんだろう? 平山、お前、それでもラガーマンか?」
 平山「……」
 滝沢「ラグビーの基本精神とは何だ?」
 平山「それは……」
 滝沢「そうだっ! ワンフォアオール、オールフォアワン、俺はこの言葉を口が酸っぱくなるほどお前たちに言い続けてきた。なのにお前には全然分かってないな?(中略)キャプテンは重荷かも知れん。だがな、平山、みんなはお前ならその役目を果たしてくれる。きっと自分たちを引っ張ってってくれるだろう、そう信じたからお前を選んだんだ、そうだろう? その期待をお前は自分ひとりのエゴで裏切っても良いのか? お前、それでもラガーマンか?」

 滝沢、およそ独創性のカケラもない説教をかますが、説教した本人が一番驚いたことには、それで平山はあっさり深く反省して翻意してしまうのである!

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 平山「キャプテン!」
 大木「俺はもうキャプテンじゃねえよ、キャプテンはお前だ、そうだろう?」
 平山「はい、すいませんでした。俺、キャプテンをやらせて貰います!」

 ……ま、これ以上ごたごた言うと、大木に殴り殺される危険性があるからね。

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 その後、「やれやれ、先生、これでいいんでしょ?」的な笑みを滝沢にだけ向ける大木であったが、このキメ顔は、松村さんにしてはちょっとカッコ悪かった。

 ここで早くもOPとなる。

 なお、今回気付いたのだが、一時、OPから消えていた、

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 伝説の豪快スカートめくりカットが復活していた。

 やはり、一部男性視聴者からの抗議電話が殺到したのだろうか?

 OP後、大木が就職予定だった川浜電機から、内定取り消しの通知が届く。

 川浜電機には、強豪の社会人ラグビーチームがあり、大木も選手としての活躍を期待されていたのだ。

 大木からそのことを知らされた滝沢は、早速、川浜電機にその事情をただしに行く。

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 人事部長(?)「申し訳ありませんが、実はラグビー部を休部することになりましてね、事実上は、解散と言うことです」
 滝沢「何故、急にまた?」
 人事部長「そりゃま、いろいろと事情がありましてね……そういうわけでして、大木君の採用は見合わせるということで……」
 滝沢「ちょっと待ってください。一度は採用予定だったものをそう簡単に……」

 すぐに腰を浮かそうとする部長を、滝沢も必死に引き止めて食い下がるが、

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 人事部長「先生! こう言っちゃ何ですが、大木君はうちにラグビーがあればこそ必要な人間だったんです、それくらいはお分かりでしょう?」
 滝沢「……」

 要するに、大木はラグビー部員として求められていただけで、社員として当てにされていたわけではないと言うのだ。

 そこを突かれると、大木にこの3年間ラグビーばっかりやらせてきた滝沢にはぐうの音も出ない。

 ところで「ぐうの音」ってなんですか? さあ。

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 節子「ひどいわねえ、それじゃあ大木君、ラクビー以外何も出来ないみたいじゃない」

 家に帰ってそのことを話すと、節子さんにも痛いところを突かれる滝沢であった。

 あと、「ラグビー以外何も出来ない」=「ラグビー馬鹿」の滝沢のことを言ってるようにも聞こえる……。

 節子「そのこと、大木君に話したの?」
 滝沢「そんなこと言ってみろ、あの火の玉小僧、また何をしでかすか分かったもんじゃない」

 そんな奴、就職させんなよ……。

 思い余った滝沢、かつてラグビー部の監督して誘われたことのある東北製鉄と言う会社の永井と言う男を訪ねる。幸いなことに、現在、永井は東京支社の総務部長におさまっていた。

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 永井「大木大助ね、名前は聞いてますよ。荒削りだが、なかなか有望な選手だそうじゃないですか」
 滝沢「ええ、うまく育てば、全日本クラスの選手になる素材だと思うんですが」

