コメント
Re:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
本当に感動の一篇ですよね!
悪の非情さ、そして戦うことの意義がこれほど鮮明に描かれた作品も珍しいです。
今さらですが、石ノ森先生の60年という生涯はあまりにも短すぎました。
また、「仮面ライダー」というネームバリューばかりが巨大化し過ぎる一方
先生の作品が正当に評価されていない感じがするのが気掛かりです。
悪の非情さ、そして戦うことの意義がこれほど鮮明に描かれた作品も珍しいです。
今さらですが、石ノ森先生の60年という生涯はあまりにも短すぎました。
また、「仮面ライダー」というネームバリューばかりが巨大化し過ぎる一方
先生の作品が正当に評価されていない感じがするのが気掛かりです。
Re:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
石ノ森さんが、直々に監督を担当したものと言えばやはり「仮面ライダー」のイソギンジャガーのお話が真っ先に思い浮かびます。そこでもここに観るお母さんをバラバンバラにされた五郎同様、お父さんをイソギンジャガーに改造されてしまった女の子がメインゲストとなっていましたが、そこでの仮面ライダーはあくまで第三者の立場からゲルショッカーに立ち向かい、イソギンジャガーをライダーポイントキックなる技で倒し、元のお父さんさんに戻すと言う円満解決になっていました。
それに対し、バラバンバラは紛れもない主人公五郎の実のお母さんであり、ラストで彼女とはバンバの所為で死別すると言う点などイソギンジャガーのお話を超える大悲劇となっているのが秀逸です!!
それに対し、バラバンバラは紛れもない主人公五郎の実のお母さんであり、ラストで彼女とはバンバの所為で死別すると言う点などイソギンジャガーのお話を超える大悲劇となっているのが秀逸です!!
Re:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
石ノ森先生の演出には,やはり構図などの点で,普段の職人監督さんたちとは(よくも悪くも)一味ちがうものがありますね。そしてこの回は,母との死別というテーマが重いですね。このあとの回で何度か,渡五郎が,新人類に母を殺されるような辛い目にあうのは自分だけでたくさんだ,という意味の述懐をしますし,普通の一話完結の話とは異なる特別な意味合いがあるように思います。新人類の手先となっている女を,自分の意思で新人類になったのではないかもしれないと思って助けようとする第14話などは特に,この第11話とのつながりが強く感じられます。(この回のレビューも楽しみに気長にお待ちします。)
なお余談ですが,最近,市川雷蔵主演の古い大映の映画を多く見ていて,雷蔵主演のシリーズ物の1つ,「陸軍中野学校」の全5作を見ました。このシリーズ,アクションやお色気の要素はうすい,いたって生真面目なスパイ物なのですが,和製007といった趣きが個人的にはお気に入りです。そのシリーズ最終作「陸軍中野学校 開戦前夜」という作品に,今回のイナズマンのゲストの浜田ゆう子さんが,諜報活動をする芸者,というなかなか重要な役どころで出演されていて魅力的でした。
なお余談ですが,最近,市川雷蔵主演の古い大映の映画を多く見ていて,雷蔵主演のシリーズ物の1つ,「陸軍中野学校」の全5作を見ました。このシリーズ,アクションやお色気の要素はうすい,いたって生真面目なスパイ物なのですが,和製007といった趣きが個人的にはお気に入りです。そのシリーズ最終作「陸軍中野学校 開戦前夜」という作品に,今回のイナズマンのゲストの浜田ゆう子さんが,諜報活動をする芸者,というなかなか重要な役どころで出演されていて魅力的でした。
Re[1]:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
ふて猫様
>確かに前半(第1話〜第10話)まではお笑い路線でしたが、
お笑い路線じゃないと思いますが、仮面ライダーと大差のない内容でしたね。
>確かに前半(第1話〜第10話)まではお笑い路線でしたが、
お笑い路線じゃないと思いますが、仮面ライダーと大差のない内容でしたね。
Re[1]:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
影の王子様
>今さらですが、石ノ森先生の60年という生涯はあまりにも短すぎました。
そう言う偉才の人ほど早死にするのは神様が天国へ早く呼ぼうとするからだそうです。
>また、「仮面ライダー」というネームバリューばかりが巨大化し過ぎる一方
先生の作品が正当に評価されていない感じがするのが気掛かりです。
そうですね。かく言う自分も先生の漫画はほとんど読んだことがないのが恥ずかしい限りです。
>今さらですが、石ノ森先生の60年という生涯はあまりにも短すぎました。
そう言う偉才の人ほど早死にするのは神様が天国へ早く呼ぼうとするからだそうです。
>また、「仮面ライダー」というネームバリューばかりが巨大化し過ぎる一方
先生の作品が正当に評価されていない感じがするのが気掛かりです。
そうですね。かく言う自分も先生の漫画はほとんど読んだことがないのが恥ずかしい限りです。
Re[1]:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
笑太郎様
>それに対し、バラバンバラは紛れもない主人公五郎の実のお母さんであり、ラストで彼女とはバンバの所為で死別すると言う点などイソギンジャガーのお話を超える大悲劇となっているのが秀逸です!!