 滝沢の話し方が、まるで酪農家が食肉用の仔牛の品評でもしてるように聞こえて仕方ない。

 滝沢、単刀直入に、大木をその会社で採用して欲しいと頼むが、意外にも永井は二つ返事でOKしてくれる。

 だが、それには、滝沢も監督して東北製鉄に来ると言う条件が付いていた。

 永井「本気ですよ、私は……あれはもう何年前になりますかなぁ、あなたを勧誘に行って見事に断られたのは……いや、しかし、私はまだ諦めてはいないんですよ、それどころか、川浜ラグビー部をここまで育て上げたあなたの手腕を見てますます惚れ直してるんですよ」
 滝沢「はぁ」
 永井「どうですか、滝沢さん、もう一度考えてくれませんか?」

 永井は、今度は日本一の社会人チームを作り上げようじゃありませんかと、滝沢の野心をくすぐるような殺し文句を並べるが、

 滝沢「お断りします。ご好意は感謝します。しかし私は今の学校でまだやりたいことが山ほど残ってます。あなたは私の学校を全国有数の強豪校だと仰いましたが、私に言わせればうちのラグビー部などまだひよっこです。そのひよっこたちを鍛えて、全国制覇を成し遂げるのが私の夢なんです」

 滝沢はまた、ラグビー部の監督である前に、ひとりの教師でありたいなどと、「どの口で言うとるんだ?」と言う感じのカッコイイ台詞を付け足して、永井の申し出をきっぱり断るのだった。

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 滝沢が帰宅すると、節子さんがドアを開けて迎えてくれる。

 考えたら、いつもこんな美人の奥さんが出迎えてくれる滝沢って、紛れもない人生の勝ち組だよね。

 なんか、腹立ってきた……。

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 節子「駄目だったの、やっぱり

 奥さん、「やっぱり」はちょっと失礼なのでは?

 「ラグビー馬鹿のあなたに最初からそんなこと期待してなかったわ」と、言外に言ってるようで。

 滝沢「ああ、頼みに行く方が虫が良過ぎたのかも知れん」
 節子「でも、それじゃ、大木君は……そうだわ、あなた、名村さんにお願いしてみたら?」

 節子、ひょんなことから知り合いになった財界の大物・名村のケンちゃんに縋ってみては? と提案する。

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 大木「悪いけど、そいつは駄目だ」
 滝沢「やっぱり、イヤか? 大助、お前、まだ昔のことが……」
 大木「違う! おやじのことはあれで終わりにしたんだ。そりゃあの人に頼めば、良い仕事世話してくれると思うけどよ、それじゃあやっぱりおやじの一件をカタに取ったってことになると思うんだ」

 大木、母親の手術費用も出して貰っているから、これ以上甘える訳には行かないと滝沢の申し出を蹴る。

 大木「大丈夫だよ、先生、いざとなりゃあ今までのバイト先でこのまま使って貰っても良いし、なんとかなるって……」

 心配そうな顔の滝沢を、当の大木がわざと明るい声で励ます。

 その2へ続く。


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コメント

Re:「スクール☆ウォーズ」 第22話「勝ってから泣け」 その1(12/30)  

更新お疲れ様です。

昨日「スクール☆ウォーズ」ラスト3話をイッキ見しましたが
「平山、顔濃いなぁ・・・これが高校生か?」「清美はホントに可愛いなぁ」
「岡田奈々さん、最高!」と思いつつ見てました。
ただ、この20話代の「100を1000にする」展開よりも
初期の「マイナス100を0まで引き上げる」展開の方が燃えますね!

>いつもこんな美人の奥さんが出迎えてくれる滝沢って、紛れもない人生の勝ち組だよね。
まぁ、元全日本代表選手ですしね。もし岡田奈々さんならエスタブリッシュメントです!

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第22話「勝ってから泣け」 その1(12/30)  

ふて猫様
>やはり大木にとっては殴らないとキャラが立たない存在ですね

ま、物分りの良い大木なんて大木じゃないですからね。

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第22話「勝ってから泣け」 その1(12/30)  

影の王子様
>更新お疲れ様です。

ありがとうございます。

>ただ、この20話代の「100を1000にする」展開よりも
初期の「マイナス100を0まで引き上げる」展開の方が燃えますね!