やっぱり「イナズマン」の魅力はこのハードさですよね。
>それに対し、バラバンバラは紛れもない主人公五郎の実のお母さんであり、ラストで彼女とはバンバの所為で死別すると言う点などイソギンジャガーのお話を超える大悲劇となっているのが秀逸です!!
やっぱり「イナズマン」の魅力はこのハードさですよね。
Re[1]:「イナズマン」 第11話「バラバンバラはイナズマンの母」 後編(10/11)
くりやまいちろう様
コメントありがとうございます。
>そのシリーズ最終作「陸軍中野学校 開戦前夜」という作品に,今回のイナズマンのゲストの浜田ゆう子さんが,諜報活動をする芸者,というなかなか重要な役どころで出演されていて魅力的でした。
情報ありがとうございます。さすがにそのシリーズは見たことないですが、ちょっと興味がわいてきました。
コメントありがとうございます。
>そのシリーズ最終作「陸軍中野学校 開戦前夜」という作品に,今回のイナズマンのゲストの浜田ゆう子さんが,諜報活動をする芸者,というなかなか重要な役どころで出演されていて魅力的でした。
情報ありがとうございます。さすがにそのシリーズは見たことないですが、ちょっと興味がわいてきました。
No title
前の第10話が突っ込みどころの多い回だったので、この回は素晴らしい回になりました。
Re: No title
そうですね。「イナズマン」の中では最高傑作でしょうね。
No title
(1)自分はこの回はストーリーよりも超能力の描写に関心しました。他の回でイナズマンが使った技は超能力というより魔法としか思えないものばかりですがこの第11話で使われた瞬間移動や念力パンチ、念力キック、念力チョップそして念力飛ばしはいかにも超能力という感じで良かったです。他の技、能力が使われなくてもいいので上記の技(瞬間移動と念力パンチ、念力キック、念力チョップそして念力飛ばし)を全話通して使ってほしかったです。
(2)この回はそれまで一切描写のなかったのに五郎がバラのペンダントを持っているという設定がいきなり出てきたのがどうかとおもいました。
(3)この回からイナズマンはどんどんハード路線になっていきますが僕は第10話までの単純明快な怪奇キャラクター路線を最後まで貫いてほしかったです。やはり特撮もので超能力ヒーローなんですからストーリーよりも超能力の描写などの特撮の方に力を入れてほしかったです。
(2)この回はそれまで一切描写のなかったのに五郎がバラのペンダントを持っているという設定がいきなり出てきたのがどうかとおもいました。
(3)この回からイナズマンはどんどんハード路線になっていきますが僕は第10話までの単純明快な怪奇キャラクター路線を最後まで貫いてほしかったです。やはり特撮もので超能力ヒーローなんですからストーリーよりも超能力の描写などの特撮の方に力を入れてほしかったです。
Re: No title
> (1)自分はこの回はストーリーよりも超能力の描写に関心しました。他の回でイナズマンが使った技は超能力というより魔法としか思えないものばかりですがこの第11話で使われた瞬間移動や念力パンチ、念力キック、念力チョップそして念力飛ばしはいかにも超能力という感じで良かったです。他の技、能力が使われなくてもいいので上記の技(瞬間移動と念力パンチ、念力キック、念力チョップそして念力飛ばし)を全話通して使ってほしかったです。
そうですね。
> (2)この回はそれまで一切描写のなかったのに五郎がバラのペンダントを持っているという設定がいきなり出てきたのがどうかとおもいました。
まあ、昔の特撮ではありがちの突っ込みですね。
> (3)この回からイナズマンはどんどんハード路線になっていきますが僕は第10話までの単純明快な怪奇キャラクター路線を最後まで貫いてほしかったです。やはり特撮もので超能力ヒーローなんですからストーリーよりも超能力の描写などの特撮の方に力を入れてほしかったです。
自分はハード路線の方が好きですね。
そうですね。
> (2)この回はそれまで一切描写のなかったのに五郎がバラのペンダントを持っているという設定がいきなり出てきたのがどうかとおもいました。
まあ、昔の特撮ではありがちの突っ込みですね。
> (3)この回からイナズマンはどんどんハード路線になっていきますが僕は第10話までの単純明快な怪奇キャラクター路線を最後まで貫いてほしかったです。やはり特撮もので超能力ヒーローなんですからストーリーよりも超能力の描写などの特撮の方に力を入れてほしかったです。
自分はハード路線の方が好きですね。
No title
僕はこの回にかんしてはストーリーよりも超能力の描写に関心しました。他の回でイナズマンが使った技は逆転チェストなど超能力というより魔法としか思えないものばかりですがこの第11話で使われた瞬間移動や念力パンチ、念力キック、念力チョップそして念力飛ばしはいかにも超能力という感じで良かったです。他の技、能力が使われなくてもいいので上記の技を全話通して使ってほしかったです。
Re: No title
そうでしたか。自分はハードなストーリーの方に目を奪われて、あまりそう言う描写には関心が湧きませんでした。
美魔女?
五郎の母親(シノブ)はどうも美魔女のような若さですね😅当時の伴さんの年齢と8歳ぐらいしか変わらないのでどうも母親というよりは姉の方が違和感は無いと思いますね
Re: 美魔女?
色っぽいですよね。
愛のテーマ
>「やめろ、母さん、15年前の優しい母さんに戻るんだ。母さんは指令回路で操られているだけなんだ。このペンダントを見てくれ、忘れたのか? 俺は五郎だ、母さんの息子の五郎だ!」
ここのBGM、イナズマン「愛のテーマ」といってイナズマンを揶揄する時に使われる例のBGMというやつです。愛のテーマは、ジャッカーやギャバンにも流用されました。ジャッカーでは志穂美悦子さんが大葉さん演じる弟との思い出を回想するシーン、ギャバンではボイサー死去のシーンで流れ、ギャバンのクライマックスを盛り上げたBGMとして記憶している人のほうが多かったりするのではないでしょうか。
ここのBGM、イナズマン「愛のテーマ」といってイナズマンを揶揄する時に使われる例のBGMというやつです。愛のテーマは、ジャッカーやギャバンにも流用されました。ジャッカーでは志穂美悦子さんが大葉さん演じる弟との思い出を回想するシーン、ギャバンではボイサー死去のシーンで流れ、ギャバンのクライマックスを盛り上げたBGMとして記憶している人のほうが多かったりするのではないでしょうか。
Re: 愛のテーマ
> ここのBGM、イナズマン「愛のテーマ」といってイナズマンを揶揄する時に使われる例のBGMというやつです。愛のテーマは、ジャッカーやギャバンにも流用されました。ジャッカーでは志穂美悦子さんが大葉さん演じる弟との思い出を回想するシーン、ギャバンではボイサー死去のシーンで流れ、ギャバンのクライマックスを盛り上げたBGMとして記憶している人のほうが多かったりするのではないでしょうか。
そうなんですか。それだけ言われてもどんな曲かさっぱり思いつかない私はほんとに記憶力が悪いです。
そうなんですか。それだけ言われてもどんな曲かさっぱり思いつかない私はほんとに記憶力が悪いです。
初代ライダーとイナズマンの比較
ライダーとイナズマンの作風の違いを記したレビューに「愛のテーマ」を例のBGMという風に揶揄する文章がありまして、サントラと本話を見て、ああこれのことねと分かった次第です。挿入歌メロディーを除くとこれが一番使用頻度が高いのではないかというところです。五郎が女性ゲストを説得するシーンを揶揄する人が多いというところを理解していただければ良いでしょう。音源ないとわかりにくいでしょうから。
葛藤
流石の五郎も実の母親が目の前に現れては普段とは違う展開にならざる負えないのは仕方ない事ですね😅他の方がこの作品がイナズマンシリーズの最高傑作だと仰っておりましたが、小生もとても良い作品だと思いますね😄
BSでピックアップ
2008年の石ノ森章太郎特集でピックアップされました。
初見は傑作選形式のVHS版でした。
初見は傑作選形式のVHS版でした。
Re: 初代ライダーとイナズマンの比較
返信ありがとうございます。
あとで実際にDVDを見ておきます。
あとで実際にDVDを見ておきます。
Re: 葛藤
感動的ですよね。
Re: BSでピックアップ
納得のチョイスですね。