そうですよね。やっぱり一番面白いのは前半ですね。

Re:「スクール☆ウォーズ」 第22話「勝ってから泣け」 その1(12/30)  

あけましておめでとうございます。
昨年も大変管理人様のブログを楽しませていただきました。
更新、大変でしょうに、本当にありがとうございます。
無理のない範囲で更新してくださいね~!


どうしようもない大木ですが(どうしようもないので、朝男ではなく大木と呼びます)
>違う! おやじのことはあれで終わりにしたんだ。そりゃあの人に頼めば、良い仕事世話してくれると思うけどよ、それじゃあやっぱりおやじの一件をカタに取ったってことになると思うんだ

このセリフはかっこよいです~。朝男魂が見えました。てっきり大木が全国制覇するんだと思ってましたけど、その後だったんですね。

>まるで酪農家が食肉用の仔牛の品評でもしてるように聞こえて仕方ない

新年一発目の爆笑ポイントでした。

今年もよろしくお願いいたします!

Re[1]:「スクール☆ウォーズ」 第22話「勝ってから泣け」 その1(12/30)  

Biromi様
>あけましておめでとうございます。
昨年も大変管理人様のブログを楽しませていただきました。
更新、大変でしょうに、本当にありがとうございます。
無理のない範囲で更新してくださいね~!

あけましておめでとうございます。
お気遣い、いつもありがとうございます。

>新年一発目の爆笑ポイントでした。

今年もよろしくお願いいたします!

ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

城南工大高に負けて退部した内田治男は全国大会において急に気が抜けたか自分自身に負けた事を反省し神社に行って1本の木に向かってタックル猛練習を繰り返した翌朝川浜高校職員室にて滝沢賢治にもう一度ラグビーをやらせてほしいと頼ます。滝沢賢治は喜んで内田治男を迎え入れました。5代目キャプテンは平山誠が選ばれたにも関わらず平山誠はキャプテンになる事を躊躇いました。キャプテンになりたくないのは自分勝手でした。栗原晃が滝沢賢治と杉本清美と西村明子を河原に呼び出すと大木大助が平山誠に殴りかかります。滝沢賢治は大木大助を制止し平山誠の身勝手を指摘します。平山誠が改めてキャプテンを引き受けた喜びも束の間、大木大助は一旦決まった筈の就職内定を取り消され宮城県仙台市に住み込みで働かなければなりません。回想シーンでは、川浜高校の教室にて女子高生1人が椅子と机を運んでいる時にいきなり後ろから男子高校生1人が女子高生1人のスカート捲って大好き!女子高生1人が可愛いピンクのもっとこんなに非常に極小ビキニショーツ穿いて大好き!女子高生1人の可愛いピンクのもっとこんなに非常に極小ビキニショーツ大好き!女子高生1人の可愛いピンクのもっとこんなに非常に極小ビキニショーツが可愛いもっとこんなに非常に形が良いムチムチのお尻にもっとこんなに非常に深すぎるようにもっとこんなに非常に食い込み過ぎて大好き!女子高生1人のもっとこんなに非常に形が良いムチムチのお尻にもっとこんなに非常に深すぎるようにもっとこんなに非常に食い込み過ぎる可愛いピンクのもっとこんなに非常に極小ビキニショーツ大好き!女子高生1人の可愛いもっとこんなに非常に形が良いムチムチのお尻大好き!女子高生1人の可愛いもっとこんなに非常に形が良いムチムチのお尻の匂いもっとこんなに非常に強過ぎて大好き!女子高生1人の可愛いもっとこんなに非常に形が良いムチムチのお尻のもっとこんなに非常に強過ぎる匂い嗅いで大好き!女子高生1人の可愛いピンクのもっとこんなに非常に極小ビキニショーツの匂いもっとこんなに非常に強過ぎて大好き!女子高生1人の可愛いピンクのもっとこんなに非常に極小ビキニショーツのもっとこんなに非常に強過ぎる匂い嗅いで大好き!

Re: タイトルなし

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